JPS6034360Y2 - 煙除去装置 - Google Patents
煙除去装置Info
- Publication number
- JPS6034360Y2 JPS6034360Y2 JP15443379U JP15443379U JPS6034360Y2 JP S6034360 Y2 JPS6034360 Y2 JP S6034360Y2 JP 15443379 U JP15443379 U JP 15443379U JP 15443379 U JP15443379 U JP 15443379U JP S6034360 Y2 JPS6034360 Y2 JP S6034360Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- breathable
- dust
- discharge
- protruding end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は煙等の様な微細粒子の除去装置に関するもので
あり、更に詳しくは電気集塵方式を用いた煙等の除去装
置に関するものである。
あり、更に詳しくは電気集塵方式を用いた煙等の除去装
置に関するものである。
従来、電気集塵法は大型集塵機に応用されることが多か
ったが、近来、環境浄化の関心が高まるにつれて一般室
内粉塵を対象とした小型の空気清浄機にも応用される様
になった。
ったが、近来、環境浄化の関心が高まるにつれて一般室
内粉塵を対象とした小型の空気清浄機にも応用される様
になった。
この様な小型空気清浄機には当然のことながらコンパク
トで且つ高い除塵性能と取扱いの容易さが要求されるが
従来のこの種の装置は集塵性能が悪く、且つ複雑で掃除
等取扱いが煩雑であった。
トで且つ高い除塵性能と取扱いの容易さが要求されるが
従来のこの種の装置は集塵性能が悪く、且つ複雑で掃除
等取扱いが煩雑であった。
また従来のこの種の装置は特にタバコ煙の様な高濃度粉
塵に対して集塵性能が低下する傾向があつたが、これは
放電電極の近傍に帯電粉塵の雲が存在して放電に必要な
不平等電界を弱めるためと考えられる。
塵に対して集塵性能が低下する傾向があつたが、これは
放電電極の近傍に帯電粉塵の雲が存在して放電に必要な
不平等電界を弱めるためと考えられる。
本考案の目的は、従来の装置におけるこれ等の欠点を除
去して高性能で且つ取扱いの簡単な煙等の除去装置を提
供することである。
去して高性能で且つ取扱いの簡単な煙等の除去装置を提
供することである。
次に実施例に基づいて本考案の構成を説明する。
第１図は本考案の一実施例の断面図である。
敗因に示す煙除去装置では、含塵空気の流路２を形成す
る筒体１７の内部に複数枚の電極板１が間隔を置いて互
に平行に設けられ、電極板１の流入側の端縁には電極板
１の間隔を直径とする半円形断面の通気性電極板３が前
記端縁に接して設けられ、電極板１のそれぞれの間に設
けた反撥電極６の先端には一方向の突出端１２において
放電する放電電極４が設けられ、前記突出端１２が半円
形通気性電極３の底面より僅かに通気性電極３側に突出
しており、筒体１６に張架した他の放電電極２０は筒体
１６を筒体１７に繋合したときに相隣る通気性電極３の
間に形成される凹部５の内部に位置する様になっている
。
る筒体１７の内部に複数枚の電極板１が間隔を置いて互
に平行に設けられ、電極板１の流入側の端縁には電極板
１の間隔を直径とする半円形断面の通気性電極板３が前
記端縁に接して設けられ、電極板１のそれぞれの間に設
けた反撥電極６の先端には一方向の突出端１２において
放電する放電電極４が設けられ、前記突出端１２が半円
形通気性電極３の底面より僅かに通気性電極３側に突出
しており、筒体１６に張架した他の放電電極２０は筒体
１６を筒体１７に繋合したときに相隣る通気性電極３の
間に形成される凹部５の内部に位置する様になっている
。
本考案の電極板１は平板状でもよいが互に平行であれば
円筒状電極の内面でもよい。
円筒状電極の内面でもよい。
半球状断面を有する通気性電極３は金網やパンチングメ
タルで容易に作ることができるが導電性繊維や導電性ゴ
ム、プラスチック等の公知の導電材料を多孔質に成型し
て作ってもよい。
タルで容易に作ることができるが導電性繊維や導電性ゴ
