JPS6034228A - 閉塞穴先端部の電解砥粒研磨法 - Google Patents

閉塞穴先端部の電解砥粒研磨法

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JPS6034228A
JPS6034228A JP14217083A JP14217083A JPS6034228A JP S6034228 A JPS6034228 A JP S6034228A JP 14217083 A JP14217083 A JP 14217083A JP 14217083 A JP14217083 A JP 14217083A JP S6034228 A JPS6034228 A JP S6034228A
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JP
Japan
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hole
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abrasive grains
leading edge
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JP14217083A
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JPH0335047B2 (ja
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Koichi Kiyomiya
清宮 紘一
Tokutaro Iguchi
井口 徳太郎
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Bosch Corp
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Diesel Kiki Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H5/00Combined machining
    • B23H5/06Electrochemical machining combined with mechanical working, e.g. grinding or honing

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、閉塞穴先端部の電解砥粒研磨法に関するもの
である。
従来、一端だけからしか工具を出し入れできない閉塞穴
における先端部の仕上げ加工は、ラップ加工によって行
われていた。即ち、鋳鉄製等のラップ棒の先端を被加工
物と同様の円錐面や球面とし、その面をラップ剤を介し
て上記穴の内面に圧接し、その状態で両者を相対的に回
転させることにより上記穴の内面を仕上げ加工していた
しかしながら、上記ラップ加工を自動化する場合には、
ラップ棒の加工前における形状精度及び加工に伴う摩耗
の程度、さらにはそのラップ棒を駆動する加工機の機械
精度が加工結果に直接的影響を及ぼすことが考えられ、
そのため上記ラップ加工の自動化には大きな困難性があ
る。
叙上に鑑み、本発明は、上記ラップ加工に代えて、閉塞
穴先端部を容易に自動化可能な手段によって仕上げ加工
する方法を提供しようとするものである。
上記目的゛を達成するため、本発明の電解砥粒研磨法は
、導電性材料で形成した回転支持体の先端における円錐
状または球状の面に、砥粒を支持する通液性の弾性体を
捲回固定することにより工具を構成し、上記工具におけ
る弾性体を被加工物における円錐状または球状の穴の内
面に圧接し、その被加工物をプラス極、工具をマイナス
極として、被加工物表面を不働態化し易い電解液中にお
いて両極間に微小電流を流し、上記内面を電解研磨する
と共に、これに並行して工具と被加工物との間に相対的
回転運動を与えることにより、上記弾性体の表面で支持
された砥粒によって上記被加工物内面を機械的に研磨し
、これらの複合的な加工を同じ構成の複数の工具の交換
を行いながら順次繰り返すことを特徴としている。
次に、本発明の方法を図面を参照しながらさらに詳細に
説明する。
第1図において、lは被加工物、2はその加工に使用す
る工具を示している。上記被加工物1は、例えば内燃機
関における燃料噴射ノズルの部品として加工されるもの
で、内部に一端を大きく開口させた円筒状の閉塞穴3を
備え、その先端に位置する狭窄された円錐状穴の内面5
を加工対象とするものである。
上記工具2は、円錐状穴内面5の機械的研磨及び電解研
磨を行うためのもので、第2図に示すように、鋳鉄等の
導電性材料で構成した回転支持体6の先端に被加工物の
円錐状穴内面5に対応した円錐面7を形設し、その円錐
面7の外周に、通液性の弾性体8を捲回固定することに
より構成される。上記弾性体8としては、例えばナイロ
ン不織■ 布や合成樹脂発泡体等のように電解液の吸収性に優れた
材料を用いることができる。また、」二記弾性体8には
機械的な研磨を行うための砥粒を支持させるが、例えば
ボラゾン、ダイヤモンドあるいはカーポランダム等の砥
粒を混合した合成樹脂ボンドにより、弾性体8としての
ナイロン不織布等に予めその砥粒を保持させ、あるいは
そのような砥粒の固定を行うことなく、電解液として遊
離砥粒を含んだものを用い、その砥粒を加工に際して不
織布の網目に支持させるようにしてもよい。このような
遊離砥粒を用いる方法は、砥粒の種類、大きさ等を容易
に選択できる点で有利である。
このように構成した工具2によって被加工物1における
円錐状穴の内面5を機械的研磨及び電解研磨により複合
的に加工するには、工具2をその先端の弾性体8が略均
−の押付圧を保つように上記内面5に押し付け、その状
態で両者に相対的な回転運動を与えると同時に、両者間
に電解液を供給した状態で電解研磨用の電圧を印加する
。この際、工具2として予め砥粒を備えないものを用い
た場合には、上記のように遊離砥粒を含んだ電解液を用
いる必要があるのは当然である。
なお、上記工具2の回転については、予め被加工物1の
円筒状閉塞穴3の内面の研磨加工を行って、その内面を
工具回転のための案内面とすることができる。
