JPS6034516Y2 - 自動ベルト装置 - Google Patents

自動ベルト装置

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JPS6034516Y2
JPS6034516Y2 JP18505581U JP18505581U JPS6034516Y2 JP S6034516 Y2 JPS6034516 Y2 JP S6034516Y2 JP 18505581 U JP18505581 U JP 18505581U JP 18505581 U JP18505581 U JP 18505581U JP S6034516 Y2 JPS6034516 Y2 JP S6034516Y2
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重一郎 高田
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タカタ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等のドアの開閉に連動させて、乗員を自
動的に拘束、解放状態にする自動ベルト装置に関るもの
である。
近年ミ自動車等において乗員を確保するためにシートベ
ルトが広く用いられ、特にドアの開閉に連動させて自動
的に乗員の拘束、解放を行なわせる自動ベルト装置、例
えばパッシブシートベルト装置の実用化が試みられてい
ることは周知の通りである。
パッシブシートベルト装置は、基本的にgtドアの開閉
に応じて乗員拘束用シートベルトを車体の前後方向に駆
動し、シートベルトと乗員用シートとの間を拡張、収縮
することにより乗員の拘束、解放を行っている。
しかしながら、ドアの開閉だけで上記の作動を制御した
のでは様々な不具合が生じ、この不具合を排除するため
に幾多の改良がなされている。
以下、第1図を参照して従来のパッシブシートベルト装
置について説明する。
第1図において1は車体、2はドア、3はシート、4は
例えばシート3の下部に設置される通常の緊急ロックリ
トラクタ−(以下ELRともいう)5から引き出され、
ガイドを兼ねた巻き取り防止装置6を経てシート3の車
体中央側よりシート3を横切って斜め上方に延びる肩掛
はベルト(以下シートベルトともいう)であり、その上
端はルーフサイド12内側面に設けられたガイドレール
10に沿って図示矢印F、 R方向に移動する移動アン
カ一部材9と一体をなすバックル8に挿脱自在に係合さ
れたトング7のベルト取付穴止着されている。
尚、第1図中13は移動アンカ一部材9の前方停止位置
を示し、14は移動アンカ一部材9がR方向に移動しそ
の末端部において固定する固定アンカ一部材を示してい
る。
11は可逆モータであり、例えばラックドワイヤ等の駆
動部材11aを介して前記移動アンカ一部材9に連結さ
れ、ドア2の開閉に伴う可逆回転により移動アンカ一部
材9を駆動するよう構成されている。
尚、第1図中のA−Eはそれぞれ検出部を示しているが
、後述する本考案の実施例において詳述するのでその説
明を省略する。
以上のように構成された装置において、例えば衝突等に
よりドアが不用意に開放した場合に、基本動作に従って
、モータ11が駆動すると、移動アンカ一部材9と共に
シートベルトが図示矢印F方向に移動し、乗員を拘束状
態から解放状態に導いてしまう。
ところが上記のような場合にこそシートベルトによる乗
員の安全確保が必要であり、この場合には、ドア2の開
閉に従ってモータ11が回転するという基本動作を行う
ことは不具合である。
このため、モータ11の通電回路中に衝突状態を検出す
るセンサーを介在させ、衝突時にモータ11への通電を
遮断するものが見られる(例えば実開昭55−8593
号公報参照)。
以上の作動により、シートベルトが本来の機能を有する
ことができるわけであるが、実用1坤にも不具合な点が
みられる。
トング7は緊急時に拘束されている乗員が素早く車外へ
避難できるように着脱自在になっており、緊急時以外に
バックル8よりトング7を挿脱すること(以下バックル
リリースともいう)は貝の自由意志に任されており、例
えば緊急時以外の時にも乗員がドアを開く前にバックル