ム、プラスチック等の公知の導電材料を多孔質に成型し
て作ってもよい。
次に本考案の作用効果について説明する。
第１図に示す本考案の煙除去装置において放電電極４及
び２０と通気性電極３の間に図示してない高圧電源によ
って高電圧を印加すると、放電電極２０及び突出端１２
からコロナ放電が生じ、コロナイオンが通気性電極３の
内面及び外面に向って放射されるが突出端１２が半円形
断面の通気性電極３の底面よりも通気性電極３側に寄っ
ているために、突出端１２から放射されるイオンシャワ
ーは対向する電極との距離が最も短い通気性電極３の頂
部において最も強く左右にゆくに従って弱いイオンシャ
ワーとなる。
び２０と通気性電極３の間に図示してない高圧電源によ
って高電圧を印加すると、放電電極２０及び突出端１２
からコロナ放電が生じ、コロナイオンが通気性電極３の
内面及び外面に向って放射されるが突出端１２が半円形
断面の通気性電極３の底面よりも通気性電極３側に寄っ
ているために、突出端１２から放射されるイオンシャワ
ーは対向する電極との距離が最も短い通気性電極３の頂
部において最も強く左右にゆくに従って弱いイオンシャ
ワーとなる。
従ってイオンシャワーに伴って発生するコロナ風は通気
性電極３の内面においては通気性電極３の頂部において
最も強く、左右にゆくに従って弱いコロナ風となる。
性電極３の内面においては通気性電極３の頂部において
最も強く、左右にゆくに従って弱いコロナ風となる。
この様にして吹き出すコロナ風のために突出端１２の近
傍に生ずる負圧部分へはコロナ風の吹き出していない突
出端１２の後方から空気が供給されるので突出端１２か
ら吹き出すコロナ風は一定方向の定常流となり、通気性
電極３の内面に衝突した後圧力の低い方向即ち通気性電
極３の内面に沿って電極板１の方向に流れてゆく。
傍に生ずる負圧部分へはコロナ風の吹き出していない突
出端１２の後方から空気が供給されるので突出端１２か
ら吹き出すコロナ風は一定方向の定常流となり、通気性
電極３の内面に衝突した後圧力の低い方向即ち通気性電
極３の内面に沿って電極板１の方向に流れてゆく。
かかる状況下に図示してない送風手段によって筒体１６
の開口部から矢印の方向に含塵空気を送入すると、通気
性電極３を通過した該含塵空気は常に突出端１２から吹
き出す前記コロナ風の風圧によって通気性電極３の内面
に押しつけられるから通気性電極３の内面に沿った層流
となって電極板１の方向に流れてゆく。
の開口部から矢印の方向に含塵空気を送入すると、通気
性電極３を通過した該含塵空気は常に突出端１２から吹
き出す前記コロナ風の風圧によって通気性電極３の内面
に押しつけられるから通気性電極３の内面に沿った層流
となって電極板１の方向に流れてゆく。
かくして含塵空気中の粉塵は突出端１２からのイオンシ
ャワーによって通気性電極３の内面近傍で帯電するので
、本考案によるときは帯電粉塵が放電電極近傍に帯電粉
塵雲を生じて放電電流を低下させて集塵性能を低下させ
ることがない。
ャワーによって通気性電極３の内面近傍で帯電するので
、本考案によるときは帯電粉塵が放電電極近傍に帯電粉
塵雲を生じて放電電流を低下させて集塵性能を低下させ
ることがない。
次いで帯電粉塵は反撥電極６の反撥を受けて電極板１の
面上に集塵され、清浄化された空気が筒体１７の下端か
ら放出される。
面上に集塵され、清浄化された空気が筒体１７の下端か
ら放出される。
前述した様に通気性電極３を通過する含塵空気は突出端
１２からのコロナ風の風圧に抗して通過するのであるか
ら通気性電極３の頂部よりもイオンシャワーの放射の少
ない左右の縁辺部でその量が多くなるが、該縁辺部の外
側に形成されている凹部５には他の放電電極２０が設け
られているので前記縁辺部から通過する含塵空気中の粉
塵は予め帯電されることになる。
１２からのコロナ風の風圧に抗して通過するのであるか
ら通気性電極３の頂部よりもイオンシャワーの放射の少
ない左右の縁辺部でその量が多くなるが、該縁辺部の外
側に形成されている凹部５には他の放電電極２０が設け
られているので前記縁辺部から通過する含塵空気中の粉
塵は予め帯電されることになる。
従って本考案によるときは粉塵の帯電ムラがなく、それ
だけ集塵性に優れている。
だけ集塵性に優れている。
また本考案によるときは前述の様に流路中で乱流を生じ
