JPS6035627B2 - 電圧検出回路 - Google Patents

電圧検出回路

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JPS6035627B2
JPS6035627B2 JP4829177A JP4829177A JPS6035627B2 JP S6035627 B2 JPS6035627 B2 JP S6035627B2 JP 4829177 A JP4829177 A JP 4829177A JP 4829177 A JP4829177 A JP 4829177A JP S6035627 B2 JPS6035627 B2 JP S6035627B2
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voltage detection
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辰司 浅川
伸治 両角
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Suwa Seikosha KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電圧検出回路に関するものである。
更に説述すれば、電子機器における各種の電圧の検出が
簡単で随意の調整により行なわれる新規な構成の電圧検
出回路に関するものである。従来、電圧検出回路はその
被検出電圧の検出されるべき一定の設定電圧の調整を可
変抵抗若しくは適当な選別抵抗により行っており、その
調整工程の煩雑さはもとよりその調整コストは設定電圧
の調整が厳密になる程、はなはだしく増大し、コスト・
パフオーマンスのしにくい工程であった。特にそれは電
圧検出回路に用いられる受動能動素子のばらつきに起因
するため、その素子の歩留りと裏腹の関係にあった。又
、一般に電子機器においては、電圧検出回路を含めてそ
の電子機器を作動させ、機能させる受動能動素子が集積
回路(IC)として一乃至数チップにまとめられている
ことから電圧検出回路自体の歩留りは、即ICの歩留り
としてはねかえるため、それらの素子の各特性がばらつ
いても、設定電圧の調整は簡単か若し〈は皆無であり、
さらに集積回路の歩留りも向上できる回路構成が待望さ
れていた。本発明の第一の目的は設定電圧の調整が簡単
な電圧検出回路を提供することにある。本発明の第二の
目的は電圧検出回路を構成する各素子のばらつきを甘受
しながら、さらに上記第一の目的を果たし、電圧検出回
路自体の歩蟹りを向上させることにある。
本発明の第三の目的は、上記第二の目的から由来し、電
圧検出回路を含む集積回路全体としての歩留りを向上さ
せることにある。
上記の目的を達成するためには、電圧検出回路を構成す
る受動・能動素子の各特性のばらつきが電圧検出回路の
全体としてのばらつきにならない、すなわち理想的には
電圧検出回路の設定電圧値が一意的に定まるような回路
構成でなければならない。
以上の要請を満たす本発明の電圧検出回路の構成を第1
図にそのブロック図で示す。
1は基準電圧回路であって、それは検出をうける被検出
電圧に弱く依存するか若しくは全く依存しない基準電圧
Vstを発生させる回路であり、又、被検出電圧をある
一定の電圧において検出するための設定電圧を直接的に
生む。
若しくは設定電圧に強く依存する基準電圧を発生させる
回路である。2は被検出電圧変換回路であって、それは
被検出電圧そのものであるか、若しくは被検出電圧に強
く依存する回路である。
3は比較回路であって、1の基準電圧と2の被検出電圧
の変換電圧Vdとを比較する回路である。
設定電圧はまさにこの基準電圧と変換電圧すなわち比較
回路入力の比較電圧の一致する電圧であって、逆に言え
ば所望の設定電圧から適当な基準電圧及び被検出電圧の
変換方式が選択されるわけである。勿論、設定電圧の厳
密さの要求如何によっては、設定電圧の現実的な素子特
性めの若干の依存性から、調整が必要となる場合がある
。4はこの調整手段を含む、調整回路であって、1を調
整する方式、2を調整する方式がある。
すなわち比較電圧となる基準電圧と、被検出電圧の変換
電圧の2つのうちいずれか若しくは両方を調整する回路
である。さらに以上までの1,2,3,4の回路では、
それを作動させるパワー、つまり消費電流は常時流すこ
とになるため、例えば携帯用の電子機器のようにパワー
の限定された電池等を電源にしているものでは、この電
圧検出回路をサンプリング駆動にし、消費電流を極力押
される。5はこのサンプリング駆動に必要なパルスで3
,め5,中6,ぐ?,め8を発生するパルス発生回路で
あって、1,2,3,4の各回路、或いは、その内の幾
つかの回路にサンプリング・パルスが送られ、サンプリ
ングで各回路が動作する。
しかしながら、3の比較回路出力は多くの場合常時必要
なことが多く、このためサンプリングしていない時には
、比較回路出力を保持するホールド回路が必要になる。
6はこのホールド回路であって、このホールド回路に必
要なパルスはサンプリングと同様に5から送られる。
この全体としての電圧検出回路において、その心臓部は
やはり1,2,3であり、本発明においてはいずれも個
