JPS6035219Y2 - フライバツクトランス - Google Patents

フライバツクトランス

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Publication number
JPS6035219Y2
JPS6035219Y2 JP1396379U JP1396379U JPS6035219Y2 JP S6035219 Y2 JPS6035219 Y2 JP S6035219Y2 JP 1396379 U JP1396379 U JP 1396379U JP 1396379 U JP1396379 U JP 1396379U JP S6035219 Y2 JPS6035219 Y2 JP S6035219Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
ring
core
shaped
wedge
Prior art date
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Expired
Application number
JP1396379U
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English (en)
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JPS55115015U (ja
Inventor
洋 納富
Original Assignee
電気音響株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 電気音響株式会社 filed Critical 電気音響株式会社
Priority to JP1396379U priority Critical patent/JPS6035219Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフライバックトランスに関し、特に上側コアと
コイル間のガタを有効に防止したフライバックトランス
に関する。
従来、第1図に示すように、コ字状の下側コア1bにコ
イルを固定し、同じくコ字状の上側コア1aをコイル5
から中心口6へ挿入し、締付は金具2および締付はビス
3およびナツト4により上下両コアla、lbを締付け
た構成のフライバックトランスにおいては、上側コア1
aとコイル5の中心口6との間にガタが生じるため、ク
サビ7などをそれら間に挿入してガタの防止を行なって
いた。
この場合、上側コア1aをコイル5に対して同心円状に
保持しないと、特定位置に電界の集中が生じ、コアとコ
イル間に高圧放電(コロナ等)が生じ、性能が劣化する
従って、クサビを用いた場合には、クサビの挿入位置、
挿入量等の調整作業が煩雑となる欠点があった。
また、何等かの衝撃により、クサビが動き、同心円状の
保持がくずれる欠点があった。
なお、第1図において、8はフライバックトランスの端
子を示す。
本考案は上記欠点を除去するためになされたもので、反
発力を有する弾性材からなるリング状クサビをコアとコ
イルとの嵌合部に挿入し、コアを締付けたときにクサビ
の反発力をコアに与えてガタを防止するとともに、コア
をコイルに対して同心円状に容易に保持てきるようにし
たフライバックトランスを提供するものである。
以下本考案の一実施例につき第2図以下を参照して詳細
に説明する。
第2図は本考案に使用される反発力を有する弾性材から
なるリング状クサビ10の作用を説明するためのもので
、このリング状クサビ10は略中央部につは部10Cを
有腰つは部10Cの下側リング部分10Aはコイル5の
中心口6へ挿入され、上側リング部分10Bにはコ字状
の上側コア1aが挿通する。
コイル5から突出している上側リング部分10Bの高さ
1゜(第2図a)はコイル5と上側コア1aの内面との
間の距離(第1図における長さ11)よりも大きく選定
されており、第2図すに示すように、一対のコ字状コア
1a、1bを締付けた場合に、クサビ10の上側リング
部分10Bが上側コア1aの内面により押圧され、上側
コア内面に反発力を与えるように構成されている。
第3図aは本考案によるフライバックトランスの一実施
例を示す正面図で第2図を参照して説明したリング状ク
サビ10以外は第1図と同じ構成であるので、対応する
部分に同一符号を付してその説明を省略する。
リング状クサビ10は第3図すに示すようにその下側リ
ング部分10Aがコイル5の中心口6に挿入され、その
後上側コア1aがクサビ10中に挿通され、締付けられ
る。
このように、本考案のフライバックトランスによれば、
反発力のある弾性材よりなるリング状クサビ10を使用
し、かつ、その上側リング部分(コイル5から外部に突
出している部分)10Bの高さを上側コア1aの内面と
コイル5との間の距離より大きく選定しであるため、上
側コア1aをコイル5の中心口6にリング状クサビ10
を介して挿入し、上下コアを締付けて第3図aに示すフ
ライバックトランスを形成した場合に、リング状クサビ
10の上側リング部分10Bによりコア1aの内面に反
発力が与えられ、これにより、コア1aはガタつくこと
なく強固に固定がなされ、コア1aに対するコイル5の
同心円状の保持・固定がなされるものである。
