JPS6034719B2 - 原子炉からの排ガスから希ガスを分離回収する方法及び装置 - Google Patents
原子炉からの排ガスから希ガスを分離回収する方法及び装置Info
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- JPS6034719B2 JPS6034719B2 JP51032839A JP3283976A JPS6034719B2 JP S6034719 B2 JPS6034719 B2 JP S6034719B2 JP 51032839 A JP51032839 A JP 51032839A JP 3283976 A JP3283976 A JP 3283976A JP S6034719 B2 JPS6034719 B2 JP S6034719B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は原子炉からの排ガスから放射性希ガスを分離回
収する方法及び装置に関する。
収する方法及び装置に関する。
最近、世界的に原子力発電所の環境問題に対する規制が
厳しくなっており、このため放射性希ガスの環境への放
出を減すための方法及び装置が種々考案されている。
厳しくなっており、このため放射性希ガスの環境への放
出を減すための方法及び装置が種々考案されている。
一発に原子炉から排出されるガス中には、放射性希ガス
(Kr,Xe,Ar等)、日2、He、空気(N2,0
2)成分等から成る多成分ガスである。放射性希ガスの
中で半減期の短いものなどは、希ガスホールドアツプ装
置などによって放射性希ガスを長時間保持することによ
り、それを減衰させてから大気に放出するか又は、回収
貯蔵するなどの方法を用いている。しかし半減期の非常
に長いKr85などの場合には、これらホールドアップ
装置で減衰させるのに数十年間の貯蔵が必要であり、し
かも多成分ガスを回収貯蔵するため、大容量のタンクを
必要とする。これらKr85などの半減期の非常に長い
希ガスに対して、濃縮又は回収貯蔵できれば廃ガスの処
理に有効な手段となる。従来原子炉からの排ガスの処理
方法としては、{a)常温で活性炭への吸着(ホールド
アップ装置等)、‘b} 低温(一30〜50oo)で
フレオンに吸収、‘c} 低温で吸着(液体窒素利用)
、および‘dー 低温で分留及び蒸留等があげられる。
(Kr,Xe,Ar等)、日2、He、空気(N2,0
2)成分等から成る多成分ガスである。放射性希ガスの
中で半減期の短いものなどは、希ガスホールドアツプ装
置などによって放射性希ガスを長時間保持することによ
り、それを減衰させてから大気に放出するか又は、回収
貯蔵するなどの方法を用いている。しかし半減期の非常
に長いKr85などの場合には、これらホールドアップ
装置で減衰させるのに数十年間の貯蔵が必要であり、し
かも多成分ガスを回収貯蔵するため、大容量のタンクを
必要とする。これらKr85などの半減期の非常に長い
希ガスに対して、濃縮又は回収貯蔵できれば廃ガスの処
理に有効な手段となる。従来原子炉からの排ガスの処理
方法としては、{a)常温で活性炭への吸着(ホールド
アップ装置等)、‘b} 低温(一30〜50oo)で
フレオンに吸収、‘c} 低温で吸着(液体窒素利用)
、および‘dー 低温で分留及び蒸留等があげられる。
しかし{blおよび‘dーの方法は複雑である。
‘a}の方法は半減期の短いガスの回収にのみ適する。
しかし液体窒素を使用して常圧又は加圧下でそのような
排ガスを処理した場合液体窒素で冷却された吸着器には
Kr,Ar,Xeの他にその排ガス中のN2のほぼ全量
が吸着されてしまう。処理ガス中の成分割合の多い窒素
の含有容量によって吸着剤の容量が決定するために吸着
器の容量が非常に大きくなるなどの欠点と、吸着された
N2,Kr,Ar,Xeの分離を行うためにその吸着器
から脱着したN2,Kr,Ar,Xeの再分離する装置
が別途に必要になるなどの欠点と、冷煤としての液体窒
素の貯蔵、供給、回収などの操作が複雑になるなどの欠
点があり、システム全体が繁雑になりがちであった。本
発明ではそのような排ガスを大気圧以下に減圧して、か
つ任意の温度設定ができる冷凍機を利用して、その排ガ
スから放射性希ガスを分離、回収する方法及び装置に関
する。
しかし液体窒素を使用して常圧又は加圧下でそのような
排ガスを処理した場合液体窒素で冷却された吸着器には
Kr,Ar,Xeの他にその排ガス中のN2のほぼ全量
が吸着されてしまう。処理ガス中の成分割合の多い窒素
