JPS6035347Y2 - スピ−カシステム - Google Patents
スピ−カシステムInfo
- Publication number
- JPS6035347Y2 JPS6035347Y2 JP10086480U JP10086480U JPS6035347Y2 JP S6035347 Y2 JPS6035347 Y2 JP S6035347Y2 JP 10086480 U JP10086480 U JP 10086480U JP 10086480 U JP10086480 U JP 10086480U JP S6035347 Y2 JPS6035347 Y2 JP S6035347Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drone cone
- voice coil
- speaker system
- cone
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はドロンコーンを用いたスピーカシステムに係り
、このドロンコーンの共振周波数での音圧周波数特性の
効果を減することなく、共振周波数以下での音圧の低下
を無くそうとするものである。
、このドロンコーンの共振周波数での音圧周波数特性の
効果を減することなく、共振周波数以下での音圧の低下
を無くそうとするものである。
通常のドロンコーンを組込んだスピーカシステムにおい
ては、ドロンコーンの共振周波数以下ではドロンコーン
とメインスピーカとの振幅が互いに逆位相となり、音圧
周波数特性も第1図に示すように急激に低下し、メイン
スピーカの振幅が増大して歪の多い特性になるといった
欠点をもつものであった。
ては、ドロンコーンの共振周波数以下ではドロンコーン
とメインスピーカとの振幅が互いに逆位相となり、音圧
周波数特性も第1図に示すように急激に低下し、メイン
スピーカの振幅が増大して歪の多い特性になるといった
欠点をもつものであった。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するものであり
、ドロンコーンに磁気回路、ボイスコイルを設け、この
ボイスコイルの両端にドロンコーンとボックスの共振周
波数においてインピーダンスが最大となる電気的または
機械的共振回路を接続して特性の優れたものを提供しよ
うとするものである。
、ドロンコーンに磁気回路、ボイスコイルを設け、この
ボイスコイルの両端にドロンコーンとボックスの共振周
波数においてインピーダンスが最大となる電気的または
機械的共振回路を接続して特性の優れたものを提供しよ
うとするものである。
以下、本考案のスピーカシステムの実施例を図面第2図
〜第5図により説明する。
〜第5図により説明する。
まず、第2図に示す実施例について説明すると、1はボ
ックスであり、このボックス1の前面には磁気回路2.
ボイスコイル3.振動板4.フレーム5によって構成さ
れるメインスピーカ6と、同じく磁気回路7.ボイスコ
イル8.振動板9、フレーム10よりなるドロンコーン
11が組込マれ、このドロンコーン11のボイスコイル
8には抵抗R,インダクタンスL、キャパシタンスCの
並列共振回路が接続されている。
ックスであり、このボックス1の前面には磁気回路2.
ボイスコイル3.振動板4.フレーム5によって構成さ
れるメインスピーカ6と、同じく磁気回路7.ボイスコ
イル8.振動板9、フレーム10よりなるドロンコーン
11が組込マれ、このドロンコーン11のボイスコイル
8には抵抗R,インダクタンスL、キャパシタンスCの
並列共振回路が接続されている。
これは、ドロンコーン11の振動板9が振動することに
よってボイスコイル8に起電力が発生し、この起電力を
並列共振回路に印加すればドロンコーン11の振幅を制
限するような制動が加わる。
よってボイスコイル8に起電力が発生し、この起電力を
並列共振回路に印加すればドロンコーン11の振幅を制
限するような制動が加わる。
この並列共振回路に周波数依存性をもたせると、制動力
も周波数によって変化する。
も周波数によって変化する。
特に並列共振周波数ではインピーダンスが高いため、制
動がかかりに<<、共振周波数より離れるにしたがって
制動がかかりやすくなり、そのため、ドロンコーンを用
いたスピーカシステムとしてドロンコーン11の共振は
そのまま利用し、その他の部分での不要な振幅を制動で
きることになる。
動がかかりに<<、共振周波数より離れるにしたがって
制動がかかりやすくなり、そのため、ドロンコーンを用
いたスピーカシステムとしてドロンコーン11の共振は
そのまま利用し、その他の部分での不要な振幅を制動で
きることになる。
次に第3図に示す実施例について説明すると、基本的に
は第2図の電気的共振回路の代りに機械的共振回路をド
ロンコーン11のボイスコイル8に接続したものである
。
は第2図の電気的共振回路の代りに機械的共振回路をド
ロンコーン11のボイスコイル8に接続したものである
。
上記機械的共振回路としては、磁気回路12とボイスコ
イル13とダンパ−14より構成され、このボイスコイ
ル13とドロンコーン11のボイスコイル8を電気的に
