JPS6036402A - 農薬組成物 - Google Patents

農薬組成物

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JPS6036402A
JPS6036402A JP14611383A JP14611383A JPS6036402A JP S6036402 A JPS6036402 A JP S6036402A JP 14611383 A JP14611383 A JP 14611383A JP 14611383 A JP14611383 A JP 14611383A JP S6036402 A JPS6036402 A JP S6036402A
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明 宮崎
Yasuo Endo
遠藤 靖夫
Katsumi Suzuki
克美 鈴木
Shigeki Kio
茂樹 木尾
Kozo Tsuji
辻 孝三
Manabu Tagami
学 田上
Yukikazu Okamoto
岡本 幸和
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NICHIDEN KAGAKU KK
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NICHIDEN KAGAKU KK
Nippon Starch Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は農薬組成物、さらに詳しくは、特定の基材を用
い、水で希釈した際に谷筋に乳化する粉末状の農薬組成
物に関するものである。
I4薬乳剤は農薬活性成分と界面活性剤を有機溶媒に溶
解し、均一な溶液としたもので取扱0力)簡単であり効
力か高いので広(用いられている剤型である。
しかし、この乳剤は有機溶媒を含んでおり、危険物とな
るため危険物取締法の規制を受け、その取扱い、輸送、
保管などの面で種々の制約を受ける上、そのための費用
も高くつくことになる。。
さらに、このような乳剤を水で稀釈して散布した場合、
有機溶媒か大気中に多量に揮散することになり大気汚染
や臭気の原因になる。
また、ある種の溶媒では、植物体への薬害を生ずること
かある。
さらに、容器として通常、カラスピンが用いられている
か、その廃棄も問題となっている。
このような欠点を改善するために、乳剤の粉末化が押々
検洞されてきた。たとえは、澱粉、セルロース粉末、尿
素、コルク粉末、フ11(機珪酸塩類、11型ツ:1(
水石11などをlj!:+4にし、それに乳剤を吸着さ
せる方法か報告されているか、これらは吸着能か小さい
ため、流動性のある粉末乳剤を得ようと4−ると、吸石
させる乳剤の111−は10〜20%以下に制限しなけ
れはならない。その」二、粉末乳剤を水で稀釈した際の
乳化性も不十分である。
また、フドウ糖含有量(1) 1:、 ) 1 s以下
の澱粉rJll水分!’Iノl’物の乾燥粉末を用いた
粉末化した農薬乳剤が提案されている(特開昭57 1
09702)か、この場合には、この乾燥粉末か脆弱な
ために!、’j: +4を吸7qさせる」−程やその後
の保存、輸送時に粉末か破壊され液ぬ1れを生しやすい
。さらに、DEが18以下であるため、農薬活性成分や
界面活性剤を吸着させて得られた粉末乳剤の水溶性か劣
り水溶性の良好な製品か得られないなどの欠点がある。
本発明者らはこのような欠点の改善されたすくれた乳化
性を有する粉末状、のj瓜薬組成物を1;11発すべく
鋭意検討した結果、澱粉加水分解物の水溶液中に、ある
種の高分子物質を存在させ、ドラムドライヤーで乾燥し
て得られる粉末を用いることによってかかる目的を達成
できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、イ殿粉加水分解物の水溶液11月こある種の
高分子物質を存在させ、ドラムドライヤーで乾燥して得
られる液状物質粉末化用基利は、嵩高く、比容積が大き
く、高い液状物質及層目ヒを示し、かつ、強度の高い粉
末が得られ、しかも、約30までもの高いI) Iζを
有する澱粉加水分解物を用いても支障なくドラムドライ
ヤー乾燥が行なえ、強度および吸着能か高いため、農薬
活性成分または農薬活性成分と界面活性剤とを吸着させ
た際、液翻れなとの欠点のない、水溶性の向上した農薬
