JPS6035582Y2 - ホ−ニング装置 - Google Patents

ホ−ニング装置

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Publication number
JPS6035582Y2
JPS6035582Y2 JP162678U JP162678U JPS6035582Y2 JP S6035582 Y2 JPS6035582 Y2 JP S6035582Y2 JP 162678 U JP162678 U JP 162678U JP 162678 U JP162678 U JP 162678U JP S6035582 Y2 JPS6035582 Y2 JP S6035582Y2
Authority
JP
Japan
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honing
circuit
honed
signal generation
stroke
Prior art date
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Expired
Application number
JP162678U
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English (en)
Other versions
JPS54105993U (ja
Inventor
正祺 堀家
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP162678U priority Critical patent/JPS6035582Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は簡易にして高精度な円筒度を得ることのできる
ホーニング装置に関する。
ホーニング装置は予め穿かれた円孔や、円柱体を研磨加
工して高精度な円筒度を得る加工装置として精密加工に
は欠くことのできない重要な装置である。
従来このホーニング装置を用いて仕上げ加工を行う場合
、一旦被ホーニング部材をホーニング加工したのちその
寸法を測定して仕上り形状を知り、しかるのちホーニン
グのストロ−クラ調整して局部的にホーニングを行い円
筒度の修正を行っていた。
しかしながらこのような手段では高精密な円筒度を得る
迄には試行錯誤的に上記寸法測定と局部的ホーニングに
よる修正を繰り返さなければならなかった。
これには多大な経験と熟練を要し、また自動化をはかる
ことも困難であった。
そして、当然生産性の向上を期待することもできなかっ
た。
本考案はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、簡易な構成であって熟練を要す
ることなく高精度な円筒度を容易に得ることができ、自
動化をはかつて生産性の向上を期待することのできるホ
ーニング装置を提供することにある。
以下、図面を参照して本考案装置の一実施例を説明する
第1図は装置の要部概略構成図である。
図中1はホーニングヘッドでシャフト2に連設されて回
転駆動されると共に図中矢印方向にストローク制御され
るようになっている。
このホーニングヘッド1には定寸装置としての空気マイ
クロメータの空気吹出ノズル3,3が設けられている。
上記空気マイクロメータについては周知のことあるが、
簡単に説明すると被ホーニング部材4の透孔5に挿入さ
れるホーニングヘッド1と透孔5の壁面とにより形成さ
れるギャップにより前記ノズル3,3から吹出される空
気の圧力変化から寸法(径)を測定するものである。
そしてここでハコの空気マイクロメータによって図示す
る如く透孔5の径が3ケ所で測定される。
これらの測定値d1.d2.d3に基づいて次のように
して制御がなされホーニング加工が行われる。
第2図は同装置の制御系のブロック図である。
前記ノズル3,3と一体をなす空気マイクロメータ装置
11はトリガ信号発生回路12によりトリガされ寸法測
定を行う。
このトリガ信号発生回路12は、ホーニングヘッド1が
所定ストローク長移動される毎にトリガ信号を発生し、
各部における寸法測定を行わせている。
尚、このトリガ信号発生回路12はリセット回路13に
より被ホーニング部材4が交換される都度初期設定され
る。
一方、前記空気マイクロメータ装置11によって測定さ
れた各部の寸法値d1.a!、d3は記憶回路14に入
力され、順次収納保持される。
この記憶回路14は、例えば上記寸法値をデジタル信号
に変換し、それを記憶するレジスタにより構成されるも
のである。
これらの保持された各測定値d1?da、daは比較回
路15に入力され、各測定値d1゜di、d3間の大小
関係が比較される。
この比較判定結果はモード検出回路16に入力され透孔
5の形状モードが検出されている。
例えば第3図Aに示す如き測定値d1.d2.d3を得
た場合には壁面が略垂直であり円筒度の高いモードとし
て検出する。
またBに示す場合には孔の奥に従って径が大きくなる末
広がりモードとして、更にCに示す場合には、中央部の
径が大きく、その両開口部の径が小さいモードとして検
出している。
このようにして検出されたモードに基づいてホーニング
加工FtJalを行うところに本考案の特徴がある。
即ち、モード検出回路16の検出結果はストロークサイ
クル制御装置17に入力され、上記モードに基づいてホ
ーニングヘッド1のストローク長及びその位置等が設定
される。
これらの設定情報に従ってホーニング駆動回路18が作
動し前記ホーニングヘッド1による被ホーニング部材4
のホーニング加工がなされる。
前記検出されたモードに基づくホーニングヘッド1のス
トローク制御を第4図を参照して説明する。
第4図aに示す如く、モードが略円筒度の高いものであ
るとき、ホーニングヘッド1はホーニング領域全体に亘
るストロークで所定回数往復され均一なホーニングがな
される。
一方、第4図b〜gにそれぞれ示すように測定値d1.
d2.d3に差異がある場合には、先ずショートストロ
