JP2528661B2 - 養毛剤 - Google Patents
養毛剤Info
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- JP2528661B2 JP2528661B2 JP17078087A JP17078087A JP2528661B2 JP 2528661 B2 JP2528661 B2 JP 2528661B2 JP 17078087 A JP17078087 A JP 17078087A JP 17078087 A JP17078087 A JP 17078087A JP 2528661 B2 JP2528661 B2 JP 2528661B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- acid
- present
- effect
- agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q7/00—Preparations for affecting hair growth
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/33—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
- A61K8/36—Carboxylic acids; Salts or anhydrides thereof
- A61K8/361—Carboxylic acids having more than seven carbon atoms in an unbroken chain; Salts or anhydrides thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/006—Antidandruff preparations
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
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- Epidemiology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、養毛効果に優れ、かつフケ、カユミの予防
に有効な養毛剤に関する。
に有効な養毛剤に関する。
従来の技術 従来より、男性型脱毛症の予防治療を目的とした育毛
剤、養毛剤として、末梢血管拡張剤、細胞賦活剤、皮脂
分泌抑制剤、抗炎症剤、あるいはアミノ酸、ビタミン
等、各種毛髪栄養成分、薬効成分を配合したものが知ら
れているが、いずれも充分な効果は得られていないのが
現状である。
剤、養毛剤として、末梢血管拡張剤、細胞賦活剤、皮脂
分泌抑制剤、抗炎症剤、あるいはアミノ酸、ビタミン
等、各種毛髪栄養成分、薬効成分を配合したものが知ら
れているが、いずれも充分な効果は得られていないのが
現状である。
一方、近年男性ホルモンであるテストステロンの代謝
物である５α−デハイドロテストステロンが脱毛症の成
因に大きな影響を及ぼしていることが明らかとなった。
これに伴い、男性型脱毛症の予防治療薬として、５α−
デハイドロテストステロンの生成を抑制する５α−リダ
クターゼ阻害剤、及び５α−デハイドロテストステロン
とその受容体との結合を阻害する結合阻害剤等が注目さ
れるようになった。５α−リダクターゼ阻害剤として
は、例えばオレイン酸が知られている（特開59-152308
号参照）が、その効果は満足できるものではない。ま
た、５α−デハイドロテストステロンと受容体との結合
を阻害する薬剤は、いずれもステロイドホルモンと類似
の構造を有し、それ自身がホルモン作用を示すなどの副
作用の恐れがある。
物である５α−デハイドロテストステロンが脱毛症の成
因に大きな影響を及ぼしていることが明らかとなった。
これに伴い、男性型脱毛症の予防治療薬として、５α−
デハイドロテストステロンの生成を抑制する５α−リダ
クターゼ阻害剤、及び５α−デハイドロテストステロン
とその受容体との結合を阻害する結合阻害剤等が注目さ
れるようになった。５α−リダクターゼ阻害剤として
は、例えばオレイン酸が知られている（特開59-152308
号参照）が、その効果は満足できるものではない。ま
た、５α−デハイドロテストステロンと受容体との結合
を阻害する薬剤は、いずれもステロイドホルモンと類似
の構造を有し、それ自身がホルモン作用を示すなどの副
作用の恐れがある。
発明が解決しようとする問題点 本発明者らは、このような事情を鑑みて、脱毛症の予
防治療に対して真に有効な薬効剤の探索を目的とし、鋭
意検討を行った。その結果、エライジン酸、およびリノ
エライジン酸が優れた養毛効果を有すると共に、フケ、
カユミの予防にも有効なことを見いだし本発明を完成す
るに至った。
防治療に対して真に有効な薬効剤の探索を目的とし、鋭
意検討を行った。その結果、エライジン酸、およびリノ
エライジン酸が優れた養毛効果を有すると共に、フケ、
カユミの予防にも有効なことを見いだし本発明を完成す
るに至った。
すなわち、本発明はエライジン酸およびリノエライジ
ン酸から選ばれた１種または２種の成分を含有すること
を特徴とする養毛剤を提供するものである。
ン酸から選ばれた１種または２種の成分を含有すること
を特徴とする養毛剤を提供するものである。
つぎに本発明養毛剤に配合されるエライジン酸および
リノエライジン酸の効果について試験した結果を示す。
リノエライジン酸の効果について試験した結果を示す。
〔C3Hマウスによる発毛促進試験〕 C3H雄性マウス８週令の、背部を刈毛後、翌日よりエ
タノールに溶解した各薬物液0.1mlを１日、１回、15日
間刈毛部に塗布し、その毛の再生に及ぼす各薬物の影響
を検討した。
タノールに溶解した各薬物液0.1mlを１日、１回、15日
間刈毛部に塗布し、その毛の再生に及ぼす各薬物の影響
を検討した。
薬物の効果は、対照群（エタノール塗布群）の毛重量
を100％とした場合の相対的割合で表した。結果をつぎ
の第１表に示す。
を100％とした場合の相対的割合で表した。結果をつぎ
の第１表に示す。
第１表より明らかなごとく、本発明の養毛剤に配合さ
れるエライジン酸およびリノエライジン酸は、各々その
幾何異性体であるオレイン酸、リノール酸に比較して際
立った発毛促進効果を有する。
れるエライジン酸およびリノエライジン酸は、各々その
幾何異性体であるオレイン酸、リノール酸に比較して際
立った発毛促進効果を有する。
本発明の有効成分であるエライジン酸、およびリノエ
ライジン酸は、いずれも遊離の酸の形態だけでなく、ナ
トリウム塩、カリウム塩、アルミニウム塩等の塩；プロ
ピル、イソプロピル、アリル、ブチル、イソブチル、te
rt−ブチル、イソアミル等のアルキル基とのエステル；
さらにグリセリド等の形態の誘導体として使用すること
ができる。
ライジン酸は、いずれも遊離の酸の形態だけでなく、ナ
トリウム塩、カリウム塩、アルミニウム塩等の塩；プロ
