JPS6034350A

JPS6034350A - 大容積物品の梱包体

Info

Publication number: JPS6034350A
Application number: JP58140037A
Authority: JP
Inventors: 北山　大; 福岡　泰二; 司原田
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1983-07-28
Filing date: 1983-07-28
Publication date: 1985-02-21
Also published as: JPH0323432B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕この発明は、電気温水器などの大容積物品を対象とする
梱包体に関するものである。

〔背景技術〕

従来の大容積物品の梱包体には、第１図に示すような木
枠梱包型のものと、嬉２図に示すような段ボール箱梱包
屋１のものとがある。第１図、第２図において、１は被
梱包物である大容積物品（電気温水器）、２は底台板、
３は４枚ある側面木枠、４は天面木枠、５は段ボール箱
、６は封緘テープ、７は巻回用バンド、８は手提げ穴で
ある。

第１図のものは、側面木枠３゜天面木枠４の内側に被梱
包物１を固定するための緩衝材をおき、６つの木枠を釘
打ちにより箱形に組立てる。この木枠梱包型のものには
、梱包作業性（梱包・開梱　Ｉ性）が悪く、梱包費が高
くつぐという欠点があム嬉２図のものは、段ボール箱５
の内側に被梱包物１を固定する緩衝材を付設し、段ボー
ル箱５を被せたあとバンド７により底台板２へ固定する
。

この段ポール箱梱包型のものには、流通過程で中味商品
（被梱包物）の状態の確認ができず、また緩衝方法が難
しいし、段ボール箱を被せる作業も難しく、梱包費が高
くつく欠点があった。

〔発明の目的〕

この発明の目的は、梱包作業性。梱包費および中味商品
確認性について改善を図ることである。

〔発明の開示〕

この発明の大容積物品の梱包体は、被梱包物を載置する
底台板と被梱包物の上面に被せる天面キャップを有する
とともに、被梱包物の両側に位置させるものであって各
々がコ字形段ボール板の左右コーナに旧記底台板に支持
される支柱を固定した一対の側板を有し、これら一対の
側板間に前記天面キャップを挟んだ状態で回合板、一対
の側板および天面キャップをバンドの巻回により固定す
るように構成したものである。

この構成によると、梱包体の構成部品点数が従来の木枠
梱包型（第１図）のものに比べて少ないこと、および側
板を２枚被梱包物に当てつけるだけで側面を被覆するの
であって、従来の段ポール箱梱包型（第２図）のように
一旦高く持ち上げてから嵌め込むような面倒さがな込こ
とから、梱包作業性の向上および梱包費の低廉化が図ら
れ、また、側板が２枚だけであって全包囲型ではないの
で中味商品（被梱包物）の確認を容易に行える。

この発明の第１の実施例を第３図および第４図に基いて
説明する。図中、１１社大容積の被梱包物（電気温水器
）、１２は底台板、１３．１３は左右一対の側板、１４
は緩衝材を兼ねる天面キャップ、１５．１５は巻回固定
用のバンドである。

前記側板１３は、コ字形段ボール箱１６の左右コーナの
内面に断面り形の支柱１７．１７を固定したものであり
、１８．１８は段ボール板１６に形成した手提げ穴であ
る。

梱包作業要領は次の通りである。■底台板１２上に被梱
包物１１ヲ載置する。■被梱包物１１の上面に天面キャ
ップ１４を被せる。０２枚の側板１３゜１３を被梱包物
１１の両側に当てがう。その際、各支柱１７を底台板１
２上に載せ、釘１９にて打付は固定するとともに、一対
の側板１３．１３の一ヒ端部で天面キャップ１４を挟み
込む。■予め底台板１２の下側に通しておいたバンド１
５．１５を側板１３．１３および天面キャップ１４に巻
回止着し全体を固定する。

この実施例の場合次の効果がある。

（１）　木枠梱包や段ボール箱梱包と比較して作業性が
良い。

（２木枠梱包や段ボール箱梱包と比較して中味商品の保
護性がほぼ同じでありながら、梱包費が３０係程度削減
できる。

（３）　中味商品の状態の確認が簡単である。

（４）梱包の外観がスマートである。

（５）（５）　梱包のための作業スペースを小さくできる。

第５図は第２の実施例を示し、底台板１２の上面の４隅
に、支柱１７の丁端内面を当てつけて側板１３の位置規
制を行わせるＬ形の切込み２０を形成したもので、側板
１３の安定性が良い。

第６図は第３の実施例を示し、側板１３を構成する段ボ
ール板１６の上端に、バンド１５が食込むのを防止する
ための折返し板部２１を一連一体的に設けたものであシ
、バンド１５による巻回固定性が良くなる。

なお、側板１３は、第７図のように断面り形の支柱１７
を段ボー〃板１６の外面に固定したものでもよいし、第
８図のように角形（角筒でも可）の支柱１７を内面に固
定したものでも良ｂ０〔発明の効果〕この発明の大容積物品の梱包体によれば、梱包作業性、
梱包費および中味商品（被梱包物）確認性について総合
的な改善を達成できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

（６）第１図は従来例の斜視図、第２図は別の従来例の斜視図
、第３図はこの発明の第１の実施例の斜視図、第４図は
その組立状態の斜視図、第５図は第２の実施例の底台板
の斜視図、第６図は第３の実施例の側板の一部切欠きの
斜視図、第７図、第８図は夫々他の実施例の平面図であ
る。１１・・・被梱包物、１２・・・底台板、１３・・・側
板、１４・・・天面キャップ、１５・・・バンド、１６
・・・段ボール板、１７・・・支柱、１９・・・釘、２
０・・・切込み、２１・・・折返し板部（７）Ｌｇ’）（’Ｑｃｖ’）Ｏ）区（’）１煽

Claims

【特許請求の範囲】（１）被梱包物を載置する底台板と、被梱包物の両側に
位置させるもので各々がコ字形段ボール板の左右コーナ
に前記底台板に支持される支柱を固定した一対の側板と
、相対向する前記一対の側板に挟まれる状態で被梱包物
の上面に被せる天面キャップと、前記底台板、一対の側
板および天面キャップを巻回によシ固定するバンドとを
備えた大容積物品の梱包体。（２１前記天面キャップは被梱包物に対する緩衝材を兼
ねるものである特許請求の範囲第（１）項記載の大容積
物品の梱包体。（３）＠記一対の側板は夫々、その上端にバンド食込防
止用の折返し板部を有するものである特許請求の範囲第
（１）項記載の大容積物品の梱包体。（４）　前記支柱は、断面り形のものであシ前記段ポー
ル板のコーナの内面に固定されている特許請求の範囲第
（１）項記載の大容積物品の梱包体。（５）前記底台板はその上面４隅に１Ｍ記支柱の下端内
面を当てつけるＬ形の切込みを有している特許請求の範
囲第（４１項記載の大容積物品の梱包体。（６）　前記一対の側板と前記底台板とは釘打ちによっ
て固定されるものである特許請求の範囲第（１）項記載
の大容積物品の梱包体。