JP3275583B2 - ホーニング加工量補正装置および補正方法 - Google Patents

ホーニング加工量補正装置および補正方法

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JP3275583B2 JP29854194A JP29854194A JP3275583B2 JP 3275583 B2 JP3275583 B2 JP 3275583B2 JP 29854194 A JP29854194 A JP 29854194A JP 29854194 A JP29854194 A JP 29854194A JP 3275583 B2 JP3275583 B2 JP 3275583B2
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    • B24B33/10Accessories

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、円形の加工孔内面を
砥石を用いてホーニング加工するに際し、目標とする加
工孔の内径に近付けるべく加工量を補正するホーニング
加工量補正装置および補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワークの加工孔内面、例えばエ
ンジンのシリンダブロックにおけるシリンダボア内面を
仕上げ加工する際には、ホーニング盤を用いてホーニン
グ加工がなされる。このホーニング加工は、加工孔内面
を砥石を用いて研削するもので、この砥石は通常直方体
形状のものを加工孔の中心軸方向を長手方向として円周
方向に複数等間隔に配置してある。この複数の砥石は、
加工孔内に挿入されてその中心軸に対して放射状に配置
したホーンと称する工具により加工孔内面に押圧される
とともに、回転運動と軸方向の往復運動を行わせて加工
孔の内面を平滑かつ精度よく加工する(特開昭56−7
6374号公報参照)。
【0003】上記したようなホーニング加工によるシリ
ンダボア内面の仕上げ加工が終了したシリンダブロック
は、図4に示すような測定器により、あらかじめ定めら
れた目標とする加工孔内径に対して、どの程度の誤差が
生じているか、つまり許容範囲内にあるかどうかが判断
される。図4の測定器は、シリンダブロック1の上方
に、シリンダブロック1の加工孔であるシリンダボア3
の中心と中心が一致するようマスタリング5が配置さ
れ、このマスタリング5の上方から支持軸7の先端に設
けられたゲージヘッド9が挿入可能となっている。マス
タリング5は、加工孔であるシリンダボア3の目標とす
る加工孔内径と同じ内径を備えたリング孔5aを備えて
いる。
【0004】ゲージヘッド9は、マスタリング5および
シリンダボア3の内径より若干小さい外径を有する円形
の外周面9aを備え、この外周面9aに、マスタリング
5およびシリンダボア3の各内径を測定する図5に示す
ようなセンサ10の一部である複数の測定子11が設置
されている。
【0005】測定子11は、図5に示すように、コイル
13が巻かれたボビン15に対しスプリング17によ
り、ケース19内から突出する方向(図5中で左方向)
に付勢された状態で、ケース19に対して図5中で左右
方向に移動可能に設けられている。測定子11には、コ
イル13内に配置されたコア21が連結され、測定子1
1の移動に伴うコア21のコイル13内の移動量を、磁
束の変化としてコイル13が捕えて電気信号に変換し、
内径の測定を行う。
【0006】上記したような測定器においては、まずゲ
ージヘッド9をマスタリング5のリング孔5a内に挿入
してマスタリング5の内径を測定した後、ゲージヘッド
9をさらに下降させてシリンダボア3内に挿入し、シリ
ンダボア3の内径を測定する。測定したシリンダボア3
の内径と、それ以前に測定した目標とする加工孔内径に
相当するマスタリング5のリング孔5aの内径との差に
より、加工終了したシリンダボア3の内径が許容範囲内
にあるかどうかを判断する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホーニング
加工終了後のシリンダブロックは、一旦倉庫など別な場
所に多数ストックした後、ある程度時間をおいてから、
測定器により内径測定を行う。このため、倉庫などから
搬送されてきたシリンダブロックの温度は測定器が設置
された雰囲気温度に対して温度差が発生する場合があ
り、このような状態で内径測定を行うと、マスタリング
とシリンダブロックとの温度差によって測定精度の低下
を招く。
【0008】そこで、この発明は、ホーニング加工が終
了してから内径測定に移行する間に、ワークの温度変化
があっても、測定精度を向上させることを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、ホーニング加工終了後の加工孔
を備えたワークおよび、このワークの加工孔のホーニン
グ加工による目標とする内径と同じ内径を備えて前記ワ
