JPS603532Y2 - コイルボビン - Google Patents
コイルボビンInfo
- Publication number
- JPS603532Y2 JPS603532Y2 JP12819179U JP12819179U JPS603532Y2 JP S603532 Y2 JPS603532 Y2 JP S603532Y2 JP 12819179 U JP12819179 U JP 12819179U JP 12819179 U JP12819179 U JP 12819179U JP S603532 Y2 JPS603532 Y2 JP S603532Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- walls
- wall
- layer
- layers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、複数巻線に係るコイルボビンの改良に関する
ものである。
ものである。
従来の此種ボビンは、両側壁間に亘って巻線層を形威し
且つ各層間に単に絶縁紙を巻装介在させているに過ぎな
いものであるから、各層は両サイド部分において絶縁耐
圧度が非常に小さく、且つ又、絶縁紙の巻き方の僅かな
ズレや不良巻きでも各層の接触干渉が起きて不良品の発
生をみる等の欠点を有している。
且つ各層間に単に絶縁紙を巻装介在させているに過ぎな
いものであるから、各層は両サイド部分において絶縁耐
圧度が非常に小さく、且つ又、絶縁紙の巻き方の僅かな
ズレや不良巻きでも各層の接触干渉が起きて不良品の発
生をみる等の欠点を有している。
本考案は、上記の従来品の欠点を簡単な加工形態により
確実安全に解消せしめ、各巻線層間の絶縁耐圧度を確実
に大きくさせて安全性を保障し、そして、成型加工が容
易である製品を提供することを目的とするもので、本考
案実施の一例を図面に付で説明すると次のようである。
確実安全に解消せしめ、各巻線層間の絶縁耐圧度を確実
に大きくさせて安全性を保障し、そして、成型加工が容
易である製品を提供することを目的とするもので、本考
案実施の一例を図面に付で説明すると次のようである。
樹脂その他適当な絶縁材に係るボビン主体1の両側壁2
,2′の内壁基部の周囲に対し、巻線層数とその層高に
相応した一段若しくは複数の所要段数と所要巾に係る段
差壁3,3′を芯筒部4から連設形成して構成するもの
であり、即ち、その段差壁3,3′の形成は、実施例図
に示すように、一段若しくは複数段であって、それは第
−次巻線層aと第二次巻線層すに係る二層の場合は一段
壁でよく、それ以上の巻線層数に比例して段数は増加し
、例えば、第三次巻線層の増加の三層の場合は、二段壁
形成(第5図参照)と、又、第四次巻線層の増加の四層
の場合は二段壁形成(第6図参照)となる。
,2′の内壁基部の周囲に対し、巻線層数とその層高に
相応した一段若しくは複数の所要段数と所要巾に係る段
差壁3,3′を芯筒部4から連設形成して構成するもの
であり、即ち、その段差壁3,3′の形成は、実施例図
に示すように、一段若しくは複数段であって、それは第
−次巻線層aと第二次巻線層すに係る二層の場合は一段
壁でよく、それ以上の巻線層数に比例して段数は増加し
、例えば、第三次巻線層の増加の三層の場合は、二段壁
形成(第5図参照)と、又、第四次巻線層の増加の四層
の場合は二段壁形成(第6図参照)となる。
そして、その各段山は巻線層に応じた所要巾の設計でよ
い。
い。
本考案は上記の如く構成したから、その巻線形態につい
て、第一次と第二次巻線層abに係る一段の段差壁3,
3′の場合において説明すると、第−次巻線層aを先づ
段差壁3,3′間において芯筒部4から段差高まで巻装
した後、その上から絶縁紙Cを段差壁3,3′に両側辺
部を載せた状態で巻装させて、該段差壁3,3′上方に
おける両側壁2,2′間に亘って第二次巻線層すを巻装
せしめれば、複数巻線コイルが製造され、そのコイルは
、両側壁2,2′の内壁基部の周囲に芯筒部4から連設
形成した段差壁3,3′の存在で、絶縁紙Cの巻装が、
その両側辺部が段差壁3゜3′上面に載り、第−次巻線
層aが段差壁3゜3′間において巻かれるから、絶縁紙
Cの側端部が多少ズしたり不良巻き状になったとしても
、段差壁3,3′の段山が充分な仕切部となって、該両
巻線層abの端部における接触干渉を確実に絶縁解消さ
せることになり、この結果、該段差壁3.3′の存在だ