々の素子特性に依存せず、ほぼ一意的に設定電圧が決定
されるようになっている。このような本発明の具体例を
第2図に掲げる。
一点鎖線で囲んだ各ブロックは第1図の各ブロックに対
応する。使用される能動素子は絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタ(以下MOSと書く)を例にとる。まずパル
ス発生回路5について説明する。
パルス発生回路5は、シフトレジス夕7とナンド回路8
により構成される。◇,,で2に第7−a図の如きシグ
ナルが入れば、シフトレジスタ(フリツプフロップ)7
により、?2は?,の半クロック分シフトされ、Qには
シグナル少2′が出、従って8の出力ぐ3には第7−a
図の如き、微分パルス細る。例えばっ・を64HZ、め
2を豪Zとすれば州は。‐州ゆ豪8糠/、イ州ゆ(2−
亥)秒の、所謂。
−し机岬樋小さいパルス(微分パルス)が出ることにな
る。
この様な微分パルスにより、1,2,3,4,6の各回
路が作動させられる。又、上記7のシフトレジスタ(フ
リップフロップ)は第6図の様に構成される。
ィンバータ93によりCL信号は逆位相CL‘こなるた
め、Nチャネルトランジスタ(以降NTと書く)94と
Pチャネルトランジスタ(以降PTと書く)95のスイ
ッチングトランジスタはCLがハイの時オンし、NT9
6及びPT97より成るィンバータによりWを反転させ
て書き込みWとする。従ってその時Q=Wである。NT
I02及びPTI03はインバ−夕であってQを反転さ
せQ=Wとなる。その時NT98,NT99はオフして
いる。CLがローになって始めてNT98,PT99が
オンするので、NTIO0,PTIOIから成るィンバ
ータによりこのQ=Wは反転され、Q=Q=Wとなるの
で、Q出力はホールドされることなる。この時NT94
,PT95はオフしている。すなわちCLがローでWが
変化してもQは変化せず、CLがハィになって、ようや
くWの変化がQに伝えられるため、CLの半クロック分
だけWのシフトされた信号がQに、Wのシフトされかつ
反転された信号がQに出ることになる。この意味で第6
図の様にしてシフトレジスタ(フリップフロップ)が形
成される。さて、少3がローの時のみ1,2,3,4の
各回路の電流が流れ、各回路が目的とする本来の動作を
するので、前記例からすれば各回路の消費電流は平均し
て1′256にできローパワーが達成されるわけである
次に基準電圧回路1について説明する。
◇3がローの時NTIOはオフ、PTIIは、インバー
タ9によりで3が/・ィとなるのでオフ、従ってこの時
1における静特性は、10,11に無関係である。又1
6については第3−a図に示されるように、NT42,
PT54はオフとなるので42,54に無関係である。
逆にJ3がハィの時、PT12はオフNTIOがオンと
なるので、10のドレイン電位はローであり、NT14
はオフ、PTIIはオンとなるので、この時各導電経路
に電流は流れない。又16においてもPT43がオフ、
NT42がオン、逆ってNT、44,45,50がオフ
するので電流は流れず、同時にPT54がオン、従って
PT51がオフとなるので抵抗体17,18にも電流は
流れない。?3がローの時発生する基準電圧は、被検出
電圧及び電源電圧VDDにほぼ依存せず、又、温度特性
もほぼ持たないと言える構成でなくてはならない。
本具体例ではこのためMOSの関値電圧の差を基準電圧
とする。異なるMOSの閥値電圧を造るためには、イオ
ン打ち込みによるゲート部チャネルへのドーピングによ
り関値電圧を異ならせるのが良い。ゲート膜厚若し〈は
基盤濃度の違いによる差では、MOSを特徴づける閥値
電圧、コンダクタンス係数(Q移動度)の温度特性が閥
値の異なるMOS間で相当異なるからである。又、ゲー
ト下部チャネルへのドーピングにおいても、PTでドナ
ー・イオンを、或いはNTでアクセプターイオンをドー
ピングするのはやはり基盤濃度を異にすると同様、温度
特性への影響が強い。結局チヤネル・ドーピングはPT
でアクセブターイオンを、或いはNTでドナーィオンを
ドーピングするのが最良である。ドーピングして低くな
った閥値のシフト電圧は、電荷素量をq、ゲート絶縁膜
比誘電率をごox、真空の誘電率をどo、ゲート絶縁膜
を↑ox、ネットな打ち込み量をNnetとすると、q
ど基聖etどき竿で与えられ、そのシフト量目体の温度
特性は無いと言えるからである。又、コンダクタンス係
数(Q移動度)にしても同幾何寸法におけるその絶対値
の変動は実験的に補正でき、温度特性の変動も上記他の
場合より極めて小さし・からである。PTでドーピング
するアクセプターイオンとしては例えば“B十があり、
NTでドーピングするドナーイオンとしては例えばのP
十がある。第2図以降の図において、この様なチャネル
・ドーピングによりシフトされた閥値電圧を有するトラ
ンジスタはゲート下に破線をそえることで図示している
。本具体例ではPTのみのドーピングを使用しているた
めNTは、ドーピングされたPTの閥値電圧に合わせる
べく、基板濃度が定められる。第4−a図にのっとって
説明すれば、通常相補型MOS(以降C−MOSと書く
)ICにおいてN‐シリコン基盤55上にP‐ウェル5
6が形成され、PTのソース57、ドレィン58と共に
