JP2004026812A - 養毛料 - Google Patents
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Abstract
【課題】発毛・育毛効果に優れ、且つ長期に亘る使用にも十分耐えうる安全性および安定性を備えた養毛料を提供すること。
【解決手段】フラバノノール及びその誘導体並びにそれらの配糖体からなる群から選択された一種または二種以上を有効成分として含有することを特徴とする養毛料。
【選択図】 なし
【解決手段】フラバノノール及びその誘導体並びにそれらの配糖体からなる群から選択された一種または二種以上を有効成分として含有することを特徴とする養毛料。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラバノノール及びその誘導体並びにそれらの配糖体を含有する養毛料、詳しくは発毛の促進、脱毛の予防、ふけ・かゆみの抑制等に有効な養毛料に関し、更に詳細には、医薬品、医薬部外品、化粧品等、全ての毛髪用製剤として用いることができる脱毛防止および発毛促進効果の優れた新規な養毛料に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、男性型脱毛症の予防・治療に対して、各種の薬効成分を配合した養毛料が知られている。上記薬効成分は、頭皮の血管拡張、毛母細胞の活性化、皮脂分泌抑制、栄養補給等を促すものであり、例えば、アセチルコリン誘導体、センブリエキス、ニコチン酸ベンジル等の血管拡張剤;ペンタデカン酸グリセリド、プラセンタエキス等の代謝、毛根機能の改善・賦活剤;ビタミンE誘導体、パントテン酸誘導体、ニコチン酸類等のビタミン類;セリン、メチオニン等のアミノ酸類;グリチルレチン酸誘導体、酢酸ヒドロコルチゾン等の抗炎症剤;サリチル酸等の角質溶解剤;ヒノキチオール、レゾルシン、イソプロピルメチルフェノール等の殺菌剤;エチニルエストラジオール等のホルモン類が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これまでに提供されている養毛料に用いられている上記薬効成分(各種の生薬抽出エキスおよび各種の化合物)は、顕著な効果を示さないか、または、ある程度の効果を呈しても皮膚炎を起こす程刺激が強く、連続使用が困難である等の欠点があった。
【0004】
従って、本発明の目的は、発毛・育毛効果に優れ、且つ長期に亘る使用にも十分耐えうる安全性および安定性を備えた養毛料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の課題を解決すべく、種々の化合物の育毛効果をスクリーニングした結果、フラバノノール及びその誘導体並びにそれらの配糖体が優れた育毛効果を有すること、さらには、フラバノノール及びその誘導体並びにそれらの配糖体に皮膚末梢血管拡張作用を有する薬物及び/又は抗炎症作用を有する薬物を配合することで、より高い養毛活性を発現せしめることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0006】
即ち、本発明は、フラバノノール及びその誘導体並びにそれらの配糖体からなる群から選択された一種または二種以上を有効成分として含有することを特徴とする養毛料、さらには、皮膚末梢血管拡張作用を有する薬物及び/又は抗炎症作用を有する薬物を含有することを特徴とする養毛料を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の養毛料について詳細に説明する。
本発明の養毛料において有効成分として用いられるフラバノノール誘導体は、フラボン、フラボノール類に比較して、天然にあまり多くその存在は知られていない化合物であり、例えば、タキシフォリン(カラマツ、イスノキ、ヒザクラ等に存在する。以下同様である。)、アロマデンドリン(ユーカリ属数種、カツラ)、フスチン(ウルシ属)、ピノバンクシン(ヒマラヤゴヨウ)、アンペロプチン(センダンバウドカズラ)、ジヒドロロビネチン(ハリエンジュ)、ジヒドロモリン(クワ)、アロマデンドリン5,7−ジメチルエーテル(リモンユーカル)、アロマデンドリン7−メチルエーテル(ウラジロハコヤナギ)、アルピノン(ハナミョウガ)及びガルバンゾール(回回豆)等が天然物として知られている。さらに本発明の養毛料に用いられるフラバノノール誘導体としては、合成によって得られる4’−ヒドロキシフラバノノール、7−ヒドロキシフラバノノール、5−ヒドロキシフラバノノール、4’,5−ジヒドロキシフラバノノール、3’,4’−ジヒドロキシフラバノノール、3’,4’,5−トリヒドロキシフラバノノールのそれぞれのシスまたはトランス異性体を用いてもよい。
