JPS6035630Y2 - 除塵機 - Google Patents

除塵機

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Publication number
JPS6035630Y2
JPS6035630Y2 JP7573282U JP7573282U JPS6035630Y2 JP S6035630 Y2 JPS6035630 Y2 JP S6035630Y2 JP 7573282 U JP7573282 U JP 7573282U JP 7573282 U JP7573282 U JP 7573282U JP S6035630 Y2 JPS6035630 Y2 JP S6035630Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
tip
arm
rake
elastic body
Prior art date
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Expired
Application number
JP7573282U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58180919U (ja
Inventor
健一 菊池
初男 上原
Original Assignee
日本鋼管株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本鋼管株式会社 filed Critical 日本鋼管株式会社
Priority to JP7573282U priority Critical patent/JPS6035630Y2/ja
Publication of JPS58180919U publication Critical patent/JPS58180919U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水路等に格子状のスクリーンを設け、汚水中
の夾雑物等を捕捉し、これを機械的に掻き揚げ除去する
ための除塵機に関する。
水路や池中の夾雑物を捕捉し、これを除去するための装
置として、従来チェノ式除塵機が使われているが、この
装置は掻き揚げチェノや下部スプロケット用軸受等の駆
動部が水没しているため、これらの部分の腐食が生じ易
く、その維持管理が面倒であるという難点があり、また
大量の土砂に水没部が埋没してしまうという難点をも有
している。
そこでこのような難点がない装置として、水路等に配設
された円弧状のスクリーンと先端にレーキを有する回転
アームとからなり、アームの回転によってその先端のレ
ーキがスクリーンに捕捉されたスクリーン滓(水中の夾
雑物)を掻き揚げ、且つアームに付設されクランク機構
とカウンタウェイトの作用によって動作するワイパによ
って、レーキに掻き揚げられたスクリーン滓を掻き落す
ようにした形式の除塵機が提案されている。
このような装置によれば、アームの駆動部が水面上にあ
り、またアームも水平な状態で水面上に位置することが
できるため、これらの水による腐食や土砂による埋没と
いう問題は回避できる。
だがレーキからスクリーン滓を掻き落すためにワイパを
設け、さらにこれを動作せしめるためのクランク機構、
カウンタウェイトを設けるものであるため構造が複雑と
なり、それだけ故障も生じ易く、またその保守点検も面
倒であるという難点がある。
本考案はこのような従来の難点を解消すべく考案された
もので、レーキからのスクリーン滓の掻き落しを簡単な
構造でしかも的確に行うことができる除塵機を提供せん
とするものであり、このため本考案は、レーキ部材を、
弾性体を備え且つ該弾性体の弾性変形によってのみ軸の
回動変位が可能であるように構成された軸受部材を介し
てアーム先端に取付け、且つ、このレーキ部材を弾性体
の弾性力に抗して回動変位することで先端がスクリーン
の円弧状内側面に噛み込むようにして取付けたものであ
り、レーキ部材がスクリーンから外れ、弾性体の弾性変
形が解消される際の跳ね上げ作用によって、レーキ部材
に掻き揚げられたスクリーン滓を跳ね落すようにしたも
のである。
以下、本考案を図面に示すものについて説明する。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示すものであ
り、1は格子状に構成され、水路等に設置することによ
り水中の夾雑物を捕捉するための円弧状(114円弧状
)のスクリーン、2は該スクリーンの円弧状内面側(水
路の場合、上流側)でその回転軸4が水面上に位置する
ようにして回転可能に配設されているアーム、3はスク
リーンの格子に捕捉されたスクリーン滓を掻き揚げるた
めのスクレーパ部を先端に有し前記アーム2の先端に取
付けられたレーキ部材である。
なお本実施例では、1つの回転軸4に対して180°の
関係で2つのアーム2,2を有しており、これら各アー
ムにレーキ部材3が取付けられている。
かかる構成において、レーキ部材3は弾性体6を備えた
軸受部材5及び5を介してアーム2の先端に取付けられ
ている。
即ち、レーキ部材3はスクリーン1と略対応した幅に構
成されているが、該レーキ部材3の後部にはその全幅に
亘る軸木7が設けられ、該軸体7の両端にアーム2の先
端に固定された軸受部材5及び5が取付けられている。
この軸受部材5は弾性体6を備え、その弾性体の弾性変
形によってのみ軸体7の回動変位が可能となっている。
上記軸受部材5の弾性体6としては、ゴム等の可撓性部
材やコイルバネ、うず巻バネ等のバネ類等適宜なものを
用いることができる。
本実施例では弾性体6としてコムが用いられている。
第4図イ及び口は弾性体6としてゴムを用いた場合の軸
受構造を示したもので、第4図イのものは、アウタリン
グ8とインナリング9との間にゴム6′を介在固着させ
たもので、本体5をアーム先端に固定するとともに、イ
ンナリング9内にレーキ部材3の軸体7を嵌挿固着した
ものである。
また第4図口のものは、リング10内に断面矩形状おケ
ース体11を固着し、一方、軸体7には断面矩形状のブ
ロック体12を外嵌固着腰該ブロック体12を前記ケー
ス体11内に位置せしめた状態で、ブロック体12の各
