JPS6034812Y2 - コントロ−ルケ−ブルの端末金具 - Google Patents

コントロ−ルケ−ブルの端末金具

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Publication number
JPS6034812Y2
JPS6034812Y2 JP1977135532U JP13553277U JPS6034812Y2 JP S6034812 Y2 JPS6034812 Y2 JP S6034812Y2 JP 1977135532 U JP1977135532 U JP 1977135532U JP 13553277 U JP13553277 U JP 13553277U JP S6034812 Y2 JPS6034812 Y2 JP S6034812Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
stepped hole
control cable
terminal fitting
punch
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977135532U
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English (en)
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JPS5461160U (ja
Inventor
健 秋元
Original Assignee
やまと興業株式会社
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Publication date
Application filed by やまと興業株式会社 filed Critical やまと興業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はコントロールケーブルの端末を回動自在とし
た端末金具の抜は止め構造に関する。
〔従来の技術〕
従来から組立・整備点検の行い難い箇所のコントロール
ケーブルの端末金具は、インナーケーブルの端末に対し
て相対的に回動させることが出来、しかもインナーケー
ブルから抜は落ちないことが求められている。
そこで、第1図で示ように、タイコ1の段付き孔2にイ
ンナーケーブルを挿通した上、前記段付き孔2の縁部の
2箇所をセンターポンチ3で打って縁部の材料を孔内へ
変形膨出させ、抜は落ちないようにした構造が用いられ
ている。
然しなから、断る構造ではポンチ加工によって段付き孔
2内へ膨出する量が、タイコ1の縁部の寸法精度とポン
チを打つ強さが抜は止め品質に重大な影響を及ぼし、熟
練工でも安定した品質の製品を製作するのは容易でなく
、加工不良品を作ってしまうことがたびたびあった。
〔考案の目的〕
この考案は上記の不具合を解消することを目的とするも
ので、第2図で示すように、タイコ1の側面中央部にタ
イコ軸と直角に段付き孔2を設け、その段付き孔に頭付
きインナーケーブル2を嵌合し、その抜止めとして段付
き孔2の縁部から段付き孔内へ膨出する抜は止めリブ7
を形成するものにおいて、その抜は止めリブの外面形状
を円柱の外面形に形成した点に特徴がある。
〔実施例〕
図中、1はいわゆるタイコであり、コントロールケーブ
ルのインナーケーブル5を小型車両のブレーキレバーや
クラッチレバ−のような操作アーム(図示してない)に
接続する際に使用される。
タイコ1には側面中央部にタイコ軸4と直交する段付き
孔2を設け、これに鋼索からなるインナーケーブル5が
嵌合し、端部の膨大頭部によって前記タイコ1から抜脱
しないで引張り操作力が伝達される。
また、タイコ1に形成した段付き孔2はその角形の開口
縁部をポンチ6によって押圧して塑性変形させ、段付き
孔2内へ膨出する抜は止めリブ7を形成しである。
抜は止めリブ7は、円柱の外面形に形成されている。
すなわち、押圧された後の形が円弧状の溝形になる。
抜は止めリブ7を形成するには、円柱の外面形状を持つ
ポンチ6を開口縁部に押当てることによって行う。
ポンチの軸線方向はタイコ1の長手方向或いは直角方向
に向けられるのが一般的であり、その場合、開口縁部に
比しポンチの外形が大きいときは第2図のイで示すよう
に縁部の高い所が押圧され1、いわゆる縁頂点かしめと
なり、小径のときは同図口で示すように縁部の低い所で
押圧され、いわゆる縁底部かしめとなる。
このように、ポンチ円柱の直径を選択すことによってい
ずれも自動的に調心されので、未熟練工でもよい品質の
製品を生産できる。
なお、ポンチング操作は1回でよく、また縁部の凹みに
起因し、円柱状の外面部は自動的に調心されて左右均等
な抜は止めリブ7を形成させ得る。
第3図はかしめ行程を示す外面図であり、円柱の外面形
に押圧されたポンチ6の痕跡が開口縁部にくっきりと残
り、抜は止めリブ7の形状が明瞭になっている。
すなわち、押圧された後の形が円弧状溝形になっている
が判る。
なお、一般にタイコ1は黄銅またはアルミニューム合金
等の軟金属が用いられるので、ポンチ6は熱処理を施さ
ない鋼棒で充分である。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように、コントロールケーブルのイン
ナーケーブル5を挿入した段付き孔2の縁部から段付き
孔内へ膨出する抜は止めリブ7を形成したものであり、
然もその抜は止めリブの外面形状を円柱の外面形に形成
したから、抜は止めリブを形成するポンチとして、新規
な形状である円柱形の外面を有するものが使用可能とな
り、その結果、ポンチング作業の工程が減り、また、段
付き孔2とポンチ6とが自動的に調心されるので、抜は
止めリブ7の大きさや位置が正確に定められ、インナー
ケーブル5が抜は落ちる如き不具合を解消し得るのみな
らず、未熟練者でもそのような高品質の製品を生産可能
となるので、作業に従事することができる者の対象範囲
を拡げることができて、求人難を解消し得る等の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の構造を示す縦断面図、第2図はこの考案
の実施例を示す縦断面図、第3図はその外観図である。 1・・・・・・タイコ、2・・・・・・段付きL 3−
−−−−−センターポンチ、5・・・・・・頭付きイン
ナーケーブル、6・・・・・・ポンチ、7・・・・・・
リブ。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)タイコ1の側面中央部にタイコ軸と直角に段付き
    孔2を設け、その段付き孔に頭付きインナーケーブル2
    を嵌合し、その抜は止めとして段付き孔2の縁部から段
    付き孔内へ膨出する抜は止めリブ7を形成するものにお
    いて、その抜は止めリブの外面形状を円柱の外面形の形
    成してなるコントロールケーブルの端末金具。
  2. (2)円柱側面形の抜は止めリブの軸線は、タイコの軸
    線と直角の方向へ向けられている特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のコントロールケーブルの端末
    金具。
  3. (3) 抜は止めリブの円柱側面形の軸線はタイコの
    軸線と直角の方向に向けて作られている実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のコントロールケーブルの端末金具
  4. (4)抜は止めリブの円柱側面形の軸線はタイコの軸線
    と平行な方向に向けて作られている実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のコントロールケーブルの端末金具。
JP1977135532U 1977-10-06 1977-10-06 コントロ−ルケ−ブルの端末金具 Expired JPS6034812Y2 (ja)

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JP1977135532U JPS6034812Y2 (ja) 1977-10-06 1977-10-06 コントロ−ルケ−ブルの端末金具

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Publication Number Publication Date
JPS5461160U JPS5461160U (ja) 1979-04-27
JPS6034812Y2 true JPS6034812Y2 (ja) 1985-10-17

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ID=29105916

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002227628A (ja) * 2001-02-02 2002-08-14 Yamato Kogyo Kk コントロールワイヤの耐熱端末装置とその製造方法
JP6398186B2 (ja) * 2013-12-18 2018-10-03 日本精工株式会社 自在継手、自在継手の加締め及び自在継手の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4212244Y1 (ja) * 1964-09-18 1967-07-11

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JPS4212244Y1 (ja) * 1964-09-18 1967-07-11

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