【0008】
また、本発明の養毛料において有効成分として用いられる上記フラバノノール誘導体の配糖体としては、例えば、アスチルビン(ユキノシタ科の根茎)、エンゲリチン(フジバシデ)及びイソエンゲリチン(レイボク)並びにそれらの異性体等が挙げられる。
【0009】
本発明の養毛料における上記有効成分の使用量は、本発明の養毛料の全組成中に、通常0.0001〜20重量%(以下、単に「%」で示す)、好ましくは0.001〜10%、更に好ましくは0.01〜5%であり、また、特に本発明の養毛料の剤形を上記懸濁液等の液状もしくは軟膏等のペースト状とする場合には0.01〜5%であるのが好ましい。上記有効成分の使用量が0.0001%未満であると、充分な発毛・育毛効果が発現せず、20%を超えると、経済的に不利益であるので、好ましくない。
【0010】
さらに、本発明の養毛料は、相乗的に養毛効果を増大させるために、皮膚末梢血管拡張作用を有する薬物(以下、「皮膚末梢血管拡張剤」と称す)を含有するのが好ましい。該皮膚末梢血管拡張剤としては、塩化カルプロニウム、ミノキシジル、スピロノラクトン、ビタミンB6 塩酸塩、セファランチン、D−カンフル、DL−カンフル、DL−α−トコフェロール、ヨウ化ニンニクエキス、DL−α−トコフェロールリノレイン酸エステル、センブリエキス、イノシトールヘキサニコチン酸エステル、ビタミンE、デキストラン硫酸ナトリウム、ニコチン酸、DL−α−トコフェロールニコチン酸エステル、ニコチン酸ブトキシエチル、γ−オリザノール、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸メチル、ノナン酸バニリルアミド、コハク酸DL−α−トコフェロール、酢酸DL−α−トコフェロール、トウガラシチンキ、カンタリスチンキ、ショウキョウチンキなどが挙げられ、特に、セファランチン、DL−α−トコフェロール、ヨウ化ニンニクエキス、センブリエキス、DL−α−トコフェロールニコチン酸エステル、ニコチン酸ベンジル、ノナン酸バニリルアミド、酢酸DL−α−トコフェロール、トウガラシチンキ、カンタリスチンキ、ショウキョウチンキなどが好ましく用いられる。
【0011】
本発明の養毛料における上記皮膚末梢血管拡張剤の含有量は、全組成中に、0.0001〜5%が好ましく、さらに好ましくは、0.01〜3%である。0.0001%未満では、養毛効果が発揮できない場合があり、5%を超えても、それ以上の養毛効果を期待できない場合があるので好ましくない。
【0012】
また、本発明の養毛料は、相乗的に養毛効果を増大させるために、抗炎症作用を有する薬物(以下、「抗炎症剤」と称す)を含有するのが好ましい。該抗炎症剤としては、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、メフェナム酸、フェニルブタゾン、インドメタシン、イブプロフェン、ケトプロフェン及びそれらの誘導体並びにそれらの塩が挙げられ、これらは単独または2種以上組み合わせて配合し使用することができる。
本発明の養毛料における上記抗炎症剤の含有量は、一般には0.0001〜5%、好ましくは0.01〜1%である。
【0013】
また、本発明の養毛料には、上記有効成分、及び必要に応じて用いられる皮膚末梢血管拡張剤、抗炎症剤に加えて、更に、通常用いられる養毛薬効剤、例えば、殺菌剤、細胞賦活剤、皮脂分泌抑制剤、清涼剤、ムコ多糖類、ホルモン類、核酸類、アミノ酸類、ビタミン類等を必要に応じて適宜配合することもできる。
【0014】
また、本発明の養毛料は、外用剤とするのが好ましく、その形状は、特に制限されないが、特に、軟膏、ローション、リキッド、トニック、スプレー、懸濁液、クリーム、乳剤等の塗布剤とするのが好ましい。
【0015】
