JPS603496Y2 - アルミ電線圧着接続部 - Google Patents
アルミ電線圧着接続部Info
- Publication number
- JPS603496Y2 JPS603496Y2 JP1324779U JP1324779U JPS603496Y2 JP S603496 Y2 JPS603496 Y2 JP S603496Y2 JP 1324779 U JP1324779 U JP 1324779U JP 1324779 U JP1324779 U JP 1324779U JP S603496 Y2 JPS603496 Y2 JP S603496Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- electric wire
- wire
- aluminum electric
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアルミ電線と銅系合金の電気接続子との電気的
、機械的接続部に係るもので、特に電気接続子の日輪形
成部分をアルミ電線の端部周囲に圧着接続させた電気接
続部に関するものである。
、機械的接続部に係るもので、特に電気接続子の日輪形
成部分をアルミ電線の端部周囲に圧着接続させた電気接
続部に関するものである。
アルミ電線は銅線に対して導電率60%、比重約1/3
、同一通電容量コスト口8%と有利にも拘らず電気配線
特に軽量を重視する自動車内配線に多用されない最も大
きな理由は電気接続部が銅線のように量産的な圧着接続
では不安定で信頼出来ないからである。
、同一通電容量コスト口8%と有利にも拘らず電気配線
特に軽量を重視する自動車内配線に多用されない最も大
きな理由は電気接続部が銅線のように量産的な圧着接続
では不安定で信頼出来ないからである。
又アルミ電線は表面の不導電性酸化被膜のため現用の銅
系合金製電気接続子と圧着しても接続抵抗が大きくまた
その酸化被膜を破る程の強力な変形圧着を加えて低い接
触抵抗が得られても機械的に弱くなり熱的環境による膨
張収縮があれば漸次接触抵抗が増大使用に耐えなくなる
。
系合金製電気接続子と圧着しても接続抵抗が大きくまた
その酸化被膜を破る程の強力な変形圧着を加えて低い接
触抵抗が得られても機械的に弱くなり熱的環境による膨
張収縮があれば漸次接触抵抗が増大使用に耐えなくなる
。
本考案はか)る欠点のない電気接続部を得るためになさ
れたもので第1図の如き断面U字形の電気接続子の日輪
形成部分5(日輪形成部分のみを実線で示し電気接続子
4の他の一部を仮想線で示した)を第2図の如く圧着金
型の下型8上に載置し中央の隆起部10で対称に出合う
2個の略々半円形曲面11.12を底部に、また末広が
り状に撚口する平面13,14を壁部に夫々持つ下向き
雌型9を使用して両型8,9の相対的な接近動によりア
ルミ電線と銅系合金よりなる電気接続子との圧着を行わ
せるが、両型8,9を互に接合した時に日輪形成部分5
の上端2a、3aは雌型9の凹所の抜き勾配のため設け
られた面13.14に沿って上昇し次いで凹所最深部の
曲面11.N2に沿って互に相手方に向けて曲げ圧縮が
威されその高さ全体にわたって厚みが増加する過程で先
端2a、3aは相互に衝突後カール状に丸曲げされて行
く。
れたもので第1図の如き断面U字形の電気接続子の日輪
形成部分5(日輪形成部分のみを実線で示し電気接続子
4の他の一部を仮想線で示した)を第2図の如く圧着金
型の下型8上に載置し中央の隆起部10で対称に出合う
2個の略々半円形曲面11.12を底部に、また末広が
り状に撚口する平面13,14を壁部に夫々持つ下向き
雌型9を使用して両型8,9の相対的な接近動によりア
ルミ電線と銅系合金よりなる電気接続子との圧着を行わ
せるが、両型8,9を互に接合した時に日輪形成部分5
の上端2a、3aは雌型9の凹所の抜き勾配のため設け
られた面13.14に沿って上昇し次いで凹所最深部の
曲面11.N2に沿って互に相手方に向けて曲げ圧縮が
威されその高さ全体にわたって厚みが増加する過程で先
端2a、3aは相互に衝突後カール状に丸曲げされて行
く。
そして先端2a、3aが夫々自身の壁部の中間部に達す
る所まで丸曲げされてこの丸曲げされた部分15.16
と基底部1とでアルミ電線20を囲焼する。
る所まで丸曲げされてこの丸曲げされた部分15.16
と基底部1とでアルミ電線20を囲焼する。
このときの状態は第3図aに示される。
さらに金型8,9を相互に近接せしめると先端部2a、
3aは日輪形成部分の両壁部2,3の直立部に接しなが
ら基底部1に接近する(第3図す参照)と同時に丸曲り
部15.16はアルミ電線20の上に圧されて該電線2
0を基底部1に堅く押圧する、該電線20は日輪形成部
分の両端部に設けられた小孔6及び基底部1に設けられ
た溝(有底)7にめり込む状態にもなる、即ち両壁部2
.3に設けられた孔6と基底部1に設けられた溝7とが
アルミ電線20に楔着される(第3図C参照)。
3aは日輪形成部分の両壁部2,3の直立部に接しなが
ら基底部1に接近する(第3図す参照)と同時に丸曲り
部15.16はアルミ電線20の上に圧されて該電線2
0を基底部1に堅く押圧する、該電線20は日輪形成部
分の両端部に設けられた小孔6及び基底部1に設けられ
た溝(有底)7にめり込む状態にもなる、即ち両壁部2
.3に設けられた孔6と基底部1に設けられた溝7とが
アルミ電線20に楔着される(第3図C参照)。
前記に於いて小孔6は第3図Cでわかる通り日輪形成部
分の両壁部2,3のカール状に丸曲りし電線と接する面
に予め設けられている。
分の両壁部2,3のカール状に丸曲りし電線と接する面
に予め設けられている。