組成物か得られる。
本発明で用いる澱粉加水分解物は、馬鈴薯澱粉、トウモ
ロコツ澱粉、モチ]・ウモロコシill/)、甘藷澱粉
、小麦澱粉、米澱粉、タピオカ澱粉、サゴ澱粉等の天然
澱粉、アミロースやアミロペクチン分画物、エーテル化
澱粉、エステル化l殿扮、架橋搬面、酸1し澱粉、酸処
理化澱粉、クラフト化澱粉等の化Jlli殿粉などの各
種の澱粉およびその誘導体を′諸法に従つ−C酸分解、
アルカリ分解、酵素分解またはこれらの絹合せによって
加水分解したものでよく、乾燥粉末化の観点から、1)
E約30以下、叫當、1目・、約5〜30の゛ものか好
ましく、特に、rik状物質を吸イーさせた製品の水溶
性向上の観点かり、、1)E約20〜30のものが好ま
しい。
f4お、ここでいうI)Eとは、無水固形分中の還ノー
ニt1.’i !iXの比で、還元糖;「)は、東京大
学農芸化学教室(I+!、実験農芸化学、改訂版、下巻
638〜639頁および伺表第3表(昭和38年、朝倉
書店発行)の記載に従って7エーリンクレーマンシヨー
ル法により測定したものである。
高分子物質としては、アルギン酸ナトリウム、寒天、カ
ラギーナン、ファーセランなどの海藻抽出物、ローカス
トビーンガム、グアーガム、クマリンドのような植物性
種子粘質物、ペクチンのような植物性果実粘質物、アラ
ビアガム、トラカントガム、カラヤガム、ガラティーカ
ムなどの植物性樹脂様粘質物、デキストラン、キサンタ
ンカム、プルラン、カードランなどの微生物産生粘質物
、セラチン、カゼインナトリウム、水溶性卵白、全卵、
にかわ、コラーゲンなどの水溶性もしくは水分散性蛋白
質、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、
ヒドロキシエチルセノ?ロース、ヒドロキシプロピルセ
ルロースなとのセルロース誘導体、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレンオキサイ
ドなとの水溶性合成高分子が用いられる。これらの高分
子物質は単独でも、2種以上を併用してもよく、その使
用量は所望の粉末化製品の性能にルシζじて適宜選択で
きるが、通常、用いる澱粉またはその誘導体に対して0
1〜10%(重量%、以下同じ)程度が好ましい。こと
に、高分子物質として水溶性もしくは水分散性蛋白質を
用いることか好ましい。
本発明の基材は(殿粉加水分解物と該酋分子物質を含イ
」する水分散液を調製し、常法に従って、ダフル式ある
いはシンクル式のドラムドライヤーで乾燥、粉末化する
ことにより製造できる。
なお、該水分散液にクリセリン脂肪酸エステル、ショ糖
脂肪酸エステル、プロピレンクリコール脂肪酸エステル
、ソルヒタン脂肪酸エステノペ脂肪酸塩、アルキル硫酸
エステノペアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルア
ミン塩、第4級アンモニウム塩、アルキルベタイン、レ
ンナン等の界面活性剤を0.01〜0.5%、また、さ
らに、所望により、0り記のような澱粉またはその誘導
体を0.1〜10%程度添加してもよく、これにより、
得られる粉末の強度、液状物1丁を吸着させた場合の水
溶性をさらに白土させることかできる。
得′られた乾燥粉末は常法により篩別機により粒度を調
整する。通常、20〜100メツシュ程度の粒度が好ま
しい。
こうして得られた粉末化基剤は、通常4〜20m1 /
 !i’の比容積を有し、農薬の粉末化に適している。
従来の市販粉末乳剤では終液分計か最大約20%である
が、本発明で用いる粉末化基イ]ではさらに高濃度の農
薬組成物を得ることかできる。すなわち、農薬活性成分
および界面hli性剤か液体のものであれば農薬活性成
分は粉末化基祠に対して10〜130%、好ましくは3
0〜100%、界面活性剤は農薬活性成分に対して20
0%以下、好ましくは10〜100%の範囲で、農薬活
性成分jli独または農薬活性成分と界面活性剤との合
計か組成物中の総液分として約65%までそのまま混合
して吸着させることかできる。
また、農薬活性成分または界面活性剤か固体の場合には
、少量の不揮発性溶媒、たとえは植物油、鉱物油、流動
ハラフィン、ノニルフェノール、多アルキル置換ヘンゼ
ン等に溶解し、液状にして用いることができる。2種以
上の)3:薬店性成分および界面活性剤を用いる場合に
おいて、そのうちのい<1)かが固体であっても、それ