若しくは別にNTのアィソレーション層63がP形拡散
若しくはイオン打ち込みで形成され、NTのソース60
、ドレィン61と共に若しくは別にPTのアィソレーシ
ョン層62がN型拡散若しくはイオン打ち込みで形成さ
れる。59は清浄なゲート絶縁膜であり、64はフィー
ルド絶縁膜、65はゲート電極、若しくはサブストレー
ト、ソース、ドレィン電極、或いは配線に用いられる金
属、例えばアルミニウムである。
59が形成された後に、レジストのマスクで、ドーピン
グしたいチャネル以外をおおし、、希望するチャネルヘ
ゲート絶縁膜上からイオンをドーピングすれば上記閥値
電圧の低いトランジスタが造られ、レジストマスクでお
おわれたトランジスタには変化がない。
当然のことながら、このチャネルドーピングは最初同極
性トランジスタのすべてのチャネルに施し、次に所望の
トランジスタのみ施す方法も構わない。欲するのは関値
電圧の差のみである。そのように低関値のPTに合わせ
NTの閥値を決定するためには、P−ゥェル56形成時
にその濃度を適当に下げておけば良いし、或いは56は
比較的高濃度であっても、NTすべてのチャネルにゲー
ト絶縁膜形成後ドナーィオンをドーピングしても良い。
いずれにしてもチャネル・ドーピングによる闇値電圧の
差を基準電圧とする利点は、温度変動、電源変動に対す
る安定性にあるのだが、もう一つ、差のみを問題にする
ため、Nnet,7oxのみの安定性され保証されれば
基準電圧として製造工程的に一様な電圧が得られる所に
ある。本発明の第2の特徴はこのような温度変動、電源
変動、製造工程変動に対し安定な基準電圧にある。次に
回路について説明する。PT12のコンダクタンス係数
=移動度×ジム塾X亭主勢E費とFT15のコンダクタ
ンス丁〇X係数の比を、NT13のコンダクタンス係数
とNT14のコンダクタンス係数の比に等しくし、例え
ばこのコンダクタンス係数の比を1にする。
又当然12,15と13,14におけるチャネル長は等
しくしておく。さもなければ拡散等の型の違いから、そ
の深さは様々にばらつきコンダクタンス係数の比を一致
させるのが難しいからである。NT13と14をICチ
ップ上に近接させて配置し、閥値を極めて整合性良くす
れば、PT12の閥値電圧VTPとPT1 5の閥値電
圧VGTPの差VTP−VGTP=Vstが接地電位を
基準にしてプラス方向に得られる。即ち、ぐがローの時
PT12はオンし、ドレィン電圧がハイとなるので、N
T13,14はともにオンし、さらにNT14のドレィ
ン電圧がローとなるためPT16もオンする。従って、
トランジスター2,13,14,15の全てがオンとな
る。
一般に、MOSトランジスタは飽和状態では、ドレィン
電圧IDはゲート電圧Vo、閥値電圧VGTとすると、
・D=卓8(VG・Vq)2 となる。
ここで、8はキャリアのチャネル移動度をチャネル形状
に比例した係数である。PT12の関値電圧をVTP、
PT15の閥値電圧をVGTP、NT13,14の関値
電圧をVThとすると、第1段目の出力電圧をVo,と
すると、トランジスタ12と13のドレィン電流lo,
2,ID,2は、・M=芸BP・(V血−V…)2 1地=芸B川(VのIV…)2 となり、lo,2とlo,3は等しく、また8P・=3
N・となるようにMOSトランジスタを作成した場合に
は、VD.は、Vo,=Voo−VTP+VTN となる。
同様に、第2段目の出力電圧をVo2とすると、トラン
ジスター4,15のドレィン電流lo,4,1015は
、・M4=芸8川(V山−V…)2 ・0氏=芸8p2(VD。
−V。2−VGTP>2ここで1。
,4=1。,5であり、8N,=8P2とすると、V。
2=V。
。−VGTP=Voo一VGTP−V。
。十VTP−TTN十VTN =VTP−VGTP=VsT となり、第2段目の出力電圧Vo2は、MOSトランジ
スタ12と15の閥値電圧VTPとVGTPの差となる
このVTPとVGTPの差VsTは、電源電圧(Voo
)にほぼ依存せず、基準電圧として極めて安定した電圧
となる。こうして得られた基準電圧Vstは一般的にボ
ルテージ・フオロワー16でバフアされ、その出力は原
理的にVstに等しくそれが高抵抗17,18で分割さ
れるので、最終的な基準電圧VSt=;等宅VStであ
る。ボルテージ・フオロワーを構成する演算増幅器は第
3−a図の如く構成される。
Vcがローの時NT42はオフ、又はインバータ53に
よりPT54もオフとなり、各導電経路に電流が供給さ
れる。PT43はNT44に比して、閥値電圧が高く、
コンダクタンス係数が低いのでバイアス電圧VBはNT
の閥値電圧のやや上にバイアスされる。反転入力トラン
ジスタのNT46と非反転入力トランジスタのNT47
は同幾何寸法、同電気特性の素子であり、相補的負荷ト
ランジスタのPT48とPT49も同幾何寸法、同電気
特性の素子である。V,,VN,の電位がNT46,4
7の閥値電圧より高ければ、その電位の如何に依らずN
T45に流入する電流が一定であるので、PT49とP
T51のコンダクタンス係数の比をNT45とNT50
のコンダクタンス係数の比の2倍にとり、さらにそれぞ
れ49と51及び45と50の閥値電圧を等しくするた
め近接させて配置することにより、完全にV,とVN,
の差電圧をのみ増幅する演算増幅器ができる。この時、