接続しである。
イル13とダンパ−14より構成され、このボイスコイ
ル13とドロンコーン11のボイスコイル8を電気的に
接続しである。
この構成でボイスコイルの両端からみた電気的インピー
ダンスは第4図に示すようになり周波数依存性をもつ。
ダンスは第4図に示すようになり周波数依存性をもつ。
この場合もドロンコーン11の共振周波数と、機械共振
回路の共振周波数を同じに選べば第2図の場合と同じ効
果が得られる。
回路の共振周波数を同じに選べば第2図の場合と同じ効
果が得られる。
第5図は上記第2図、第3図に示した本考案のスピーカ
システムの音圧周波数特性であり、ドロンコーンの共振
周波数f。
システムの音圧周波数特性であり、ドロンコーンの共振
周波数f。
以下の周波数においても音圧周波数特性の急激な低下が
無くなり、メインスピーカの振幅の増大もなく歪の少な
いものとすることができる。
無くなり、メインスピーカの振幅の増大もなく歪の少な
いものとすることができる。
以上のように本考案のスピーカシステムは構成されるた
め、ドロンコーンの共振周波数での効果を低下させるこ
となく、共振周波数以下での音圧周波数特性の大幅な低
下もなくなり、メインスピーカの振幅の増大もなく歪の
少ない優れた再生が可能になるなどの利点をもち、実用
的価値の大なるものである。
め、ドロンコーンの共振周波数での効果を低下させるこ
となく、共振周波数以下での音圧周波数特性の大幅な低
下もなくなり、メインスピーカの振幅の増大もなく歪の
少ない優れた再生が可能になるなどの利点をもち、実用
的価値の大なるものである。
第1図は従来のスピーカシステムの音圧周波数特性図、
第2図は本考案のスピーカシステムの一実施例を示す概
略構成図、第3図は他の実施例の概略構成図、第4図は
同ボイスコイルの電気的インピーダンス特性図、第5図
は同スピーカシステムの音圧周波数特性図である。
第2図は本考案のスピーカシステムの一実施例を示す概
略構成図、第3図は他の実施例の概略構成図、第4図は
同ボイスコイルの電気的インピーダンス特性図、第5図
は同スピーカシステムの音圧周波数特性図である。
Claims (1)
- ボックスにメインスピーカとドロンコーンを組込んで構
成されるスピーカシステムにおいて、ドロンコーンとし
て磁気回路とこの磁気回路にはまりこむボイスコイルを
備えたものを用い、このドロンコーンのボイスコイルの
両端に上記ドロンコーンとボックスとの共振周波数にお
いてインピーダンスが最大となるように構成した電気的
共振回路または機械的共振回路を接続してなるスピーカ
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10086480U JPS6035347Y2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | スピ−カシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10086480U JPS6035347Y2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | スピ−カシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5723089U JPS5723089U (ja) | 1982-02-05 |
JPS6035347Y2 true JPS6035347Y2 (ja) | 1985-10-21 |
Family
ID=29462404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10086480U Expired JPS6035347Y2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | スピ−カシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035347Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009232040A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Pioneer Electronic Corp | パッシブラジエータ及びスピーカシステム |
FR3054766B1 (fr) * | 2016-07-29 | 2019-07-12 | Custom Art - Piotr Granicki | Ensemble a haut-parleur a armature equilibree ameliore |
-
1980
- 1980-07-16 JP JP10086480U patent/JPS6035347Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5723089U (ja) | 1982-02-05 |
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