ないから放電電極４の突出端１２の負圧部分には反撥電
極６及び放電電極４の側面に沿って既に清浄化された空
気が供給されることになるからこれ等電極部材が汚れる
ことがなく、従って掃除等取扱いが簡便である。
ないから放電電極４の突出端１２の負圧部分には反撥電
極６及び放電電極４の側面に沿って既に清浄化された空
気が供給されることになるからこれ等電極部材が汚れる
ことがなく、従って掃除等取扱いが簡便である。
この様に、本考案は高性能で且つ取扱いが簡単な煙除去
装置を提供するものである。
装置を提供するものである。
第１図は本考案の一実施例の断面を示す図である。
１・・・・・・集塵電極、２・・・・・・流路、３・・
・・・・通気性電極、４・・・・・・放電電極、５・・
・・・・凹部、５′・・・・・・凹部、６・・・・・・
反撥電極、７・・・・・・底体、８・・・・・・電極保
持具、９・・・・・・繋合部、１０・・・・・・繋止部
、１１・・・・・・通気口、１２・・・・・・突出端、
１３・・・・・・高圧端子、１４・・・・・・流入側開
放端、１５・・・・・・流出側開放端、１６・・・・・
・筒体、１７・・・・・・筒体、１８・・・・・・通気
性部材、１９・・・・・・高圧端子、２０・・・・・・
放電電極。
・・・・通気性電極、４・・・・・・放電電極、５・・
・・・・凹部、５′・・・・・・凹部、６・・・・・・
反撥電極、７・・・・・・底体、８・・・・・・電極保
持具、９・・・・・・繋合部、１０・・・・・・繋止部
、１１・・・・・・通気口、１２・・・・・・突出端、
１３・・・・・・高圧端子、１４・・・・・・流入側開
放端、１５・・・・・・流出側開放端、１６・・・・・
・筒体、１７・・・・・・筒体、１８・・・・・・通気
性部材、１９・・・・・・高圧端子、２０・・・・・・
放電電極。
Claims (1)
- 含塵空気の流路２に互に平行に間隔を置いて配設した複
数枚の電極板１の一方の端縁に接して、電極板１間の間
隔を直径とする半円形断面の通気性電極３を連ねて設け
、電極板１のそれぞれの間に設けた反撥電極６の先端に
一方向の突出端１２において放電する放電電極４を設け
て前記突出端１２を半円形断面の通気性電極３の底面よ
りも僅かに通気性電極３側に位置せしめ、通気性電極３
間に形成された凹部５に第２の放電電極２０を設けたこ
とを特徴とする煙除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15443379U JPS6034360Y2 (ja) | 1979-11-07 | 1979-11-07 | 煙除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15443379U JPS6034360Y2 (ja) | 1979-11-07 | 1979-11-07 | 煙除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5673545U JPS5673545U (ja) | 1981-06-16 |
| JPS6034360Y2 true JPS6034360Y2 (ja) | 1985-10-14 |
Family
ID=29385058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15443379U Expired JPS6034360Y2 (ja) | 1979-11-07 | 1979-11-07 | 煙除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034360Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7207906B2 (ja) * | 2018-08-28 | 2023-01-18 | アマノ株式会社 | 帯電装置および集塵装置 |
-
1979
- 1979-11-07 JP JP15443379U patent/JPS6034360Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5673545U (ja) | 1981-06-16 |
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