工具の回転による機械的研磨と並行して行われる電解研
磨は、工具2をマイナス極、被加工物1をプラス極とし
て、それらを電源に接続し、NaNO3またはKNOx
等の水溶液のように、被加工物を不働態化し易い電解液
の槽中において、あるいはその電解液を上記内面5に流
しながら、両極間に数ボルトの電圧で単位面積当り数ア
ンペア以下の微小電流を流すことにより行われる。
この電解研磨は、電流密度が非常に低い状態において、
NaN0iやKNO3等の電解液を用いて行われるため
、その内面5に不働態被膜が生じ易い。しかるに、被加
工物の内面5においては上記砥粒によって主として凸部
が機械的に研磨され、そのため凸部においては研削切除
により不働態被膜が除去されて電気的な活性化が高まり
、四部よりも強力に電解研磨作用を受けることになり、
これによっても−1一記内面5の表面粗さは効率的に改
善される。
さらに、本発明においては、複数の工具2を順次取換え
て各工具2により短時間ずつの加工゛を繰り返す。これ
により、被加工物1の内面5に砥粒軌跡が生成するのを
防11−することができる。即ち、一つの工A2によっ
て上記加工を長時間行うと、工具2が被加工物lに対し
て送りを与えることなく押し付けられたままであること
に起因して、上記内面5に機械的研磨に伴う回転マーク
等の砥粒軌跡が付くのが避けられないが、複数の工具2
を順次取換えて各工具2で短時間ずつの加工を繰り返す
ことにより、被加工物lの内面5に砥粒軌跡が生成する
のを防止し、且つ粗さと真円度が改善された状態に仕上
げられる。
多数の工具を用い、被加工物に対しそれらの工具を順次
取換えて加工する場合、それぞれの工具によって同時に
被加工物の加工を行い、各被加工物を最初の工具から最
終の工具まで順送りに加工できるようにするのが望まし
く、この場合に最初の工具から最終の工具までにおいて
使用する砥粒の粗さを順次あるいは数段階に分けて次第
に細かくすることにより、効率的な研磨を行うことがで
きる。
上記機械的研磨に際し、弾性体8は上記内面5の形状に
倣ってその凹凸を吸収するように変形し、砥粒をその内
面5に無理なく押し付けるため、上記内面5は前加工に
おける形状精度を保ったまま研磨される。また、上記弾
性体8は、回転支持体6と円錐状穴の内面5との間の距
離の変化を吸収するように変形するので、工具2の製作
精度及び加工機の機械的精度如何に拘らず高精度な加工
が行われる。従って、上記加工機としてボール盤のよう
に比較的精度の低いものを用いることができる。
なお、以上においては、被加工物の閉塞穴先端部におけ
る円錐状穴内面を加工対象とする場合について説明した
が、その加工対象が半球状あるいはそれと同等の回転面
を有する穴であってもよいことは勿論である。
このように本発明の方法によれば、極めて簡単な構成に
より閉塞穴先端部の仕上げ加工を汎用の低精度の加工機
械で自動的に且つ十分高い精度をもって行うことができ
る。
以下に実施例を示す。
第1図及び第2図に示すような装置により加工を行った
。被加工物lとしてS0M22焼入鋼で構成したものを
用い、その燃料噴射ノズル弁座部の内面を加工対象とし
た。工具2としては、直径2.8+wm 、頂角約80
度の円錐面7の外周に厚さが約3mmのナイロン不織布
を捲回固定し、その不織布の全体にA 1000砥粒を
樹脂で固定したものを用い、その10木を順次交換して
研磨した。加工条件としては、工具回転数300rPm
、印加電圧3v、平均電流5mAに設定し、その条件で
各工具について2秒ずつ加工を行い、各工具を連続しな
いように前後2回ずつ使用して都合20回の加工を行っ
た。
第3図及び第4図はそれぞれ上記加工の前後において測
定した被加工物の表面粗さを示すものであり、これらか
ら十分な加工精度が得られることが分る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に使用する装置の断面図、第2図
はその工具の拡大断面図、第3図及び第4図は本発明に
よる研磨の前後における被加工物の表面粗さを示す線図
であ゛る。 1・・被加工物、2・番工具、5・・内面、7 ee回
転支持体、8・・弾性体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、導電性材ネ4で形成した回転支持体の先端における
    円錐状または球状の面に、砥粒を支持する通液性の弾性
    体を捲回固定することにより工具を構成し、上記工具に
    おける弾性体を被加工物における円錐状または球状の穴
    の内面に圧接し、その被加工物をプラス極、工具をマイ
    ナス極として、被加工物表面を不f@態化し易い電解液
    中において両極間に微小電流を流し、上記内面を電解研
    磨すると共に、これに並行して工具と被加工物との間に
    相対的回転運動を与えることにより、上記弾性体の表面
    で支持された砥粒によって上記被加工物内面を機械的に
    研磨し、これらの複合的な加工を同じ構成の複数の工具
    の交換を行いながら順次繰り返すことを特徴とする閉塞
    穴先端部の電解砥粒研磨法。
JP14217083A 1983-08-03 1983-08-03 閉塞穴先端部の電解砥粒研磨法 Granted JPS6034228A (ja)

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JPH0335047B2 JPH0335047B2 (ja) 1991-05-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH086271B2 (ja) * 1992-12-29 1996-01-24 株式会社廣瀬製作所 結び目の形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50123043A (ja) * 1974-03-18 1975-09-27

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JPS50123043A (ja) * 1974-03-18 1975-09-27

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