JPS6034174B2 - テ−プレコ−ダ - Google Patents
テ−プレコ−ダInfo
- Publication number
- JPS6034174B2 JPS6034174B2 JP54077788A JP7778879A JPS6034174B2 JP S6034174 B2 JPS6034174 B2 JP S6034174B2 JP 54077788 A JP54077788 A JP 54077788A JP 7778879 A JP7778879 A JP 7778879A JP S6034174 B2 JPS6034174 B2 JP S6034174B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- current
- tape recorder
- power supply
- supply voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテープレコーダに係り、特にそのテーフ。
終端検出回路に関するものであり、その目的とするとこ
ろはテープ走行駆動用モータの電流変化を検出して確実
に終端検出信号が得られるようにしようとすることにあ
る。従来、テープレコーダのテープ終端検出手段として
、テープ走行駆動用モータの電流そのものをテープ終端
検出信号に利用しようとした試みはあるが、この種の方
法では、電源電圧の変動、カセットテープの種類による
モータの負荷の差等により、正確な終端検出を行なうこ
とは期待薄であった。本発明は、これらの欠点を改良し
たものであり、以下にその一実施例について図面と共に
説明する。
ろはテープ走行駆動用モータの電流変化を検出して確実
に終端検出信号が得られるようにしようとすることにあ
る。従来、テープレコーダのテープ終端検出手段として
、テープ走行駆動用モータの電流そのものをテープ終端
検出信号に利用しようとした試みはあるが、この種の方
法では、電源電圧の変動、カセットテープの種類による
モータの負荷の差等により、正確な終端検出を行なうこ
とは期待薄であった。本発明は、これらの欠点を改良し
たものであり、以下にその一実施例について図面と共に
説明する。
まず第1図はテープ位置(巻き始め、巻き終り等)とテ
ープ走行駆動用モータの電流IMとの関係を示したもの
である。テープ走行中はあまり負荷に変動がないので、
モータ電流はほぼ一定であるが、テープ終端ではモータ
の負荷が重くなりモータ電流IMは急増する。なおここ
でテープとはその両端が1対のIJールハブに固定され
たカセットテープである。本実施例のテープレコーダは
この原理を利用してテープ終機検出を行なうもので、具
体回路を第2図に示している。
ープ走行駆動用モータの電流IMとの関係を示したもの
である。テープ走行中はあまり負荷に変動がないので、
モータ電流はほぼ一定であるが、テープ終端ではモータ
の負荷が重くなりモータ電流IMは急増する。なおここ
でテープとはその両端が1対のIJールハブに固定され
たカセットテープである。本実施例のテープレコーダは
この原理を利用してテープ終機検出を行なうもので、具
体回路を第2図に示している。
第2図において、第1図で示すようにテープ終端でテー
プ走行駆動用モータ1の電流IMが急増すると、この電
流IM‘こよる抵抗2の電圧降下が増し、トランジスタ
3のベース電位は上昇する。
プ走行駆動用モータ1の電流IMが急増すると、この電
流IM‘こよる抵抗2の電圧降下が増し、トランジスタ
3のベース電位は上昇する。
するとトランジスタ3のェミッ夕霞位も上昇し、差動増
幅器4を構成するトランジスタ5及び6のベース電位が
上昇する。今、抵抗7とコンデンサー8の時定数すなわ
ち抵抗7の値とコンデンサー8の容量値の積をヶa,、
抵抗9とコンデンサー10の時定数すなわち抵抗9の値
のコンデンサー8の容量値の積を7a2とし、7a,>
7a2とすればモータ電流IMの変化に対するトランジ
スタ5及び6のベース電位の変化は第3図の曲線5a,
6aの如くになる。トランジスタ5と6のベース電位の
差は、差動増幅器4の入力となるので、端子4a,4b
からの差動出力Voとモータ電流IMの関係は第4図の
ようになる。この差動出力Voの変化Aをテープ終端検
出信号として用い、この信号により自動停止装置の起動
やランプ、ブザー等を用いたテープ終端警告回路の起動
を行なわせるものである。なお、第2図と抵抗11と1
2は、トランジスタ5,6のベース電位の保持時間を決
めている。抵抗11とコンデンサー8の時定数、抵抗1
2とコンデンサー10の時定数をそれぞれ丁h,,7h
2とすれば、モ−夕霞流IMの瞬時変動Bに対する応答
は第5図の如くになる。即ち、7a,,72,7h,,
7h2の大小関係によって、7a.<7h,、7a2<
丁h2とすれば図の点線の如くモータ電流lwの瞬時の
