JPS6035901B2 - 多相誘導電動機の巻線法 - Google Patents
多相誘導電動機の巻線法Info
- Publication number
- JPS6035901B2 JPS6035901B2 JP3323975A JP3323975A JPS6035901B2 JP S6035901 B2 JPS6035901 B2 JP S6035901B2 JP 3323975 A JP3323975 A JP 3323975A JP 3323975 A JP3323975 A JP 3323975A JP S6035901 B2 JPS6035901 B2 JP S6035901B2
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- JP
- Japan
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- phase
- grooves
- coil
- groove
- winding method
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- Windings For Motors And Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は多極低速度の多相誘導電導機、例えば１４蓋
５１４毎分回転のような多相誘導電導機の巻線法に関し
、特に毎極毎相の溝数が１未満における巻相法に関する
ものである。
５１４毎分回転のような多相誘導電導機の巻線法に関し
、特に毎極毎相の溝数が１未満における巻相法に関する
ものである。
一般に固定子巻線を収納する固定子鉄心の溝数は相数を
ｍ、極数をＰ、毎極毎相の溝数をｇとすれば、ｍｇＰ個
が必要とされており、例えば上記１４壷の場合、ｇ＝１
，ｍ＝３とすれば、４２個の溝数が必要であった。
ｍ、極数をＰ、毎極毎相の溝数をｇとすれば、ｍｇＰ個
が必要とされており、例えば上記１４壷の場合、ｇ＝１
，ｍ＝３とすれば、４２個の溝数が必要であった。
第１図〜第３図は１財壷の場合の従来例を示し、第１図
はＵ相、Ｖ相、Ｗ相からなる３相コイルの配置図、第２
図は結線図の一例を示す。
はＵ相、Ｖ相、Ｗ相からなる３相コイルの配置図、第２
図は結線図の一例を示す。
図において１〜４２の数字は溝番号、上は上コイル、下
は下コイル、Ｕ，Ｕ，Ｖ，Ｖ，Ｗ，Ｗは溝にコイルを収
納したときのコイル導体の方向を示し、Ｕ，Ｖ，Ｗは端
子側または結線側から見て正万向、Ｕ，Ｖ，Ｗは負万向
とする。第２図はスター結線の場合でＵｎは中性点を示
す。Ｖ相端子は第３溝のＶ相コイルに、Ｗ相端子は第５
溝のＷ相巻線に接続し、結線図はＵ相と同様であるので
省略する。第３図は以上のように結線して、３相交流を
流したときの起磁力分布図、ある瞬時においてＵ相電流
を十１．０，Ｖ相電流を−０．５，Ｗ相電流を−０．５
とした場合を示す。図で明かなように、１４極の起磁力
分布を形成し、この起磁力分布に対応した磁束分布を形
成する。上述のように、従来の巻線法においては、毎極
毎相の溝数を１としても１４極では少くとも４２個の溝
を必要とし、溝数が多いと導体を絶縁するための絶縁物
の占める割合が多くなり、鉄心寸法が大形となるととも
に、コイル数が多いため多くの時間がかかる欠点があっ
た。
は下コイル、Ｕ，Ｕ，Ｖ，Ｖ，Ｗ，Ｗは溝にコイルを収
納したときのコイル導体の方向を示し、Ｕ，Ｖ，Ｗは端
子側または結線側から見て正万向、Ｕ，Ｖ，Ｗは負万向
とする。第２図はスター結線の場合でＵｎは中性点を示
す。Ｖ相端子は第３溝のＶ相コイルに、Ｗ相端子は第５
溝のＷ相巻線に接続し、結線図はＵ相と同様であるので
省略する。第３図は以上のように結線して、３相交流を
流したときの起磁力分布図、ある瞬時においてＵ相電流
を十１．０，Ｖ相電流を−０．５，Ｗ相電流を−０．５
とした場合を示す。図で明かなように、１４極の起磁力
分布を形成し、この起磁力分布に対応した磁束分布を形
成する。上述のように、従来の巻線法においては、毎極
毎相の溝数を１としても１４極では少くとも４２個の溝
を必要とし、溝数が多いと導体を絶縁するための絶縁物
の占める割合が多くなり、鉄心寸法が大形となるととも
に、コイル数が多いため多くの時間がかかる欠点があっ
た。
この発明は上記の欠点を改善することを目的とするもの
で、例えば３相１４極の場合でも３針固の溝数でも可能
な三相誘導電動機の巻線法を提供するものである。
で、例えば３相１４極の場合でも３針固の溝数でも可能