ークの加工孔中心と中心が同一線上にあるマスタリング
のそれぞれの温度を検出可能で、前記マスタリングおよ
びワーク内に進入可能なゲージヘッドの周囲に装着され
た温度検出手段と、前記ワークおよびマスタリングのそ
れぞれの内径を検出可能で前記ゲージヘッドの周囲に装
着された内径検出手段と、前記温度検出手段が検出した
ワークおよびマスタリングの各温度相互の差ならびに、
前記内径検出手段が検出した複数のワークの内径および
マスタリングの内径に基づいて、ワークとマスタリング
との温度差を考慮した前記複数のワークの加工孔の内径
を演算する内径演算手段と、この内径演算手段が演算し
た複数のワークの内径の平均値と前記目標とする加工孔
内径との差から、前記目標とする加工孔内径の補正値を
演算する補正値演算手段とを有する構成としてある。
【0010】請求項2の発明は、ワークの目標とする加
工孔内径と同じ内径を備えて前記ワークの加工孔中心と
中心が同一線上にあるマスタリングの温度および内径
を、前記マスタリングおよびワーク内に進入可能なゲー
ジヘッドの周囲に装着された温度検出手段および内径検
出手段によりそれぞれ検出するとともに、前記ワークの
温度および前記複数のワークの加工孔内径を、前記温度
検出手段および内径検出手段によりそれぞれ検出し、前
記ワークおよびマスタリングの各温度相互の差ならび
に、前記複数のワークの内径および前記マスタリングの
内径に基づいて、ワークとマスタリングとの温度差を考
慮した前記複数のワークの加工孔の内径を演算し、この
演算した複数の加工孔の内径の平均値と前記目標とする
加工孔内径との差から、前記目標とする加工孔内径の補
正値を演算するホーニング加工量補正方法としてある。
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】請求項1の発明の構成または請求項2の発明の
方法によれば、マスタリングの温度とワークの温度との
差に基づき、測定した複数のワークの加工孔内径の前記
温度差を考慮した内径値を演算し、この演算した複数の
加工孔内径の平均値と目標とする加工孔内径との差か
ら、この目標とする加工孔内径に対する補正値を演算す
ることで、ホーニング加工終了後、ワークを内径測定工
程に搬送する際に、周囲温度の影響によりワークが温度
変化しても、上記補正値を考慮することで、ホーニング
加工後の加工孔内径の測定値が目標値に近付くことにな
る。また、温度検出手段および内径検出手段を備えたゲ
ージヘッドを、マスタリングに挿入後、連続してワーク
の加工孔内に挿入できる。
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。
【0017】図1は、この発明の一実施例を示すホーニ
ング加工量補正装置を備えたホーニング加工装置の全体
構成図である。ワークとなるエンジンのシリンダブロッ
ク23Aは、図示しないホーニング盤本体の加工テーブ
ル上にセットされ、シリンダブロック23Aの加工孔で
あるシリンダボア25Aに対し、ホーニングヘッド27
を挿入してその内面を研削加工する。
【0018】ホーニングヘッド27は、本体29内に挿
入されて図示しない油圧シリンダによって上下動可能な
二つのテーパコーン31と、テーパコーン31の下降に
よってシリンダボア25Aの内面に向けて押付けられ円
周方向に複数配置されたシュー33と、シュー33の外
周面に装着されシリンダボア25Aの内面を研削加工す
る図中で上下方向に長い直方体状の砥石35とを備えて
いる。このようなホーニングヘッド27は、テーパコー
ン31およびシュー33によって砥石35がシリンダボ
ア25Aの内面に所定の押付圧力(拡張圧)で押付けら
れた状態で、全体として図示しない上下動シリンダおよ
び回転モータを駆動源として上下動すると同時に回転し
ながらホーニング加工を行う。
【0019】また、ホーニングヘッド27の本体29に
は、上下方向に延長されるエア通路37が形成され、こ
のエア通路37は、先端部分がホーニング加工時にシリ
ンダボア25Aの内面に対向して開口するエアノズル3
9を構成し、基端側が図1中で上面に開口して図示しな
いエアマイクロメータ41に接続されている。エアマイ
クロメータ41は、エアノズル39からシリンダボア2
5Aの内面にエアを吹き付けることにより、そのときの
背圧もしくは流量が電気信号に変換され、背圧もしくは
流量に応じたシリンダボア25の所定の加工寸法が定寸
装置43により算出される。定寸装置43は、算出した
加工寸法が目標とする加工孔内径に達するまで、前述し
た図示しない上下動シリンダおよび回転モータの駆動を
制御し、ホーニング盤の動作を制御する。
【0020】シリンダブロック23Aの上部には、アッ
パプレート47が配置されている。アッパプレート47
の貫通孔47aにはガイドリング49が嵌め込まれると
ともに、ガイドリング49の上部にはマスタリング5
1,53が設けられ、ガイドリング49およびマスタリ
ング51,53は、アッパプレート47上に装着される
