JPS6033976B2 - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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JPS6033976B2
JPS6033976B2 JP52039147A JP3914777A JPS6033976B2 JP S6033976 B2 JPS6033976 B2 JP S6033976B2 JP 52039147 A JP52039147 A JP 52039147A JP 3914777 A JP3914777 A JP 3914777A JP S6033976 B2 JPS6033976 B2 JP S6033976B2
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JP
Japan
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intake
valve
internal combustion
combustion engine
passage
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JP52039147A
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久元 相原
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関の吸気装置、特に吸入混合気の燃焼特
性を改善した吸気装置に関する。
内燃機関に吸入された混合気の燃焼特性を改善するため
の手段として、機関に吸入される混合気に乱れを与える
吸入混合気の均質化を図ると共に、該乱れにより燃焼速
度を速めるものが知られている。
従来、かかる吸入混合気に激しいガス流動を与える手段
として、吸気管を細くしたり、吸気弁リフトを小さくし
たりして吸気に絞り効果を与えたり、あるし「は吸気弁
にシュラウドを設け吸気の流れ方向を強制的に変えるよ
うにしていた(昭和48年8月31日■山海堂発行内燃
機関の燃焼92頁参照)。
しかし、これらの手段では何れも機関の全開運転時に吸
気抵抗が大となり「充填効率が低下して機関の全開出力
が低下するという不都合がある。
そこで、吸気通路の絞弁をバィパスして側路を設け、該
側路より吸気通路の燃焼室近くに高速の空気又は混合気
を導入させるようにしたものも提案されているが「 こ
の場合、側路からは常時空気あるいは混合気が導入され
るため、吸気通路内の負圧が下がり混合気にガス流動を
与えるのに必要な吸入行程時に該側路よりの吸気割合が
減少し「所期するガス流動効果が然程得られないといっ
た不具合がある。またL常時流入する空気により、所望
の空燃比が乱され燃焼を悪化させる可能性もあった。更
に吸気弁の開閉タイミングに合わせて側路より吸気を行
わせようとするとト構造が複雑化してしまう憾があった
。本発明はかかる従来の実状に鑑み、吸気通路の鮫弁を
バィパスして吸気ボート内に閉口する側路に、該側路も
しくは吸気ポ−ト内の負圧がある所定値に達すると開弁
作動する弁装瞳を付設して「吸入行程時にのみ側路より
空気もしくは混合気を高速で噴射させるようにすること
により「吸入行程時における側路よりの吸気割合を増大
させ「吸入混合気のガス流動を大きくして特に燃焼室に
入ってからもこのガス流動を持続させて吸入混合気の均
質化を図り、燃焼を遠く行わせて機関の安定化と全開出
力の向上並びに燃料の燃え残しの低減とを実現し得るよ
うにすると共に所望の空燃比を維持して良好なる燃焼を
達成出来るもので、以下その実施例を図面と共に詳述す
る。
第8図において、川まシリンダ、2はシリンダヘッド、
3はピストン、4は燃焼室、5は吸気通路、6は吸気弁
t Tは排気通路、8もま排気弁、9は吸気通路5に配
談した気化器、1Q‘まベンチュリ部、量1は燃料ノズ
ルト翼2は鮫弁を示す。
前記吸気通路5には絞弁12をバイパスする側路13が
形成されている。この側路亀3の絞弁下流側出口亀3a
は吸気ボート5aの吸気弁6近くに関口されていると共
に、鮫弁上流側入口13b‘まベンチュリ部IQより上
流側、具体的にはェアクリ−ナ14内に関口されてし、
て、機関吸入行程時に該出口亀3aと入口13bとの間
に生ずる差圧により燃焼室4近くの吸気ボート5aに高
