JPS6033036A - 錠剤の欠け検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、錠剤のブリスター包装工程において錠剤の破
損あるいは欠損を検出する検出装置に関づる。

［従来技１］ 帯状のプラスチックフィルム上に多数設けられたポケッ
ト内に錠剤を充填し包装するブリスター包装の当該包装
工程において、従来、ＣＯＤ（ｃｌｌａｒｇｅ　ｃｏｕ
ｐｌｅｄ　ｄｅｖｉｃｅ）アレイ等イメージセンサをも
つ固体カメラによって移動°ツる透光性フィルム内の錠
剤の陰影像をイメージセンサ上に映し、錠剤の欠けを検
出する例えば特開昭５５−１４４５３１号公報の如き検
出方法が、提案されている。

この種の錠剤穴は検出方法は、−次元マトリックス状に
配列されたイメージセンサを使用して各錠剤の各部の横
断線の長さを一定の走査間隔で測定し、これらのデータ
を記憶し、１包装シ一ト分の検出データを予め設定した
正常な錠剤の基準値と比較して欠けを検出するため、包
装フィルムの移動速度を一定に保つ必要がある。しＩＣ
がって、包装フィルムが前の錠剤供給１稈との関連で間
欠移動するような場合には、錠剤を入れた包装フィルム
の移動速度が大きく変化し、速度の早いときには相対的
に走査間隔が大きくなり、速度の遅いとぎには逆に走査
間隔が小さくなり、同一の錠剤であっても、それぞれ走
査された時点の移動速度によって、出力される情報が異
なり、正確な欠は検出が行えず、また、正確な、欠は検
出を行うためには、複雑なデータ処理が必要であった。

［発明の目的］ そこで、本発明は、上記の点に着目し、錠剤を入れた包
装フィルムが間欠移動されるような場合にも、錠剤に対
して一定の走査間隔でイメージセンυの走査を行なうこ
とににっで錠剤横断線の長さを検出覆ることができ、錠
剤の欠けを高精麿にしかも容易に検出できる錠剤の欠は
検出装置を提供することを目的とする。

［１明の構成］ このために本発明は、透光性の包装フィルムに設けた多
数のポケットに充填された錠剤を包装フィルムと共に移
動させる移動手段と、移動中の錠剤の陰影像をイメージ
センサ上に映す固体カメラと、イメージセンサによって
検出された陰影像の長さの一次元マトリックス情報を予
め設定した基準値と比較する比較回路とを備えた錠剤穴
（）検出装置において、前記包装フィルムの移動距離を
検出するロータリエンコーダを含む移動距離検出手段を
設け、ロータリエンコーダからの移動速度信号に同期し
て前記固体カメラからの７１−リックス情報を取り込む
横断線積算回路を設けで構成した。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明Ｍる。