リリースすることは通常行なわれることが多い。
従来のパッシブシートベルト装置では、バックルリリー
ス時にもドアの開放に伴って移動アンカ一部材9が図示
矢印F方向に移動を行う。
例えばこのとき、乗員がシートを離れ車外へ出ようとす
ると、乗員の頭上を前記移動アンカ一部材9が移動する
ことになり、乗員にとって極めて危険である。
この危険を防止するため、バックル8とトング7とに検
出部を設け、バックルリリース時には移動アンカ一部材
9が駆動しないようにすることは容易に考えられるが、
この場合、例えば移動アンカ一部材9が移動中にバック
ルリリースすると、−乗員の出入口の頭上に移動アンカ
一部材9が停止し、乗員にとってさらに危険な状態が生
ずる恐れがある。
従来のパッシブシートベルト装置は、上記に掲げたよう
な実用上の不具合を生じており、いまだに上記0小異合
を解決した装置が提供されていなかった。
本考案は前記事情に鑑みてなされたものであり、実用上
の作動に適した自動ベルト装置を提供することを目的と
するものである。
以下本考案の一実施例を第1図を参照して説明する。
尚、第1図中1〜14に示す部材については前述したの
でその詳細な説明を省略し、検出部A−Eについて説明
する。
AはELR5に内蔵されたシートベルト4の巻径を検出
することによりトング7がバックル8に係合されている
(以下バックルアップともいう)がバックル解除(バッ
クルリリース)かを検知する巻径検知器(第1の検出手
段)であり、バックルアップ時にONし、バックルリリ
ース時にOFFするものとする。
Bはドアスイッチ(第2の検出手段)であり、ドア2が
開放された時にONし、ドア2が閉められた時にOFF
する。
Cは前方リミットスイッチであり、前方停止位置13に
設けられ、移動アンカ一部材9が前方停止位置13にあ
るときにOFFし、それ以外の位置にあるときはONす
る。
Dは後方リミットスイッチであり、固定アンカ一部材1
4に設けられ、移動アンカ一部材9が固定アンカ一部材
14に固定された時にOFF l、、それ以外の時はO
Nする。
Eは例えばモータ11に設けられた車体への衝撃又は車
体の横転を検知するセンサースイッチ(第3の検出手段
)であり、衝撃等を検知した時にONし、それ以外のと
きはOFFの状態であるものとする。
検出部としては上記に説明したA−Eで構成されている
が、下記の説明において便宜のため、第2図を参照して
前、後方ワーニングスイッチ(警報スイッチ)を説明す
る。
A1は前方ワーニングスイッチであり、前記巻径検知器
Aと前方リミットスイッチCとに接続されたインバース
15,16の出力を2人力とするアンドゲート回路18
の出力VIBと、巻径検知器Aの出力■4とを2人力と
するオアゲート回路20より構成されている。
氏は後方ワーニングスイッチであり、巻径検知器Aと後
方リミットスイッチDとに接続されたインバース16.
17の出力を2人力とするアンドゲート回路19の出力
V 1 gと、巻径検知器Aと出力vAとを2人力とす
るオアゲート回路21より構成されている。
以上のように構成されたスイッチの作用について第3図
に示すタイミングチャートを参照して説明する。
VA、■。、■pは巻径検知器A1前方リミットスイッ
チC1後方リミットスイッチDのそれぞれの出力電位を
示し、ONしたとき1LJレベルを保持し、OFF l
、たとき1HJレベルを保持するものとする。
第3図のタイミングチャートから分かるように、VAが
1Hヨレベルにあるとき、または■9がrLルベノーで
あってかつvcがr″LJLJレベルときに、オアゲー
ト回路の出力VA1は1HJレベルとなる。
VA□がrHJレベルであるとき前方ワーニングスイッ
チA□がOFFしたときと定義すると、前方ワーニング
スイッチA□は、バックルリリース時に常にOFF状態
であり、又、バックルアップ時であっても移動アンカ一
部材9が前方停止位置13以外にあるときOFFどなり
、それ以外のときONすることになる。
又、vAが1HJレベルであるとき、又はVAがrLJ
レベルであってかつ■。
が″″LJLJレベルときに、オアゲート回路21の出
力■^2はrHJレベルとなる。
前記と同様にVA2が1HJレベルであるときを後方ワ
ーニングスイッチA2がOFF したときと定義すると
