JPS6032821Y2 - 通気系のウエザ−カバ− - Google Patents
通気系のウエザ−カバ−Info
- Publication number
- JPS6032821Y2 JPS6032821Y2 JP10110680U JP10110680U JPS6032821Y2 JP S6032821 Y2 JPS6032821 Y2 JP S6032821Y2 JP 10110680 U JP10110680 U JP 10110680U JP 10110680 U JP10110680 U JP 10110680U JP S6032821 Y2 JPS6032821 Y2 JP S6032821Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition wall
- cover
- layer pipe
- piece
- ventilation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、給気系や排気系などの通気系における屋外
開放端を構成する通気系のウェザ−カバーに関するもの
である。
開放端を構成する通気系のウェザ−カバーに関するもの
である。
通気系には、中央の隔壁で通気部が二つに区分された二
層パイプで構成される二系統式のものがある。
層パイプで構成される二系統式のものがある。
この形式の通気系の屋外開放端は、やはり二つの区分さ
れた通路を持つウェザ−カバーで構成されるが、二層パ
イプに隔壁があるため、二層パイプの周方向に関する配
管上の姿勢を正確に規定しないと、これに接続するウェ
ザ−カバーも正しい姿勢に取付けることができない。
れた通路を持つウェザ−カバーで構成されるが、二層パ
イプに隔壁があるため、二層パイプの周方向に関する配
管上の姿勢を正確に規定しないと、これに接続するウェ
ザ−カバーも正しい姿勢に取付けることができない。
従って、この種の通気系の設備工事は面倒で、煩られし
いものとなっていた。
いものとなっていた。
本考案は、上記した従来の問題点を解消することを目的
とした、二層パイプ側の周方向についての姿勢のある範
囲内のずれを吸収することのできる、従って通気系の工
事の簡略化を計ることのできる通気系のウェザ−カバー
を提供するものである。
とした、二層パイプ側の周方向についての姿勢のある範
囲内のずれを吸収することのできる、従って通気系の工
事の簡略化を計ることのできる通気系のウェザ−カバー
を提供するものである。
次に本考案の構成を図面に示す実施例に基づいて具体的
に説明する。
に説明する。
第1図によって分解状態で示す本考案の適用例としての
ウェザ−カバーは、カバ一本体を構成するカバーピース
1の内部が中央において縦に立設する仕切壁2で仕切ら
れていて、二つの並行な通気路3が形式されている。
ウェザ−カバーは、カバ一本体を構成するカバーピース
1の内部が中央において縦に立設する仕切壁2で仕切ら
れていて、二つの並行な通気路3が形式されている。
通気路3は、一方においてそれぞれカバーピース1の底
面に貫設された開口部4によって外部に通じ、他方にお
いてそれぞれウェザ−カバーの壁取付側の側面構造をな
す接続ピース5に個別に連絡している。
面に貫設された開口部4によって外部に通じ、他方にお
いてそれぞれウェザ−カバーの壁取付側の側面構造をな
す接続ピース5に個別に連絡している。
接続ピース5は、カバーピース1の壁側の側面に接続さ
れ、二連の接続スリーブ6を円盤形でフランジ状に膨出
したベースプレート7の片面に一体に並行に突き出させ
た構成である。
れ、二連の接続スリーブ6を円盤形でフランジ状に膨出
したベースプレート7の片面に一体に並行に突き出させ
た構成である。
二連の接続スリーブ6は、家屋に対し屋外へ向って配管
される二層パイプ8の端部に対して内嵌合されるもので
ある。
される二層パイプ8の端部に対して内嵌合されるもので
ある。
二層パイプ8は、第4図にその端面形状を示すように、
中央縦方向に隔壁9を持つ円形断面のパイプ材で、隔壁
9によって仕切られた二連の半円形状の通気部10を備
えている。
中央縦方向に隔壁9を持つ円形断面のパイプ材で、隔壁
9によって仕切られた二連の半円形状の通気部10を備
えている。
前記二連の接続スリーブ6の形状は、二層パイプ8の各
通気部10に内嵌合する半円形を基本とするものであり
、接続スリーブ6間には、二層パイプ8の隔壁9が収ま
る逃げ部11が、隔壁9の端面に対応する矩形の空間と
して規定されている。
通気部10に内嵌合する半円形を基本とするものであり
、接続スリーブ6間には、二層パイプ8の隔壁9が収ま
る逃げ部11が、隔壁9の端面に対応する矩形の空間と
して規定されている。
カバーピース1の壁側の側面構造12の外表には、内部
の通気路3の臨む部分に接続ピース5のベースプレート
7を回動可能に収めうる円形の接続凹部13が形成され
、この接続凹部13に対するベースプレート7の装着に
より、カバーピース1に対して相対回動可能に接続ピー
ス5が接続されるのである。
の通気路3の臨む部分に接続ピース5のベースプレート