第１図（イ〉は錠剤穴は検出装置の概略説明図、第１図
（ロ）は移動手段としくの送り駆動装置２の要部を示す
断面図、第２図は包装フィルムの平面図を示している。

１は錠剤をブリスター包装Ｊる帯状の包装フィルムで、
透光性のプラスデックフィルム上に多数のポケッ１〜が
整列して設番ノられ、各々のポットには図示しない錠剤
供給］二押において錠剤が充填されている。この包装フ
ィルム１は第２図点線で示すように包装後、縦方向及び
掛方向（二例えば６錠を１枚とづ−るシー１−毎に分割
される′。包装フィルム１を間欠的に移動させる送り駆
動装置２において、２１ａ１ｂはそれぞれピストン２２
ａ　、２２ｂ　、押え板２３ａ　、２３ｂよりなるフィ
ルムクランプを示している。このフィルムクランプは流
体圧シリンダによって所定のタイミングで上下動を繰り
返すピストン２２ａ、２２ｂと押え板２３ａ　、２３ｂ
とにより包装フィルム１を、その移動時に挟持する。２
４は平行案内軸２イダである。そして２７ａ、２７ｂは
平行案内軸２５．２６を固定づる案内軸固定部材、２８
はスライダ２４を連結し左右に往復動するレバー、２９
はリンク、３０は固定軸、３１はリンク２９に設【）ら
れｌζカムフＡロアとなるカムローラ、３２は定速回転
する主力ムシャフ１−１１に固定されて回１テＪるカム
である。尚、カム３２の形状は略楕円形であるが、その
形状は所望の移動状態に応じて適宜変更される。この定
速回転するカム３２はカムローラ３１と常に当接し、レ
バー２９をカム形状に合わせて揺動させる。またスライ
ダ２４はレバー２８に合わせて間欠的に往復動じ、ピス
トン２２ａ、２２ｂはスライダ２４の往復動に応じたタ
イミングで上下に間欠駆動される。その結果包装フィル
ム１は第４図に示づ如く速度で間欠搬送され、１回の送
り動作で第２図に示す如く５シ一ト分、つまり第１シー
ト５１（１から第５シートＳ　ｌ−１５まで包装フィル
ム１を送る。以上の姐＜　ｌＦｊ成された送り駆動装置
２は主力ムシＸ・フト１１の連続回転駆動を間欠駆動に
変換し包装フィルム１を間欠的に移１ＦＪＪ　’する。

３は包装フィルム１の下測定装置に設置された光源で、
包装フィルム１の第１列と第２列の２シ一１〜分を幅）
）向に一時に熱印１する。４は光源３上部の包装フィル
ム１の幅中心の真上に配設された固体カメラで、光１１
ｉ！３がらの光によってつくられ１＝包装フイルム１内
の錠剤の陰影像が固体カメラ４に内臓されたイメージセ
ンリアレイ５上にレンズ６によって映るように構成され
る。このイメージセンリアレイ５は包装フイルム１の幅
方向に配置され、センサを構成する素子が包装フィルム
１の幅方向に沿った一次元マトリックス状に配列され、
イメージはフサアレイ５上に映される陰影イ象は、例え
ば１走査当り２０４８ピツｌ〜の画素よりなるマトリッ
クス情報として固体カメラ４から出力される。７は移動
する包装フｆルム１の上に接して配設されたガイドロー
ラであり、このガイドローラ７の下側には、包装フフル
ム１の移動によって少しの滑りもなく回転する従動ロー
ラ８が包装フィルム１の下側の幅方向のほぼ中心位置に
接して配設される。この従動ローラＥ３は、包装フィル
ム１の幅方向のほぼ中心の位置に配置ｉ！されることか
ら、仮りに包装フィルム１が蛇行して移動するような場
合にもその移動速度に正確に対応した回転速麿で回転づ
る。９は従動ローラ８の回転軸に連結されにロータリエ
ンコーダで、従動ローラ８の回転に従い、包装フィルム
１の移動速度に応じたパルス幅及び周波数で等移動距錬
毎に移動距離信＠ａを電子回路１００に出力ηる。１０
は送り駆動装置２の主カムシャフト１１に装着されるス
テップコンバータで、スリット円盤１２がその主カムシ
ャフト１１に連結され、そのスリット部分には例えばフ
Ａ１〜カブ°Ｊ７１３が近接配置され、１回の間欠移動
で第１シー１へｓ　＋−＋　ｉ〜第５シート５１１５の
包装フィルム１が移動する際、例えば各シートの先端が
固体カメラ４の真下に達した時、タイミング信号０を電
子回路１００へ出力づ゛るように構成される。即ち包装
フィルム１の第１から第５シートまでが、送り駆動装＠
２の主カムシャフト１１の１回の回転により間欠送りさ
れる時、これら各シー１〜はカム３２０作用により第３
図に示づように移動速度が変化しながら移動づるが、各
シート５ｌ−１１へ一８ｌｉ５の先端がちょうど固体カ
メラ４の真下に達する時のタイミングを検出し、この各
シートにお（）る検査開始時期を示す信号をステップコ
ンバータ１０が出ツノづ−る。このために、スリン１〜
円盤１２には、第　。