以上の通りであって、本考案に於いては日輪形成部分の
両壁部に小孔があっても接続部内は防湿性が保たれ異種
金属間の電解腐食が防がれ、又気密性が保たれアルミ線
の酸化が防がれる。
両壁部に小孔があっても接続部内は防湿性が保たれ異種
金属間の電解腐食が防がれ、又気密性が保たれアルミ線
の酸化が防がれる。
更に又カール状の丸曲りにより弾力的に圧着され温度変
化による膨張収縮に耐える。
化による膨張収縮に耐える。
しかも本考案に於いては、アルミ電線の圧着接続部を構
成する部品は1枚の板から打ち抜くことの出来る単一部
品よりなるから、部品の経済性を高めると同時に接続部
形成の作業性を著しく良くし、更には形成接続部の機械
的、電気的性能を向上させることが出来る。
成する部品は1枚の板から打ち抜くことの出来る単一部
品よりなるから、部品の経済性を高めると同時に接続部
形成の作業性を著しく良くし、更には形成接続部の機械
的、電気的性能を向上させることが出来る。
第1図は本考案に於いて用いる電気接続子の日輪形成部
の斜視図、第2図は本考案の接続部を形成する作業の説
明図で斜視図、第3図は本考案の電気接続部の形成され
て行く過程を示す断面図を夫々例示している。 なお第3図ではaよりす、 cと進みCは完戒図である
。 1・・・基底部、2,3・・・両壁部、4・・・電気接
続子、5・・・日輪形成部分、6・・・小孔、7・・・
溝、8・・・圧着金型の下型、9・・・圧着金型の雌型
、10・・・隆起部、11.12・・・半円形曲面、1
3,14・・・撚口する平面、15.16・・・丸曲げ
された部分、20・・・アルミ電線。
の斜視図、第2図は本考案の接続部を形成する作業の説
明図で斜視図、第3図は本考案の電気接続部の形成され
て行く過程を示す断面図を夫々例示している。 なお第3図ではaよりす、 cと進みCは完戒図である
。 1・・・基底部、2,3・・・両壁部、4・・・電気接
続子、5・・・日輪形成部分、6・・・小孔、7・・・
溝、8・・・圧着金型の下型、9・・・圧着金型の雌型
、10・・・隆起部、11.12・・・半円形曲面、1
3,14・・・撚口する平面、15.16・・・丸曲げ
された部分、20・・・アルミ電線。
Claims (2)
- (1)基底部1と、該基底部から急に曲って立上った両
壁部2,3とから戒る断面U字形の日輪形成部分5に予
め両壁部2,3に夫々アルミ電線20を挿入圧着した時
にカール状の丸曲り部となりアルミ線と接する部位に複
数筒の孔6を穿ち、基底部1に複数条の溝7を設けた銅
系合金よりなる電気接続子を用い該電気接続子の日輪形
成部分5内にアルミ電線20を挿入圧着し前記両壁部2
,3がアルミ電線20への圧着時カール状の丸曲り部と
なってその背面部分と基底部1との間でアルミ電線20
を圧着挾持するようにし、上記両壁部に穿った孔6と上
記基底部1に設けた溝7とがアルミ電線20に楔着され
るようにしたことを特徴とするアルミ電線圧着接続部。 - (2)断面U字形の日輪形成部分5が、基底部1と該基
底部から急に曲ってその外法幅寸法の略々倍程度の長さ
で立上った両壁部2,3とから戒る実用新案登録請求の
範囲第(1)項記載のアルミ電線圧着接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1324779U JPS603496Y2 (ja) | 1979-02-03 | 1979-02-03 | アルミ電線圧着接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1324779U JPS603496Y2 (ja) | 1979-02-03 | 1979-02-03 | アルミ電線圧着接続部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55114176U JPS55114176U (ja) | 1980-08-12 |
JPS603496Y2 true JPS603496Y2 (ja) | 1985-01-31 |
Family
ID=28830983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1324779U Expired JPS603496Y2 (ja) | 1979-02-03 | 1979-02-03 | アルミ電線圧着接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603496Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5105521B2 (ja) * | 2007-11-27 | 2012-12-26 | 矢崎総業株式会社 | 電線に対する圧着端子の圧着構造 |
JP5196535B2 (ja) * | 2007-12-20 | 2013-05-15 | 矢崎総業株式会社 | アルミニウム電線に対する端子圧着方法 |
JP5412142B2 (ja) * | 2009-02-27 | 2014-02-12 | 矢崎総業株式会社 | 圧着端子 |
JP6013417B2 (ja) * | 2014-09-03 | 2016-10-25 | 矢崎総業株式会社 | 被覆電線の接合方法 |
-
1979
- 1979-02-03 JP JP1324779U patent/JPS603496Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55114176U (ja) | 1980-08-12 |
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