7を回動可能に収めうる円形の接続凹部13が形成され
、この接続凹部13に対するベースプレート7の装着に
より、カバーピース1に対して相対回動可能に接続ピー
ス5が接続されるのである。
カバーピース1の接続凹部13には、仕切壁2に対応す
る中央の線上に中心の向う二つの扇形を組み合わせた形
状の調整部14を残して扇形の貫通孔15が仕切壁2に
対して対称に配設されている。
る中央の線上に中心の向う二つの扇形を組み合わせた形
状の調整部14を残して扇形の貫通孔15が仕切壁2に
対して対称に配設されている。
すなわち、各貫通孔15の向い合う孔縁はX字状となっ
ており、中心部については二層パイプ8の隔壁9の肉厚
程度の間隔をもっているのである。
ており、中心部については二層パイプ8の隔壁9の肉厚
程度の間隔をもっているのである。
この貫通孔15は、接続ピース5の各接続スリーブ6の
ベース側開口端とカバーピース1の各通気路3とを各々
独立のまま一連のものとして連通させる。
ベース側開口端とカバーピース1の各通気路3とを各々
独立のまま一連のものとして連通させる。
上述の構成のウェザ−カバーは、接続ピース5をカバー
ピース1に接続し、接続スリーブ6を各々二層パイプ8
に嵌合させ、第3図によって示すように家屋の壁構造1
6の屋外側面に開口部4を下向にして取付けられる。
ピース1に接続し、接続スリーブ6を各々二層パイプ8
に嵌合させ、第3図によって示すように家屋の壁構造1
6の屋外側面に開口部4を下向にして取付けられる。
そしてこの場合、二層パイプ8は少なくともそのウェザ
−カバーとの接続端側については、隔壁9がおおむね垂
立する姿勢に配管する必要がある。
−カバーとの接続端側については、隔壁9がおおむね垂
立する姿勢に配管する必要がある。
それは、二層パイプ8の姿勢にウェザ−カバーの取付姿
勢が追随することになるためである。
勢が追随することになるためである。
しかし、実際には二層パイプ8の上述した姿勢を厳密に
得ることははなはだ困難で、第4図のように周方向に若
干回ったずれた姿勢に配管されることが多いのである。
得ることははなはだ困難で、第4図のように周方向に若
干回ったずれた姿勢に配管されることが多いのである。
しかし、本例のウェザ−カバーによれば、ある範囲での
二層パイプ8の周方向のずれは、接続ピース5とカバー
ピース1との相対回動で吸収でき、ウェザ−カバーの取
付姿勢は正規通りにすることができる。
二層パイプ8の周方向のずれは、接続ピース5とカバー
ピース1との相対回動で吸収でき、ウェザ−カバーの取
付姿勢は正規通りにすることができる。
すなわち、例えば第4図に示すように二層パイプ8の接
続端が正規の姿勢より左回りに若干ずれている場合でも
、ウェザ−カバーを壁構造16の外側からその各接続ス
リーブ6を二層パイプ8の各通気部10に内嵌合させ、
適宜調整部14の範囲で回動調整して二層パイプ8のず
れとは関係なくウェザ−カバーを正しい姿勢に取付ける
ことができるのである。
続端が正規の姿勢より左回りに若干ずれている場合でも
、ウェザ−カバーを壁構造16の外側からその各接続ス
リーブ6を二層パイプ8の各通気部10に内嵌合させ、
適宜調整部14の範囲で回動調整して二層パイプ8のず
れとは関係なくウェザ−カバーを正しい姿勢に取付ける
ことができるのである。
それは、第3図に示すようにカバーピース1の回動が二
層パイプ8の隔壁9の傾むきを許容するためで、二層パ
イプ8と接続ピース5に対して、ウェザ−カバーをある
範囲(調整部の広さで規定される)において相対回動で
き、それによりウェザ−カバーの姿勢を調整できるため
である。
層パイプ8の隔壁9の傾むきを許容するためで、二層パ
イプ8と接続ピース5に対して、ウェザ−カバーをある
範囲(調整部の広さで規定される)において相対回動で
き、それによりウェザ−カバーの姿勢を調整できるため
である。
なお、接続ピース5は、壁構造16の外面にそのベース
プレート7がカバーピース1側へ押えられることになる
から、その接続状態は安定である。
プレート7がカバーピース1側へ押えられることになる
から、その接続状態は安定である。
以上、実施例による説明からも明らかなように本考案は
、隔壁で二区分されたほぼ円形断面の二層パイプの端に
接続する接続ピースに、二層パイプの各通気部に内嵌合
できる二連の接続スリーブを設け、かつこの接続スリー
ブ間に二層パイプの隔壁を収めうる、逃げ部としての間
隔を形成し、さらに屋外に露出させるカバーピースに接
続ピースを相対回動が可能に接続できるように構成して
、接続部においてずれの吸収を実施しうるようにした通
気系のウェザ−カバーであるから、接続部に形成した扇
形の貫通孔が接続ピース側とカバーピース側との連通を
維持する範囲でのずれろ調整が可能で、二層パイプのあ
る範囲内での配管姿勢のばらつきがウェザ−カバーの姿
勢のばらつきとならずに済む利点がある。
、隔壁で二区分されたほぼ円形断面の二層パイプの端に
接続する接続ピースに、二層パイプの各通気部に内嵌合
できる二連の接続スリーブを設け、かつこの接続スリー
ブ間に二層パイプの隔壁を収めうる、逃げ部としての間
隔を形成し、さらに屋外に露出させるカバーピースに接