３図に示すように、立１から文６　までのスリン１〜が
第４図の時間ｔ１からｔＧ　までに応じた間隔で形成さ
れる。つまり、第４図に示ず包装フィルム１の速用曲線
では第１から第５シートまでの等しい移動距離がその曲
線の積分値に当ることから、各面ｍ　Ｓ　＋から８５　
が等しくなるように区切られた時間軸の区分点ｔ１〜ｔ
６　０間隔に対応してｔｌでは立１のスリット、ｔｌで
はｉｚ、ｊａでは、Ｑ、３、（４で（ま立４、ｔ５　で
は立ぢそしてｔ６　では立、のスリットによってステッ
プコンバータ１０から信号が発生されるにうなスリット
がスリン１〜円盤１２に形成される。よって、はぼ定速
回転を行なう主カムシャフト１１に連結して設置したス
テップコンバータ１０から、第１から第５シートの先端
が固体カメラ４の真下を通過づる時のタイミング信号Ｑ
が正確に出力される。

第５図（よ欠は検出装買にお番プる電子回路１００のブ
ロック図を示し、上述のロータリエンコーダ９Ｉ、！ラ
ツヂ回路１４に接続され、ロークリエンコーダ９から出
力される第６図（ａ　）の如き包装フィルム１の移動距
離に応じたパルス周期の移動距ＩＩＩＩｆ信号ａがラッ
チ回路１４に送られる。ラッチ回路１４は、移動距離１
２号ａの立上りをラッチし、二人力のアントゲ−１・１
５の一方の入力端子に、ラッヂされた移動距離信号ａ−
を出力づる。またアンドゲート１５の他方の入力端子に
は固体カメラ４から第６図（ｂ）の如き走査信号すが出
力され、ラッチされた移動距離信号ａ−が高レベルの間
に出力された走査信号すのみが第６図（Ｃ）の如きス１
ヘローブ信号（取込み１３号）Ｃとして横断線積算回路
１６に出力される。そして、ス）−Ｄ　−ブ信号Ｃの立
下りによってラッヂされた移動距離信号ａ′のラッチ解
除が行なわれることから、移動距離信号ａ′は第６図（
ａ′）の９１１きものとなる。

また、横断線積算回路１６では、ストローブ信号Ｃを受
けて、ストローブイ１号Ｇが高レベルになっている間に
固体カメラ４より出力される。例えば第６図（ｄ　）の
如き２０４８ビツトの一次元マトリックス信号ｄを読み
取り二列のシー１〜毎に陰影像に対応づるビット数の積
算を行なう。

そして、横断線積算回路１，６から出力される錠剤の陰
影像の面積に近似した横断線長積算値は、予め設定した
正常な錠剤の場合の横ｉｉ！！ｉｌ長の積算値に対応し
た基準値と比較するために比較回路１７に送られる。

比較回路１７にて当該横断線長積算値が基準値より小さ
く錠剤に欠けがあると判定された場合、欠（Ｊ検出信Ｍ
　（が不良シート検出回路１８へ出力される。尚、横断
線積算回路１６からは、横断線積算（めと共に、その積
算値が二列のシートの内、いずれの列に対応Ｊるもので
あるかを示す列信号ｅが不良シーミル検出回路１８に出
力される。

更に不良シート検出回路１８には、間欠移動により第１
シートＳ　Ｈ１〜第５シートＳ　Ｉ−１５が送られる時
、イメージセンサ５を走査して欠は検出を行なっている
現在シー１〜のシート番号を検出するシー１一番号検出
回路１９からのシー１〜番号（Ｓ　Ｉ−＋１〜ｓ　＋１
５　＞を表Ｏずシート番号信号ＳＨが入力される。この
シート番号信号ＳＨは、前述のステップコンバータ１０
から出力される第１シート５１１１から第５シートＳ　
Ｈ５までのタイミング信号ｇ　（例えば各シー１〜の先
端が固体カメラ４のイメージセンナ５の真下に達した時
の各信号）に基づいて、現在固体カメラ４にで検査の行
なわれるシートのシート番号（Ｓ　＋−１１〜８１〜１
５）を出力りる。