の含有容量によって吸着剤の容量が決定するために吸着
器の容量が非常に大きくなるなどの欠点と、吸着された
N2,Kr,Ar,Xeの分離を行うためにその吸着器
から脱着したN2,Kr,Ar,Xeの再分離する装置
が別途に必要になるなどの欠点と、冷煤としての液体窒
素の貯蔵、供給、回収などの操作が複雑になるなどの欠
点があり、システム全体が繁雑になりがちであった。本
発明ではそのような排ガスを大気圧以下に減圧して、か
つ任意の温度設定ができる冷凍機を利用して、その排ガ
スから放射性希ガスを分離、回収する方法及び装置に関
する。
第1番目の発明は、
クリプトン、アルゴン及び/またはキセノンのような希
ガスを含む原子炉からの排ガスを減圧し、ヘリウム、水
素及び窒素等のガスとの熱交換により該排ガスを冷却し
、冷凍機で冷却されている第1の冷却装置内の吸着器に
前記排ガスを通してアルゴン、クリプトン及びまたはキ
セノン等の希ガス及び窒素の一部を吸着させ、その第1
の冷却装置内の温度はその装置内の圧力との関連におい
て希ガスが吸着する温度であり次いでその吸着床に吸着
された希ガスが被過点に達する前に排ガスの供給を止め
、吸着器を加熱してその吸着床に吸着されている希ガス
および窒素を脱着し、さらに冷凍機で冷却されている凝
縮器が設けられている第2の冷却装置にその希ガス及び
窒素を通して希ガスのみを凝縮し、その凝縮温度は、そ
の圧力との関連における希ガスの凝縮温度であり、次い
で凝縮器を加熱してその中の希ガスを脱着し、Buの回
収タンクに封入することからなる原子炉からの排ガスか
ら希ガスを分離回収する方法に関する。
ガスを含む原子炉からの排ガスを減圧し、ヘリウム、水
素及び窒素等のガスとの熱交換により該排ガスを冷却し
、冷凍機で冷却されている第1の冷却装置内の吸着器に
前記排ガスを通してアルゴン、クリプトン及びまたはキ
セノン等の希ガス及び窒素の一部を吸着させ、その第1
の冷却装置内の温度はその装置内の圧力との関連におい
て希ガスが吸着する温度であり次いでその吸着床に吸着
された希ガスが被過点に達する前に排ガスの供給を止め
、吸着器を加熱してその吸着床に吸着されている希ガス
および窒素を脱着し、さらに冷凍機で冷却されている凝
縮器が設けられている第2の冷却装置にその希ガス及び
窒素を通して希ガスのみを凝縮し、その凝縮温度は、そ
の圧力との関連における希ガスの凝縮温度であり、次い
で凝縮器を加熱してその中の希ガスを脱着し、Buの回
収タンクに封入することからなる原子炉からの排ガスか
ら希ガスを分離回収する方法に関する。
第2番目の発明は、原子炉からの排ガスバルフを通して
熱交換器を設け、その熱交換器は希ガスが分離されてい
るヘリウム、水素、窒素等の処理済ガスとその排ガスと
を熱交換するものであり、その熱交換器から吸着器を有
する第1の冷却装置を設け、その冷却装置は冷凍機を有
し、かつその内部に加熱器を有し、さらに第1の冷却装
置に続いて冷凍機付の凝縮器を有する第2の冷却装置を
設け、その凝縮器は加熱器を有し、それから真空ポンプ
を設け、さらに放出用バルブと希ガス回収用バルブを設
けたことを特徴とする原子炉からの排ガスから希ガスを
分離回収する装置に関する。
熱交換器を設け、その熱交換器は希ガスが分離されてい
るヘリウム、水素、窒素等の処理済ガスとその排ガスと
を熱交換するものであり、その熱交換器から吸着器を有
する第1の冷却装置を設け、その冷却装置は冷凍機を有
し、かつその内部に加熱器を有し、さらに第1の冷却装
置に続いて冷凍機付の凝縮器を有する第2の冷却装置を
設け、その凝縮器は加熱器を有し、それから真空ポンプ
を設け、さらに放出用バルブと希ガス回収用バルブを設
けたことを特徴とする原子炉からの排ガスから希ガスを
分離回収する装置に関する。
図面に従って本発明の詳細を説明する。先ず希ガス分離
回収装置の分離工程に沿って説明する。原子炉から排出
された処理ガスを予め止○,02,12などの成分は除
去された後大気圧より高い圧力で系内に導入される。そ
のときの処理ガス成分はHe,比,N2,Kr,〜,X
eなどの多成分である。その処理ガスは真空ポンプ12
などによって大気圧以下になっている装置系内に減圧弁
1を介して約10〜数low側Hgに減圧し、弁2を経
て希ガスを分離した残ガス日2,He,N2などと第1
の熱交換器3で冷却され、更に冷凍機9で冷却された磯
ガスと熱交換する第2の熱交換器4で十分冷却される。
次いで処理ガスは吸着器6、吸着器6を冷却するための
冷凍機7および吸着器6を加熱するための加熱器1川こ
よって構成されている第1の冷却装置5に導入される。