、後方ワーニングスイッチA2は、バックルリリース時
は常にOFF状態であり、又、バックルアップ時であっ
ても移動アンカ一部材9が固定アンカ一部材14に固定
されていない時にOFFとなりそれ以外のときはONす
ることになる。
次に上記において説明した各部のスイッチA1o A2
− B、 C,D、Eの出力を処理してモータ11で制
御する制御手段を構成する回路について第4図を参照し
て説明する。
第4図においてVAIは前方ワーニングスイッチA□の
出力、■8はドアスイッチBの出力、VA2は後方ワー
ニングスイッチんの出力、vcは前方リミットスイッチ
Cの出力、voは後方リミットスイッチDの出力、■。
はセンサースイッチEの出力をそれぞれ示している。
22,23,24,25,26,27はインバーダであ
り、それぞれの入力VAI? VBg VA2 g V
O2Vog VEを入力し、出力V−1−VB−VA2
? Vcv VD9 VEを得ている。
FはVBg VC9■oを3人力とするアンドゲート回
路であり、その出力は■Fとする。
GハVA1.vlll、VDを3人力とするアンドゲー
ト回路であり、その出力をV。
とする。HはVB−VA□9VCを3人力とするアンド
ゲート回路であり、その出力をVHとする。
Fは■。
g Vll VDを3人力とするアンドゲート回路であ
り、その出力を■!とする。
LはVo= V。
を2人力とするアンドゲート回路であり、その出力をV
しとする。
MはVC? VEを2人力とするアンドゲート回路であ
り、その出力をVMとする。
Nは■。? VAIを2入力とするアンドゲート回路で
あり、その出力を■Nとする。
Oは■6□。■。
を2人力とするアンドゲート回路であり、その出力をV
oとする。
28は前記出力vN、V0を入力するワーニングサーキ
ットであり、入力に応じて警報を発するものとする。
Jは前記出力■pg Vll−? VLを3人力とする
オアゲート回路であり、その出力VJは抵抗R□を介し
てトランジスタT11のベースに印加されている。
前記トランジスタTriのエミッタは接地され、コレク
タ側はコイルL□を介して電源DC12Vに接続されて
いる。
電源DC12Vとモータ11との通電回路中には、電源
側に設けられた接点29、モータ11側に設けられた接
点31と、この間を移動し、通常時は接地されている接
点31に接触する移動接点30とが設けられ、前記コイ
ルL1に通電された場合には、移動接点30は接点29
に接触するようになっている。
Kは前記出力V、、V、、V、を3人力とするオアゲー
ト回路であり、その出力VKは抵抗R2を介してトラン
ジスタTr2のベースに印加すれている。
前記トランジスタTr2のエミッタは接地され、コレク
タ側はコイル賜を介して電源DC12Vに接続されてい
る。
電源DCl 2Vとモータ11との通電回路中には、電
源側に設けられた接点32、接地された接点34、モー
タ側に設けられた移動接点33を有し、前記コイルhへ
の通電が遮断された場合は、移動接点33は接点34と
接触し、前記コイルhに通電された場合には、移動接点
33は接点32に接触するようになっている。
尚、移動接点30が接点29に接触し、かつ移動接点3
3が接点34に接触している時に、モータ11は正回転
して移動アンカ一部材9を図示矢印R方向に駆動し、移
動接点30が接点31と接触し、かつ移動接点33が接
点32に接触している時に、モータ11は逆回転して移
動アンカ一部材9を図示矢印F方向に駆動するものとす
る。
上記以外の場合はモータ11は回転せず、従で両方の移
動接点30.33が共に電源側の接点29.32に接触
しているときもモータは停止するものとする。
以上のように構成された自動ベルト装置の作用用を第5
図、第6図、第7図を参照して説明する。
第5図は、車内にて通常行われる動作に対して、第4図
に示す回路の作動を説明するタイミングチャートである
第5図中aは、乗員がドア2を開けて着座ししかもバッ
クルアップの状態を示している。
このとき移動アンカ一部材9は前方停止位置に有するた
め、前方ワーニングスイッチA□(以下スイッチA1と
もいう)はONであり、従って出力vA□は1Lヨレベ
ルとなり、出力VA1は1HJレベルとなっている。
ドアスイッチB(以下スイッチBともいう)はドア2が