チャネル長を49と51,45と50で等しくし、チャ
ネル幅で比を決定するのが良い。又コンダクタンス係数
を50,51の方を45,46,47,48,49より
かなり大きくすれば50,51よりなる増幅出力段は低
インピーダンスであって、又ゲイン1となる周波数のク
ロス・オーバー点が45,46,47,48,49より
構成される差動増幅段のクロス・オーバー点よりかなり
高く、又16のようにボルテージ・フオロワ−にしても
位相遅れがクロス・オーバー点で180o未満が達成さ
れるので発振しない。又、この時、コンダクタンス係数
を大きくとれば、必然的に、チャネル幅を大きくとる必
要があり、チャネル幅を大きくとれば、51のドレイン
・ゲート間に寄性的に着く帰還容量C2と51のゲート
に着くゲート膜容量C,とで全体としてC,十C2×(
増幅出力段ゲイン)の容量が49のドレィンに着いて見
えるのでさらに周波数特性を安定にできる。第3−b図
で説明すればそれは52の如くPT51のゲート・ドレ
ィソの重なりを第4−a図59より多くとると、チャネ
ル幅が大きいので容量C2は大きくなる。又ゲート・ソ
ース間容量C3とゲート・サブストレート容量C4が並
列して、合成容量C,となってケー−ト・電源間容量と
なるが、これも又、チャネル幅が大きいため大きくなる
のである。発振に対する更なる安定を図るためには、5
2のゲートのドレィンとの重なりを増すことにより任意
に帰還容量を増して行ける。又第3−b図において、図
の各数字は第4一a図と同様な箇所を示している。第3
一a図の演算増幅器においてもう一つの問題は差敷段に
生ずるオフセット電圧であるが、これは原理的にmVオ
ーダーであり、又パルス発生回路5の微分パルスのロー
レベル信号のパルス幅をある程度大きくとれば、演算増
幅器の定電流源45、の流入電流を小さくできるのでオ
フセット電圧を小さいまれる。なぜならある程度パルス
幅が大きければ、演算増幅器の応答を下げられるためで
ある。一方第3−a図の如き演算増幅器のオフセット電
圧の温度特性、電圧特性は極めて小さく問題にならない
。17,18の抵抗体は第4一b図と同様にして構成で
きる。
すなわちC−MOSでは抵抗体として拡散或いはイオン
打ち込みによるP−ウェル層、それにソース・ドレィン
、アィソレーション層を形成する拡散或はイオン打ち込
みによるP型若しくはN型層が使える他、多結晶シリコ
ンも使える。第4−b図ではP‐ウェルによって抵抗体
が作られる場合を図示している。一方第4−c図の71
のようにMOS、又第4−d図の72のように製造工程
によってはダイオードで抵抗体を構成できる。第2図に
示す具体例では、この抵抗体の抵抗比のみでVstが決
定できるので、この比には当然のこととして温度特性、
電圧特性は無い。以上のように、閥値電圧の差の線型変
換が基準電圧とされ、この線型変換は抵抗体の比により
決定される。すなわちVSt=支署宅VStだからであ
り、又R,=0の時はVst=Vstとなることが特徴
であるが、この時は、17,18を付けない場合と等し
く、又14,15の出力VstをVstとして出力する
ことと等しく、本具体例の比較器40は第3−a図の如
きMOS入力の高インピーダンス入力であることから、
そのような出力形態も可能である。続いて被検出電圧変
換回路2について説明する。
19は16と同様に第3−a図の如く構成されるので◇
3がローの時本来の動作をし◇3が/・ィでは各電流経
路及び抵抗体20,21,22,23,24に電流は流
れない。
19はボルテージ・フオロワーであるから、被検出電圧
Vdが第3図Voから出力され、それが高抵抗により分
割され、r,十r2十r3十r4=rとすれば、それぞ
れC点で蝿曲Cm点れ,=毒;vd,c2点でvc2=
壱王手Vd,C3点、でVC3:r1+ら十もVd,C
4点、でVC4R+r−毒古Vdと被検出電曲線型変換
される。
このような線型変換をする抵抗体は17,18と同様第
4−b図の如く構成される。
55はN−シリコン基板であり、56はP‐ウェル層で
あってNTのサブストレート形成時に同時に形成される
又63,66,67,68,69,7川まそれぞれP型
層であり、PTのソース・ドレィン形成時に同時に形成
される。63は例えばアルミ配線により接地され、67
はC,に68はC2に、69はC3に、70はC4に、
対応し、66は例えばアルミ配線で19の出力に接続さ
れる。
又63,67間抵抗が24のr,,67,68間抵抗が
23のr2,68,69間抵抗が22のr3,69,7
0間抵抗が21のr4,70,66間抵抗が20のRに
対応する。64はフィールド絶縁膜、65はアルミとP
型層とのコンタクトを示す。
このように一様なP‐ウェル層で抵抗体を作ることの利
点は抵抗体の比が温度特性、電圧特性を持たないことに
依るのであり、もう一つは、比のみを問題にするために
、それは幾何学的寸法によって簡単に精度良く決定でき
るからである。この場合も抵抗体の幅は一定にして、第
4−b図の如く抵抗体の長さの比をとることが良い。又
このようにC,,C2,C3,C4の4点をとったのは
第2図が検出設定電圧の調整を2ビットで行う具体例と
したためである。
本発明の第2の特徴は被検出電圧変換回路が、被検出電