変化Bに応答して終端検出信号A′を出力するという誤
動作することもあれば、7a・》7hl、7a2》丁h
2とすれば図の実線の如くモー夕霞流IMの瞬時の変化
Bには応答せずテープ終端でモ−夕電流が急増した時に
だけ自動停止装置等の制御回路の動作レベルCを充分に
越えたレベルの終端検出信号Aを出力させることができ
る。また第2図のダイオード13及び14は、1対の時
定数回路同志の干渉を起こさせないように、バッファの
役目を果たしている。ところで電源電圧+Bが変動して
、例えば第6図の点線の如く城電圧になると図に実線で
示す定格電圧の場合に比べてモータ電流IMの、絶対値
も変化幅も共に極端に小さくなり、これに伴って差動増
幅器4の差動出力Voも小さくなってノイズマージンを
充分にとることができなくなる。
幅器4を構成するトランジスタ5及び6のベース電位が
上昇する。今、抵抗7とコンデンサー8の時定数すなわ
ち抵抗7の値とコンデンサー8の容量値の積をヶa,、
抵抗9とコンデンサー10の時定数すなわち抵抗9の値
のコンデンサー8の容量値の積を7a2とし、7a,>
7a2とすればモータ電流IMの変化に対するトランジ
スタ5及び6のベース電位の変化は第3図の曲線5a,
6aの如くになる。トランジスタ5と6のベース電位の
差は、差動増幅器4の入力となるので、端子4a,4b
からの差動出力Voとモータ電流IMの関係は第4図の
ようになる。この差動出力Voの変化Aをテープ終端検
出信号として用い、この信号により自動停止装置の起動
やランプ、ブザー等を用いたテープ終端警告回路の起動
を行なわせるものである。なお、第2図と抵抗11と1
2は、トランジスタ5,6のベース電位の保持時間を決
めている。抵抗11とコンデンサー8の時定数、抵抗1
2とコンデンサー10の時定数をそれぞれ丁h,,7h
2とすれば、モ−夕霞流IMの瞬時変動Bに対する応答
は第5図の如くになる。即ち、7a,,72,7h,,
7h2の大小関係によって、7a.<7h,、7a2<
丁h2とすれば図の点線の如くモータ電流lwの瞬時の
変化Bに応答して終端検出信号A′を出力するという誤
動作することもあれば、7a・》7hl、7a2》丁h
2とすれば図の実線の如くモー夕霞流IMの瞬時の変化
Bには応答せずテープ終端でモ−夕電流が急増した時に
だけ自動停止装置等の制御回路の動作レベルCを充分に
越えたレベルの終端検出信号Aを出力させることができ
る。また第2図のダイオード13及び14は、1対の時
定数回路同志の干渉を起こさせないように、バッファの
役目を果たしている。ところで電源電圧+Bが変動して
、例えば第6図の点線の如く城電圧になると図に実線で
示す定格電圧の場合に比べてモータ電流IMの、絶対値
も変化幅も共に極端に小さくなり、これに伴って差動増
幅器4の差動出力Voも小さくなってノイズマージンを
充分にとることができなくなる。
−方、過電圧の場合は差動出力Voが、モータ電流の瞬
時変動に対しても充分な大きさになり誤動差の危険が生
ずる。差動増幅器4の電流源15は電源電圧十Bに依存
するようになし、減電圧で電流が大、過電圧で電流が小
となるようにしておけば先述した不安は解消できる。特
にポータブルタイプのテープレコーダの場合は電源電圧
の変動が大きくなる恐れがあるのでこの対策を施してお
くとテープ終端で終端検出信号が出なかったり、終端で
もないのに検出信号が出てしまう等の誤動作を防止でき
、便利である。なお第2図で時定数回路以外はコンデン
サーを用いてないのでIC化も容易に行なえる。以上説
明したように本発明のテープレコーダによれば、テープ
走行駆動モー夕の電流変化を検出してテープ終端信号を
得ることができ、しかも電源電圧の変動、テープの違い
等に対しても、正確にテープ終端を検出することができ
るので、従来のリール台の回転を検出するタイプのもの
に比し、安価にして効果的な終端検出を行なうことがで
きる。
時変動に対しても充分な大きさになり誤動差の危険が生
ずる。差動増幅器4の電流源15は電源電圧十Bに依存
するようになし、減電圧で電流が大、過電圧で電流が小
となるようにしておけば先述した不安は解消できる。特
にポータブルタイプのテープレコーダの場合は電源電圧
の変動が大きくなる恐れがあるのでこの対策を施してお
くとテープ終端で終端検出信号が出なかったり、終端で
もないのに検出信号が出てしまう等の誤動作を防止でき
、便利である。なお第2図で時定数回路以外はコンデン
サーを用いてないのでIC化も容易に行なえる。以上説
明したように本発明のテープレコーダによれば、テープ
走行駆動モー夕の電流変化を検出してテープ終端信号を
得ることができ、しかも電源電圧の変動、テープの違い
等に対しても、正確にテープ終端を検出することができ
るので、従来のリール台の回転を検出するタイプのもの
に比し、安価にして効果的な終端検出を行なうことがで
きる。
第1図はテープ走行位置とテープ走行駆動用モータの電