ピル、イソプロピル、アリル、ブチル、イソブチル、te
rt−ブチル、イソアミル等のアルキル基とのエステル；
さらにグリセリド等の形態の誘導体として使用すること
ができる。
本発明の有効成分であるエライジン酸、およびリノエ
ライジン酸は、いずれも人体に対する有毒性を示さない
ことから養毛剤への配合量は特に限定はされないが、通
常0.01〜10重量％含有することが好ましい。
ライジン酸は、いずれも人体に対する有毒性を示さない
ことから養毛剤への配合量は特に限定はされないが、通
常0.01〜10重量％含有することが好ましい。
本発明の有効成分であるエライジン酸、およびリノエ
ライジン酸は、各々単独、または併用して使用すること
ができるが、さらに従来用いられている養毛薬効剤（末
梢血管拡張剤、細胞賦活剤、皮脂分泌抑制剤、抗炎症剤
あるいはアミノ酸、ビタミン等）と組み合わせて使用し
てもよい。
ライジン酸は、各々単独、または併用して使用すること
ができるが、さらに従来用いられている養毛薬効剤（末
梢血管拡張剤、細胞賦活剤、皮脂分泌抑制剤、抗炎症剤
あるいはアミノ酸、ビタミン等）と組み合わせて使用し
てもよい。
本発明の有効成分であるエライジン酸、リノエライジ
ン酸が配合さる養毛剤の剤型は特に限定されない。すな
わち、従来公知のヘアトニック、ヘアローション、ヘア
クリーム、エアゾール、フォームタイプ等に幅広く適用
し得る。
ン酸が配合さる養毛剤の剤型は特に限定されない。すな
わち、従来公知のヘアトニック、ヘアローション、ヘア
クリーム、エアゾール、フォームタイプ等に幅広く適用
し得る。
実施例 つぎに、本発明を実施例によりさらに具体的に説明す
る。
る。
実施例１および２ つぎの第２表に示す処方に従い、常法によりヘアート
ニックを製造した。得られたヘアートニックは優れた養
毛効果を示した。
ニックを製造した。得られたヘアートニックは優れた養
毛効果を示した。
実施例３および４ つぎの第３表に示す処方に従い、常法によりヘアーロ
ーションを製造した。得られたヘアーローションは優れ
た養毛効果を示した。
ーションを製造した。得られたヘアーローションは優れ
た養毛効果を示した。
実施例５および６ つぎの第４表に示す処方に従い、常法により、ヘアー
クリームを製造した。得られたヘアークリームは優れた
養毛効果を示した。
クリームを製造した。得られたヘアークリームは優れた
養毛効果を示した。
実施例７および８ つぎの第５表に示す処方に従い、常法により、エアゾ
ールタイプの養毛剤を調製した。得られた養毛剤は優れ
た養毛効果を示した。
ールタイプの養毛剤を調製した。得られた養毛剤は優れ
た養毛効果を示した。
実施例９ つぎの第６表に示す処方に従い、常法により、ヘアー
トニックを調製した。得られたヘアートニックは優れた
養毛効果を示した。
トニックを調製した。得られたヘアートニックは優れた
養毛効果を示した。
（試験例） 実施例１、２および９にて得られたヘアートニックを
用い、抜け毛の多い者、フケかゆみの多い者、各10名の
男子（24〜50才）に対し３ケ月にわたり投与した結果、
次の第３表に示す改善効果が認められた。
用い、抜け毛の多い者、フケかゆみの多い者、各10名の
男子（24〜50才）に対し３ケ月にわたり投与した結果、
次の第３表に示す改善効果が認められた。
発明の効果 本発明の養毛剤は、優れた養毛効果を示し、さらに、
フケ、カユミの予防にも極めて有効である。
フケ、カユミの予防にも極めて有効である。
Claims (1)
- 【請求項１】エライジン酸およびリノエライジン酸から
なる群より選ばれた１種または２種の成分を含有するこ
とを特徴とする養毛剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17078087A JP2528661B2 (ja) | 1987-07-08 | 1987-07-08 | 養毛剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17078087A JP2528661B2 (ja) | 1987-07-08 | 1987-07-08 | 養毛剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6416712A JPS6416712A (en) | 1989-01-20 |
| JP2528661B2 true JP2528661B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=15911235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17078087A Expired - Lifetime JP2528661B2 (ja) | 1987-07-08 | 1987-07-08 | 養毛剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2528661B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10603261B2 (en) | 2014-12-19 | 2020-03-31 | The Procter And Gamble Company | Composition for enhancing hair fiber properties |
| US11129780B2 (en) | 2016-01-29 | 2021-09-28 | The Procter And Gamble Company | Composition for enhancing hair fiber properties |
-
1987
- 1987-07-08 JP JP17078087A patent/JP2528661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10603261B2 (en) | 2014-12-19 | 2020-03-31 | The Procter And Gamble Company | Composition for enhancing hair fiber properties |
| US11129780B2 (en) | 2016-01-29 | 2021-09-28 | The Procter And Gamble Company | Composition for enhancing hair fiber properties |
| US11986542B2 (en) | 2016-01-29 | 2024-05-21 | The Procter & Gamble Company | Composition for enhancing hair fiber properties |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6416712A (en) | 1989-01-20 |
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