その結果、不良シート検出回路１８は、１回の間欠移動
時に錠剤に欠１ノのあるシートを検出し、図示しない不
良品排出装置へ不良品シー１へを承り信号を出力づる。

即ち、第２図に示すように包装フィルム１の長手方向に
縦２列のシートが形成ごれているとき、第１列か第２列
かを示す列信号ｅが横断線積算回路１６にて一次元マト
リックスイ、：］号ｄを元にＯ〜１０２４ピッ１−まで
は第１列、１０２５〜２０　／１．８ビツトまでは第２
列というよう（、二つくられ、出力され、シー１一番号
検出回路１ε３からのシー１一番号（Ｓ　ｌ−１１〜Ｓ
　ｌ−１５）とによって不良品シー］−が特定される。

以上の、欠は検出装置の動作を要約して説明Ｊる。

送り駆動装置２の動作により帯状の包装フィルム１は例
えば１０シート分（５シ一ト２列分）が間欠的に移動さ
れる間、前の工程で包装フィルム１の各ポケットに入れ
られた全ての錠剤の欠【プが次のように検査される。

カムを備えた送り駆ｉＦｌ＋装置２の動作により包装フ
ィルム１のシート分が、第４図に示すように、移動距離
を変化させながら搬送されるが、この時、［ｌ−タリエ
ンコーダ９は従動ローラ８ににつて包装フィルム１の移
動に対応した速用で回転し、その等移動距離毎に移動距
離信号ａをラッチ回路１４へ出力する。一方、固体カメ
ラ４は、イメージセンサ５の走査を所定時間毎に行ない
、例えば１走査当り２０４８（ツ１〜の一次元７１−リ
ツクス情報を含む一次元マトリックス信号ｄを横断線積
算回路１６へ送ると共に、走査信号すをアンドグー（−
１５に送り、ラッチ回路１４に移動距離信号ａのパルス
がラッチされている間、アンドゲート１５からストロー
ブ信号Ｃが横断線積算回路１６へ送られる。なお、アン
ドゲート１５から出力された走査信号すの立下りでラッ
チ回路１４はリセットされる。横断線積算回路１６では
ストローブ信号Ｃ（移動距離信号ａに同期する）と共に
入力した一次元マトリックス信号ｄのデータを順次取り
込み、マトリックス情報つまり１走査毎の錠剤の陰影像
を示すビット数を積算していく。なお、包装フィルム１
が幅方向に２列のシートで形成されていることから、横
断ｍ積算回路１６ではマトリックス情報をイメージセン
サ１〜１０２４ビツト・分と１０２５〜２０４８ビツト
分に分りてイれぞれＭｌしていく。そして、包装フィル
ム１の２シ一ト分が固体カメラ４の真下を通過Ｊる間に
、所定の回数だけイメージセンサ５の走査が行なわれ、
イメージセンサ５からその１！２列のシー１〜に含まれ
る錠剤の陰影像の横断線の長さを示づ゛マトリックス情
報が出力され、このマトリックス情報が移動距離信号ａ
に同期して横断線積算回路１６に取り込まれることによ
って、例えば第１列と第２列の第１シートＳ　１１１に
入った錠剤の陰影像の面積に近似した横断線長積算値が
積算回路１６で線用される。そして、横断線積算回路１
６からはこの横断線長積算データが各シートｉＦｉに比
較回路１７へ出力され、比較回路１７は予め設定した欠
けのない正常な錠剤の場合の基準値とこの横断線長積亦
値を比較し、この積算値が基準値より小さい場合には、
このシー１−の錠剤に欠（プがあると判定して欠は検出
信号ｆを不良シー１−検出回路１８へ送る。なお、同時
に横断線ｆｔ’ｉ粋回路１６からは第１列のシートか、
第２列のシートかを判別する列信号Ｃが不良シー１〜検
出回路１８へ出力される。