固定部材55により固定される。
【0021】ガイドリング49は、ホーニングヘッド2
7をシリンダボア25A内に挿入するときの案内となる
ガイド孔49aを備えている。二つのマスタリング5
1,53は、ホーニング加工によるシリンダボア25A
の目標とする加工内孔径の上限値および下限値とそれぞ
れ同じ径を有しており、ホーニング加工に先立ち、エア
マイクロメータ41のノズル39からのエア圧力を受け
て、シリンダボア25Aの内径の上限値および下限値の
範囲を設定する。
【0022】上記ホーニングヘッド27を用いたホーニ
ング加工後のワークは、シリンダブロック23Bとし、
同加工孔はシリンダボア25Bとして示しており、この
シリンダボア25Bに対して内径を測定する。測定器本
体の図示しない測定テーブル上にセットされたシリンダ
ブロック23Bの上方には、測定器本体に固定される固
定部材57に取り付けられるマスタリング59が配置さ
れている。マスタリング59は、シリンダボア23Bの
目標とする加工孔内径と同じ内径を備えたリング孔59
aを備えている。
【0023】マスタリング59のリング孔59aは、シ
リンダブロック23Bのシリンダボア25Bの中心と中
心が一致しており、マスタリング59の上方から図示し
ない油圧シリンダによって上下動可能な支持軸61の先
端に設けられたゲージヘッド63が、マスタリング59
およびシリンダボア25B内に挿入可能となっている。
ゲージヘッド63は、マスタリング59およびシリンダ
ボア25Bの内径より若干小さい外径を有する円形の外
周面63aを備え、この外周面63aに、マスタリング
59およびシリンダボア25Bの各内面温度を検出する
熱電対65と、マスタリング59およびシリンダボア2
5Bの各内径を測定する前記図4に示したものと同様な
センサ10の一部である複数の測定子11とが設置され
ている。
【0024】測定子11による内径測定値および、熱電
対65による温度検出値は、内径演算手段としての第1
の演算回路67に入力される。第1の演算回路67は、
熱電対65が検出したシリンダボア25Bの温度t1
よびマスタリング59の温度t0 相互の差ならびに、測
定子11が測定したシリンダボア25Bの内径D1 およ
びマスタリング59の内径D0 に基づき、次式を用いて
シリンダボア25Bの温度変化を考慮した内径Dを演算
する。
【0025】 D=D1 +D0 ×α×(t1 −t0 ) (1) 但し、α:シリンダボア25Bの線膨張係数 第1の演算回路67は、複数のシリンダボア25Bにつ
いて温度変化を考慮した内径Dを演算し、その複数の内
径Dの値を補正値演算手段としての第2の演算回路69
に入力する。第2の演算回路69は、演算した複数のシ
リンダボア25Bの内径Dの平均値DM と、目標とする
シリンダボア25Bの内径DX との差から、前記目標と
するシリンダボア25Bの内径の補正値Δd(=DX
M )を演算する。
【0026】ホーニング加工後のシリンダボア25Bの
内径は、図2に示すように、(a)の温度(室温)変化
に対応して、(b)の目標とする内径値に対する誤差が
変化する。上記室温は、ホーニング加工時にシリンダブ
ロック23Aに供給される冷却液であるクーラントの温
度に影響し、このためクーラント温度によって仕上げ加
工径が変化することになり、したがって、上記した複数
のシリンダボア25Bに対する内径測定値D1 は、クー
ラント温度によって変化したものと言える。
【0027】上記演算された補正値Δdの信号は、前述
した定寸装置43に入力され、定寸装置43は、上下動
シリンダおよび回転モータに対する駆動信号を出力し、
補正値Δdを考慮した内径となるようシリンダボア25
Aに対してホーニング加工を行う。
【0028】図3は、シリンダボア25Aに対し、ホー
ニング盤にてホーニング加工した後、測定器にて加工後
のシリンダボア25Bの内径を測定する際の、補正値Δ
dを演算するための動作を示すフローチャートである。
まず、ゲージヘッド63を目標とする加工径と同径のマ
スタリング59のリング孔59aに挿入し、測定子11
により内径D0 を測定するとともに、熱電対65により
マスタリング59の温度t0 を測定する(ステップS
1)。
【0029】ゲージヘッド63をマスタリング59の位
置からさらに下降させてシリンダボア25B内に挿入
し、この状態で、測定子11によりシリンダボア25B
の内径D1 を測定するとともに、熱電対65によりシリ
ンダボア25Bの内壁の温度t1 を測定する(ステップ
S2)。そして、第1の演算回路67により前述した式
(1)を用いてシリンダボア25Bの温度変化を考慮し
た内径Dを演算した後(ステップS3)、第2の演算回
路69により、内径Dの平均値DM と、目標とするシリ
ンダボア25Bの内径DX との差から、目標とするシリ
ンダボア25Bの内径の補正値Δdを演算する(ステッ
プS4)。
【0030】このようにして演算された補正値Δdは、
定寸装置43に入力され、定寸装置43は、上下動シリ
ンダおよび回転モータに対する駆動信号を出力し、補正