開放しているためONしており、従って回転VBは1L
Jレベルであり、Vaは1Hルベルである。
後方ワーニングスイッチA2 (以下スイッチA2とも
いう)は、バックルアップ時であり、しかも移動アンカ
一部材9が固定アンカ一部材14に固定されていないた
めOFF しており、従って■9□はrHJレベルであ
り、VA□はr″LJLJレベル。
前方リミットスイッチC(以下スイッチCともいう)は
、移動アンカ一部材9が前方停止位置13にあるためO
FF Lでおり、従って■。
はrHJレベルであり、vcは1LJレベルである。
後方リミットスイッチDは(以下スイッチDともいう)
は、移動アンカ一部材9が固定アンカ一部材14に固定
・されていないためONしており、従ってVoは1LJ
レベルであり、■。
はr″HJHJレベル。尚、第5図のフローチャートの
説明においては、車体に衝撃等が発生しないものとし、
従ってセンサースイッチEは常にOFF状態とする。
このため、vEは″LJレベルとなるため、アンドゲー
ト回路り、 Mの出力VL−VMは常にrLJレベルで
あり、オアゲート回路Jt Kの出力にVL、 VMは
影響ないものとして、出力Vll:g VL、 VMを
その説明から削除しておく。
上記のような第5図aの状態ではアンドゲート回路F、
G、 H,Iの出力Vp= VC,V)4− Vl
ハ共臣’ L J L/ ヘ/l/となり、従ってオア
ゲート回路J、にの出力V、、 Vやは1LJレベルと
なっている。
このためモータ11の2つの移動接点30,33は接点
31,34に接触しておリモータ11は回転しない状態
となっている。
上記のような状態aから乗員ドア2を閉めると、図中の
状態すに示すようにVnがr″LJLJレベルHJレベ
ルに、VBが1HJレベルからrLJレベルに変化する
このときVcが1HJレベルを示すため、VCを入力と
するオアゲート回路Jの出力vJが1Hルベルとなり、
このVJが抵抗R1を介してトランジスタTriのベー
スに印加されると、トランジスタTriを導通するため
コイルLに電流が流れ、移動接点30が接点29に接触
し、モータ11が正回転を始める。
モータ11が正回転すると移動アンカ一部材9が前方停
止位置13よりR方向に駆動し、スイッチCがONする
図中Cが上記の状態を示し、VAI及び■。
が1Lルベルから1LJレベルに変化し、又Vcは1H
Jレベルから1LJレベルに変化する。
このとき1HJレベルであったVcはr″LJLJレベ
ルするが、同時にVFが1LJレベルから1HJレベル
となり、オアゲート回路Jの出力■、は1HJレベルを
保持し、モータ11は正回転を続けることになる。
次にモータ11の正回転に伴って移動アンカ一部材9が
図示R方向に移動を続け、固定アンカ一部材14に達し
て固定すると、スイッチDがOFFとなり乗員へのベル
ト装着が完了する。
この状態を図中dに示している。
スイッチDがOFFとすると、VA2及びVoが1LJ
レベルから1HJレベルに変化し、V□が1HJレベル
から1LJレベルに変化する。
このときVp= Vc、V+−n Vlはすべて1LJ
レベルとなり、■jがrHJレベルからr″LJLJレ
ベルし、vKは1LJレベルを保持するため、モータ1
1の回転が停止することになる。
次に、乗員へのベルト装着が完了した時点で乗員がバッ
クル8よりトング7を挿脱し、その後ドアの開閉を行っ
た状態を図中e%gにおいて説明する。
乗員がバックルリリースすると、巻径検知器AがOFF
となり、■8゜か Hヨレベルか、ら1LJレベルに変
化するためVoがrLヨレベルから1H,レベルに変化
する。
このときワーニングサーキット28が作動し警報を発す
る。
その後乗員がドア2を開放すると、Veが1Hヨレベル
かう’ L Jレベルに、VBが’ L Jレベルカラ
1Hヨレベルに変化するが、Vp−VC−VH9Vtは
1LJレベルを保持するためモータ11は回転しない。
しかし警報は続けて発せられている。上記の状態fより
乗員が着座したままドア2を閉めると、状態gに示すよ
うに前記状態eと同一となリ、モータ11は回転せず、
警報は続けて発せられている。
乗員がバックルアップすると状態りに示すように前記状
態dと同一となり、警報が停止することになる。