本発明の養毛料を上述の如く外用剤として製剤するには、通常の方法により行うことができ、剤形等に応じて、上記有効成分以外に、蒸留水、エタノール等の低級アルコール類、セタノール類の高級アルコール類、ポリエチレングリコール、ポリピレングリコール等の多価アルコール類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース類、動物性、植物性および合成油脂成分、ワセリン、ロウ、シリコーン、界面活性剤等を本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
【0016】
【作用】
本発明の養毛料は、上記有効成分を含有するので、毛包周囲の血行を盛んにし、毛根代謝を活発化するばかりでなく、直接、毛包組織の増殖能を活性化せしめ、適用部位における発毛・育毛を促進する。
【0017】
【実施例】
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0018】
〔実施例1〕
<組織培養毛包に対する効果>
SD系新生ラットの背部皮膚を表皮と真皮とにトリプシンを用いて酵素的に分離し、さらに得られた真皮からコラゲナーゼを用いて毛包組織を分離した。この毛包組織の培養液中にタキシフォリン、アスチルビンのそれぞれを最終濃度10ng/mlとなるように加えて2日間培養し、 3H−チミジンを用いたDNA合成活性を測定することにより細胞の増殖能を検討した。その結果を下記〔表1〕に示す。下記〔表1〕に示す結果から明らかなように、タキシフォリン、アスチルビンを添加した群は、無添加群に比較して細胞分裂促進活性の増大が認められた。
【0019】
【表1】
【0020】
〔実施例2〕
<毛幹伸長に及ぼす効果>
SD系新生ラットの髭毛包器官を外科的に摘出した。次いで、器官培養用シャーレ(Falcon 3037)の外周部分に湿度維持のためのPBSを入れ、内皿上に置いた三角グリット上に得られた髭毛包器官(5本/dish)を並べた。次に、液体培地(RPMI 1640)中に下記〔表2〕に示す化合物のそれぞれを最終濃度10pg/mlとなるように加え、90%O2 、5%CO2 の気相下にて、31℃で培養し、経日的毛伸長を観察した。その結果を下記〔表2〕に示す。下記〔表2〕から明らかなように、本発明に係る有効成分を添加した群は、無添加群に比較して毛幹伸長が顕著な促進が認められた。
【0021】
【表2】
【0022】
〔実施例3〕
<育毛試験>
休止期にある生後7週齢のC3H系マウス(♂)の背部毛を皮膚を傷つけないように2×4cm2 にわたって電気バリカン、電気カミソリを用いて剃毛した。これらのマウスを一群20頭とし、1日1回20μlずつ剃毛部位に70%エタノールにアスチルビン(100μg/ml)を溶解したエタノール溶液を塗布した(アスチルビン塗布群)。毛再生の状態を観察するため、上記剃毛部位の写真を一定倍率で撮影し、画像解析装置を用いて再生毛面積率(再生毛面積/剃毛面積)を算出し、育毛活性を求めた。尚、溶剤(70%エタノール)のみを塗布した場合を対照品塗布群とした。
試料塗布開始後18日目の育毛活性(%)を下記〔表3〕に示す。下記〔表3〕に示す結果から明らかなように、対照品塗布群に比較してアスチルビン塗布群で有意かつ顕著な育毛促進が認められた。また、アスチルビン塗布群のマウスは、全て健康で、皮膚にも全く影響が認められなかった。
【0023】
【表3】
【0024】
以下の実施例4〜6は、本発明の養毛料の具体的処方例を示すものであり、フラバノノール若しくはその誘導体又はそれらの配糖体(以下の実施例においては、「本発明に係る有効成分」という)として、タキシフォリン、ジヒドロロビネチン、ジヒドロモリン、ピノバンクシン、アロマデンドリン、アロマデンドリン5,7−ジメチルエーテル、アロマデンドリン7−メチルエーテル、アルピノン、ガルバンゾール、フスチン、アンペロプチン、3−ヒドロキシフラバノン、4’−ヒドロキシフラバノノール、7−ヒドロキシフラバノノール、5−ヒドロキシフラバノノール、4’,5−ジヒドロキシフラバノノール、3’,4’−ジヒドロキシフラバノノール、3’,4’,5−トリヒドロキシフラバノノール、アスチルビン、エンゲリチン、イソエンゲリチンの化合物全てについて、それぞれ実施例4〜6に示した養毛料の処方例における「本発明に係る有効成分」として用いたものである。