値Δdを考慮した内径となるようシリンダボア25Aに
対してホーニング加工を行う。これにより、シリンダブ
ロック23Aが、ホーニング加工工程終了後、内径測定
工程までの間に、周囲温度の影響を受けて温度変化して
も、補正値Δdを考慮した上でホーニング加工を行うこ
とで、測定した内径を目標とする内径に一致させること
が可能となり、より高精度なホーニング加工を実現する
ことができる。
【0031】また、上記補正値は、クーラント温度の変
化に対応したシリンダボア25Aの内径値変化に基づき
算出しており、より高精度なものとなる。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明または請求項2の発明によれば、マスタリングの温度
とワークの温度との差に基づき、測定した複数のワーク
の前記温度差を考慮した値を演算し、この演算した複数
の内径値の平均値と目標とする加工孔内径との差から、
この目標とする加工孔内径に対する補正値を演算するよ
うにしたので、ホーニング加工終了後、ワークを内径測
定工程に搬送する際に、周囲温度の影響によりワークが
温度変化しても、上記補正値を考慮することで、ホーニ
ング加工後の加工孔内径の測定値を目標値に近付けるこ
とができ、極めて高精度なホーニング加工が実現可能と
なる。また、温度検出手段および内径検出手段を備えた
ゲージヘッドをマスタリングに挿入後、連続してワーク
の加工孔内に挿入できるので、測定作業が容易となる。
【0033】
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すホーニング加工量補
正装置を含む全体構成図である。
【図2】温度変化に対するシリンダボアの目標とする内
径値に対する誤差の時間的変化特性図である。
【図3】ホーニング加工後のシリンダボアの内径を測定
器にて測定する際の、補正値を算出するための動作を示
すフローチャートである。
【図4】従来の測定器の全体構成図である。
【図5】図4の測定器に使用されている内径測定用のセ
ンサの断面図である。
【符号の説明】
11 測定子(内径測定手段) 23A,23B シリンダブロック(ワーク) 25A,25B シリンダボア(加工孔) 59 マスタリング 63 ゲージヘッド 65 熱電対(温度検出手段) 67 第1の演算回路(内径演算手段) 69 第2の演算回路(補正値演算手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 33/00 - 33/10 B24B 49/00 - 49/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホーニング加工終了後の加工孔を備えた
    ワークおよび、このワークの加工孔のホーニング加工に
    よる目標とする内径と同じ内径を備えて前記ワークの加
    工孔中心と中心が同一線上にあるマスタリングのそれぞ
    れの温度を検出可能で、前記マスタリングおよびワーク
    内に進入可能なゲージヘッドの周囲に装着された温度検
    出手段と、前記ワークおよびマスタリングのそれぞれの
    内径を検出可能で前記ゲージヘッドの周囲に装着された
    内径検出手段と、前記温度検出手段が検出したワークお
    よびマスタリングの各温度相互の差ならびに、前記内径
    検出手段が検出した複数のワークの内径およびマスタリ
    ングの内径に基づいて、ワークとマスタリングとの温度
    差を考慮した前記複数のワークの加工孔の内径を演算す
    る内径演算手段と、この内径演算手段が演算した複数の
    ワークの内径の平均値と前記目標とする加工孔内径との
    差から、前記目標とする加工孔内径の補正値を演算する
    補正値演算手段とを有することを特徴とするホーニング
    加工量補正装置。
  2. 【請求項2】 ワークの目標とする加工孔内径と同じ内
    径を備えて前記ワークの加工孔中心と中心が同一線上に
    あるマスタリングの温度および内径を、前記マスタリン
    グおよびワーク内に進入可能なゲージヘッドの周囲に装
    着された温度検出手段および内径検出手段によりそれぞ
    れ検出するとともに、前記ワークの温度および前記複数
    のワークの加工孔内径を、前記温度検出手段および内径
    検出手段によりそれぞれ検出し、前記ワークおよびマス
    タリングの各温度相互の差ならびに、前記複数のワーク
    の内径および前記マスタリングの内径に基づいて、ワー
    クとマスタリングとの温度差を考慮した前記複数のワー
    クの加工孔の内径を演算し、この演算した複数の加工孔
    の内径の平均値と前記目標とする加工孔内径との差か
    ら、前記目標とする加工孔内径の補正値を演算すること
    を特徴とするホーニング加工量補正方法。
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