な三相誘導電動機の巻線法を提供するものである。
以下、この発明の一実施例として３相、１４極、毎極毎
相１の場合を第４図〜第１０図により説明する。
相１の場合を第４図〜第１０図により説明する。
第４図は第１図に示される４２個の溝の場合の上コイル
だけのコイルの配置を再掲したものであるが、この発明
においては○印で示した第４溝のＵ相、第１１溝のＷ相
、第脇溝のＶ相、第２珂竜のＵ相、第３２溝のＷ相、第
３鞠黄のＶ相のコイルを欠如させることにより、３筋織
こ収納するようにしたもので、各相から２個のコイルを
欠如させることにより、各相を電気的にバランスさせ、
欠如される位置は回転子の回転中心に対し対称の位置と
することにより磁気的にもバランスするようにする。第
７図〜第９図はＵ相コイル、Ｖ相コイル、Ｗ相コイルの
結線図、第１０図は全コイルの結線図を示す。すなわち
、Ｕ相コイルは第３溝、第４溝間と第２１溝と第２２溝
間において欠如され、Ｗ相コイルは第９溝、第１錦審問
と第２７溝、第２群審問において欠如され、Ｖ相コイル
は第１朝篭、第１醜竃間と第３群篭、第３４審問で欠如
されており、これら欠如位置を結ぶ×−×軸、Ｙ−Ｙ軸
、Ｚ−Ｚ軸は回転中心Ｐ点を通り、各相ともＰ点に対し
対称に各１個のコイルを欠如させている。第６図は以上
のように結線し、３相交流を流したときの起磁力分布図
で、電流の条件は第３図の場合と同様である。図から明
かなように、１４壷の起磁力分布を示し、この起磁力分
布に対応した磁束分布を生ずる。ただし、第３図の場合
に比べ、起磁力分布の波形にひずみが生じ、磁気騒音の
原因となるが、実験の結果から実用上支障がないことが
確められた。上記実施例においては、３針固の溝のもの
が使用でき、３句固の溝のものは４極または６極用の標
準として使用される溝数であり、１４壷用としてこれが
使用できることは経済的に極めて有利である。
だけのコイルの配置を再掲したものであるが、この発明
においては○印で示した第４溝のＵ相、第１１溝のＷ相
、第脇溝のＶ相、第２珂竜のＵ相、第３２溝のＷ相、第
３鞠黄のＶ相のコイルを欠如させることにより、３筋織
こ収納するようにしたもので、各相から２個のコイルを
欠如させることにより、各相を電気的にバランスさせ、
欠如される位置は回転子の回転中心に対し対称の位置と
することにより磁気的にもバランスするようにする。第
７図〜第９図はＵ相コイル、Ｖ相コイル、Ｗ相コイルの
結線図、第１０図は全コイルの結線図を示す。すなわち
、Ｕ相コイルは第３溝、第４溝間と第２１溝と第２２溝
間において欠如され、Ｗ相コイルは第９溝、第１錦審問
と第２７溝、第２群審問において欠如され、Ｖ相コイル
は第１朝篭、第１醜竃間と第３群篭、第３４審問で欠如
されており、これら欠如位置を結ぶ×−×軸、Ｙ−Ｙ軸
、Ｚ−Ｚ軸は回転中心Ｐ点を通り、各相ともＰ点に対し
対称に各１個のコイルを欠如させている。第６図は以上
のように結線し、３相交流を流したときの起磁力分布図
で、電流の条件は第３図の場合と同様である。図から明
かなように、１４壷の起磁力分布を示し、この起磁力分
布に対応した磁束分布を生ずる。ただし、第３図の場合
に比べ、起磁力分布の波形にひずみが生じ、磁気騒音の
原因となるが、実験の結果から実用上支障がないことが
確められた。上記実施例においては、３針固の溝のもの
が使用でき、３句固の溝のものは４極または６極用の標
準として使用される溝数であり、１４壷用としてこれが
使用できることは経済的に極めて有利である。
なお一般的には相数をｍ、極数をＰとするとき、固定子
鉄心の溝数はｍ（Ｐ−２）個とし、各相から２個のコイ
ルを欠如するようにすればよい。以上のように、この発
明による巻線法によるときは、多極、低速度の電動機に
おいて、従来のものに比べ溝数を少〈し、毎極毎相の溝
数を１未満とすることができるので鉄心中における絶縁
物の占める割合を減少することができ、鉄心寸法の大形
化を防止するとともに、コイル数の減少により巻線作業
時間が短縮され、製造原価の低減に貢献するところが大
きい。
鉄心の溝数はｍ（Ｐ−２）個とし、各相から２個のコイ
ルを欠如するようにすればよい。以上のように、この発
明による巻線法によるときは、多極、低速度の電動機に
おいて、従来のものに比べ溝数を少〈し、毎極毎相の溝
数を１未満とすることができるので鉄心中における絶縁
物の占める割合を減少することができ、鉄心寸法の大形
化を防止するとともに、コイル数の減少により巻線作業
時間が短縮され、製造原価の低減に貢献するところが大
きい。
第１図〜第３図は従来の方法を説明するためのもので、
