JPS6034921B2 - 養毛組成物 - Google Patents
養毛組成物Info
- Publication number
- JPS6034921B2 JPS6034921B2 JP10935379A JP10935379A JPS6034921B2 JP S6034921 B2 JPS6034921 B2 JP S6034921B2 JP 10935379 A JP10935379 A JP 10935379A JP 10935379 A JP10935379 A JP 10935379A JP S6034921 B2 JPS6034921 B2 JP S6034921B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- nicotinic acid
- acid ester
- pyridoxine
- growth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/67—Vitamins
- A61K8/673—Vitamin B group
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q7/00—Preparations for affecting hair growth
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、優れた育毛効果を有する養毛組成物に関する
。
。
従来より、各種の薬効剤を配合した養毛剤が知られてお
り、たとえば、薬効剤として各種殺菌剤、サリチル酸、
レゾルシンなどの角質溶解剤、女性ホルモン類、ビタミ
ンE、ビオチンなどのビタミン類、セリン、メチオニン
などのアミノ酸類、アセチルコリン議導体などの血管拡
張剤、抗炎症剤、セフアランチンなどの皮膚機館冗進剤
などが配合され、脱毛症の予防および指療に用し、られ
ている。
り、たとえば、薬効剤として各種殺菌剤、サリチル酸、
レゾルシンなどの角質溶解剤、女性ホルモン類、ビタミ
ンE、ビオチンなどのビタミン類、セリン、メチオニン
などのアミノ酸類、アセチルコリン議導体などの血管拡
張剤、抗炎症剤、セフアランチンなどの皮膚機館冗進剤
などが配合され、脱毛症の予防および指療に用し、られ
ている。
これら養毛剤は、フケ、カュミ、抜毛などの予防および
改善に有効で、発毛や育毛を促すとされているが、いま
だ満足すべきものはないのが現状である。
改善に有効で、発毛や育毛を促すとされているが、いま
だ満足すべきものはないのが現状である。
本発明者らは、さらに優れた発毛、育毛効果を有する養
毛組成物を得るべく、種々研究を重ねた結果、ビタミン
B6類のニコチン酸誘導体が優れた育毛効果を有するこ
とを見し、出し、本発明を完成するに至った。
毛組成物を得るべく、種々研究を重ねた結果、ビタミン
B6類のニコチン酸誘導体が優れた育毛効果を有するこ
とを見し、出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明はビタミンB6類のニコチン酸議導体
またはその塩類を有効成分として含有する養毛組成物を
提供するものである。
またはその塩類を有効成分として含有する養毛組成物を
提供するものである。
ビタミンB6類は皮膚炎の予防および抑制作用を有し、
また脂質代謝に関与することが知られており、またニコ
チン酸はNADなどの構成成分であるほか、血中コレス
テロール低下作用、末梢血管拡張作用を有することが知
られている。
また脂質代謝に関与することが知られており、またニコ
チン酸はNADなどの構成成分であるほか、血中コレス
テロール低下作用、末梢血管拡張作用を有することが知
られている。
さらに、ビタミンB6類のニコチン酸誘導体は、端息、
糖尿病、皮膚炎、神経炎に対して抑制効果を示し、さら
に皿中コレステロール低下作用を有することが知られて
いるが、その蓑毛効果についてはまったく知られていな
い。本発明者らの研究によれば、これらビタミン&類お
よびニコチン酸の各々単独でではほとんど養毛効果が認
められないにもかかわらず、ビタミンB6類のニコチン
酸誘導体が優れた育毛効果を発揮し、養毛剤としてすぐ
れていることを発見した。
糖尿病、皮膚炎、神経炎に対して抑制効果を示し、さら
に皿中コレステロール低下作用を有することが知られて
いるが、その蓑毛効果についてはまったく知られていな
い。本発明者らの研究によれば、これらビタミン&類お
よびニコチン酸の各々単独でではほとんど養毛効果が認
められないにもかかわらず、ビタミンB6類のニコチン
酸誘導体が優れた育毛効果を発揮し、養毛剤としてすぐ
れていることを発見した。
つぎに、これらの化合物の育毛効果を試験した結果を示
す。
す。
試料は各化合物を70%エタノールに溶解して1%(W
/V)溶液として調製した。試験はマウス体毛成長測定
法により行なった。すなわち、5週令のddY系雄性マ
ウス10〜11匹を1群とし、各マウスの左右の警部を
除毛し、右側に対照側として70%エタノールを、また
、左側に試験側として試料を各々0.1奴ずつ1日2回
、10日間塗布したのち、両側の毛を抜き、対照側と試
験側の毛長平均の差を検定し、試料のマウス体毛の成長
に及ぼす影響を調べた。その結果をつぎの第1表に示す