【0025】
〔実施例4〕
ヘアクリーム養毛料:
(成分) (重量%)
(1) ミツロウ 1.0
(2) 流動パラフィン 50.0
(3) ステアリン酸 3.0
(4) セスキオレイン酸ソルビタン 2.0
(5) モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20 E.O) 1.5
(6) 本発明に係る有効成分 1.0
(7) パントテン酸カルシウム 0.2
(8) エチニルエストラジオール 0.0005
(9) 香料 0.2
(10)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(11)精製水 残量
【0026】
(製法)
A.(10)および(11)を混合攪拌した。
B.別に(1) 〜(8) を混合加熱、溶解した。
C.AにBを添加して乳化させ、冷却後、(9) を添加してヘアクリームタイプの養毛料を得た。
【0027】
〔実施例5〕
ヘアローションタイプ養毛料:
(成分) (重量%)
(1) サルチル酸 1.0
(2) 乳酸 0.01
(3) 乳酸ナトリウム 0.05
(4) エチルアルコール 10.0
(5) 本発明に係る有効成分 0.2
(6) リン酸−L−アスコルビン酸マグネシウム 3.0
(7) 酢酸−DL−α−トコフェロール 0.05
(8) グリチルレチン酸ジカリウム 0.1
(9) 香料 0.2
(10)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(11)精製水 残量
【0028】
(製法)
A.(1) 〜(3) 、(4) の一部(5.0重量%)、(5) および(9) を混合溶解した。
B.別に(4) の残り(5.0重量%)に(6) 〜(8) 、(10)および(11)を混合溶解した。
C.AにBを加えて混合攪拌し、ヘアローションタイプの養毛料を得た。
【0029】
〔実施例6〕
ヘアリキッドタイプ養毛料:
(成分) (重量%)
(1) ポリオキシプロピレンブチルエーテルリン酸(35 P.O) 9.0
(2) ポリオキシプロピレンモノブチルエーテル(60 P.O) 10.0
(3) トリエタノールアミン 1.0
(4) ヒアルロン酸ナトリウム 0.05
(5) 本発明に係る有効成分 0.1
(6) ビタミンE 0.05
(7) エチルアルコール 30.0
(8) 香料 0.2
(9) パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)精製水 残量
【0030】
(製法)
A.(4) 、(6) および(9) を(10)に混合溶解した。
B.別に、(1) 〜(3) 、(5) および(7) 〜(8) を混合溶解した。
C.AにBを加えて混合攪拌し、ヘアリキッドタイプの養毛料を得た。
【0031】
〔実施例7〕
実施例4、実施例5及び実施例6で得られた養毛料について、毛髪の薄くなった30代〜50代のパネラー(男性)による試験を行った。塗布方法としては、毎日就寝前に洗髪を行った後、毛髪の薄くなった箇所に実施例4、実施例5及び実施例6のいずれかの養毛料を1〜2g程度擦り込み、頭皮を約5分間程度マッサージした。
上記塗布方法で本発明の養毛料を毎日使用したところ、使用開始1週間後に産毛状の毛髪が生えてきた。さらに本発明の養毛料を毎日使用しつづけたところ、個人により多少の相違はあるが、平均1〜2ヶ月で上記産毛状の毛髪が通常の毛髪と区別がつかない程度にまで成長した。この間、発疹やかぶれなどの副作用は皆無であった。
【0032】
【発明の効果】
本発明の養毛料は、発毛・育毛効果に優れ、且つ長期に亘る使用にも十分耐えうる安全性および安定性を備えたものであり、更には、症状や体質にかかわらず育毛を促進することができ、種々の脱毛症に有効なものである。