次に乗員のベルト装着状態より離脱状態にする動作を図
中i=kを参照して説明する。
装着状態りより乗員がドア2を開放するとVBがrHJ
レベルから1LJレベルに、VBがr″LjLjレベル
″HJHJレベルする。
このとき、オアゲート回路にの入力である■。
が1HJレベルとなるため、■にがrLJレベルから1
HJレベル変化する。
r″HHヨレベルる■ヤがトランジスタTr2のベース
に印加されると、トランジスタTr2が導通し、コイル
L2に電流が流れ移動接点33が接点32に接触する。
このとき移動接点30は接点31に接触しているためモ
ータ11は逆回転し、移動アンカ一部材9を図示F方向
に駆動することになる。
移動アンカ一部材9が固定アンカ一部材14での固定か
ら解除されるとスイッチDがONシ、図中の状態jに移
行する。
このとき、VB2と■。
とが1Hヨレベルから1LJレベルに変化し、Voが1
Lルベルから1Hヨレベルに変化するため、オアゲート
回路にの入力である■8がrHJレベルから1LJレベ
ルに変化するが、同じオアゲート回路にの入力V!が1
LJレベルからrHJレベルに変化するため、vKはr
Hヨレベルを保持し、モータ11は逆回転を続けること
になる。
その後移動アンカ一部材9が前方停止位置13に達する
5と、スイッチCがOFFとなりシートベルト4の離脱
が完了する。
このときの状態を図中kに示す。
スイッチCがOFFするととマ8.とvcとがr″LJ
LJレベルHJレベルに変化し、vcが1HJレベルか
ら1Lヨレベルに変化するため、オアゲート回路にの入
力■1が1Hヨレベルから’ L Jレベルとなり、■
にも″Hヨレベルから1LJレベルに変化し、モータ1
1の回転が停止することになる。
上記の状態kからバックルリリースすると、図中1に示
すようにvA□がrHjレベルから1LJレベルに変化
し、ワーニングサーキット28の入力■、カr″LJレ
ベルからrHJレベルとなり、警報が発せられる。
このとき、乗員がドア2を開くと、V8’Lヨレベルカ
ラr″H,レベルに変化し、VBが1HJレベルから1
LJレベルに変化するが、オアゲート回路J、にの出力
VJ、VKは1LJレベルを保持するためモータ11は
回転しない。
又、このときvNはr″HJHJレベルするため警報は
続けて発せられているこの警報はバックルアップするこ
とにより停止し、状態にと同一の状態になる。
以上通常行なわれる乗員の動作を想定して説明したが、
バックルアップ時には、ドアの開閉に伴って乗員へのシ
ートベルト4の離脱、装着を行うが、バックルリリース
時にはドアを開閉してもモータ11が回転せず、乗員が
乗降する際、移動アンカ一部材9が乗員の頭上を移動す
るような危険を防止することができる。
次にセンサースイッチE(以下スイッチEともいう))
が作動した場合を、第6図を参照して説明する。
尚、第6図中d、m、eは第5図中のd、m、eと同じ
状態を示すものとする。
第6図Aは状態dのときにスイッチEがON[、た場合
を説明するタイミングチャートである。
例えば乗員がシートベルトを装着して走行中に衝突等に
よりスイッチEがONした場合である。
第6図Aにおいて、状態dよりスイッチEがONすると
、VBが1LJレベルから1Hヨレベルに変化し、この
とき■。
はrHJレベルを保持しているためvF!、、VDを2
人力とするアンドゲート回路りの出力■、が1LJレベ
ルからrHJレベルに変化する。
従って、オアゲート回路Jの出力vJが1Lヨレベルか
ら1HJレベルに変化するため、移動接点30が接点2
9に接触し、モータ11が正回転することになる。
このとき移動アンカ一部材9は固定アンカ一部材14に
固定されており、この状態でモータ11が正回転して移
動アンカ一部材9を図示R方向に駆動することにより、
固定アンカ一部材14での固定をさらに強固なものとし
、衝突の衝撃で固定が解除されることを防止でき、乗員
の保護をさらに高めることができる。
衝突の衝撃でドアが開放された場合には、前記の状態か
らVBが1HJレベルより1LJレベルに変化し、VB
が1LJレベルから1HJレベルに変化するため、vH
がrLJレベルから1HJレベルに変化する。
このときVIl:は1HJレベルを保持しているため、
■J、■にともに1HJレベルとなり、移動接点30.