速の空気を導入するようにしてある。また「側路13の
出口13aには前述の差圧を有効利用して該出口13a
部で流速が増大するように最適な開口面積のオリフイス
15を設けてある。そして、前記側路量3には、吸気ボ
ート5aもしくは側路13内の負圧がある所定値、つま
り機関が吸入行程に移行して吸気弁6が開き始めて吸気
ボート6a内の吸入負圧値が増大した時に関弁作動する
弁装置竃6を付設してある。
この弁装置亀6としては、第2図イ,ローこ示すように
所定負圧値で関弁作動されるリード弁亀?〜ボールチェ
ック弁18等の逆止弁19の他、第3図に示す如きダイ
ヤフラム弁20を用いることができる。
このダイヤフラム弁20もま側路13に直交して配した
スブール弁体20aと、該スプール弁体20aをロッド
2Qcを介して作動させるダイヤフラム2Qbとからな
り、このダイヤフラム20bにより隅成された負圧室2
0dは負圧導入路20eを介して吸気ボート5aに運通
している。ここで、負圧検出を敏速に行わせるため、負
圧導入ボート2Qfを吸気弁6の近くに設定することが
望ましい。又スプール弁体20aの形状は第3図口の如
く円筒の一部に孔Aを設けた形状あるいは、第3図ハの
如く円筒の外周の一部を削り取った形状にしておく。従
って、吸気弁6が開き始める吸入行程時には、逆止弁1
9もし〈はダイヤフラム弁20が増大する吸入員圧によ
り関弁作動するので、側路13より差圧により燃焼室4
近くに高速で空気が噴出される。
特に本発明によればこの空気噴出が前述の如く吸入工程
時にのみ噴出されるので常時空気がlj−クしているも
のに比し、吸気ボート5a内の負圧が高く側路亀3より
の吸気割合が増大するため、吸入混合気のガス流動を著
しく増大して混合を促進しつつ燃焼室4に流入させるこ
とができ「 しかも該燃焼室4内でも前述のガス流動が
持続されるため吸入混合気が均質化され、この結果、混
合気の燃焼を速めて機関の安定化を実現できると共に「
燃料の燃え残しを著しく低減できるのである。また、吸
気抵抗が大となることがないので混合気充填率の低下が
なく、のって全開出力を低下させることもない。更には
過剰の空気によるミスフアィャ等の燃焼の悪化を防止す
ることが出来る。前述のガス流動を燃焼室4内でもより
効果的に持続させるためには、第4図に示すように側路
13の出口13aを吸気ボート5aの円周方向に向けれ
ばよく、この場合、混合気は旋回して燃焼室4内に導入
されるためミキシングが積極的に行われ、早い燃焼を助
長することができる。
また、前記側路13の絞弁上流側入口13bを第1図銀
線で示す如く、絞弁12と燃料ノズル11との間に西己
設するようにしてもよい。
この場合、側路13の出、入口13a,13b間の差圧
が前記実施例の場合よりも小さくなるため、吸入混合気
の乱れ効果が若干低下するが、気化器9で設定された空
燃比の狂いをなくせる。また、燃料供給装置として電子
制御燃料噴射装置を用いる場合、第5図に例示するよう
に吸入空気量を測定するェアフローメータ21(吸気に
対して若干の抵抗をもつ)の上流に側路入口13bを閉
口すれば吸気の乱れ効果を大とすることができる。
また、鎖線で示すようにェアフローメータ21と絞弁1
2との間に側路入口13bを閉口すれば吸気の乱れ効果
は若干低下するが、吸気量の測定が正確に行えるので空
燃比の狂いを最小限に抑えることができる。なお、前述
の如く側路入口13bをベンチュリ部10やェアフロー
メータ21上流に閉口させる場合、気化器の設定空燃比
あるいは燃料噴射装置の設定空燃比は若干濃くしておく
ことは勿論である。第6図に示す実施例は側路13の弁
装置16上流に絞弁22を設けて側路13の出、入口間
の差圧を調整し得るようにしたもので、この絞弁22は
例えば吸気通路5の絞弁12と運動されて機関の運転状
態に応じて関度制御される。
また、この絞弁22上流に燃料供給装置23を付設して
燃焼室4近くの吸気通路5に混合気を高速で噴出させる
ようにすることもできる。以上のように本発明装置によ
れば、吸気通路の鮫弁をバイパスする側路より吸入行程
時の差圧を利用して吸気ボートの吸気弁近傍に空気又は
混合気を高速で噴出させ、吸入混合気に激しいガス流動
を生起させるので、吸気の混合を促進させて速い燃焼を
行わせることができ、機関の安定化と燃料の燃え残しの
低減を実現でき、しかも吸気通路の紬蚤化やシュラゥド
等によってガス流動を行わせるものと異なり、吸気抵抗