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラバノノール及びその誘導体並びにそれらの配糖体を含有する養毛料、詳しくは発毛の促進、脱毛の予防、ふけ・かゆみの抑制等に有効な養毛料に関し、更に詳細には、医薬品、医薬部外品、化粧品等、全ての毛髪用製剤として用いることができる脱毛防止および発毛促進効果の優れた新規な養毛料に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、男性型脱毛症の予防・治療に対して、各種の薬効成分を配合した養毛料が知られている。上記薬効成分は、頭皮の血管拡張、毛母細胞の活性化、皮脂分泌抑制、栄養補給等を促すものであり、例えば、アセチルコリン誘導体、センブリエキス、ニコチン酸ベンジル等の血管拡張剤;ペンタデカン酸グリセリド、プラセンタエキス等の代謝、毛根機能の改善・賦活剤;ビタミンE誘導体、パントテン酸誘導体、ニコチン酸類等のビタミン類;セリン、メチオニン等のアミノ酸類;グリチルレチン酸誘導体、酢酸ヒドロコルチゾン等の抗炎症剤;サリチル酸等の角質溶解剤;ヒノキチオール、レゾルシン、イソプロピルメチルフェノール等の殺菌剤;エチニルエストラジオール等のホルモン類が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これまでに提供されている養毛料に用いられている上記薬効成分(各種の生薬抽出エキスおよび各種の化合物)は、顕著な効果を示さないか、または、ある程度の効果を呈しても皮膚炎を起こす程刺激が強く、連続使用が困難である等の欠点があった。
【0004】
従って、本発明の目的は、発毛・育毛効果に優れ、且つ長期に亘る使用にも十分耐えうる安全性および安定性を備えた養毛料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の課題を解決すべく、種々の化合物の育毛効果をスクリーニングした結果、フラバノノール及びその誘導体並びにそれらの配糖体が優れた育毛効果を有すること、さらには、フラバノノール及びその誘導体並びにそれらの配糖体に皮膚末梢血管拡張作用を有する薬物及び/又は抗炎症作用を有する薬物を配合することで、より高い養毛活性を発現せしめることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0006】
即ち、本発明は、フラバノノール及びその誘導体並びにそれらの配糖体からなる群から選択された一種または二種以上を有効成分として含有することを特徴とする養毛料、さらには、皮膚末梢血管拡張作用を有する薬物及び/又は抗炎症作用を有する薬物を含有することを特徴とする養毛料を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の養毛料について詳細に説明する。
本発明の養毛料において有効成分として用いられるフラバノノール誘導体は、フラボン、フラボノール類に比較して、天然にあまり多くその存在は知られていない化合物であり、例えば、タキシフォリン(カラマツ、イスノキ、ヒザクラ等に存在する。以下同様である。)、アロマデンドリン(ユーカリ属数種、カツラ)、フスチン(ウルシ属)、ピノバンクシン(ヒマラヤゴヨウ)、アンペロプチン(センダンバウドカズラ)、ジヒドロロビネチン(ハリエンジュ)、ジヒドロモリン(クワ)、アロマデンドリン5,7−ジメチルエーテル(リモンユーカル)、アロマデンドリン7−メチルエーテル(ウラジロハコヤナギ)、アルピノン(ハナミョウガ)及びガルバンゾール(回回豆)等が天然物として知られている。さらに本発明の養毛料に用いられるフラバノノール誘導体としては、合成によって得られる4’−ヒドロキシフラバノノール、7−ヒドロキシフラバノノール、5−ヒドロキシフラバノノール、4’,5−ジヒドロキシフラバノノール、3’,4’−ジヒドロキシフラバノノール、3’,4’,5−トリヒドロキシフラバノノールのそれぞれのシスまたはトランス異性体を用いてもよい。
【0008】
また、本発明の養毛料において有効成分として用いられる上記フラバノノール誘導体の配糖体としては、例えば、アスチルビン(ユキノシタ科の根茎)、エンゲリチン(フジバシデ)及びイソエンゲリチン(レイボク)並びにそれらの異性体等が挙げられる。
【0009】
本発明の養毛料における上記有効成分の使用量は、本発明の養毛料の全組成中に、通常0.0001〜20重量%(以下、単に「%」で示す)、好ましくは0.001〜10%、更に好ましくは0.01〜5%であり、また、特に本発明の養毛料の剤形を上記懸濁液等の液状もしくは軟膏等のペースト状とする場合には0.01〜5%であるのが好ましい。上記有効成分の使用量が0.0001%未満であると、充分な発毛・育毛効果が発現せず、20%を超えると、経済的に不利益であるので、好ましくない。