らが他の農薬活性成分または界面活性剤に溶解する場合
には、それらを混合して均一な溶液として用いることが
できる。また、この際少量の不揮発性溶媒を添加しても
よい。
本発明で用いることのできる農薬活性成分としては液状
のあるいは少量の不揮発性溶媒に可溶な殺虫剤、殺菌剤
、除草剤などがあげられ、さらに具体的には、次のよう
なものが例示される。
殺虫剤 (J、(J−−ジメチル−(ノー(3−メチル−4−二
トロフェニル)ホスホロチオエート、 0.0−ジメチル−3−(1,2−ジー(エトキシカル
ボニル)エチノリポスホロヂオエート、0.0 ツメチ
ル 0−(4−シアノフェニル)ホスホロチオニー1・ U、0−ジエチル−3−(フェニルアセテートエナルエ
ステル)チオポスフェート、 (早」 ジエチル−o −(2−イソ2プロピル−4−
メチル 6−ピリミジニル)ホスホロチオニー0.0−
ジメチル0−(3−メチル−4−(メチルチオ)フェニ
ル)ホスポロチオエート、〇−エチルー〇−(2,4−
ジクロロフェニル)−5−n−プロピル−ジチオホスフ
ェート、〇−(4−ブロモ−2,5−ジクロロフェニル
)−〇、0−ジエチルホスホロチオエート、2−メトキ
シ−4Lf−l、3.2−ベンゾジオキサホスホリン−
2−スルフィド、 0.0−ジエチル2,3−ジヒドロ−3−オキソ−2−
フェニル−6−ピリタジルポスポロチオエート、 0.0−ジメチル(J−(2,4,5−トリクロロフェ
ニル)−ホスポロチオエート、 0.0−ジエチルO(3,5,6−ドリクロロー2−ピ
リジル)−ポスホロチオニー1・、0.0−ジメチル−
0(3,5,6−)ジクロロ−2−ピリジル)−ポスボ
ロチオエート、0−(4−ブロモ−2,5−ジクロロフ
ェニル)−〇、O−ジメチル・ホスホロチオエート、(
J−p−シアノフェニル〇−エチルフェニル−ホスホロ
チオエート、 α−シアノ−3−フェノキシベンジル2−(4−クロロ
フェニル)インバレレート、 α−シアノ−5−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル
2.2−ジメチル−5−(2,2−ジクロロビニル)シ
クロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−3−フェ
ノキシベンジルクリサンセメート、 α−シアノ−3−フェノキシベンジル−2,2−ジメチ
ル−5−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカ
ルボキシレート、 α−シアノ−3−フェノキシベンジル−2,2,3゜3
−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 3−フェノキシベンジルクリサンセメート、:3−フェ
ノキシベンジル2,2−ジメチル−5−(2,2−ジク
ロロビニル)シクロプロパンカルボキシレート、 α−ンアノ′−3−フェノキシー4−フルオロベンジル
2,2−ジメチル−5−(2,2−ジクロロビニル)シ
クロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−3−フェ
ノキシベンジル2−Cp−(ジフルオロメトキシ)フェ
ニル〕インバレレート、 α−シアノ−3−アニリノベンジル2,2−ヅメ−1−
ルー 3− (2,2−ジクロロビニル)シクロプロパ
ンカルボキシレート、 α−シアノ−3−アニリノ−4−フルオロベンジル2,
2−ジメチル−5−(2,2−ジクロロビニル)シクロ
プロパンカルボキシレート、α−シアノ−3−フェノキ
シベンジル2,2−ジメチル−3−〔2−クロロ−2−
(トリフルオロメチル)〕ビニルシクロプロパンカルボ
キシレート、 3−フェノキシベンジル〔2−メチル−2−(P−クロ
ロフェニル)〕フロビルエーテル、α−シアノ−3−フ
ェノキシベンジル1−(p−エトキシフェニル)−2,
2−ジクロロシクロプロパンカルボキシレート、 α−シアノ−3−フェノキシベンジル5.6−ベンゾ−
2,2−ジメチル−スピロ−(2,4)ヘプト−5−エ
ンカルボキシレート、 2−メチル−1−(5−フェノキシベンジルオキシイミ
ノ)プロピル−4−クロロベンゼン、α−シアノ−3−
フェノキシベンジルシクロプロパン−(4−10ロフエ
ニル)アセテート、α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル2−(4−tcri−ブチルフェニル)インバレレー