流の関係を示す図、第2図は本発明の一実施例を示す回
路図、第3図は同回路のモータ電流の変化に対する差動
増幅器を構成するトランジスタのベース電位の変化を示
す図、第4図はモータ電流の変化に対する差敷出力の変
化を示す図、第5図7〜工はモータ電流の瞬時変化に対
するトランジスタ5,6のベース電位と差動出力との関
係を説明する図、第6図は電源電圧の変動によるモー夕
電流の変化を示す図である。 1・…・・テープ走行駆動モータ、4・・…・差動増幅
器、7,9・・・・・・抵抗、8,10・・・・・・コ
ンデンサー、11,12・・・・・・ベース電位保持用
抵抗、15・・・・・・電流源。 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 第5図
流の関係を示す図、第2図は本発明の一実施例を示す回
路図、第3図は同回路のモータ電流の変化に対する差動
増幅器を構成するトランジスタのベース電位の変化を示
す図、第4図はモータ電流の変化に対する差敷出力の変
化を示す図、第5図7〜工はモータ電流の瞬時変化に対
するトランジスタ5,6のベース電位と差動出力との関
係を説明する図、第6図は電源電圧の変動によるモー夕
電流の変化を示す図である。 1・…・・テープ走行駆動モータ、4・・…・差動増幅
器、7,9・・・・・・抵抗、8,10・・・・・・コ
ンデンサー、11,12・・・・・・ベース電位保持用
抵抗、15・・・・・・電流源。 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 第5図
Claims (1)
- 1 テープの両端がリールに固定されテープ終端でテー
プ走行駆動モータの回転負荷が増大するように構成され
たテープレコーダにおいて、モータの電流を検出する検
出回路と、この検出回路からの唯一の出力を受ける互に
異なる時定数の1対の時定数回路と、この1対の時定数
回路の出力を差動増幅してテープ終端検出信号を出力す
る差動増幅回路を備え、前記差動増幅回路の電流源は、
電源電圧の減電圧に応じて電流値が増え、電源電圧の過
電圧に応じて電流値が小となるように構成したことを特
徴とするテープレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54077788A JPS6034174B2 (ja) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | テ−プレコ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54077788A JPS6034174B2 (ja) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | テ−プレコ−ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS563447A JPS563447A (en) | 1981-01-14 |
JPS6034174B2 true JPS6034174B2 (ja) | 1985-08-07 |
Family
ID=13643707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54077788A Expired JPS6034174B2 (ja) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | テ−プレコ−ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034174B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61108710A (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-27 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 帯電防止性フラツトヤ−ン |
WO2008126213A1 (ja) | 2007-03-28 | 2008-10-23 | Fujitsu Limited | 超音波接合装置 |
WO2008126211A1 (ja) | 2007-03-28 | 2008-10-23 | Fujitsu Limited | 超音波接合装置及び超音波接合方法 |
-
1979
- 1979-06-20 JP JP54077788A patent/JPS6034174B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS563447A (en) | 1981-01-14 |
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