がないので全開出力を向上できるのである。
また、特に前述の空気又は混合気の噴出は側路または吸
気ボート内負圧に応動する弁装置により吸入行程時にの
み行わせるので、吸気弁の閉弁状態では該側路よりの空
気又は混合気のりークがなく、のって、吸気ボート内の
負圧が低くならす、吸入行程時における該側路よりの吸
気割合が高まるので前述のガス流動を顕著に行わせるこ
とができ、速い燃焼をより効果的に行うことができる。
又、過剰空気の流入を防止出来るので所望の空然比によ
る燃焼が可能となる。そして、このように速い燃焼を実
現できるため、高排気還流、空燃比の稀薄比が可能とな
り、N○k対策上有利であると共に燃費を向上すること
ができるという実用上優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す説明図、第2,3
図は弁装置の各異なる例を示す説明図、第4図は第1図
のN−N線に沿う断面説明図、第5,6図は各異なる実
施例を示す説明図である。 1……シリンダ、2……シリンダヘツド、3……ピスト
ン、4・・・・・・燃焼室、5・・・・・・吸気通路、
5a・・・・・・吸気ボート、6・・・…吸気弁、12
……絞弁、13・・・・・・側路、16・・・・・・弁
装置。 第2図第3図 第1図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の吸気通路に設けられた絞弁をバイパスし
    て側路を設け、該側路の絞弁下流側出口を吸気ポート内
    に開口させ、かつ該側路に吸気ポートもしくは側路内に
    負圧が吸気弁の開弁に伴つてある所定値以上に達した時
    に開弁して、前記出口より吸気ポートの吸気弁近傍にス
    ワール発生用の空気又は混合気を噴射させる弁装置を付
    設したことを特徴とする内燃機関の吸気装置。 2 側路の絞弁上流側入口を、吸気通路に設けられた気
    化器のベンチユリ部より上流側に開口させてなる特許請
    求の範囲第1項記載の内燃機関の吸気装置。 3 側路の絞弁上流側入口を、吸気通路に設けられたエ
    アフローメータより上流側に開口させてなる特許請求の
    範囲第1項記載の内燃機関の吸気装置。 4 側路の絞弁上流側入口を、吸気通路に設けられた気
    化器の燃料ノズルと絞弁との間に開口させてなる特許請
    求の範囲第1項記載の内燃機関の吸気装置。 5 側路の絞弁上流側入口を、吸気通路に設けられたエ
    アフローメータと絞弁との間に開口させてなる特許請求
    の範囲第1項記載の内燃機関の吸気装置。 6 側路の絞弁下流側出口を、吸気弁の近くに開口させ
    てなる特許請求の範囲第1項及至第5項のいずれかに記
    載の内燃機関の吸気装置。 7 側路の絞弁下流側出口を、吸気ポート円周方向に向
    けてなる特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに
    記載の内燃機関の吸気装置。 8 側路は機関運転状態に応じて開度制御される絞弁を
    有してなる特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれか
    に記載の内燃機関の吸気装置。 9 弁装置が、側路内負圧によつて開閉作動される逆止
    弁である特許請求の範囲第1項乃至第8項のいずれかに
    記載の内燃機関の吸気装置。 10 弁装置が、吸気通路内負圧の応動するダイヤフラ
    ム弁である特許請求の範囲第1項乃至第8項のいずれか
    に記載の内燃機関の吸気装置。 11 ダイヤフラム弁の負圧導入ポートが吸気弁に近い
    部位に設けられてなる特許請求の範囲第10項記載の内
    燃機関の吸気装置。
JP52039147A 1977-04-05 1977-04-05 内燃機関の吸気装置 Expired JPS6033976B2 (ja)

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JPS5732013A (en) * 1980-07-31 1982-02-20 Yamaha Motor Co Ltd Intake device for four-cycle multicylinder engine

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