ト、α−シアノ−3−フェノキシベンジル2− (3゜
4−メチレンジオキシフェニル)インバレレート、N 
−(3,4,5,6−チトラヒドロフタリミド)メチル
クリサンセメート、 アレスロニルクリサンセメ−1・ 5−ベンジル−3−フリルメチルクリサンセメート、 2−ノナルー4−オキシー3−(2−プロピニル)シク
ロベント−2−エニルクリサンセメート、4−メチルヘ
プト−4−エン−1−イン−3−イルクリサンセメート
、 α−シアノ−3−フェノキシベンジル2.2−ジメチル
−5−(2,2−ジブロモビニル)−シクロプロパンカ
ルボキシレート、 5−ベンジル−3−フリルメチル(1k) −シス−2
,2−ジメチル−5−(1−オキソ−5−チアシクロベ
ント−2−イリリヂンメチル)シクロプロパンカルボキ
シレート、 2− sec −ブチルフェニルN−メチルカーバメー
ト、 3−メチルフェニルN−メチルカーバメート、3.4−
ジメチルフェニルN−メチルカーバメート、 0−インプロポキシフェニルへ一メチルカーバメート、 殺菌剤 5−エトキシ−3−トリクロロメチル−1,2,4−チ
アジアゾール、 0.0−ジイソプロピル−5−ベンジルホスホロチオレ
ート、 0−エチル−5,S−ジフェニルージチオホスフエート
、 ポリオキシン、 プラストサイジンS1 除草剤 3.4−ジクロロプロピオンアニリド、イソプロピルN
−(310ロフエニル)カーハメ−1・、 エヂルージーローブロピルチオカーバメート、3−メト
キシカルボニルアミノフェニルへ−(3−メチルフェニ
ル)カーバメート、 2−クロロ−2’、 6’−ジエチル−N−(メトキシ
メチル)アセトアニリド、 α、α、α−トリフルオロー2.6−シニトローN、N
ジプロピルーP−トルイジン、 5−(4−クロロフェニル)メチルンエチルチオカーバ
メート、 S−エチルヘキザハイドローI11−アゼピン−1カー
ボチオエート、 N−ブトキシメチル−2−クロロ−2’、6’−ジエチ
ルアセトアニリド 本発明で用いる界面活性剤としては、農薬活性成分を乳
化させる能力のあるもので、何らかの方法で最終的に液
状にできるものであれはよい。なお、本発明で用いる界
面活性剤は、農薬活性成分を著しく分解させないもので
あることはもちろんである。
具体的には、高級アルコールエチレンオキサイド付加物
、アルキルアリルエチレンオキザイド伺加物、脂肪酸エ
チレンオキサイド付加物、多価アルコール脂肪酸エステ
ルエチレンオキサイド付加物、高級アルキルアミンエチ
レンオキサイド付加物、脂肪酸アミドエチレンオキサイ
ド付加物、浦7脂のエチレンオキサイド付加物、ポリプ
ロピレングリコールエチレンオキザ・rド付加物、クリ
セロールの脂肪酸エステル、ソルビトールならひにソル
ビタンの脂肪酸エステル、およびそのエチレンオキサイ
ド付加物、ペンタエリスリトールの脂肪酸エステル、蔗
糖の脂肪酸エステル、多価アルコールのアルキルエーテ
ルなどの非イオン界面活性剤、高級アルコール硫酸エス
テル塩、高級アルキルエーテル硫酸エステル塩、硫酸化
脂肪酸エステル、アルキルアリルスルホン酸塩、ジアル
キルスルホコハク酸ジエステル、高級アルコールリン酸
エステル塩、高級アルコールエチレンオキサイド付加物
のリン酸エステル塩などのアニオン界面活性剤かあげら
れる。普通これらの界面活性剤は数種混合して用いる方
がよい。
本発明の農薬組成物の製造法としては、たとえは粉末化
基材をリボンミキサー、ナウターミキサ−などに入れ、
攪拌しながら農薬活性成分および界面活性剤の液状混合
物を注入し、均一に混合するだけてよい。必要に応じて
30〜80℃に加熱して混合してもよい。
本発明においては、農薬活性成分、界面活性剤の他に、
安定剤、効力増強剤、着色剤、その他の成分を加えるこ
ともできる。さらに増匿剤として尿素、砂糖、ぶどう糖
、硫安、塩安など水に溶解するものも適宜加えることが
できる。
次に調製例、実施例および試験例をあげて本発明をさら
に詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
調製例1 馬鈴薯澱粉100部を水に分散させてボーメ度20度の
分散液を調製し、α−アミラーゼ(酵素力価13000
 U/7)0.05〜0.5部を加え、85〜90℃で
10〜120分間加水分解した。ついで、稀塩酸でpH
4,0として酵素を失活させた後、炭酸カルシウムでp
H5,5に調整して、各々、DE3,5.76.10.
