JPS6034091Y2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPS6034091Y2 JPS6034091Y2 JP14845579U JP14845579U JPS6034091Y2 JP S6034091 Y2 JPS6034091 Y2 JP S6034091Y2 JP 14845579 U JP14845579 U JP 14845579U JP 14845579 U JP14845579 U JP 14845579U JP S6034091 Y2 JPS6034091 Y2 JP S6034091Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- recording
- tape
- magnetic body
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Magnetic Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はテープ走行の安定化を図った磁気記録再生装
置に関するものである。
置に関するものである。
磁気記録再生装置は例えばコンピュータのデータデコー
ダのようにデータ情報を極めて正確に記録再生するもの
に用いられることがある。
ダのようにデータ情報を極めて正確に記録再生するもの
に用いられることがある。
このような装置はテープ走行を安定化するため普通２個
のキャプスタンでテープ走行を駆動する所謂ダブルキャ
プスタン方式が採用されている。
のキャプスタンでテープ走行を駆動する所謂ダブルキャ
プスタン方式が採用されている。
ところが、かようなダブルキャプスタン方式を採用して
も例えば情報の記録時は磁気テープ面に記録再生用ヘッ
ドとともに消去用マグネットつまり消去ヘッドが摺接さ
れるのに対して再生時は記録再生用ヘッドのみが摺接さ
れるようになるので、記録、再生の各モードでテープの
走行条件が変化してしまい高精度に安定したテープ走行
が得られず、これが原因で、記録した情報を正確に再生
できない欠点があった。
も例えば情報の記録時は磁気テープ面に記録再生用ヘッ
ドとともに消去用マグネットつまり消去ヘッドが摺接さ
れるのに対して再生時は記録再生用ヘッドのみが摺接さ
れるようになるので、記録、再生の各モードでテープの
走行条件が変化してしまい高精度に安定したテープ走行
が得られず、これが原因で、記録した情報を正確に再生
できない欠点があった。
この考案は上記欠点を除去するためなされたもので磁気
テープに常時所定圧力で接触する磁性体を設けこの磁性
体を必要に応じ磁化し消去用ヘッドとして用いることに
より記録再生者モードでのテープ走行条件を同一にし、
極めて安定したテープ走行が得られる磁気記録再生装置
を提供することを目的とする。
テープに常時所定圧力で接触する磁性体を設けこの磁性
体を必要に応じ磁化し消去用ヘッドとして用いることに
より記録再生者モードでのテープ走行条件を同一にし、
極めて安定したテープ走行が得られる磁気記録再生装置
を提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を図面に従い説明する。
図はこの考案をダブルキャプスタン方式の磁気記録再生
装置に適用した例を示している。
装置に適用した例を示している。
図において１は磁気テープで、このテープ１は２個のキ
ャプスタン２，３およびこれらキャプスタン２゜３に当
接されるピンチローラ４，５により図示矢印方向に走行
可能にしている。
ャプスタン２，３およびこれらキャプスタン２゜３に当
接されるピンチローラ４，５により図示矢印方向に走行
可能にしている。
そして、キャプスタン２，３の間に記録再生用ヘッド６
をテープ１面に接触可能に設けている。
をテープ１面に接触可能に設けている。
またこのヘッド６とキャプスタン２の間に消去用ヘッド
を構成する磁性体７を常時テープ１面に所定圧力で接触
するように設けている。
を構成する磁性体７を常時テープ１面に所定圧力で接触
するように設けている。
この磁性体７はｌ対の磁性片７１．７２を非磁性材８を
介挿して接合したもので、この接合面を磁気テープ１面
に接触している。
介挿して接合したもので、この接合面を磁気テープ１面
に接触している。
ここで、上記磁性体７をなす磁性片７１，７２には抗磁
力の充分小さい例えばパーマロイなどが用いられる。
力の充分小さい例えばパーマロイなどが用いられる。
上記磁性体７に接離自在にＵ字状永久磁石９を設けてい
る。
る。
この永久磁石９は記録、再生の各モードにしたがって図
示矢印方向に可動するように構成したもので、記録モー
ドの設定時上記磁性体７に当接され同磁性体７を消去用
ヘッドとして磁化するようし、再生モードの設定により
上記磁性体７より充分開離している。
示矢印方向に可動するように構成したもので、記録モー
ドの設定時上記磁性体７に当接され同磁性体７を消去用
ヘッドとして磁化するようし、再生モードの設定により
上記磁性体７より充分開離している。
（図示ではこの状態を示している。
）次に以上のように構成した装置の作用を述べる。
まず、図示のように再生モードに設定されると永久磁石
９は磁性体７より充分開離しており磁性体７の磁化は解
かれている。
９は磁性体７より充分開離しており磁性体７の磁化は解
かれている。
この状態で磁気テープ１が図示矢印方向に走行されると
、テープ１は磁性体７に接触しつつ走行されるが、この
とき磁性体７は磁化が解かれているので磁気テープ１は
何ら影響を受けることなく記録再生用ヘッド６側に送ら
れ、ここで記録内容が再生される。
、テープ１は磁性体７に接触しつつ走行されるが、この
とき磁性体７は磁化が解かれているので磁気テープ１は
何ら影響を受けることなく記録再生用ヘッド６側に送ら