圧を線型変換することであり、この線型変換が抵抗体の
比により決定されることである。又R=0の時はVc4
=Vdであり、被検出電圧そのものをスイッチ39に入
れることができる。そして上記被検出電圧の変換電圧と
前述基準電圧が比較器の比較電圧になるわけである。次
に調整回路4について説明する。
4は比較器3に入力される比較電圧の一方若しくは両者
を調整する比較電圧調整回路であって、第2図本具体例
は被検出電圧変換回路2を調整する方法で、制御回路2
5により2ビットの入力により、(q,Q)の信号の状
態によってディジタル的にi)〜iv)の4状態の調整
が可能である。
0はローを1は/・ィを表す。
i)(b,,b2)=(1,1)Vd=VC, ii)
(b,,b2)=く1,0)Vd:VC2 i五)(b
,Q)=(0,1)Vd=VC3 iv)(q,b2)
=(0,0)Vd=VC4,i)の時ナンド28入力は
(1,1)であるからその出力は0であり、トランスミ
ッションスイッチ33のPTゲート入力は0,NTゲー
ト入力はインバータ32により1であるからオンしVd
にVC,電位が転送される。ナンド29入力は、インバ
ータ27によりQ=0となり(1,0)であるからその
出力は1であり、トランスミッションスイッチ35のP
Tゲート入力は1、NTゲート入力はインバータ34に
より0であるからオフする。又、ナンド30入力は、イ
ンバータ26によりb=0となり(0,1)であるから
その出力は1であり、トランスミッションスイッチ37
のPTゲ−ト入力は1、NTゲート入力はインバータ3
6により0であるからオフする。さらにナンド31入力
は、インバータ26,27によりq=OQ=0となり(
0,0)であるからその出力は1であり、トランスミッ
ションスイッチ39のPTゲート入力は1、NTゲート
入力はインバータ38により0であるからオフする。結
局トランスミッションスイッチがオンし、電位が転送さ
れるのは33によるVC,だけである。ii)の場合も
同様に35のみオンしVC2が転送される。五i)の場
合も同様に37のみオンしVC3が転送される。iv)
の場合も同様に39のみオンしVC4が転送されるわけ
である。本具体例ではこのような調整をIC内部で行な
うために第2図25制御回路は記憶回路で構成され、一
例として第5−a図に様に不揮発生記憶素子を用いて構
成する。
76,77,81,82はAMOSである。このFAM
OSのゲートに電子の注入が行なわれていず、(勿論F
APMOSの極性が逆の回路構成では正孔であるが)、
さらに、J3がローの時VCはめ3 であるから、NT
79,84がオンして〔a,,a2〕=〔0,0〕でそ
の出力はインバータ80,85により反転されるから、
(b,,Q)=(1,1)に対応してVd=Vc,であ
る。◇3 がハイの時PT78,83がオソして〔a・
,a2〕=〔1,1〕であるがこの時第2図1,2,3
の各回路の電流経路には電流が流れず本来の動作をしな
い。つまりぐ3がローの時の25の出力が有効である。
さて前記i)〜iv)に対応する25の調整回路につい
て述べる。i)に対応するのは〔a,,a2〕=〔0,
0〕でありこれはデュアル.ゲートのFAMOS76,
77,81,82のゲート電極が注入されていない状態
である。ii)に対応するのは〔a,,a2〕=〔0,
1〕でFAMOS81,82のゲート電極に電子が注入
されている状態である。i五)に対応するのは〔a,,
a2〕=〔1,0〕でFAMOS76,77のゲート電
極に電子が注入されている状態である。iv)に対応す
るのは〔a,,a2〕=〔1,1〕でFAMOS76,
77,81,82のゲート電極が共に電子の注入されて
いる状態である。このFAMOSの構成を第5一b図に
図示する。
55はN‐シリコン基板であり、57,58はPTのソ
ース・ドレィンとなるP型層、87,88はFAMOS
のソース・ドレィンとなるP型層である。
62はアィソレーション兼基板(サブストレート)との
コンタクトをとるN型層、89はゲートの清浄な絶縁膜
64はフィールド絶縁膜、65はゲート電極、ソース・
ドレイン・サブストレート電極若しくは配線に使われる
金属層、例えばアルミニウムである。
90がFAMOSの浮遊ゲート電極であり、例えばP若
しくはNにドープされた或いはノンドープの多結晶シリ
コンで構成される。
FAMOSのゲート電極に電子を注入する時は55,6
2と88間つまり、書き込み用FAMOSのドレィンと
サブストレート間の空乏層中に(図では点線領域)アバ
ランシェを起こし、その際生ずる電子を加速電界でゲー
ト電極に注入することで行なわれる。(図では矢印で示
す。)従って書き込み用FAMOSのドレイン・サプス
トレート間のPNジャンクションでのアバランシェ電圧
がそのドレイン・アイソレーシヨン間のPNジヤンクシ
ョンの逆降伏電圧により妨げられぬように書き込み用F
AMOSのドレイン88、アイソレーション86間の間
隔92は適状のMOSのドレィン58、アイソレーショ
ン86間隔91より大きくしなければならない。当然9
1を92の長さに合わせることは可能である。9川ま又
多層配線用の多結晶シリコンを浮遊ゲート電極とするこ
とができるし、逆に浮遊ゲートに使われる多結晶シリコ
ンを多層配線に使うことを可能である。