このとき冷凍機7によって80〜12びKに冷却された
吸着器6によって該処理ガスは吸着分離される。即ち該
処理ガス中のKて,〜,Xe及び一部のN2などは吸着
されるが日2,He及び大部分のN2は吸着剤の吸着力
(破過時間)の差で吸着後ただちに脱離される。吸着さ
れたKr,Xe,Arなどの希ガスの濃度が増加して行
く、このとき吸着された希ガス中の一部の放射性希ガス
の崩壊エネルギーなどによって発熱現象が起るが、この
発熱を吸収するために冷凍機7によって冷却される。吸
着器6で分離された残ガスは、凝縮器8、を冷却するた
めの冷凍機9及び加熱器10′によって構成される第2
の冷却袋贋11に引続き導入される。このとき残ガスは
冷凍機9で約60〜8ぴKに冷却された凝縮器8で冷却
されて第2の熱交換器4、第1の熱交換器3を経て真空
ポンプ12にて排気されて排気弁13より系外へ排出さ
れる。次に希ガス回収工程について説明する。
回収装置の分離工程に沿って説明する。原子炉から排出
された処理ガスを予め止○,02,12などの成分は除
去された後大気圧より高い圧力で系内に導入される。そ
のときの処理ガス成分はHe,比,N2,Kr,〜,X
eなどの多成分である。その処理ガスは真空ポンプ12
などによって大気圧以下になっている装置系内に減圧弁
1を介して約10〜数low側Hgに減圧し、弁2を経
て希ガスを分離した残ガス日2,He,N2などと第1
の熱交換器3で冷却され、更に冷凍機9で冷却された磯
ガスと熱交換する第2の熱交換器4で十分冷却される。
次いで処理ガスは吸着器6、吸着器6を冷却するための
冷凍機7および吸着器6を加熱するための加熱器1川こ
よって構成されている第1の冷却装置5に導入される。
このとき冷凍機7によって80〜12びKに冷却された
吸着器6によって該処理ガスは吸着分離される。即ち該
処理ガス中のKて,〜,Xe及び一部のN2などは吸着
されるが日2,He及び大部分のN2は吸着剤の吸着力
(破過時間)の差で吸着後ただちに脱離される。吸着さ
れたKr,Xe,Arなどの希ガスの濃度が増加して行
く、このとき吸着された希ガス中の一部の放射性希ガス
の崩壊エネルギーなどによって発熱現象が起るが、この
発熱を吸収するために冷凍機7によって冷却される。吸
着器6で分離された残ガスは、凝縮器8、を冷却するた
めの冷凍機9及び加熱器10′によって構成される第2
の冷却袋贋11に引続き導入される。このとき残ガスは
冷凍機9で約60〜8ぴKに冷却された凝縮器8で冷却
されて第2の熱交換器4、第1の熱交換器3を経て真空
ポンプ12にて排気されて排気弁13より系外へ排出さ
れる。次に希ガス回収工程について説明する。
吸着器6に吸着されたN2,Kr,〜,Xeなどのガス
を回収するために弁2を全開するとともに冷凍機7を停
止し、吸着器6を加熱器8により加熱し吸着ガスを脱着
させる。脱着した濃縮希ガスとN2ガスは冷凍機9で冷
却された凝縮器8によって希ガスは再凝縮してトラップ
され、N2ガスは、分圧の違いによって殆どトラップさ
れずに第2の熱交換器4、第1の熱交換器3を経て真空
ポンプ12によってN2ガスのみ弁13を経て系外へ排
出される。Kr,〜,Xeおよび一部のN2からなるガ
スを凝縮器8に通過させた場合、そのガス中のKr,〜
,Xeの分圧が高いため、それらのガスの全量は凝縮器
8にトラップされる。
を回収するために弁2を全開するとともに冷凍機7を停
止し、吸着器6を加熱器8により加熱し吸着ガスを脱着
させる。脱着した濃縮希ガスとN2ガスは冷凍機9で冷
却された凝縮器8によって希ガスは再凝縮してトラップ
され、N2ガスは、分圧の違いによって殆どトラップさ
れずに第2の熱交換器4、第1の熱交換器3を経て真空
ポンプ12によってN2ガスのみ弁13を経て系外へ排
出される。Kr,〜,Xeおよび一部のN2からなるガ
スを凝縮器8に通過させた場合、そのガス中のKr,〜
,Xeの分圧が高いため、それらのガスの全量は凝縮器
8にトラップされる。
吸着器の脱着が完了した時点で冷凍機9を停止させ凝縮
器8を加熱器10′により加熱し、凝縮器8に凝縮して
いる希ガスを脱着ごせて真空ポンプ12にて排気されて
回収弁14を経て回収させる。
器8を加熱器10′により加熱し、凝縮器8に凝縮して
いる希ガスを脱着ごせて真空ポンプ12にて排気されて
回収弁14を経て回収させる。
希ガス回収工程における圧力は大気圧以下の約10〜数
10仇吻Hgであり、凝縮器8の設定温度は約60〜8
びKである。原子炉からの排ガス成分は、多成分ガス (日2,He,〜,Kr,Xe,N2など)でこの成分