【0010】
さらに、本発明の養毛料は、相乗的に養毛効果を増大させるために、皮膚末梢血管拡張作用を有する薬物(以下、「皮膚末梢血管拡張剤」と称す)を含有するのが好ましい。該皮膚末梢血管拡張剤としては、塩化カルプロニウム、ミノキシジル、スピロノラクトン、ビタミンB6 塩酸塩、セファランチン、D−カンフル、DL−カンフル、DL−α−トコフェロール、ヨウ化ニンニクエキス、DL−α−トコフェロールリノレイン酸エステル、センブリエキス、イノシトールヘキサニコチン酸エステル、ビタミンE、デキストラン硫酸ナトリウム、ニコチン酸、DL−α−トコフェロールニコチン酸エステル、ニコチン酸ブトキシエチル、γ−オリザノール、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸メチル、ノナン酸バニリルアミド、コハク酸DL−α−トコフェロール、酢酸DL−α−トコフェロール、トウガラシチンキ、カンタリスチンキ、ショウキョウチンキなどが挙げられ、特に、セファランチン、DL−α−トコフェロール、ヨウ化ニンニクエキス、センブリエキス、DL−α−トコフェロールニコチン酸エステル、ニコチン酸ベンジル、ノナン酸バニリルアミド、酢酸DL−α−トコフェロール、トウガラシチンキ、カンタリスチンキ、ショウキョウチンキなどが好ましく用いられる。
【0011】
本発明の養毛料における上記皮膚末梢血管拡張剤の含有量は、全組成中に、0.0001〜5%が好ましく、さらに好ましくは、0.01〜3%である。0.0001%未満では、養毛効果が発揮できない場合があり、5%を超えても、それ以上の養毛効果を期待できない場合があるので好ましくない。
【0012】
また、本発明の養毛料は、相乗的に養毛効果を増大させるために、抗炎症作用を有する薬物(以下、「抗炎症剤」と称す)を含有するのが好ましい。該抗炎症剤としては、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、メフェナム酸、フェニルブタゾン、インドメタシン、イブプロフェン、ケトプロフェン及びそれらの誘導体並びにそれらの塩が挙げられ、これらは単独または2種以上組み合わせて配合し使用することができる。
本発明の養毛料における上記抗炎症剤の含有量は、一般には0.0001〜5%、好ましくは0.01〜1%である。
【0013】
また、本発明の養毛料には、上記有効成分、及び必要に応じて用いられる皮膚末梢血管拡張剤、抗炎症剤に加えて、更に、通常用いられる養毛薬効剤、例えば、殺菌剤、細胞賦活剤、皮脂分泌抑制剤、清涼剤、ムコ多糖類、ホルモン類、核酸類、アミノ酸類、ビタミン類等を必要に応じて適宜配合することもできる。
【0014】
また、本発明の養毛料は、外用剤とするのが好ましく、その形状は、特に制限されないが、特に、軟膏、ローション、リキッド、トニック、スプレー、懸濁液、クリーム、乳剤等の塗布剤とするのが好ましい。
【0015】
本発明の養毛料を上述の如く外用剤として製剤するには、通常の方法により行うことができ、剤形等に応じて、上記有効成分以外に、蒸留水、エタノール等の低級アルコール類、セタノール類の高級アルコール類、ポリエチレングリコール、ポリピレングリコール等の多価アルコール類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース類、動物性、植物性および合成油脂成分、ワセリン、ロウ、シリコーン、界面活性剤等を本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
【0016】
【作用】
本発明の養毛料は、上記有効成分を含有するので、毛包周囲の血行を盛んにし、毛根代謝を活発化するばかりでなく、直接、毛包組織の増殖能を活性化せしめ、適用部位における発毛・育毛を促進する。
【0017】
【実施例】
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0018】
〔実施例1〕
<組織培養毛包に対する効果>