33が固定接点29.32に接触し、モータ11の回転
が停止することになる。
従って、衝突等の際にドアが開放した場合、移動アンカ
一部材9が図示F方向に移動してシートベルトを離脱方
向に駆動するような不具合を防止することができる。
次に第6図B、 Cを参照してバックルリリース時にス
イッチEがON[、た場合を説明する。
第6図Bは状態m即ち、移動アンカ一部材9が前方停止
位置13にある時にスイッチEがONした場合を説明す
るタイミングチャートである。
第6図Bの状態m1こおいてスイッチFがONすると、
VEか LJレベルからrHJレベルとなり、このとき
Vcが1HJレベルを保持しているため■9が1LJレ
ベルからr″HJHJレベルする。
従って■やが1LJレベルから1HJレベルに変化し、
モータが逆回転して、前方停止位置13にある移動アン
カ一部材9をさらに図示F方向に駆動し、前方停止位置
13での保持をさらに強固にする。
衝突等の衝撃でドア2が開放されても■8は1HJレベ
ルを保持するため、モータ11は逆回転を続け、衝撃に
よる移動アンカ一部材9の移動を防止することができる
第6図Cは移動アンカ一部材9が固定アンカ一部材に固
定されている状態eのときにスイッチEがONL、た合
を説明するタイミングチャートである。
第6図Cにおいて、状態eよりスイッチEがONすると
、VCが1LJレベルから1HJレベルとなり、このと
きV。
が1HJレベルを保持しているためvLが1L、レベル
から’Hヨレ及ルに変化する。
従ってVJがrLヨレベルからrHJレベルに変化し、
モータ11が正回転して、固定アンカ一部材14での固
定をさらに強固にする。
衝突等の衝撃でドア2が開放されても、VJは1Hヨレ
ベルを保持するため、モータ11は正回転を続け、衝撃
による移動アンカ一部材9の移動を防止することができ
る。
以上説明したように、衝突等によりセンサースイッチE
がONLた場合、バックルリリース、バックルアップに
拘わらず、移動アンカ一部材9の停止位置での固定を強
固する方向にモータ11が回転し、乗員の保護及び安全
を図ることができる。
又、衝突の衝撃でドア2が解放されても、ドアの開放に
伴って乗員へのシートベルトの装着を離脱方向に駆動す
るよ、うな不具合を防止することができる。
次に第7図を参照して移動アンカ一部材9が図示F方向
又はR方向に移動中にバックルリリースした場合を説明
する。
尚、第7図中のa、 b等は第5図中のa、 b等と同
一の状態を示している。
第7図中の状態Cにおいて移動アンカ一部材9が前方停
止位置13から離れ図示R方向に移動中にバックルリリ
ースすると、状態との変化は生じず警報を発することも
なく移動アンカ一部材9ハF方向に移動を続ける。
移動アンカ一部材9が固定アンカ一部材14に達し、ス
イッチDがOFFすると、V、が’H,レベルからrL
Jレベルに、Voが1LJレベルから’HJレベルに変
化するが、VA□は1LJレベルを保持するため■。
がr″LLヨレベル1HJレベルに変化する。
このときvjは1HJレベルよりl′″LJレベルに変
化するため、モータ11の回転は停止するが、警報が発
せられることになる。
この警報はバックルアップすることにより停止し、即ち
、VA2が1LJレベルから1HヨレベルとなるためV
が1LJレベルに変化するからである。
次に状態jにおいて移動アンカ一部材9が固定アンカ一
部材14での固定を解除され、図示F方向に移動中にバ
・ンクルリリースする場合を説明する。
第7図において、状態jよりバックルリリースすると、
状態jとの変化を生じず、警報を発することなく移動ア
ンカ一部材9は図示F方向に移動を続ける。
その後移動アンカ一部材9が前方停止位置13に達っす
るとスイッチCがOFFする。
このため■。が1LJレベルから1Hヨレベルに、VC
が11Lレベルから1LJレベルに変化するが、VIA
□は’Lヨレベルを保持し、V Nが1Lヨレベルから
1Hヨレベルに変化する。
又、■には1HJレベルから1LJレベルに変化するた
め、モータ11の回転は停止するが警報が発せられるこ
とになる。
この警報はバックルアップすることにより停止し、即ち
■A1が1LJレベルから1HJレベルとなるためVN
がrL、レベルに変化するからである。
従って移動アンカ一部材9が図示F又はR方向に移動中
にバックルリリースしても、その場所で停止することな
く移動を続け、前方停止位置13に達するか又は固定ア
ンカ一部材14に固定された後に警報が発せられること
になり、乗員が乗降する降に移動アンカーが乗員の頭上