からKr,Xe,〜からなる希ガスを分離するのに低温
で冷却された吸着剤により吸着力の差を有効に利用する
。
10仇吻Hgであり、凝縮器8の設定温度は約60〜8
びKである。原子炉からの排ガス成分は、多成分ガス (日2,He,〜,Kr,Xe,N2など)でこの成分
からKr,Xe,〜からなる希ガスを分離するのに低温
で冷却された吸着剤により吸着力の差を有効に利用する
。
この吸着剤の充填してある吸着器の冷却温度は80〜1
2ぴK領域が有効であるが、この領域の冷煤がないため
、本発明ではヘリウムガス冷凍機により有効な温度を任
意に設定できるようにしたことである。低温吸着器の吸
着力の差を有効に利用する手段として分離圧力を大気圧
以下の10〜数10仇廠Hgにしたことである。
2ぴK領域が有効であるが、この領域の冷煤がないため
、本発明ではヘリウムガス冷凍機により有効な温度を任
意に設定できるようにしたことである。低温吸着器の吸
着力の差を有効に利用する手段として分離圧力を大気圧
以下の10〜数10仇廠Hgにしたことである。
持くにN2とKr,Xeの吸着分離効果を上げる手段と
して上記の圧力で、吸着器の冷却温度を80〜12びK
領域の任意の温度に設定している。原子炉からの排ガス
中において大部分を占める比,N2,Heが大気中に放
出され、わずかな量を占めるKr,Xe等を保持するの
であるからスペースが少なくて良い。
して上記の圧力で、吸着器の冷却温度を80〜12びK
領域の任意の温度に設定している。原子炉からの排ガス
中において大部分を占める比,N2,Heが大気中に放
出され、わずかな量を占めるKr,Xe等を保持するの
であるからスペースが少なくて良い。
吸着器内を冷媒ヘリウムで冷却しているために、放射性
希ガスによる崩壊熱などの発生を吸収し、吸着器の壁面
から冷却している従来方式(液体N2冷却)に比較して
冷却効果が高い。
希ガスによる崩壊熱などの発生を吸収し、吸着器の壁面
から冷却している従来方式(液体N2冷却)に比較して
冷却効果が高い。
Kr,Xe,ふからなる希ガスの回収効率を上げるため
に、吸着器に吸着分離されたN2の1部分,Kr,Xe
,Arを加熱脱着させて、濃縮したKr,Xe,Arの
希ガスをN2から分離するために約60〜8びKに冷却
された凝縮器を用いて凝縮分離させること、この時の分
離圧力は10〜数10比肋Hgである。
に、吸着器に吸着分離されたN2の1部分,Kr,Xe
,Arを加熱脱着させて、濃縮したKr,Xe,Arの
希ガスをN2から分離するために約60〜8びKに冷却
された凝縮器を用いて凝縮分離させること、この時の分
離圧力は10〜数10比肋Hgである。
本装置の系内は大気圧以下の圧力であるため放射性希ガ
ス系外にもれる確率が低く、信頼性が高い。
ス系外にもれる確率が低く、信頼性が高い。
袷媒ガスとしてヘリウムガスを利用しているために放射
線などの影響がなく危険性が少ない。
線などの影響がなく危険性が少ない。
冷凍機を用いているため、冷媒として液体窒素などを利
用した従来の方式に比較して運転コストが安く、運転操
作が容易である。原子炉からの排ガスには水分が含まれ
ているが、その排ガスを本発明の回収装置に通す前に乾
燥器に通してその水分を除去しても良い。その排ガス中
にXeを多く含まれる場合には、第2の熱交換器におけ
る冷却においてXeの一部は凝縮し、その凝縮されたX
eは排出管(図示せず)によって系外に除去する。
用した従来の方式に比較して運転コストが安く、運転操
作が容易である。原子炉からの排ガスには水分が含まれ
ているが、その排ガスを本発明の回収装置に通す前に乾
燥器に通してその水分を除去しても良い。その排ガス中
にXeを多く含まれる場合には、第2の熱交換器におけ
る冷却においてXeの一部は凝縮し、その凝縮されたX
eは排出管(図示せず)によって系外に除去する。
実施例 1
下記の組成
He 43%
比 0.1%
N2 53%
02 1岬pm
Kr o.3%
Xe l.5%
AJ 2.0%
QO 残 部
を持つ原子炉からの排ガスを予め乾燥器を通して水分を
除去した後、本発明の装置に通した。
除去した後、本発明の装置に通した。
処理条件処理ガス量 IONm3/hr
圧 力 40伍松Hg熱交換器4
の温度 9ぴK吸着器6の温度
10ぴK凝縮器の温度 65K 流 量 3001/mjnその結果
はその排ガス中に含まれたKrおよびXeは全量回収さ
れた。
圧 力 40伍松Hg熱交換器4
の温度 9ぴK吸着器6の温度
10ぴK凝縮器の温度 65K 流 量 3001/mjnその結果