第１図はコイルの配置図、第２図は１相の結線図、第３
図は起磁力分布図、第４図〜第１０，図はこの発明によ
る巻線法を説明するためのもので、第４図は欠如するコ
イルの位置を示す図、第５図はコイルの配置図、第６図
は起磁力分布図、第７図〜第９図はＵ相、Ｖ相、Ｗ相コ
イルの結線図、第１町図は全給線図である。 図において「 １〜１４は固定子鉄心の溝番号、Ｕ，Ｖ
，Ｗは各相コイルの位置を示す。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 第８図 第９図 第１０図
第１図はコイルの配置図、第２図は１相の結線図、第３
図は起磁力分布図、第４図〜第１０，図はこの発明によ
る巻線法を説明するためのもので、第４図は欠如するコ
イルの位置を示す図、第５図はコイルの配置図、第６図
は起磁力分布図、第７図〜第９図はＵ相、Ｖ相、Ｗ相コ
イルの結線図、第１町図は全給線図である。 図において「 １〜１４は固定子鉄心の溝番号、Ｕ，Ｖ
，Ｗは各相コイルの位置を示す。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 第８図 第９図 第１０図
Claims (1)
- １ 相数をｍ、極数をＰとするとき、固定子鉄心の溝数
をｍ（Ｐ−２）個に形成させ、回転中心に対し対称の位
置において、それぞれ２個のコイルが欠如するように、
各相コイルを上記溝に収納し、Ｐ極を形成するように結
線することを特徴とする多相誘導電導機の巻線法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3323975A JPS6035901B2 (ja) | 1975-03-18 | 1975-03-18 | 多相誘導電動機の巻線法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3323975A JPS6035901B2 (ja) | 1975-03-18 | 1975-03-18 | 多相誘導電動機の巻線法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51107409A JPS51107409A (en) | 1976-09-24 |
| JPS6035901B2 true JPS6035901B2 (ja) | 1985-08-17 |
Family
ID=12380901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3323975A Expired JPS6035901B2 (ja) | 1975-03-18 | 1975-03-18 | 多相誘導電動機の巻線法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6035901B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3008212C2 (de) * | 1980-03-04 | 1985-06-27 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Verfahren zur Herstellung von Statorwicklungen für Dreiphasen-Drehstromgeneratoren |
| JPS58153578U (ja) * | 1982-04-08 | 1983-10-14 | 三菱電機株式会社 | 電動機 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS419527Y1 (ja) * | 1964-03-04 | 1966-05-09 | ||
| JPS4630213Y1 (ja) * | 1968-03-22 | 1971-10-19 | ||
| JPS5029591Y2 (ja) * | 1971-08-30 | 1975-08-30 | ||
| JPS5351272Y2 (ja) * | 1975-03-11 | 1978-12-07 |
-
1975
- 1975-03-18 JP JP3323975A patent/JPS6035901B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51107409A (en) | 1976-09-24 |
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