に停止しているような危険な状態を防止することができ
る。
以上、本考案の一実施例についても詳述したが、この考
案は前記実施例に限定されるものではなく、この考案の
要旨の範囲内で種々の変形例を包含することは言うまで
もない。
例えば第2図及び第4図に示す回路については、第5図
、第6図、第7図に示すタイミングチャートを実現する
一手段にすぎず、他の等価回路が適用できることは言う
までもない。
又、前記実施例においては、乗員がシートに着座した後
の動作について説明したが、例えばシート3にシートス
イッチを設け、このシートスイッチの出力が出力VJ又
は出力VKとを2人力とするアンドゲート回路をそれぞ
れ設け、このアンドゲート回路の出力を前記トランジス
タTr1 g T r2に印加すれば、乗員の乗降に合
わせて前記実施例の動作を行うこともできる。
尚、三点式のシートベルト装置にも適用できることは言
うまでもない。
以上説明したように、この考案によると移動アンカ一部
材の駆動をその状況に応じて制御することにより、乗員
の保護及び安全を図り、実用上の使用に最適な自動ベル
ト装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を説明する概略斜視図
、第2図は前方ワーニングスイッチ及び後方ワーニング
スイッチの一実施例の構成を説明する回路図、第3図は
前方ワーニングスイッチ及び後方ワーニングスイッチの
動作を説明するタイミングチャート、第4図はモータの
制御手段を構成する倫理回路の一実施例の構成を説明す
る回路図、第5図、第6図、第7図は、第4図の倫理回
路の動作を説明するタイミングチャートである。 2・・・・・・ドア、3・・・・・・シート、4・・・
・・・シートベルト、5・・・・・・緊急ロックリトラ
クタ−17・・・・・・トング、訃・・・・・バックル
、9・・・・・・移動アンカ一部材、11・・・・・・
モータ、13・・・・・・前方停止位置、14・・・・
・・固定アンカ一部材、A・・・・・・巻径検知器、B
・・・・・・ドアスイッチ、C・・・・・・前方リミッ
トスイッチ、D・・・・・・後方リミットスイッチ、E
・・・・・・センサースイッチ、A□・・・・・・前方
ワーニングスイッチ、A2・・・・・・後方ワーニング
スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートベルトの一端をバックルを介して着脱自在に保持
    する移動アンカ一部材を、ドアの開閉に応じたモータの
    正逆回転に伴ない車体の前後方向に往復動させて、シー
    トベルト装置位置と離脱位置との間を転移可能な自動ベ
    ルト装置において、前記バックルに対するシートベルト
    の着脱状態を検知してバックル係合状態と解除状態に対
    応する信号を出力する第1の検出手段と、ドアの開、閉
    状態に応じた信号を出力する第2の検出手段と、車体の
    衝突等に基づく状態に対応する信号を出力する第3の検
    出手段と、1前記バックル係合状態信号が発生した場合
    、前記ドアの閉又は開状態信号に応じてモータを正又は
    逆回転させることによりアンカー移動部材を装着位置を
    離脱位置に移動させる制御を行い、バックル解除状態信
    号が出力された場合、モータの回転を停止することによ
    り移動アンカ一部材の移動を阻止する制御を行い、前記
    第3の検出手段が作動した場合、バックル装着状態信号
    又はバックル解除状態信号に応じてモータを正又は逆回
    転させてアンカー移動部材を装着位置又は離脱位置に移
    動させる制御をそれぞれ行う制御手段とを設けたことを
    特徴とする自動ベルト装置。
JP18505581U 1981-12-14 1981-12-14 自動ベルト装置 Expired JPS6034516Y2 (ja)

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JPS5889458U JPS5889458U (ja) 1983-06-17
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JPH0749256B2 (ja) * 1986-01-06 1995-05-31 日産自動車株式会社 パッシブシートベルト装置

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