JPS63149032A

JPS63149032A - サイドホ−ル付医療針の製造法

Info

Publication number: JPS63149032A
Application number: JP61294791A
Authority: JP
Inventors: Norio Miyagi; 典雄宮城
Original assignee: Kotobuki Kogyo KK
Current assignee: Kotobuki Kogyo KK
Priority date: 1986-12-12
Filing date: 1986-12-12
Publication date: 1988-06-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、サイドホール付医療針の製造方法に関する
ものである。

（ロ）従来の方法従来、サイドホール付医療針の製造は、その殆どかｆ作
業であり、しかも熟練した高度な技術を要求される特殊
な分野てあった。

作業工程としては先ずパイプ本体の一端部を鋭角に形成
するための第１ベベル研削加工を施す。

次に、鋭角部局側面にプレス機によってサイドホールな
開けるのである。

更にその左右から第２ベベル・第３ベベルの研削加工を
することによって鋭角部の先端部に極めて鋭利な刃状を
持たせるのである。

仕上げは、鋭角部局側外面サイドホール周辺部に生じた
ハリ部を研磨機を用いて削り取る。

上記の様な従来の方法には大きく分けて２つの問題点が
挙げられる。

１つはほとんどの製造工程が熟練工による手作業である
為大量生産が出来ずに需要に追い付く事が出来ない点で
ある。近年衛生上の配慮か人工腎臓の利用増大に伴って
サイドボール付医療用針の需要はうなぎ昇りの傾向にあ
る。

２つ目の問題点は医療用である為品質の管理が大変に厳
しい事である。第１ベベル研削・第２ベベル研削・第３
ベベル研削は勿論のこと。

サイドホール周囲のハリを研磨加工する場合でも０．０
１ｍｍ以下の許容範囲て管理されなくてはならないから
である０手作業がおもであるため０．０１ｍｍ以上の狂
いが生じる場合も多々ありその分が無駄になる。

（ハ）発明が解決しようとする問題点この発明は、かかる従来の問題点に鑑み案出されたもの
であり、その目的とするところは、サイドホール付医療
針を安価に且つ大量に製造するとともに、常に安定した
品質を持ったサイドホール付医療針の製造方法を提供す
るものである。

（ニ）聞届を解決するための手段以下添付図面に基づいてこの発明に係るサイドホール付
医療針の製造方法について説明する先ず１図示しない切
断機によって中空部（２）を持つ中空円管状のパイプを
所定の長さに切断する。そして切断したパイプ本体（１
）を図示しない第１ベベル研削機により、第１図に示し
たようにパイプ本体（１）の一端部を鋭角となるよう第
一ベベル（３）研削加工を行う、そして研削加工したパ
イプ本体（１）を第４図〜第７図に示すホッパ（７）へ
供給する。

ホッパ（７）の長さはパイプ本体（１）の長さに合わせ
幅は下に窄まり上方に開いたホッパ状をし、ホッパ（７
）の下端は細長く形成されパイプ本体（１）が並列して
通過するようになっている。ホッパ（７）の下部には、
パイプ本体（１）が間隔をおいて下に落ちるようにパイ
プ本体（１）を一本づつ送り出す為の凹状の溝が等間隔
に形成されたドラム（８）が回転している。

第６図、第７図に示すようにパイプ本体（１）は一定の
間隔をおいてワーク移送用ベルト（１０ａ）に並べられ
、ガイドレール（９ａ）によってパイプ本体（１）は第
１ベベル（３）を上にしたままの体勢で上下機構付ワー
クストッパー（１１）まで移送される。

そしてｔｊＳ５図に示すようにパイプ本体（１）は上下
機構付ワークストッパー（１１）によってメカチャック
（１２ａ）の挟持位置まで持上げられ、メカチャック（
１２ａ）の前進ののちに挟持される。

メカチャック（１２ａ）（１２ｂ）は水平移動可能なス
ライドユニット（１３）に対して直角にしかも進退可動
に取付けられている。水平移動している時はメカチャッ
ク（１２ａ）（１２ｂ）は後退し、パイプ本体（１）を
挟持する吟又ブレス加工位置やガイトレール（９ｂ）の
所定の位置にセットする時には前進するように２つのメ
カチャックは連動してスライド、前進、後退、挟持、開
放を行う構造をしている。