ークによる所定回数だけ内径の小さい領域のホーニング
が局部的に行われる。
上記ショートストロークのストローク長、ストローク位
置、及びそのストローク回数は先に検出された形状モー
ドによって設定される。
例えば上記各情報を予めROM等に記憶させておき、検
出されるモードに基づいて適宜読み出して制御情報とし
て供するようにする。
しかるのち、ホーニング領域全体に亘るストロークで所
定回数ホーニングを行い、ここにホーニング加工を終了
する。
このようなストローク制御によるホーニング加工によれ
ば、被ホーニング部材4の凸凹を局部的なショートスト
ロークのホーニングによって除去したのち、全体に亘る
ホーニングが行われることになる。
従ってホーニング修了時における円筒度は極めて高いも
のとなる。
これにより、従来のように加工寸法を再度測定してショ
ートストロークによる修正を行う等の工程を必要としな
くなる。
故に高度の加工技能や熟練を全く要せず簡易にホーニン
グ加工を行うことが可能となる。
また同時に自動化をはかることができ、省力化、生産性
の向上をはかることもできる。
その上、上記したように装置の構成も簡単であり、形状
モードを判定する比較回路や制御情報を収納したストロ
ークサイクル制御回路を備えることによって安価に容易
に実現することができる。
即ち、円筒度の確保の容易なホーニング装置を実現する
ことができ、その取扱いも容易である等の利点を有する
尚、本考案は上記実施例に限定されるものではない。
例えば定寸装置としては電気マイクロメータ等の他の装
置を用いることができ、上記実施例のようにホーニング
ヘッド1に一体的に組み込む必要もない。
つまり定寸装置とホーニング機構とを別体とし、上記定
寸装置によって径を測定したのち上述したホーニングを
行えばよい。
また内径のホーニングばかりでなく円柱体等の外径のホ
ーニングを行うことも勿論よい。
この場合には外径寸法が大きいところを局部的にホーニ
ングしたのち、全体に亘るホーニングを行うことによっ
て達せられる。
更にまたショートストロークのストローク長等は上述し
たように被ホーニング部材の形状や、また材質、加工精
度等に応じて適宜設定すればよいものである。
また測定個所も複数個であれはよく、その位置も仕様に
基づいて定められるものである。
要するに本考案はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案装置の一実施例を示すもので、第1図は要部
概略構成図、第2図は制御系のブロック図、第3図は複
数の測定位置における測定値の関係を示す図、第4図は
測定された形状モードとそれに対するホーニングのスト
ローク変位との関係を示す図である。 1・・・・・・ホーニングヘッド、3・・・・・・空気
吹出ノズル(空気マイクロメータ)、4・・・・・・・
・・被ホーニング部材、5・・・・・・透孔(ホーニン
グ領域)、11・・・・・・空気マイクロメータ装置、
14・曲・記憶回路、15・・・・・・比較回路、16
・・・・・・モード検出回路、17・・・・・・ストロ
ークサイクル制御回路、18・・・・・・ホーニング駆
動回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホーニングヘッドが予め定められたストローク長さ移動
    するごとに測定用トリガ信号を発生する信号発生回路と
    、この信号発生回路から出力される測定用トリガ信号を
    受けるごとに被ホーニン部材の所定個所の径を測定する
    定寸装置と、この定寸装置によって測定された前記被ホ
    ーニング部材の複数個所の径を記憶する記憶回路と、こ
    れら記憶された複数個所の測定径を互いに比較して被ホ
    ーニング部材の形状モードを判定するモード判定回路と
    、このモード判定回路の判定結果に基づく小内径部分若
    しくは大外径部分のショートストローク並びにホーニン
    グ全領域に亘るストロークの組合せにより前記被ホーニ
    ング部材のホーニングを行わせるホーニング制御回路と
    を具備したことを特徴とするホーニング装置。
JP162678U 1978-01-11 1978-01-11 ホ−ニング装置 Expired JPS6035582Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP162678U JPS6035582Y2 (ja) 1978-01-11 1978-01-11 ホ−ニング装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP162678U JPS6035582Y2 (ja) 1978-01-11 1978-01-11 ホ−ニング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54105993U JPS54105993U (ja) 1979-07-26
JPS6035582Y2 true JPS6035582Y2 (ja) 1985-10-22

Family

ID=28803938

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JP162678U Expired JPS6035582Y2 (ja) 1978-01-11 1978-01-11 ホ−ニング装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932348U (ja) * 1982-08-20 1984-02-28 マツダ株式会社 ホ−ニング盤の砥石往復動装置
JPS5981055A (ja) * 1982-10-28 1984-05-10 Mazda Motor Corp ホ−ニング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54105993U (ja) 1979-07-26

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