5.12.7、□’17.8および20.2の澱粉加水
分解物溶液を得た。
調製例2 馬鈴薯澱粉100部を水に分散させてボーメ度20度の
分散液を調製し、α−アミラーゼ(酵素力価13000
 U/g)0.07部を加え、85〜90℃で40分間
加水分解した後、60℃に冷却し、さらにβ−アミラー
ゼ(酵素力価3000U/7)0.2〜0.3部を加え
、60〜240分間加水分解した。ついで、稀塩酸でp
H4,0とし、95℃まで加熱し、酵素を失活させ、炭
酸カルシウムでI)I−15,5に調製して、各々、D
E29.5および33.2の澱粉加水分解物溶液を得た
調製例3 調製例1および2て得られた澱粉加水分解物の溶液を精
製、濃縮し、濃度50%の澱粉加水分解物水溶液とし、
その200部に予め溶解したゼラチン3.0部を加え、
混合、溶解した。この溶液を常法に従ってダブルドラム
ドライヤー(蒸気内圧:10、Okq/ctl 、ドラ
ム径:1.2m、回転数=0゜85 r、 p、In、
)で乾燥粉末化し、各々、第1表に示すごとき比容積を
有する液状物質粉末化用基材を得た。
調製例4 調製例1て得たDElo、5および20.2の澱粉加水
分解物の50%水溶液200部に、グアーガム0,5部
を予め水25部で糊化させて添加し、均一に混合した。
この溶液を調製例3と同様にドラムドライヤーで乾燥、
粉末化し、各々、第2表に示すごとき比容積を有する液
状物質粉末化用基材を得た。
第2表 調製例5 調製例1および2で得たD E 7.5および29.5
の澱粉加水分解物のso%水溶液200部に全卵1部を
加え、均一に混合した。この溶液を調製例3と同様にド
ラムドライヤーで乾燥、粉末化し、各々、第3表に示す
ごとき比容積を有する液状物質粉末化用基材を得た。
第3表 。
比較調製例1 調製例1および2で得られた澱粉加水分解物溶液にゼラ
チン0.3部を加えないで、調製例3と同様に乾燥粉末
化し、各々、第4表に示すことき比容積を有する粉末を
得た。
なお、高分子物質の非存在下ではDE20.2.29.
5のものは非常に乾燥困難であり、D E 33゜2の
ものは乾燥できなかった。
実施例1 0.0−ジメチル0−(3−メチル−4−ニトロフェニ
ル)ホスホロチオエート(フェニトロチオン)52fと
ツルポール■355(東邦化学製乳化剤)5gとの混合
物を調製例3で得た試料番号1の粉末化基材43gの入
った2gのガラスビーカーにガラス棒で攪拌しながら加
え、さらに5分間攪拌混合して混合物を吸着させ、50
%の農薬活性成分を含有する農薬組成物を得た。この農
薬組成物は30℃の3°硬水を用いて乳化試験を行なっ
たところ、1000倍稀釈p良好な乳化安定性を示した
実施例2 実施例1において、試料番号1の粉末化基材の代りに試
料番号3の粉末化基材を用いて同様の実験を行ない、同
様の結果を得た。
実施例3 実施例1において、試料番号1の粉末化基剤の代りに試
料番号4の粉末化基材を用いて同様の実験を行ない、同
様の結果を得た。
実施例4 実施例1において、試料番号1の粉末化基材の代りに試
料番号5の粉末化基材を用いて同様の実験を行ない、同
様の結果を得た。
実施例5 実施例1において、試料番号1の粉末化基材の代りに試
料番号7の粉末化基材を用いて同様の実験を行ない、同
様の結果を得た。
実施例6 実施例3において、フエニI・ロチオン52gの代りに
21.9、ツルポール3555gの代りに2g、粉末化
基+i’ 43 gの代りに77gを用いて同様の処理
を行ない、20%の農薬活性成分を含有する農薬組成物
を得た。このものは同様の実験を<jftつだところ同
じく良好IS乳化安定性を示した。
実施例7 調製例4で得た試料番号10の粉末化基祠4kQを30
eのナウターミキサ−に仕込み、自転100回転/分、
公転3.5回転/分で運転しながらフェニトロチオンF
)kq、!:ニューコールo710 (S本乳化剤製乳
化剤)IA:qの混合物を5分間で圧加し、さらに10
分間混合して50%の農薬活性成分を含有する農薬組成
物を得た。この組成物は、30℃の3°硬水を用いて乳
化試験を行なったところ、20倍稀釈、1000倍稀釈
とも良好な乳化安定性を示した。
実施例8 α−シアノ−3−フェノキシヘンシル2−(4−クロロ
フェニル)インバレレート(フェノバレレート)20g
とツルポール■35520!iJの混合物を、調製例5
て得た試料蚕づ11の粉末化基剤609の入った2eの
ガラスビーカーに、カラス棒て攪拌しながら加え、さら