SD系新生ラットの背部皮膚を表皮と真皮とにトリプシンを用いて酵素的に分離し、さらに得られた真皮からコラゲナーゼを用いて毛包組織を分離した。この毛包組織の培養液中にタキシフォリン、アスチルビンのそれぞれを最終濃度10ng/mlとなるように加えて2日間培養し、 3H−チミジンを用いたDNA合成活性を測定することにより細胞の増殖能を検討した。その結果を下記〔表1〕に示す。下記〔表1〕に示す結果から明らかなように、タキシフォリン、アスチルビンを添加した群は、無添加群に比較して細胞分裂促進活性の増大が認められた。
【0019】
【表1】
【0020】
〔実施例2〕
<毛幹伸長に及ぼす効果>
SD系新生ラットの髭毛包器官を外科的に摘出した。次いで、器官培養用シャーレ(Falcon 3037)の外周部分に湿度維持のためのPBSを入れ、内皿上に置いた三角グリット上に得られた髭毛包器官(5本/dish)を並べた。次に、液体培地(RPMI 1640)中に下記〔表2〕に示す化合物のそれぞれを最終濃度10pg/mlとなるように加え、90%O2 、5%CO2 の気相下にて、31℃で培養し、経日的毛伸長を観察した。その結果を下記〔表2〕に示す。下記〔表2〕から明らかなように、本発明に係る有効成分を添加した群は、無添加群に比較して毛幹伸長が顕著な促進が認められた。
【0021】
【表2】
【0022】
〔実施例3〕
<育毛試験>
休止期にある生後7週齢のC3H系マウス(♂)の背部毛を皮膚を傷つけないように2×4cm2 にわたって電気バリカン、電気カミソリを用いて剃毛した。これらのマウスを一群20頭とし、1日1回20μlずつ剃毛部位に70%エタノールにアスチルビン(100μg/ml)を溶解したエタノール溶液を塗布した(アスチルビン塗布群)。毛再生の状態を観察するため、上記剃毛部位の写真を一定倍率で撮影し、画像解析装置を用いて再生毛面積率(再生毛面積/剃毛面積)を算出し、育毛活性を求めた。尚、溶剤(70%エタノール)のみを塗布した場合を対照品塗布群とした。
試料塗布開始後18日目の育毛活性(%)を下記〔表3〕に示す。下記〔表3〕に示す結果から明らかなように、対照品塗布群に比較してアスチルビン塗布群で有意かつ顕著な育毛促進が認められた。また、アスチルビン塗布群のマウスは、全て健康で、皮膚にも全く影響が認められなかった。
【0023】
【表3】
【0024】
以下の実施例4〜6は、本発明の養毛料の具体的処方例を示すものであり、フラバノノール若しくはその誘導体又はそれらの配糖体(以下の実施例においては、「本発明に係る有効成分」という)として、タキシフォリン、ジヒドロロビネチン、ジヒドロモリン、ピノバンクシン、アロマデンドリン、アロマデンドリン5,7−ジメチルエーテル、アロマデンドリン7−メチルエーテル、アルピノン、ガルバンゾール、フスチン、アンペロプチン、3−ヒドロキシフラバノン、4’−ヒドロキシフラバノノール、7−ヒドロキシフラバノノール、5−ヒドロキシフラバノノール、4’,5−ジヒドロキシフラバノノール、3’,4’−ジヒドロキシフラバノノール、3’,4’,5−トリヒドロキシフラバノノール、アスチルビン、エンゲリチン、イソエンゲリチンの化合物全てについて、それぞれ実施例4〜6に示した養毛料の処方例における「本発明に係る有効成分」として用いたものである。
【0025】
〔実施例4〕
ヘアクリーム養毛料:
(成分) (重量%)
(1) ミツロウ 1.0
(2) 流動パラフィン 50.0
(3) ステアリン酸 3.0
(4) セスキオレイン酸ソルビタン 2.0
(5) モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20 E.O) 1.5
(6) 本発明に係る有効成分 1.0
(7) パントテン酸カルシウム 0.2
(8) エチニルエストラジオール 0.0005
(9) 香料 0.2
(10)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(11)精製水 残量
【0026】
(製法)
A.(10)および(11)を混合攪拌した。
B.別に(1) 〜(8) を混合加熱、溶解した。
C.AにBを添加して乳化させ、冷却後、(9) を添加してヘアクリームタイプの養毛料を得た。
【0027】
〔実施例5〕