従って、コアとコイル間に高圧放電が生じることがなく
なり(クサビ10でコアが覆われることも一助となる)
、特定位置に電界が集中することがない。
また、コアとコイル間に微少な空間がないからコイルの
ガタが防止され、かつコア内面に対するガタも防止され
る。
このため、何等かの衝撃を受けても、コイルとコアの位
置関係は全くくずれず、極めて安定な特性のフライバッ
クトランスが得られる。
さらに、単にリング状クサビ10をコイルに挿入し、こ
のクサビ中にコアを挿通するだけでよいから、作業能率
が非常に良い等の多くのすぐれた利点がある。
尚、本考案フライバックトランスにおいては、リング状
クサビ10は十分に弾力性のあるゴム質の材料より作成
されることが好ましい。
また、つば部10Cはリング状クサビ10の周囲に一様
に突出した形状を示したが、例えば対向する一対の突起
であってもよく、必要に応じて任意に変形できるもので
ある。
なお、クサビ10の上側リング部分と下側リング部分の
長さ関係は任意に設定できるので、コアとコイルとの位
置規制の自由度が大きくなる。
上記実施例では、下側コアとコイルとが固定された構造
のフライバックトランスに本考案を適用した場合につき
説明したが、一対のコ字状コアを組合せる形式のフライ
バックトランスに本考案が実施できることはいうまでも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図aは従来のフライバックトランスの一例を示す正
面図、同図すは上側コアとコイルとの取付は関係を示す
概略斜視図、第2図aおよびbは本考案に使用されるリ
ング状クサビの作用を説明するための概略図、第3図a
は本考案によるフライバックトランスの一実施例を示す
正面図、同図すはリング状クサビを使用して上側コアを
コイルに挿入する状態を示す概略斜視図である。 1a・・・・・・上側コア、1b・・・・・・下側コア
、5・・・・・・コイル、6・・・・・・コイルの中心
口、10・・・・・・リング状クサビ、10A・・・・
・・クサビ10の下側リング部分、IOB・・・・・・
クサビ10の上側リング部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対のコ字状コアの一方のコ字状コアにコイルを固定し
    、該コイルの中心口に他方のコ字状コアを挿入してなる
    フライバックトランスにおいて、反発力を有する弾性材
    からなり略中央部の外周に形成されたつば部により2つ
    のリング部分に分けられたリング状クサビを前記コイル
    の中心口に介在させ、該リング状クサビの一方のリング
    部分を前記中心口に挿通し、該リング状クサビの前記コ
    イルから突出している他方のリング部分の長さを、前記
    コイルと前記他方のコ字状コアの内面間の距離より長く
    選定し、前記一対のコ字状コアを組合せたときに前記他
    方のコ字状コアの内面に反発力を与え、前記コイルの中
    心口に挿入した他方のコ字状コアと前記コイルを同心円
    状に保持するようにしたことを特徴とするフライバック
    トランス。
JP1396379U 1979-02-05 1979-02-05 フライバツクトランス Expired JPS6035219Y2 (ja)

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JP1396379U JPS6035219Y2 (ja) 1979-02-05 1979-02-05 フライバツクトランス

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JP1396379U JPS6035219Y2 (ja) 1979-02-05 1979-02-05 フライバツクトランス

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Publication Number Publication Date
JPS55115015U JPS55115015U (ja) 1980-08-13
JPS6035219Y2 true JPS6035219Y2 (ja) 1985-10-19

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ID=28833009

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JP1396379U Expired JPS6035219Y2 (ja) 1979-02-05 1979-02-05 フライバツクトランス

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JP2007242832A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Tdk Corp コイル部品

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JPS55115015U (ja) 1980-08-13

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