更に、スラーツブコンバータ１０は送り駆動装置２の動
作と共に回転し、各シートの先端が固体カメラ４の真下
を通過する時のタイミング信号９をシー１〜番号検出回
路１９へ順次：１１力する。につて、このタイミング信
号ｑを入力したシート番号検出回ｊｆ１１９は、現時点
において錠剤の欠１）検査を行なっているシー１へのシ
ート番号を表ねタシート番号仁号Ｓ　ｌ−１を不良シー
ト検出回路１８へ送る。したがって、不良シート検出回
路１８は、前述のように、比較回路１７から欠【」検出
信号を入力し、横断線積算回路１６から第１列か第２列
かの情報を、そして、シート番号検出回路１８から何番
目のシートかの情報を入力し、その結果、欠は錠剤の入
っているシー１−を特定し、図示しない不良シート排出
装置に不良シート検出信号を出力する。

その結果、間欠移動づる錠剤でも正確にその欠【ノ検出
を行なうことずでき、不良のシー１−を適確に判別する
ことが可能となる。

次に、本発明の第２実施例について説明づ−る。

第７図は第２実施例の錠剤の欠は検出装置の全体構成を
表わり゛もので、前述第１図（イ）に丞した第１実施例
のがイドローラ７、従動【］−ラ８及び従動ローラ８の
回転軸に連結された１」−クリ１ンコーダ９に代えて、
スライダ２４に設Ｃノだラック３３に歯合するようにビ
ニオン３４を設け、該ビニオン３４の回転軸とロータリ
エンコータ９′の回転軸を連結し、スライダ２４の往復
動をラック３３、ビニオン３４を介してＵ−タリエン」
−ダ９′の回転運動に変換し、移動距離信号ａを電子回
路１００に出力している伯は構成、作用及び効果共、第
１実施例と同様であることから説明を省略する。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明の錠剤穴は検出装げによれ
ば、包装フィルムの移動速度に正確に対応した速度で回
転するロータリエンコーダから出力される移動速１哀仁
号に同期して、イメージレン１Ｊ−からの一次元マトリ
ックス情報を取り込むことから、包装フィルムが間欠移
動されるにうな場合においても、所定の幅で錠剤の陰影
像を走査でき、錠剤の面積に近似した多数の錠剤横断線
長を検出して、錠剤の欠けをその移動速度の変化に係わ
らず高精度に検出できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示し、第１図（イ）は錠剤の欠（
）検出装置の概略構成図、（ロ）はスライダ２４の断面
図、第２図は包装フィルムの平面図、第３図はスリブ１
〜円盤を示Ｊ説明図、第４図は包装フＣルムの移動速度
の変化を示すグラフ、第５図は電気回路のブロック図、
第６図は電気回路にａ３りる各信号を表わＪタイミング
−チャート、第７図は本発明の第２実施例の錠剤の欠は
検出装置の概略構成図を表わす。 １・・・包装フィルム ２・・・送り駆動装置 ３・・・光源 ４・・・固体カメラ ５・・・イメージセンサ ７・・・ガイドローラ ８・・・従動ローラ ９．９′・・・ロータリエンコータ １６・・・横断線積算回路 ２１ａ、２１ｂ・・・フィルムクランプ２４・・・スラ
イダ ３１・・・カムローラ ３２・・・カム ３３・・・ラック ３４・・・ビニオン 代理人　弁理士　定立　勉 他１名 第１図 （ロ） 第３図 ノＩ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 透光性の包装フィルムに設番ノだ多数のポケットに充填
   された錠剤を包装フィルムと共に移動させる移動手段と
   、移動中の錠剤の陰影像をイメージセンサ上に移づ固体
   カメラと、該イメージセンサによつ−で検出された該陰
   影像の一次元７１−リックス情報を予め設定した基準値
   と比較する比較回路を備え１＝錠剤の欠は検出装置にお
   いて、前記包装フィルムの移動距離を検出する、ロータ
   リエンコーダを含む移動距離検出手段を設け、該ロータ
   リエンコーダからの移動距離信号に同期して前記固体カ
   メラからのマトリックス情報を取り込む横断線梢ｎ回路
   を設けたことを特徴とする錠剤の欠は検出装置。