れ、ここで記録内容が再生される。
次に記録モードが設定されると永久磁石９が磁性体７方
向に可能され同磁性体７に当接される。
向に可能され同磁性体７に当接される。
すると磁性体７は消去用ヘッドとして磁化される。
この状態で磁気テープ１が図示矢印方向に走行され磁性
体７に接触すると、このときの直流磁界によりテープ１
の内容は消去され、その後記録再生用ヘッド６にて新し
い内容が記録される。
体７に接触すると、このときの直流磁界によりテープ１
の内容は消去され、その後記録再生用ヘッド６にて新し
い内容が記録される。
従って、このようにすると、磁気テープ１は再生モード
又は記録モードに関係なく常に磁性体７に接触され所定
圧力が与えられた状態で走行されるので、両モードでの
テープ走行条件を同一にできることになる。
又は記録モードに関係なく常に磁性体７に接触され所定
圧力が与えられた状態で走行されるので、両モードでの
テープ走行条件を同一にできることになる。
このことはトラッキングずれのない極めて安定したテー
プ走行が得られることであり、記録した情報を正確に再
生することができる。
プ走行が得られることであり、記録した情報を正確に再
生することができる。
特にこの実施例のようにダブルキャプスタン方式に適用
すればテープ走行を高精度に安定化できることになりコ
ンピュータのデータデコーダとして最適なものが得られ
る。
すればテープ走行を高精度に安定化できることになりコ
ンピュータのデータデコーダとして最適なものが得られ
る。
さらに記録モード時のみ磁性体７を磁化するものとして
永久磁石９を用いているので磁性体７を消去ヘッドとす
るための構成を極めて簡単なものにすることもできる。
永久磁石９を用いているので磁性体７を消去ヘッドとす
るための構成を極めて簡単なものにすることもできる。
尚、この考案は上記実施例にのみ限定されず要旨を変更
しない範囲で適宜変形して実施できる。
しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば上述ではダブルキャプスタン方式のものに適用し
た例を示したが、シングルキャプスタン方式のものに適
用してもテープ走行の安定化を図る上で極めて有効であ
ることは勿論である。
た例を示したが、シングルキャプスタン方式のものに適
用してもテープ走行の安定化を図る上で極めて有効であ
ることは勿論である。
以上述べたようにこの考案によれば磁気テープに常時所
定圧力で接触する磁性体を設け、この磁性体を必要によ
り磁化して消去ヘッドとして用いることにより記録再生
各モードでのテープ走行条件を同一にし極めて安定した
テープ走行が得られる磁気記録再生装置を提供できる。
定圧力で接触する磁性体を設け、この磁性体を必要によ
り磁化して消去ヘッドとして用いることにより記録再生
各モードでのテープ走行条件を同一にし極めて安定した
テープ走行が得られる磁気記録再生装置を提供できる。
図はこの考案の一実施例を示す構成図である。
１・・・・・・磁気テープ、２，３・・・・・・キャプ
スタン、４．５・・・・・・ピンチローラ、６・・・・
・・記録再生用ヘッド、７・・・・・・磁性体、７１．
７２・・・・・・磁性片、８・・・・・・非磁性材、９
・・・・・・永久磁石。
スタン、４．５・・・・・・ピンチローラ、６・・・・
・・記録再生用ヘッド、７・・・・・・磁性体、７１．
７２・・・・・・磁性片、８・・・・・・非磁性材、９
・・・・・・永久磁石。
Claims (2)
- （１）磁気テープと、この磁気テープに接触可能に設け
られた記録再生用ヘッドと、上記磁気テープに常時所定
圧力で接触された抗磁力の小さい磁性体と、記録再生の
各モードにしたがって上記磁性体に接離自在に設けられ
記録モード設定時上記磁性体に当接され該磁性体を磁化
する永久磁石とを具備したことを特徴とする磁気記録再
生装置。 - （２）上記磁性体は１対の磁性片を非磁性材を介挿して
接合したものであることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第１項記載の磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14845579U JPS6034091Y2 (ja) | 1979-10-26 | 1979-10-26 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14845579U JPS6034091Y2 (ja) | 1979-10-26 | 1979-10-26 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5668214U JPS5668214U (ja) | 1981-06-06 |
| JPS6034091Y2 true JPS6034091Y2 (ja) | 1985-10-11 |
Family
ID=29379588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14845579U Expired JPS6034091Y2 (ja) | 1979-10-26 | 1979-10-26 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034091Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-26 JP JP14845579U patent/JPS6034091Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5668214U (ja) | 1981-06-06 |
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