。第1表 〔注〕a:(試験側毛長個体値−対照側毛長個体値の平
均(肋)±標準誤差)b:危険率(5%以下を有意とし
た) c:試験側の毛長が長い動物数/全動物数第1表から明
らかなように、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸単独では
育毛効果が認められないのに対し、両者のェステル、あ
るいはピリドキシンの活性型であるピリドキサールある
いはピリドキサミンのニコチン酸ェステルには著しい育
毛効果が認められる。
/V)溶液として調製した。試験はマウス体毛成長測定
法により行なった。すなわち、5週令のddY系雄性マ
ウス10〜11匹を1群とし、各マウスの左右の警部を
除毛し、右側に対照側として70%エタノールを、また
、左側に試験側として試料を各々0.1奴ずつ1日2回
、10日間塗布したのち、両側の毛を抜き、対照側と試
験側の毛長平均の差を検定し、試料のマウス体毛の成長
に及ぼす影響を調べた。その結果をつぎの第1表に示す
。第1表 〔注〕a:(試験側毛長個体値−対照側毛長個体値の平
均(肋)±標準誤差)b:危険率(5%以下を有意とし
た) c:試験側の毛長が長い動物数/全動物数第1表から明
らかなように、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸単独では
育毛効果が認められないのに対し、両者のェステル、あ
るいはピリドキシンの活性型であるピリドキサールある
いはピリドキサミンのニコチン酸ェステルには著しい育
毛効果が認められる。
本発明で配合されるビタミンB6類のニコチン酸議導体
としては、ピリドキシン−5−ニコチン酸ェステル、ピ
リドキシンー4,5ージニコチン酸ェステル、ピリドキ
シン、一3,4,5ートリニコチン酸ェステル、ピリド
キサミンー5ーニコチン酸ェステル、ピリドキサミンー
3,5−ジニコチン酸ェステル、4ーニコチン酸ピリド
キサミド、4ーニコチン酸ピリドキサミドー5ーニコチ
ン酸ェステル、4ーニコチン酸ピリドキサミドー3,5
ージニコチン酸ェステル、ピリドキサール−5−ニコチ
ン酸ヱステル、ピリドキサール−3,5ージニコチン酸
ェステルなどが挙げられ、またこれらの塩類、たとえば
「塩酸塩、硫酸塩などの鉱酸塩も含まれる。
としては、ピリドキシン−5−ニコチン酸ェステル、ピ
リドキシンー4,5ージニコチン酸ェステル、ピリドキ
シン、一3,4,5ートリニコチン酸ェステル、ピリド
キサミンー5ーニコチン酸ェステル、ピリドキサミンー
3,5−ジニコチン酸ェステル、4ーニコチン酸ピリド
キサミド、4ーニコチン酸ピリドキサミドー5ーニコチ
ン酸ェステル、4ーニコチン酸ピリドキサミドー3,5
ージニコチン酸ェステル、ピリドキサール−5−ニコチ
ン酸ヱステル、ピリドキサール−3,5ージニコチン酸
ェステルなどが挙げられ、またこれらの塩類、たとえば
「塩酸塩、硫酸塩などの鉱酸塩も含まれる。
これらビタミンB6類のニコチン酸誘導体は、通常、0
.001〜10%(重量%)配合される。本発明の養毛
組成物は、ヘアートニック、ヘアーローシヨン、ヘアー
クリーム、シヤンプー、リンスなどの通常の剤形とする
ことができ、これらの剤形に通常用いられる基剤、たと
えば、蒸留水、アルコール類、多価アルコール類、油脂
類、界面活性剤などを配合し、これに有効成分としてビ
タミンB6類のニコチン酸誘導体が配合される。
.001〜10%(重量%)配合される。本発明の養毛
組成物は、ヘアートニック、ヘアーローシヨン、ヘアー
クリーム、シヤンプー、リンスなどの通常の剤形とする
ことができ、これらの剤形に通常用いられる基剤、たと
えば、蒸留水、アルコール類、多価アルコール類、油脂
類、界面活性剤などを配合し、これに有効成分としてビ
タミンB6類のニコチン酸誘導体が配合される。
さらに、本発明の組成物には、一般に養毛剤に配合され
ている他の薬効剤、たとえば、レゾルシン、サリチル酸
、ホルモン類、ビタミン類、感光色素、アミノ酸類、各
種植物抽出物、殺菌剤、メントールなどを適宜配合して
もよく、さらに可溶化剤、防腐剤、着色料、香料なども
配合してもよい。つぎに実施例を挙げて本発明をさらに
詳しく説明するが、これらに限定されるものではない。
ている他の薬効剤、たとえば、レゾルシン、サリチル酸
、ホルモン類、ビタミン類、感光色素、アミノ酸類、各
種植物抽出物、殺菌剤、メントールなどを適宜配合して
もよく、さらに可溶化剤、防腐剤、着色料、香料なども
配合してもよい。つぎに実施例を挙げて本発明をさらに
詳しく説明するが、これらに限定されるものではない。
実施例 1ヘアートニックの製造
つぎの処方にしたがい、常法によりヘアートニックを製
造した。
造した。
成分 %
95%ヱタノール 50
可溶化剤〔ポリオカシェチレン硬化ヒマシ油(6肥○)
1香 料
0.5ピリドキシン−5ーニコチ
ン酸ェステル 1蒸留水
100%に調整実施例 2ヘアーローションの製造 つぎの処方にしたがい、常法によりヘアーローションを
製造した。
可溶化剤〔ポリオカシェチレン硬化ヒマシ油(6肥○)
1香 料
0.5ピリドキシン−5ーニコチ
ン酸ェステル 1蒸留水
100%に調整実施例 2ヘアーローションの製造 つぎの処方にしたがい、常法によりヘアーローションを
製造した。
成分 %
ステアリン酸(6300) 5セ
タノール 0.
