JPS6035680A - 自動二輪車のサイドカバ−取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動二輪車のサイドカバー取付装置に関するも
のである。

従来自動二輪車のサイドカバーは一般に、車体フレーム
側に数個所グロメットを付設し、一方サイドカバーの裏
面に前記グロメッ）・に嵌合する突起部を形成し、両者
を圧入嵌合せしめることによって車体に取、り付けられ
ている。ところが上記の如く取り付けられたサイドカバ
ーは引っ張ることにより何ら工具等も要さずに車体から
取り外すことが出来、サイドカバーに覆われた部分の整
備等の際は便利であるが、反面駐車中等に盗難にあった
りする不都合があった。

本考案は上述の不都合を解消すべくなされたもので、サ
イドカバー上部から突出して車体フレームを巻回する係
止部をシート底板に付設したラバーと前記車体フレーム
とにより挟持して成る自動二輪車のサイドカバー取付装
置であって、その目的とするところは、従来よりロック
機構が装備されているシートを利用してサイドカバーを
取シ付け、シートのロックを解除して開けなければサイ
ドカバーを取り外せないこととして盗難や脱落を・　防
止し得る自動二輪車のサイドカバー取付装置を提供する
ことにある。

以下本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。

第１図及び第２図は主に本考案が用いられる自動二輪車
のシートである。第１図に示すのは開閉式シート、第２
図に示すのは脱着式シートであり、いずれもシート１の
底板２に付設された一対の係止部材３．３とそれらと係
止される車体フレームのアッパーパイプ４，４に付設さ
れた一対の係上部材５，５とにより車体に装着される。

そしていずれもシート１とアッパーパイプ４０片側の係
止部材３　、５　Ｋはロック機構が設けられており、さ
らに開閉式シートにおいては他ｆ１１１（第１図におい
ては右側）の係止部材３，５は回動自在に止着ささてい
る。

第３図及び第４図は本考案の一実施例であり、サイドカ
バー６の上端６ａには車体前後方向に２箇所、車体の内
側に向って水平に延び、更に先端部がアッパーパイプ４
を上方から巻回するように下方に湾曲する形状の係止部
６ｋ）、６ｂが突設され、またサイドカバー６の下部裏
面には従来と同様の突起部６Ｃが形成されている。一方
前述の如きシート１の底板２のアツノく一ノくイブ４，
４と対応する位置には、従来からシートのクッション性
能を高めるため多く用いられているマウンドラ／く−７
が付設されており、さらにフレームノシイプ８には前記
サイドカバー６の突起部６Ｃに対応する位置にグロメッ
ト９を有するサイドカッく一取付スティ８ａが固着され
ている。そしてマウントラノ（−７とフレームアッパー
パイプ４との間隙は、サイドカバー６の係止部６ｂ、６
ｂ−ｊｚ挟持してシートを装着した際、該係止部６ｂ、
６ｂが抜脱することなく適当に抑圧保持される程度のも
のとなっている。

上述の如き−リーイドカバー増刊装置を有する自動二輪
車において、サイドカバーを取り付ける際ｉｃｉ：、シ
ート１を開き、若しくは取り外しサイドカバー６の係止
部６ｂ、６ｂをアッパーパイプ４の上方から覆せて係止
せしめ、かつ下部裏面に形成された突起部６Ｃの先端を
グロメット９に圧入嵌合せしめた後、シート１を閉じ若
しくは装着する。乙の様に取り付けられたサイドカバー
６を取り外す際には、サイドカバー６をそのまま外方に
引っ張った場合は、前記サイドカバー６の係止部６ｂ。

６ｂが、マウントラバー７とアッパーパイプ４とにより
押圧挟持され、またその先端が下方に向って湾曲してい
るためアッパーパイプ４によって係止され、取り外しは
極めて困難であるが、シート１を開ける等した場合は突
起部６Ｃをグロメット９から外すのみで容易に取シ外す
ことが出来る。