ヘアローションタイプ養毛料:
(成分) (重量%)
(1) サルチル酸 1.0
(2) 乳酸 0.01
(3) 乳酸ナトリウム 0.05
(4) エチルアルコール 10.0
(5) 本発明に係る有効成分 0.2
(6) リン酸−L−アスコルビン酸マグネシウム 3.0
(7) 酢酸−DL−α−トコフェロール 0.05
(8) グリチルレチン酸ジカリウム 0.1
(9) 香料 0.2
(10)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(11)精製水 残量
【0028】
(製法)
A.(1) 〜(3) 、(4) の一部(5.0重量%)、(5) および(9) を混合溶解した。
B.別に(4) の残り(5.0重量%)に(6) 〜(8) 、(10)および(11)を混合溶解した。
C.AにBを加えて混合攪拌し、ヘアローションタイプの養毛料を得た。
【0029】
〔実施例6〕
ヘアリキッドタイプ養毛料:
(成分) (重量%)
(1) ポリオキシプロピレンブチルエーテルリン酸(35 P.O) 9.0
(2) ポリオキシプロピレンモノブチルエーテル(60 P.O) 10.0
(3) トリエタノールアミン 1.0
(4) ヒアルロン酸ナトリウム 0.05
(5) 本発明に係る有効成分 0.1
(6) ビタミンE 0.05
(7) エチルアルコール 30.0
(8) 香料 0.2
(9) パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)精製水 残量
【0030】
(製法)
A.(4) 、(6) および(9) を(10)に混合溶解した。
B.別に、(1) 〜(3) 、(5) および(7) 〜(8) を混合溶解した。
C.AにBを加えて混合攪拌し、ヘアリキッドタイプの養毛料を得た。
【0031】
〔実施例7〕
実施例4、実施例5及び実施例6で得られた養毛料について、毛髪の薄くなった30代〜50代のパネラー(男性)による試験を行った。塗布方法としては、毎日就寝前に洗髪を行った後、毛髪の薄くなった箇所に実施例4、実施例5及び実施例6のいずれかの養毛料を1〜2g程度擦り込み、頭皮を約5分間程度マッサージした。
上記塗布方法で本発明の養毛料を毎日使用したところ、使用開始1週間後に産毛状の毛髪が生えてきた。さらに本発明の養毛料を毎日使用しつづけたところ、個人により多少の相違はあるが、平均1〜2ヶ月で上記産毛状の毛髪が通常の毛髪と区別がつかない程度にまで成長した。この間、発疹やかぶれなどの副作用は皆無であった。
【0032】
【発明の効果】
本発明の養毛料は、発毛・育毛効果に優れ、且つ長期に亘る使用にも十分耐えうる安全性および安定性を備えたものであり、更には、症状や体質にかかわらず育毛を促進することができ、種々の脱毛症に有効なものである。
Claims (5)
- フラバノノール及びその誘導体並びにそれらの配糖体からなる群から選択された一種または二種以上を有効成分として含有することを特徴とする養毛料。
- フラバノノール誘導体が、タキシフォリン、ジヒドロロビネチン、ジヒドロモリン、ピノバンクシン、アロマデンドリン、アロマデンドリン5,7−ジメチルエーテル、アロマデンドリン7−メチルエーテル、アルピノン、ガルバンゾール、フスチン及びアンペロプチン並びにそれらのシス異性体、4’−ヒドロキシフラバノノール、7−ヒドロキシフラバノノール、5−ヒドロキシフラバノノール、4’,5−ジヒドロキシフラバノノール、3’,4’−ジヒドロキシフラバノノール、3’,4’,5−トリヒドロキシフラバノノールのそれぞれのシスまたはトランス異性体である請求項1記載の養毛料。
- フラバノノール誘導体の配糖体が、アスチルビン、エンゲリチン及びイソエンゲリチン並びにそれらの立体異性体である請求項1記載の養毛料。
- 更に、皮膚末梢血管拡張作用を有する薬物を含有することを特徴とする請求項1記載の養毛料。
- 更に、抗炎症作用を有する薬物を含有することを特徴とする請求項1記載の養毛料。
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-
2003
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