JPS6036378A - 金色セラミックス装飾品の製造方法 - Google Patents
金色セラミックス装飾品の製造方法Info
- Publication number
- JPS6036378A JPS6036378A JP59016825A JP1682584A JPS6036378A JP S6036378 A JPS6036378 A JP S6036378A JP 59016825 A JP59016825 A JP 59016825A JP 1682584 A JP1682584 A JP 1682584A JP S6036378 A JPS6036378 A JP S6036378A
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- JP
- Japan
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- alumina
- zirconia
- hard gold
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- gold color
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- Ceramic Products (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は窒化ジルコニウム(ZrN )から成る装飾用
硬質金色セラミックスの耐食性の改良に関するものであ
る。
硬質金色セラミックスの耐食性の改良に関するものであ
る。
近年、Ti、N 、 ZrN 、 ’racなどの第1
V、V族遷移金属の炭化物、窒化物及び炭窒化物を主成
分とし、F’e 、 Co 、 Ni 、 MO等の結
合用金属を添加した焼結合金は金色の色調に加え、高硬
度及び高強度という優れた特性を有しているため、装飾
用部材として広範に賞月されている。
V、V族遷移金属の炭化物、窒化物及び炭窒化物を主成
分とし、F’e 、 Co 、 Ni 、 MO等の結
合用金属を添加した焼結合金は金色の色調に加え、高硬
度及び高強度という優れた特性を有しているため、装飾
用部材として広範に賞月されている。
しかしながら、Ti−N 、 ZrN 、 TaC等は
単独では焼結が大変鑓しく、且つ高硬度高強度焼結体を
得6ために、前記結合用金属が焼結助剤として添加され
ており、これにより、焼結合金中に存在する金属成分の
腐食が進行し、例えば汗等のため変色するなどして、装
飾用部材の色調が損われるという問題があった。
単独では焼結が大変鑓しく、且つ高硬度高強度焼結体を
得6ために、前記結合用金属が焼結助剤として添加され
ており、これにより、焼結合金中に存在する金属成分の
腐食が進行し、例えば汗等のため変色するなどして、装
飾用部材の色調が損われるという問題があった。
本発明者等は上記事情に鑑み、種々の実験を繰り返した
結果、ZrNの原料粉末に対し、特定の比率でアルミナ
(AAqOa )粉末もしくはジルコニア(Zr()+
)粉末を焼結助剤として加え、成形後、焼結したとこ
ろ、耐食性が改良され、好適な装飾用硬質金色セラミッ
クスとして提供できることを知見した。
結果、ZrNの原料粉末に対し、特定の比率でアルミナ
(AAqOa )粉末もしくはジルコニア(Zr()+
)粉末を焼結助剤として加え、成形後、焼結したとこ
ろ、耐食性が改良され、好適な装飾用硬質金色セラミッ
クスとして提供できることを知見した。
本発明は上記知見に基づき、耐食性の優れた装飾用硬質
金色セラミックスを提供することを目的とするものであ
る。
金色セラミックスを提供することを目的とするものであ
る。
本発明の装飾用硬質金色セラミックスはZrN −ej
P−1&セニも2種:を主成分とし、アルミナ、ジルコ
ニアの少なくとも一種を0.1〜30重量%含有させた
ことを特徴とするものである。
P−1&セニも2種:を主成分とし、アルミナ、ジルコ
ニアの少なくとも一種を0.1〜30重量%含有させた
ことを特徴とするものである。
本発明の装飾用硬質金色セラミックスにおいて、アルミ
ナもしくはジルコニアが焼結助剤として添加され、その
添加量が0.1重量%未満または30重景%を超えると
、焼結か難しくなった。
ナもしくはジルコニアが焼結助剤として添加され、その
添加量が0.1重量%未満または30重景%を超えると
、焼結か難しくなった。
従って、アルミナもしくはジルコニアの添加量は0.1
〜30重及%、好ましくは2〜20重量%がよく、一般
に添加量か少なければ黄色味の強い色調を有した金色が
得られる。
〜30重及%、好ましくは2〜20重量%がよく、一般
に添加量か少なければ黄色味の強い色調を有した金色が
得られる。
アルミナ及びジルコニアの原料粉末の粒径については、
いずれも2.0μm以下あればよく、好ましくは1.0
μ+F+以下がよい。アルミナやジルコニブは原料配合
時に添加すればよいが、当該添加量が少なくてよい(5
重量%以下)場合には、ZrN原料を粉砕する際、この
原料にアルミナポールもしくはジルコニアポールを入れ
、このポールの摩耗により、所定量のアルミナ粉末もし
くはジルコニア粉末を混入させることもできる。
いずれも2.0μm以下あればよく、好ましくは1.0
μ+F+以下がよい。アルミナやジルコニブは原料配合
時に添加すればよいが、当該添加量が少なくてよい(5
重量%以下)場合には、ZrN原料を粉砕する際、この
原料にアルミナポールもしくはジルコニアポールを入れ
、このポールの摩耗により、所定量のアルミナ粉末もし
くはジルコニア粉末を混入させることもできる。
本発明の金色セラミックスの製法は、ZrNの原料粉末
にアルミナ、ジルコニアの原料粉末を加えた混合物を加
圧成形し、窒素、アルゴン等の非酸化性雰囲気または真
空中で焼成する。焼成温度は約1600−1900℃が
よく、また真空炉焼成の真空度はlO〜10 torr
にし、これにより耐食性に優れた装飾用硬質金色セラミ
ックスが得られる。
にアルミナ、ジルコニアの原料粉末を加えた混合物を加
圧成形し、窒素、アルゴン等の非酸化性雰囲気または真
空中で焼成する。焼成温度は約1600−1900℃が
よく、また真空炉焼成の真空度はlO〜10 torr
にし、これにより耐食性に優れた装飾用硬質金色セラミ
ックスが得られる。
次に本発明を実施例に基づき、詳細に説明する。
第1表に示す割合で、ZrN原料粉末に、アルミナ、ジ
ルコニアの少なくとも一種から成る原料粉末を添加し、
アセトンまたはメタノール中、約60時間混合粉砕した
。これを乾燥後、パラフィンを4重量%加え、1.Ot
on/lで加圧成形し、脱バインダ後、1750〜18
50℃、io torrの真空炉焼成を1時間おこなっ
た。かくして得られた焼結体を鏡面研摩し、色調、並び