第５図及び第６図は本発明の第二実施例で、前述の第一
実施例においてはサイドカバー６の係止部６ｂ、６ｂが
アッパーパイプ４を上方から巻回する形状であるのに対
し、本実施例においては係止部６ｂ、６ｂはアッパーパ
イプ４を下方から巻瞥 回し、先端が外方に向うように湾曲する形状となってお
り、サイドカバー６を外方に引く力に抗する該係止部６
ｂ、６ｂのアッパーパイプ４への係止が更に強固なもの
となっている。また第７図及び第８図は本発明の第三実
施例で、前記第二実施例と同様に係止部６ｂ、６ｂの先
端が外方に向った後頁にマウントラバー７に沿って上方
に向って若干湾曲する形状どなっており、これによれば
係止部６ｂ、６ｂはサイドカバー６を外方に引く力に抗
してアッパーパイプ４及びマウントラバー７嫁も係止す
ることとなり、更に脱落しにくい。尚第二実施例及び第
三実施例においては第一実施例に比較し主に美感上の処
理のためシート側面１　ａが下方に延出されている。

第９図及び第１０図は本発明の第４実施例を示すもので
、本実施例においては係止部６ｂ、６ｂはサイドカバー
６の上端６ａから上方に立ち上がり略逆り字形でかつ先
端がフレ１ムアツパーバイプ４を上方から巻回すべく湾
曲した形状となっている。しかもシート側面１ａは下方
に延出され、その裏面が前記係止部６ｂ、６ｂの屈曲部
近傍に当接している。従ってサイドカバー６を外方に引
いた場合は係止部６ｂ、６ｂｌ−ｉその先端付近がアッ
パーパイプ４に係止するのみならず、その屈曲部近傍が
シート側面１ａの裏面に係止され、容易罠取り外し得な
いものとなっている。

尚、本発明は主に開閉式シート、脱着式シートに用いら
れるもこれに限らず例えはネジ止め式シートにおいても
実施可能である。

不発明は上述の如く構成し、サイドカバーの上端に形成
した係上部をシート底板に設けたマウントシバ−とフレ
ームアッパーパイブトによｌｌ’ｌ挟圧してサイドカバ
ーを取り付けることとしたため、シートを開ける等しな
い限りは容易に取シ外すことが出来ず、別途ザイドカバ
ー用ロック機構を備える事な〈従来のシートロック機構
を利用することによりサイドカバーの盗！ｌ！ｌ？を防
止し得るし不意の脱落をも防止し得る。反面シートを開
ける等すれば、極めて容易に取り外せることから整備等
の際の不具合は全くない。またサイドカバーとマウント
ラバーが接するため、サイドカバーに加わる種々の外力
を該ラバーが緩和し、サイドカバーの破損等をも防止し
イ（する。さらにまたｎｉｊ単なイ苦造であるため実施
が容易で、経済的でもある等積々の効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明が主に用いられるシートを示
すもので、第１図は開閉式シートの縦断面図、第２図は
脱着式７−トの斜視図である。また第３Ｆ図乃至第１０
図は不発明の実施例を示すもので、第３図及び第４図は
不発明の第一実施例−ｄＪ　５図及び第６図は第二実施
例、第７図及び第８図は第三実施例、第９図及び第１０
図は第四実施例であり、第３図、第５図、第７図及び第
９図は夫々のサイドカバーの斜視図、第４図、紀６図。 第８図及び第１０図は夫々の取付状態を示す縦断面図で
ある。 ｌはシート、２１ｄシート底板、４はフレームアッパー
パイプ、６はサイドカバー、７はマウントラバー、８は
７レームパイプ、９はグロメットである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　サイドカバー上部から突出して車体フレームを巻
   回する係止部をシート底板に付設したラバーと前記車体
   フレームとにより挟持して成る自動二輪車のサイドカバ
   ー取付装置。