メカチャック（１２ａ）に挟持されたパイプ、本体（１
）は第７図に示すようにプレス台（１４）の処までスラ
イドしプレス加工位置（１６）に前進セットされる。こ
こにおいて、パイプ本体（１）の第１ベベル（３）周側
面にプレス機（１５）によってサイドホール（６）を押
抜き形成する。

プレス加工が済んでメカチャック（１２ａ）はパイプ本
体（１）を開放して一旦後退し、第４図第５図に示すよ
うに前述のパイプ本体挟持位ｌまでスライドして戻る。

これと回持にプレス台（１４）上のパイプ本体（１）は
メカチャック（１２ｂ）に挟持され、一旦後退スライド
し所定位ｌまで移動したらガイドレール（９ｂ）上にセ
ットされる。

次にパイプ本体（１）の第１ベベル（３）周側面のサイ
ドホール（６）周囲に生じたバリを、ガイドレール（９
ｂ）での移送中にハリ取部（１８）に於てワイヤブラシ
（１７）の縦回転によってパイプ本体（１）のＨｔベベ
ル（３）周側面のサイドホール（６）周囲に生じたバリ
を研磨加工し、自動的にバリを落とす。

そして次にこのパイプ本体（１）を次工程の第２ベベル
（４）研削並びに第３ベベル（５）３ベベル（５）研削
工程では、パイプ本体（１）の第１ベベル（３）鋭角部
を加工するのでガイドレール（９ｂ）からは離れなくて
はならない為、第１ベベル（３）を上に向けたままの体
勢でワーク移送用ベルト（Ｊｏｂ）に固定するようガイ
トレール（９ｂ）終端付近のワーク移送用ベルト（１０
ｂ）を霧出させテープＪａ若装２１（１９）によりワー
ク移送用ベルト（１０ｂ）に接着する。

この第２ベベル（４）研削並びに第３ベベル（５）研削
工程では第１ベベル（３）の先端に鋭利な刃を形成する
ため１図示しない研削機械により第１ベベル（３）先端
鋭角部を右から第２ベベル（４）研削、左から第３ベベ
ル（５）研削加工をして仕上げる。

（ネ）発明の効果以上のように、この発明は中空円管状のパイプ本体の一
端を鋭角となるように研削し、す°イトホールを押し抜
き加工し、且つサイドホール周囲のバリを増除くように
研磨加工し、パイプ本体の一端に鋭利な刃を形成するた
め、前記鋭角部分を左右から研削加工し仕上げるまでを
すべて自動化した製造法である。

これによって、製造上の無駄を無くし安価に且つ大量に
製造すると共に、常に安定した品質のサイドホール付医
療針を提供する事が出来る

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る第１ベベル研削を施した中空円管
状のパイプ本体を示す中間省略した側面図、第２図は本
発明に係る完成したサイドホール付医療針を示す中間省
略した平面図、第３図はパイプ本体のサイドホール周囲
に生じたハリを取るための研磨加工工程を示す断面図。第４図は本考案に係るプレス加工工程及びバリ取り研磨
加工工程を示す平面図、第５図は来者工程を示す平面図
、第７図は本考案に係るプレス加工工程及びバリ取り研
磨加工工程を示す側面から見た断面図である。図中の主な符号の説明ｌ・・・・パイプ本体、　　２・・・・中空部。３・・・・第１ベベル、　　４・・・・第２ベベル。５・・・・第３ベベル、　　６・・・・サイドホール。９ａ９ｂ・・・・ガイトレール。１１・・・・上下機構付ワークストッパー、１２ａ１２
ｂ・…メカチャック。１６・・・・プレス加工位置。１７・・・・ワイヤブラシ、１８・・・バリ取部。１９・・・・テープ接着装と。

Claims

【特許請求の範囲】以下の各工程から成ることを特徴とするサイドホール付
医療針の製造法。（ａ）中空円管状のパイプを所定の長さに切断し、この
パイプ本体の一端を鋭角となるように第１ベベル研削加工する工程。（ｂ）一端が鋭角となったパイプ本体を、プレス機の加
工部に供給する工程。（ｃ）プレス機の加工部まで供給されたパイプ本体の第
１ベベル周側面にサイドホールを押し抜き形成する工程。（ｄ）パイプ本体のサイドホール周囲にプレス加工の際
生じたバリを取るための研磨加工工程。（ｅ）パイプ本体の一端に鋭利な刃を形成するため前記
第１ベベル先端鋭角部分を左右から第２ベベル並びに第３ベベル研削加工する工程。