に抗折強度、ビッカース硬度(Hv)及び耐食性を試験
した。抗折強度の測定はJ工S −R−1601の3点
曲げ試験法に従い、そして耐食性試験については、人間
の汗の標準的な成分を人工的に作成した人工汗に浸すと
いう耐汗試験を行った。
ルコニアの少なくとも一種から成る原料粉末を添加し、
アセトンまたはメタノール中、約60時間混合粉砕した
。これを乾燥後、パラフィンを4重量%加え、1.Ot
on/lで加圧成形し、脱バインダ後、1750〜18
50℃、io torrの真空炉焼成を1時間おこなっ
た。かくして得られた焼結体を鏡面研摩し、色調、並び
に抗折強度、ビッカース硬度(Hv)及び耐食性を試験
した。抗折強度の測定はJ工S −R−1601の3点
曲げ試験法に従い、そして耐食性試験については、人間
の汗の標準的な成分を人工的に作成した人工汗に浸すと
いう耐汗試験を行った。
ご託らの腐果1i 芽Illニホ3匝乃て」為ゐ。
表中、耐食性試験の結果について、◎印は変色及び腐食
が全くなく、またX印は変色に加え、腐食も認められた
ことを示す。
が全くなく、またX印は変色に加え、腐食も認められた
ことを示す。
第1表の結果が示す通り、試料番号l及び7は焼結不良
のため、鏡面研摩しても研摩面か顕著な多孔性となり、
光沢に乏しかった。そして、試料番号−5では比較例と
して焼結助剤にNi 、 Moを使用し、耐食性試験の
結果、腐食が進み、くもりかかった変色が認められた。
のため、鏡面研摩しても研摩面か顕著な多孔性となり、
光沢に乏しかった。そして、試料番号−5では比較例と
して焼結助剤にNi 、 Moを使用し、耐食性試験の
結果、腐食が進み、くもりかかった変色が認められた。
そして、焼結助剤に本発明の如き、アルミナ、ジルコニ
アを使用すると、耐食性試験の結果、変色及び+a食が
全く認められず、抗折強度及び硬度でも優れた特性を示
していることがわかる。
アを使用すると、耐食性試験の結果、変色及び+a食が
全く認められず、抗折強度及び硬度でも優れた特性を示
していることがわかる。
尚、本発明の製品については、塩水(4%W/V)を霧
状にし−C吹き掛けるという塩水噴霧試験(J′IS−
Z −2371−76)の他、酢酸−硝酸液、濃硫酸液
(50重祉%)、弗酸液(46重量%)王水及びフェリ
シアン化カリウム液(10重量%)に浸蹟スる試験を行
ったが、何れも耐食性良好であった。
状にし−C吹き掛けるという塩水噴霧試験(J′IS−
Z −2371−76)の他、酢酸−硝酸液、濃硫酸液
(50重祉%)、弗酸液(46重量%)王水及びフェリ
シアン化カリウム液(10重量%)に浸蹟スる試験を行
ったが、何れも耐食性良好であった。
以上の通り、本発明の装飾用硬質金色セフミツクスは従
来の金属焼結助剤を使用した硬質金色セラミックスと比
べ、装飾用途に関し、抗折強度及び硬度が火用上、支障
のない優れた特性を示し、且つ耐食性が改良されたため
、その結果、汗専の腐食要因に口されることなく、長期
間、装飾用部材として賞月されることとなった。
来の金属焼結助剤を使用した硬質金色セラミックスと比
べ、装飾用途に関し、抗折強度及び硬度が火用上、支障
のない優れた特性を示し、且つ耐食性が改良されたため
、その結果、汗専の腐食要因に口されることなく、長期
間、装飾用部材として賞月されることとなった。
特許出願人 京セ ラ株式会社
Claims (1)
- 窒化ジルコニウムを主成分とし、アルミナ(AA120
3)、ジルコニーy (ZrO+ )の少なくとも一種
を0.1〜30重量%含有させたことを特徴とする装飾
用硬質金色セラミックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59016825A JPS6036378A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | 金色セラミックス装飾品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59016825A JPS6036378A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | 金色セラミックス装飾品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6036378A true JPS6036378A (ja) | 1985-02-25 |
JPS6227031B2 JPS6227031B2 (ja) | 1987-06-11 |
Family
ID=11926953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59016825A Granted JPS6036378A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | 金色セラミックス装飾品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036378A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0513224Y2 (ja) * | 1987-03-06 | 1993-04-07 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3652304A (en) * | 1969-11-21 | 1972-03-28 | Du Pont | Nitride-oxide refractories |
US3669695A (en) * | 1969-11-21 | 1972-06-13 | Du Pont | Titanium and/or zirconium nitride based articles of jewelry |
-
1984
- 1984-01-30 JP JP59016825A patent/JPS6036378A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3652304A (en) * | 1969-11-21 | 1972-03-28 | Du Pont | Nitride-oxide refractories |
US3669695A (en) * | 1969-11-21 | 1972-06-13 | Du Pont | Titanium and/or zirconium nitride based articles of jewelry |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6227031B2 (ja) | 1987-06-11 |
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