面部とケース体11内部のコーナ一部の各間にコム体6
z・・を嵌合せしめたものである。
なお軸受部材5の構成としては、他に軸体7の周方向に
複数の突起を設けるとともに、アーム先端に固定され軸
体7に外挿されるリング内にも突起を形成し、この突起
と上記軸体7の突起間にコイルバネ等のハネを介在させ
た構造や、うす巻バネを利用した構造等、適宜なものを
採用することができる。
以上の構成に加え、レーキ部材3は、軸受部材5の弾性
体6を弾性力に抗して回動変位することでその先端がス
クリーン1の円弧状内側面に噛み込むことができるよう
、アーム先端に取付けられている。
このため、アーム2の回転軸4(回転中心)から常態に
おけるレーキ部材3先端までの距離R′とアーム2の回
転軸4からスクリーン内側面までの距離RがR’>Rの
関係となるように構成されている。
かくすることにより、レーキ部材3の先端は、軸受部材
内に弾性体6を変形させた状態でスクリーン1の内側面
に噛み込むことになる。
なお本実施例では、レーキ部材3は、アーム2の長手方
向に対して角度θだけアーム反回転方向に折曲した状態
に取付けられている。
このような角度θをもたせているのは、レーキ部材3の
スクリーン1への噛み込みをスムーズに行わせるように
するとともに、スクリーン滓を掻き揚げた状態で第1図
中Xて示す如くレーキ部材3が下向きになるようにする
ことにより、スクリーン滓を排出シュート13に自然落
下せしめるようにしたものである。
但し、この角度θは必ずしも付する必要はない。
なお、その他の構成について詳述すると、スクリーン1
はその下端が水路底に接地し、その上端が水面に達する
ように配設されている。
このスクリーン上端にはガイド板14が連設され、さら
にこのガイド板14上端から外側下方に向って排出シュ
ート13が設けられている。
アーム2の回転軸4は駆動装置(図示せず)により回転
駆動せしめられる。
レーキ部材3の先端には第3図に示すような櫛歯状のス
クレーパ部31が形成され、このスクレーパ部31の櫛
歯がスクリーン1の格子に噛み込んでスクリーン滓を掻
き揚げる。
また本実施例では軸受部材5はバンド15を介してアー
ム先端に締め付は固定されている。
なお、アーム2は本実施例に限定されることなく、適宜
な数とすることができる。
また本考案の装置では、アーム2又はレーキ部材3に流
れと直交する方向のプレート板等を付設することにより
、流水のエネルギーをアーム2駆動のための動力の一部
として利用することがきる。
次に以上述べた装置の作用を説明すると、アーム2,2
は図示矢印方向に回転し、この回転中、各レーキ部材3
はその軸受部材5の弾性体6を弾性変形せしめた状態で
スクリーン1に噛み込み、その先端のスクレーパ部31
がスクリーン内側面に沿って摺動することでスクリーン
滓を掻き揚げる。
そして、レーキ部材3がスクリーン1を外れる際、より
詳細には第1図中Xで示される位置に達してガイド板1
4から外れる際、軸受部材5の弾性体6の弾性変形が解
消され、これによるレーキ部材3の跳ね上げ作用によっ
て、掻き揚げられたスクリーン滓が排出シュート13に
跳ね出される。
このように、以上の装置では、ワイパ等の特別な機構を
要することなく、掻き揚げられたスクリーン滓の排出が
的確に行われる。
以上述べた本考案の装置によれば、ワイパ等の特別な機
構を要することなく、レーキによって掻き揚げられたス
クリーン滓な的確に排出することができ、この種の装置
における構造の簡易化を図ることができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は概略的な側面図、第2図はレーキ部材及びその
取付状態を示す半断乎面図、第3図はスクレーパ部の櫛
歯形状を示す説明図である。 第4図イ及び口はそれぞれ軸受部材の実施例を示す横断
面図である。 図において、1はスクリーン、2はアーム、3はレーキ
部材、5は軸受部材、6は弾性体、7は軸体を各示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水路等に設置される円弧状のスクリーンと該スクリーン
    に捕捉されたスクリーン滓を掻き揚げるためにレーキを
    先端に有する回転可能なアームとを備えた除塵機におい
    て、レーキ部材を、弾性体を備え該弾性体の弾性変形に
    よってのみ軸の回動変位が可能な軸受部材を介して、弾
    性体の弾性力に抗して回動変位することで先端がスクリ
    ーンの円弧状内側面に噛み込むよう、アーム先端に取付
    けたことを特徴とする除塵機。
JP7573282U 1982-05-25 1982-05-25 除塵機 Expired JPS6035630Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7573282U JPS6035630Y2 (ja) 1982-05-25 1982-05-25 除塵機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7573282U JPS6035630Y2 (ja) 1982-05-25 1982-05-25 除塵機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58180919U JPS58180919U (ja) 1983-12-02
JPS6035630Y2 true JPS6035630Y2 (ja) 1985-10-23

Family

ID=30085078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7573282U Expired JPS6035630Y2 (ja) 1982-05-25 1982-05-25 除塵機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6035630Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58180919U (ja) 1983-12-02

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