はその排ガス中に含まれたKrおよびXeは全量回収さ
れた。
図は本発明装置の概略図である。
1:減圧弁、2:弁、3:第1の熱交換器、4:第2の
熱交換器、5:第1の冷却装置、6:吸着器、7:冷凍
機、8:加熱器、9:冷凍機、10:加熱器、10′:
加熱器、11:第2の冷却装置、12:真空ポンプ、1
3:排気弁、14:回収弁。
熱交換器、5:第1の冷却装置、6:吸着器、7:冷凍
機、8:加熱器、9:冷凍機、10:加熱器、10′:
加熱器、11:第2の冷却装置、12:真空ポンプ、1
3:排気弁、14:回収弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 クリプトン、アルゴン及びキセノンからなる希ガス
を含む原子炉からの排ガスを減圧しヘリウム、水素及び
窒素等のガスとの熱交換により該排ガスを冷却し、冷凍
機で80−120°Kまで冷却されている吸着器内の吸
窒床に前記排ガスを通してアルゴン、クリプトン及びキ
セノン及び窒素の一部を吸着させ、次いでその吸着床に
吸着された希ガスが破過点に達する前に排ガスの供給を
止め、吸着器を加熱してその吸着床に吸着されている希
ガスおよび窒素を脱着し、さらに冷凍機で冷却されてい
る凝縮器にその希ガス及び窒素を通して希ガスのみを凝
縮し、その凝縮器の温度は、その圧力との関連において
希ガスが凝縮する温度であり、次いで凝縮器を加熱して
その中の希ガスを脱着し、真空ポンプで別の回収タンク
に封入することからなり、上記操作は大気圧下で行なう
ことからなる原子炉からの排ガスから希ガスを分離回収
する方法。 2 クリプトン、アルゴン及びキセノンからなる希ガス
を含む原子炉からの排ガス源からバルプを通して熱交換
器を設け、その熱交換器は希ガスが分離されているヘリ
ウム、水素、窒素等の処理済ガスとその排ガスとを熱交
換するものであり、その熱交換器から、吸着器を有する
第1の冷却装置を設け、その冷却装置は冷凍機を有し、
その冷却装置は80−120°Kまで冷却可能であり、
かつその内部に加熱器を有し、さらに第1の冷却装置に
続いて、第2の冷却装置は冷凍機付の凝縮器を設け、そ
の凝縮器は加熱器を有し、それから真空ポンプを設け、
さらに放出用バルブと希ガス回収用バルブを設けたこと
を特徴とする原子炉からの排ガスから希ガスを分離回収
する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51032839A JPS6034719B2 (ja) | 1976-03-25 | 1976-03-25 | 原子炉からの排ガスから希ガスを分離回収する方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51032839A JPS6034719B2 (ja) | 1976-03-25 | 1976-03-25 | 原子炉からの排ガスから希ガスを分離回収する方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52115998A JPS52115998A (en) | 1977-09-28 |
JPS6034719B2 true JPS6034719B2 (ja) | 1985-08-10 |
Family
ID=12369981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51032839A Expired JPS6034719B2 (ja) | 1976-03-25 | 1976-03-25 | 原子炉からの排ガスから希ガスを分離回収する方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034719B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996024554A1 (fr) * | 1995-02-06 | 1996-08-15 | Nippon Sanso Corporation | Procede d'enrichissement en ozone |
-
1976
- 1976-03-25 JP JP51032839A patent/JPS6034719B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52115998A (en) | 1977-09-28 |
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