5乳化剤〔ポリオキシェチレン(2皿○)ソルビタンセ
スキオレエート〕 0.8防腐剤および香
料 1トリエタノールアミン
0.4グリセリン
5ピリドキシンー3,4,5ートリニコチ ン酸ェステル 0.059
5%ヱタノール 8蒸
留水 100%こ調整実施例
3ヘアークリームの製造 つぎの処方にしたがい、常法によりヘアークリームを製
造した。
タノール 0.
5乳化剤〔ポリオキシェチレン(2皿○)ソルビタンセ
スキオレエート〕 0.8防腐剤および香
料 1トリエタノールアミン
0.4グリセリン
5ピリドキシンー3,4,5ートリニコチ ン酸ェステル 0.059
5%ヱタノール 8蒸
留水 100%こ調整実施例
3ヘアークリームの製造 つぎの処方にしたがい、常法によりヘアークリームを製
造した。
成分 %
ミツ。
ウ 5ラノリン(無水)
4ワセリン
5流動パラフィン 33乳
化剤〔ポリオキシェチレン(2岬○)ソルビタンモノス
テアレート〕 4防腐剤および香料
1ピリドキサールー5ーニコチン酸ェ
ステル 5棚砂 1プロピレングリコール
5蒸留水 10
0%こ調整実施例 4シャンプーの製造 つぎの処方にしたがい、常法によりシャンプーを製造し
た。
4ワセリン
5流動パラフィン 33乳
化剤〔ポリオキシェチレン(2岬○)ソルビタンモノス
テアレート〕 4防腐剤および香料
1ピリドキサールー5ーニコチン酸ェ
ステル 5棚砂 1プロピレングリコール
5蒸留水 10
0%こ調整実施例 4シャンプーの製造 つぎの処方にしたがい、常法によりシャンプーを製造し
た。
成分 %
ラゥリル硫酸ナトリウム 35ステ
アリン酸マグネシウム 4ポリビニルアル
コール 1セチルアルコール
2ラノリン 1グ
リセリンラウレート 2ピリドキサミン
−3,5−ジニコチン 酸ェステル 0.01蒸留
水 100%に調整実施例
5ヘアートニックの製造 つぎの処方にしたがい、常法によりヘアートニックを製
造した。
アリン酸マグネシウム 4ポリビニルアル
コール 1セチルアルコール
2ラノリン 1グ
リセリンラウレート 2ピリドキサミン
−3,5−ジニコチン 酸ェステル 0.01蒸留
水 100%に調整実施例
5ヘアートニックの製造 つぎの処方にしたがい、常法によりヘアートニックを製
造した。
成分 %
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ビタミンB_6類のニコチン酸誘導体またはその塩
類を含有することを特徴とする養毛組成物。 2 該化合物を0.001〜10重量%含有する前記第
1項の組成物。 3 該化合物が、ピリドキシン−5−ニコチン酸エステ
ル、ピリドキシン−4,5−ジニコチン酸エステル、ピ
リドキシン−3,4,5−トリニコチン酸エステル、ピ
リドキサミン−5−ニコチン酸エステル、ピリドキサミ
ン−3,5−ジニコチン酸エステル、4−ニコチン酸ピ
リドキサミド、4−ニコチン酸ピリドキサミド−5−ニ
コチン酸エステル、4−ニコチン酸ピリドキサミド−3
,5−ジニコチン酸エステル、ピリドキサール−5−ニ
コチン酸エステルおよびピリドキサール−3,5−ジニ
コチン酸エステルから選ばれた1種である前記第1項ま
たは第2項の組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10935379A JPS6034921B2 (ja) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | 養毛組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10935379A JPS6034921B2 (ja) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | 養毛組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5632409A JPS5632409A (en) | 1981-04-01 |
JPS6034921B2 true JPS6034921B2 (ja) | 1985-08-12 |
Family
ID=14508064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10935379A Expired JPS6034921B2 (ja) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | 養毛組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034921B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7713546B1 (en) * | 2001-04-03 | 2010-05-11 | Soft Gel Technologies, Inc. | Corosolic acid formulation and its application for weight-loss management and blood sugar balance |
-
1979
- 1979-08-27 JP JP10935379A patent/JPS6034921B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5632409A (en) | 1981-04-01 |
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