又第5一a図では、77若しくは82が注入状態にあり
、かつぐ3がローで79,84がオンしている時a,,
a2電位がハィとなるように79,84のオン時インピ
ーダンスは高く設計される。勿論77,82が充分注入
状態にあれば、77,79と同サイズ(同チャネル長、
同チャネル幅、同ゲート絶縁膜厚)でも充分インピーダ
ンスが低くなるためサイズ的には79,84は77,8
2と同等程度で構わない。第5−c図はこれらの意図を
包含した、76,77,78のパターン例である。図の
模様は第5一b図と同じものである。すなわち斜線部は
N型のアィソレーション兼サプストレートとのコンタク
トをとる層白部はP型層か若しくはサブストレート、二
重斜線部はFAMOSのゲート電極例えば多結晶シリコ
ン、ドット部はゲート、ソース、ドレィン、サブストレ
ートの電極となる金属層、例えばアルミニウムである。
図はP型、若しくはN型層と、金属とのコンタクトを表
わす。書き込み用FAMOS76ではドレイン、アイソ
レーション間の間隔92を読み込み用FAMOS若し〈
は通常のMOS78のドレィン、アィソレーション間の
間隔91より大きくとっている。このようにFAMOS
を調整回路に使えば、これは、集積回路のウェハ−状態
でのテスト時にテスターから直接調整を行い、後にこの
電圧検出回路を何ら調整する必要がない。
続いて比較回路3について説明する。
3はめ3がローで本来の動作をする。
3は比較器40からなる。
比較器40は第3−a図の如く差動増幅器(演算増幅器
)で構成され、反転入力VIと非反転入力VN,とを比
較する。V,>VN,ではVo=ロー(0)V,くVN
,ではVo=/・ィ‘1’となる。分解能は第3一a図
増幅器のオープン・ループゲインで決定され、典型的に
このゲインは70乃至8M旧であるから電源電圧の約3
千分の1乃至1万分の1の微小電圧を比較できる。比較
器については発振の心配は無く、容量C,,C2は小さ
くて良い。つまり、第3一b図におけるゲート構造52
でなく、第4−a図におけるゲート構造59で良い。又
45,50のコンダクタンス係数の比も同碇度であって
さしっかえない。第3−a図の差動増幅器(演算増幅器
)のオープン・ループゲインは増幅段を構成する各トラ
ンジスタのチャネル長を長く、基盤濃度を高く、ゲート
膜厚を薄くすればより高くなる。この内集積回路の設計
でゲインを高くするよう工夫するには、増幅器を構成す
る各トランジスタのチャネル長を長くすることである。
これは増幅器のトランジスタのチャネル長が電圧検出回
路の内でも増幅器以外のトランジスタ、若しくは、電子
機器における電圧検出回路以外の集積回路のトランジス
タのチャネル長より良いこととして特色づけられる。と
ころで本具体例では、比較電圧はV,=Vd,VN,=
Vstである。
調整回路4がi)の状態の時には、Vd=R章rVdで
あり、VSt=R.≦2R2VStでR2孫力)ら・V
d=R甲耳・R学vStを境船vd>Vdでは比較器の
出力カロリー(接地電圧)に、Vd<Vdではハイ(V
。)になる。逆に言えば所望のVdでVdの検出が行な
われるように、R2/R,の比とri/R十r(i=1
,2…)さらにVst(=VTP−VGTP)が設定さ
れるのである。本発明の第3の特色としては電圧検出回
路を横成する基準電圧と被検出変換電圧の比較が比較器
すなわち差動増幅器で行なわれることである。最後にホ
ールド回路6は第6図の如きデータ・ホールドフリツプ
フロツプ(シフトレジスタ)41で構成され、ぐ3がロ
ーでは比較器40の出力Vcompを書き込み、J3
がハイではその出力をホールドする記憶回路となる。V
compはホ−ルド回路内のィンバータ、例えば96,
97若しくは102,103によりさらに増幅されて出
力Vhとなる。第2図6の例では、電圧検出の各回路1
,2,3,4を動作させるパルス?3とホールド回路の
クロックパルスとを同じ03にしているが、実は、この
ホールド回路の出力信号が常時完全に必要となる場合に
は、?3パルスのハイからローに変わる時の各回路の動
特性、すなわち過渡特性が問題となる。
この時には、例えば電圧検出の各回路1,2,3,4が
静的に一様になるまでの時間7dを少3からさし引いて
第7−c図◇5の如きパルスでホールド回路を駆動する
。す5 はめ3からめ4の半クロックの時間7b(>7
d)に相当するパルスを抜いたもので、第7一b図の如
くシフトレジスタ、(フリツプフロツプ)104としア
105で作られる。また上記に加えて、中3パルスのロ
ーからハイに変わる時の電圧検出回路及びホールド回路
の過渡特性が同様の意味で問題となれば、?5からある
一定時間ヶa(C4 のークロツク分)に相当するパル
スを抜いたぐ6でホールド回路を駆動する。
06は第7−b図の如くシフトレジスタ(フリツプフロ
ツプ)106とナンド107、インバーター08とで作
られる。
この第7−b図の回路はパルス発生回路5の中に入る。
ところで本発明の具体例第2図では調整を2で行なって
いるが、1で調整を行うこともでき、それは例えば、1
9出力に20,21,22,23,24の替わりに17
,18なる抵抗体を接続して、Vd:R;章句Vdと固
定し、逆に16出力に17,18の替わりに20,21
,22,23,24なる抵抗体と調整回路4を接続して
、Vstを調整する型式である。