続ピースを相対回動が可能に接続できるように構成して
、接続部においてずれの吸収を実施しうるようにした通
気系のウェザ−カバーであるから、接続部に形成した扇
形の貫通孔が接続ピース側とカバーピース側との連通を
維持する範囲でのずれろ調整が可能で、二層パイプのあ
る範囲内での配管姿勢のばらつきがウェザ−カバーの姿
勢のばらつきとならずに済む利点がある。
従って、この種の設備工事の煩られしさを解消して、工
事の簡略なものとなし得るうえ、外観上も良好な通気系
のウェザ−カバーの取付姿勢が得られる利点がある。
事の簡略なものとなし得るうえ、外観上も良好な通気系
のウェザ−カバーの取付姿勢が得られる利点がある。
第1図は、本考案の適用例としてのウェザ−カバーの全
体を示す分解斜視図、第2図は取付状態のウェザ−カバ
ーを示す縦断面図、第3図は、その二層パイプとの接続
側の構成を示す側面図、第4図は、二層パイプの接続端
の配管時の状態の一例を示す端面図である。 なお図中同一符号は同一又は相当部部分を示す。 1・・・・・・カバーピース、2・・・・・・仕切壁、
3・・・・・・通気路、4・・・・・・開口部、5・・
・・・・接続ピース、6・・・・・・接続スリーブ、7
・・・・・・ベースプレート、8・・・・・・二層パイ
プ、9・・・・・・隔壁、10・・・・・・通気部、1
1・・・・・・逃げ部、13・・・・・・接続凹部、1
4・・・・・・調整部、15・・・・・・貫通孔。
体を示す分解斜視図、第2図は取付状態のウェザ−カバ
ーを示す縦断面図、第3図は、その二層パイプとの接続
側の構成を示す側面図、第4図は、二層パイプの接続端
の配管時の状態の一例を示す端面図である。 なお図中同一符号は同一又は相当部部分を示す。 1・・・・・・カバーピース、2・・・・・・仕切壁、
3・・・・・・通気路、4・・・・・・開口部、5・・
・・・・接続ピース、6・・・・・・接続スリーブ、7
・・・・・・ベースプレート、8・・・・・・二層パイ
プ、9・・・・・・隔壁、10・・・・・・通気部、1
1・・・・・・逃げ部、13・・・・・・接続凹部、1
4・・・・・・調整部、15・・・・・・貫通孔。
Claims (2)
- (1)通気部が中央の隔壁で左右に区分され、全体がほ
ぼ円形断面に構成されている二層パイプの各通気端部に
対して内嵌合する、二層パイプの隔壁の収まる間隔をも
って並ぶ二連の接続スリーブを、フランジ状のベースプ
レートの片面に突出させてなる接続ピースと、内部空間
が仕切壁で縦に分割されて、一端が屋外にそれぞれ開放
した二つの独立した通路をもつ屋外に露出させられるカ
バーピースとからなり、前記カバーピースには、その各
通路の一端が臨む一側に接続ピースのベースプレートを
回動可能に収めうる接続凹部を形式し、この接続凹部に
は接続ピースの各接続スリーブのベース側開口端と各通
路とを対応関係に連通させる扇形の貫通孔を仕切壁に対
して対称に配設した構成の通気系のウェザ−カバー。 - (2)扇形の貫通孔の中心部での間隔が、二層パイプの
隔壁の肉厚程度に設定されている実用新案登録請求の範
囲第1項記載の通気系のウェザ−カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10110680U JPS6032821Y2 (ja) | 1980-07-17 | 1980-07-17 | 通気系のウエザ−カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10110680U JPS6032821Y2 (ja) | 1980-07-17 | 1980-07-17 | 通気系のウエザ−カバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5724425U JPS5724425U (ja) | 1982-02-08 |
JPS6032821Y2 true JPS6032821Y2 (ja) | 1985-10-01 |
Family
ID=29462617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10110680U Expired JPS6032821Y2 (ja) | 1980-07-17 | 1980-07-17 | 通気系のウエザ−カバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032821Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61185539U (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-19 |
-
1980
- 1980-07-17 JP JP10110680U patent/JPS6032821Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5724425U (ja) | 1982-02-08 |
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