けで、機構簡単で済む上に、絶縁耐圧度が確実に大きく
とれるため、安全性が確保され、且つ又、絶縁紙Cの巻
装作業が不安なく容易迅速にできることになって、複数
巻線コイルの製造が実に安全の下に簡易に量産でき得て
至便重宝であるし、芯筒部4から両側壁2.2′にかけ
て段差壁3,3′を連設形成させることは、樹脂成型に
おいて便利で最適であり、ボビン製造が簡単にできて至
便である等の効果がある。
て、第一次と第二次巻線層abに係る一段の段差壁3,
3′の場合において説明すると、第−次巻線層aを先づ
段差壁3,3′間において芯筒部4から段差高まで巻装
した後、その上から絶縁紙Cを段差壁3,3′に両側辺
部を載せた状態で巻装させて、該段差壁3,3′上方に
おける両側壁2,2′間に亘って第二次巻線層すを巻装
せしめれば、複数巻線コイルが製造され、そのコイルは
、両側壁2,2′の内壁基部の周囲に芯筒部4から連設
形成した段差壁3,3′の存在で、絶縁紙Cの巻装が、
その両側辺部が段差壁3゜3′上面に載り、第−次巻線
層aが段差壁3゜3′間において巻かれるから、絶縁紙
Cの側端部が多少ズしたり不良巻き状になったとしても
、段差壁3,3′の段山が充分な仕切部となって、該両
巻線層abの端部における接触干渉を確実に絶縁解消さ
せることになり、この結果、該段差壁3.3′の存在だ
けで、機構簡単で済む上に、絶縁耐圧度が確実に大きく
とれるため、安全性が確保され、且つ又、絶縁紙Cの巻
装作業が不安なく容易迅速にできることになって、複数
巻線コイルの製造が実に安全の下に簡易に量産でき得て
至便重宝であるし、芯筒部4から両側壁2.2′にかけ
て段差壁3,3′を連設形成させることは、樹脂成型に
おいて便利で最適であり、ボビン製造が簡単にできて至
便である等の効果がある。
図面は本考案実施の一例を示すもので、第1図は正面図
、第2図は右側面図、第3図は第2図のAB線の拡大断
面図、第4図は本考案要部の段差壁部の拡大断面図、第
5図及び第6図は他側である複数段差の例示に係る段差
壁部の拡大断面図である。 1・・・ボビン主体、2,2′・・・両側壁、3,3′
・・・段差壁。
、第2図は右側面図、第3図は第2図のAB線の拡大断
面図、第4図は本考案要部の段差壁部の拡大断面図、第
5図及び第6図は他側である複数段差の例示に係る段差
壁部の拡大断面図である。 1・・・ボビン主体、2,2′・・・両側壁、3,3′
・・・段差壁。
Claims (1)
- 樹脂その他適当な絶縁材のボビン主体1の両側壁2,2
′の内壁基部の周囲に対し、巻線層数とその層高に応じ
た一段若しくは複数の所要段数と所要巾に係る段差壁3
,3′を芯筒部4から連設形成して成るコイルボビン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12819179U JPS603532Y2 (ja) | 1979-09-17 | 1979-09-17 | コイルボビン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12819179U JPS603532Y2 (ja) | 1979-09-17 | 1979-09-17 | コイルボビン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5646209U JPS5646209U (ja) | 1981-04-24 |
JPS603532Y2 true JPS603532Y2 (ja) | 1985-01-31 |
Family
ID=29360027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12819179U Expired JPS603532Y2 (ja) | 1979-09-17 | 1979-09-17 | コイルボビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603532Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-17 JP JP12819179U patent/JPS603532Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5646209U (ja) | 1981-04-24 |
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