又、設定電圧の厳密さ如何によっては当然無調整も可能
で、それは第2図で言えば4を削除し、19の出力に接
続される抵抗値を固定し、出力Vdとすることである。
例えばら=岬4:。とし、是適当に瀕し・C・出力を直
接比較器40の反転入力にVdして接続すれば良いoい
ずれにしても上記の如く本発明の電圧検出回路のICは
電子機器を構成する他の回路と共に共存でき、容易に集
積化されることに特色がある。
ところで、本発明における電圧検出回路のICは、更に
次の様な検出設定電圧自動調整方式も可能にする。第8
図に示す回路は不揮発生記憶素子(この場合はFAMO
S)1 1 0〜1 1 4,1 1 5〜1 1 9
とFAMOSの○N−OFFをコントロールするための
注入コントロール・トランジスタ120〜124、及び
このコントロール・トランジスタをクロックパルス入力
CIにより順次FAMOSを導通させるべく構成される
シフトレジスタ125より構成される。比較器(コンパ
レータ)の比較入力となるVd端子はこの時FAMOS
が順次○Nしてゆくとr2〜mの抵抗が順次短絡されて
いくことにより、電圧が可変となる。又FAMOSI
IOと115,111,116という風に前述の如くデ
ュアルゲート構造である。更にVp端子はFAMOSに
電荷を注入するための書き込み入力となり、一30〜一
50V程度の電圧がィンパルス状に印加される。
第9図は、第8図における自動調整回路109を用いて
、自動調整するための実際のシステムの一例を示す。こ
の例は電源電圧がある所望の電圧になった時、これを検
出するものであって、従ってVdo=Vooとなる。ま
ず電源電圧V。。を検出設定電圧より低めに設定する。
この時コンパレータ3の出力VcompはHレベルとす
る。コントローラ127はこれを確認して、次にリセッ
トを解除してクロックCIO入力よりカウンタ126を
介して自動調整回路109にCIを入力し、シフトレジ
スタ125を動かすと、レジスタ出力QI〜Qnが順次
Lレベルとなり、この時注入レベルがVpに印加される
のでFAMOSI IO〜1 14は順次ONする。す
ると、被検出電圧Vdは電位がクロックパルスに同期し
て次第に低下し、基準電圧Vstを横切った時コンパレ
ータ出力VcompはLレベルと変化する。この時コン
トローラ127はクロックと注入パルスを速やかに停し
て調整の終了とする。従って、この回路を通常使用する
時には、電源電圧が設定電圧に達すると、コンパレータ
3は直ちに検出してくれることになる。前述の回路にお
ける調整素子としては特にFAMOSに限らずMNOS
等のトンネル注入型の素子も含む。
更に本発明における調整手段としては次のものも含まれ
る。
第10図は調整回路にヒューズ(メタル又はシリコン等
を材料とする)130を用いたもので入力134とVo
D間に多大な電流を流し熱的に切断するか、しないかで
検出電圧を調整する。消費電流が非常に制限される時は
ぐ3のような微分パルスを用いて、NT133でサンプ
リング検出すればよい。他の手段としてはヒューズ13
0‘こ相当する部分をレーザ等で切断してもよい。すな
わち、FAMOSに限らず通常の揮発性半導体メモリー
であってもかまわず、又、不揮発生メモリーについても
MNOS、ヒューズ等すべての不揮発性記憶素子すべて
に適用できる。更に前述の手段は、全てICの実装前す
なわち、チップ若しくはゥェハ−状態での調整を可能に
するものであるが、ボンディング機械的接点等の実装時
若しくは後の状態での端子選択による調整も可能となる
。第11図は以上に記述した電圧検出回路を電子時計に
応用した具体例であり、電池電圧の低下を検出し、適当
な表示により携帯者に電池の寿命の尽きたことを知らせ
、電池の交換を促すための回路である。
基準電圧発生回路10〜15とコンパレータ3、データ
ホールド、フリツプフロツプ41、サンプリングパルス
?3発生回路7,8外部端子W,,W2による調整回路
4は第2図と殆んど同じ構成となる。この場合基準電圧
ystは直接コンパレータ3に入力これ、又検出電圧は
電源電圧となる。154は水晶発振用のィンバータであ
り156脚股の麦周回豚ある。この回勝おける調整は次
の如く行なう。
まずResetをHレベルにする。この時、分周回路の
うち低周波段はリセットされると同時にフリツプフロツ
プ(シフトレジスタ7,140,143は1/2ビット
構成であるので全てW=Qi(i=2.4となり、従っ
て針駆動用のモータ出力○,,02はHレベルになる。
この時Q端子を強制的に外部にてLレベルにすると、ゲ
ート148,158が開いて、電圧検出回路のサンプリ
ングパルスぐ3,J3は全てのゲートを開き定常的に検
出状態となる。又データ・ホールドフリツプフロツプ4
1は03により書き込み状態となりケート148通して
検出データは0,に出力される。その後電源電圧Voo
を変化させ○,の出力が変化する電圧から適正な検出設
定電圧を定めW,,W2端子より、FAMOSに書き込
む。しかる後に電源を正常にして、Resetを開放に
すると、リセットが解除され、0,,02には1秒毎に
交番に駆動パルスが出力される。又フリップフロツプ(
シフトレジスタ)7のデータ入力Wは1館段目のマスタ
信号M16を用いるので、前記モータ駆動信号とは0.