に5分間h)ξ打混合して混合物を吸着させ、20%の
農薬活性成分を含有する農薬組成物を得た。この農薬組
成物は、30℃の19.2°硬水を用いて乳化試験を行
なったところ、20倍、40倍、100倍稀釈で良好な
乳化安定性を示した。
実施例9 実施例8において、試料番号11の粉末化基材の代りに
試料番号12の粉末化基材を用いて同様の実験を行ない
、同様の結果を得た。
実施例10 農薬粒剤の硬度試験法(全農法)により、試料番号4お
よび16の粉末化基材について硬度試験を行なった。1
5分、30分および60分処理した後の各々の粒度分布
を標準篩を用いて測定し、次の結果を得た。
試料番号4 試料番号16 本発明組成物は、硬度において、澱粉加水分解物のみを
含有する場合に比し、優れている。
試験例1 アブラムシに対する効果 実施例3および6て得られたフェニトロチオン50%ま
たは20%を含有する農薬組成物を所定濃度になるよう
に水で稀釈した。
ついでワタアブラムシの寄生しているキュウリ幼苗3本
に対し、稀釈液を30耐ターンテーブル上にてスプレー
ガンを用いて散布した。ワタアブラムシの生存虫数を散
布前および散布3日後に調べ、下記の式で補正密度指数
をめた。
対照として市販フェニトロチオン50%乳剤を用いた。
結果は下表に示すとおりである。表から、フェニトロチ
オン50%あるいは20%を含有スる農薬組成物は、フ
ェニトロチオン50%乳剤と
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、各々、実施例10によって得ら
れた試料番号4および試料番号16の硬度試験結果を示
すグラフであり、縦軸は通過量(%)を、横軸は粒子径
−)を表わす。各グラフ中、−〇−〇−は処理前、−×
−×−は15分処理、−ローローは30分処理、−へ−
△−は60分処理の場合を示す。 特許出願人日flit?化学株式会社 代 理 人 弁理士 青 山 葆ほか2名第1図 too 200300400500 600 Too 
80090010QI)/A粒子径(、A) 第2図 1[)0200300400 n 600700800
 ’1loo [)00/A核子径(μ) 手続補正書(田1 昭和58年12月16日 1 小作の表示 昭和58年特許願第 146113 号2発明の名称 ム”鵠薬糸1−]成物 33 補正をする者 事件との関係 局許出願人 (L所 大阪府大阪市淀川区三津屋北3丁目3番29−
υ盾称11嫂化学株式会社 (ほか1名) 4代理人 5t1旧1−面会の1j付 自発 7補正の自答 (1)明細書第25頁4行、「により、」とあるを「に
準じて、」と細工する。 (2)同書第25頁9行、「拭利蚤υ4」の後に1−(
不究明例)」を挿入する。 (3〕同同第第261行、1、減料首じ16」の後に「
(比較例)」を挿入する。 (4)図面、第1図を別紙のとおり抽圧する。 以 L

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 澱粉加水分解物と、海藻抽出物、植物性種子粘
    質物、植物性果実粘質物、植物性樹脂様粘質物、微生物
    産生粘質物、水溶性もしくは水分散性蛋白質、セルロー
    ス誘導体および水溶性合成高分子からなる群から選ばれ
    た1種または2種以上の高分子物質の水分散液のドラム
    ドライヤー乾燥粉末に、農薬活性成分または農薬活性成
    分と界面活性剤とを吸着させてなることを特徴とする農
    薬組成物。 (2)澱粉加水分解物がI)E(デキストロース当ht
     )約30以下のものである特許請求の範囲第1項記載
    の農薬組成物。 (3J r澱粉加水分解物に対して01〜10重量%の
    高分子物質を含有する特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の農薬組成物。 (4) ドラムドライヤー乾燥粉末に対して10〜13
    0重量%の農薬活性成分を含有する特許請求の範囲第1
    項、第2項または第3項記載の農薬組成物。 (5ン農薬活性成分に対して200車量%以下の界面活
    性剤を含有する特許請求の範囲第1項、第2項、第3項
    または第4項記載の農薬組成物。
JP14611383A 1983-08-09 1983-08-09 農薬組成物 Granted JPS6036402A (ja)

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