現砂、時間のずれを持つサンプリングパルス?3が作ら
れ、やはり2秒に1回微小時間に電圧時間を行ないフリ
ツプフロップ41にデータをストアさせる。もし電池電
圧が低下して所定の電圧に達し、コンパレータの出力が
反転するとゲート141が働らいてフリツプフロップ1
43の入力Wの信号はクロツクS,2によってデューテ
イの大きくずれた信号となる。
従って出力○,,02には1秒毎の交番信号でなく時間
的に偏つて出力されるので時計の秒針が1秒づつ運針し
てし、たのが、見かけ上2秒に1回、2ステップづっ進
み携帯者に警告する。更に本発明の電圧検出回路は2レ
ベル以上の検出も可能である。
第12−a図は21レベルの電圧検出を行なう回路であ
る。J7,ぐ3は第12一b図の如く各々位相のずれた
信号であって電圧検出回路は各タイミングで同じように
動作するが、但し?3入力の時はトランジスタ165は
○FFしているので基準電圧としてはVstoが用いら
れ、?7 の時165は〇Nし(R2/R,十R2)・
Vstoが基準電圧となり、2レベル検出となる。各々
のタイミングで検出されたコンパレータ3の出力はそれ
ぞれフリツブフロツプ163,164にて記憶される。
又被検出電圧Vdは必要があれば前述の如く調整する回
路が付加される。第12図−aにおける回路は時計用で
は例えば太陽電池付の如く充電式のものに用いられる。
め7 のタイミングは二次電池電圧の低下を検出し、処
の出力により携帯者に充電を促すべく予告の表示をする
。中3 のタイミングは逆に過充電のための二次電池電
圧の上昇を検出し、Q6の出力により充電を停止させる
。即ちこの太陽電池付電子時計では被検出電圧は、二次
電池電圧を意味する。本発明における電圧検出回路はモ
ノリシツクIC化され、特に時計用ICの如く、他の機
能と同一のチップ内に集積化することが可能であり、又
検出電圧の調整回路は検出電圧のIC間のバラツキを補
償する意味でIC内トリミングをも可能にするものであ
る。
本発明による電圧検出回路は外付のボリューム抵抗等の
トリマーを必要としない点で画期的であり、又特性的に
言っても温度変動、電源電圧変動に対して、極めて安定
である。
又時計用にに用いた際、外付調整素子の省略により、小
径化、低コスト化が更に推進され、大きな意義を持つも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の電圧検出回路のブロック図。 第2図は、本発明の電圧検出回路の具体例。第3−a図
は、本発明の電圧検出回路における演算増幅器若しくは
差動増幅器をC−MOSで構成した具体図。第3一b図
は、MOS集積回路の断面図。第4−a図は、MOS集
積回路の断面図。第4−b図は、集積回路中の抵抗体の
構成図。第4−c図は、抵抗体のMOSによる構成図。
第4一d図は、抵抗体のダイオードによる構成図。第5
一a図は、本発明の電圧検出回路における調整回路の制
御回路の具体図。第5一b図は、MOS及びFAMOS
の集積回路断面図。第5−c図は、第5−a図制御回路
の集積回路上の平面図。第6図は、本発明の電圧検出回
路におけるシフトレジスタ若しくはフリップフロップの
具体図。第7一a図は、本発明の電圧検出回路における
パルス発生回路のサンプリング、ホールドの各パルスの
タイミング図。第7一b図は、本発明の電圧検出回路に
おけるパルス発生回路の他の具体例。第7−c図は、本
発明の電圧検出回路における第7一b図パルス発生回路
のサンプリング・ホールドの各パルスのタイミング図。
第8図は、本発明の電圧検出回路の検出設定電圧の自動
調整回路の具体例。第9図は、本発明の電圧検出回路の
自動調整システムの具体例。第10図は、本発明の電圧
検出回路における調整回路の他の具体例。第11図は、
本発明の電圧検出回路を電子時計に応用した具体例。第
12−a図は、2レベルの電圧検出を行なう本発明の電
圧検出回路の具体例。第12−b図は、2レベルの電圧
検出を行なう本発明の電圧検出回路のサンプリング・ホ
ールドパルスのタイミング図。第10図131・・・・
・・抵抗体、132・・・・・・ィンバータ、第11図
、Pf・・・・・・発振ィンバー夕の帰還抵抗、Rb・
・・・・・発振ィンバータ出力抵抗、Co,Cc・・…
・発振回路のコンデンサー、Rr・…・・リセット端子
ブルダウン抵抗、144,146,151,153,1
57,159,162……インバータ、142,145
,155・・・・・・ナンド回路、149,161・・
・・・・アンド回路、150,160・・・・・・ノア
回路、147,152・・・・・・モーター駆動用イン
バ−夕、s9・・・…豪周回路1股中9段目出力、R…
…リセット入力、第12−a図、166….・・インバ
ータ、167……ナンド回路。 多′図柊ュ図 多J‐叫幻 多3‐b図 あ4‐仏四 柊4‐夕′2 冬4‐c優 あチ‐之函 弟s‐仏図 豹に′b図 多上′of幻 ある図 柊7‐仏図 あっ−け函 多7‐o図 多?櫨 炎了図 雄/の幻 茶/ェ−b図 罫 渉 多/〆−ルー幻

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基準電圧回路、被検出電圧変換回路、前記基準電圧
    回路からの基準電圧と前記被検出電圧変換回路からの被
    検出電圧の変換電圧とを比較する比較回路、及び前記基
    準電圧回路の基準電圧又は前記被検出電圧変換回路の変
    換電圧の少なくとも一方を調整する調整回路よりなり、
    前記基準電圧回路は同一導電型でそれぞれ異なる閾値電
    圧を有する2つのMOSトランジスタの閾値電圧の差を
    基準として発生する回路よりなり、前記比較回路はMO
    Sトランジスタより構成される差動増巾器によつて構成
    され、前記調整回路は分圧用の分割抵抗前記分割抵抗の
    分割点を選択するためのゲート回路、及び前記ゲート回
    路を制御するための半導体記憶回路よりなる制御回路よ
    り構成されたことを特徴とする電圧検出回路。
JP4829177A 1977-04-26 1977-04-26 電圧検出回路 Expired JPS6035627B2 (ja)

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