JPS6032808B2 - 流速流量測定装置 - Google Patents

流速流量測定装置

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JPS6032808B2
JPS6032808B2 JP52063123A JP6312377A JPS6032808B2 JP S6032808 B2 JPS6032808 B2 JP S6032808B2 JP 52063123 A JP52063123 A JP 52063123A JP 6312377 A JP6312377 A JP 6312377A JP S6032808 B2 JPS6032808 B2 JP S6032808B2
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JP
Japan
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stress
vortex generator
vortex
detection
section
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JP52063123A
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JPS53148470A (en
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武弘 沢山
一宏 潮見
敏夫 阿賀
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカルマン渦を利用した流速流量測定装置に関す
るものである。
更に詳述すれば、カルマン渦により渦発生体に生ずる交
番の内部せん断力を検出して、渦信号として取り出した
流速流量を測定する流速流量測定装置に関するものであ
る。
本発明の目的は、管路や測定流体を伝幡してくる振動ノ
イズの影響を受けることがなく、かつ簡単な構成で、感
度、安定性に秀れ、堅牢で耐久性のあり、使用可能温度
範囲の広い流速流量測定装置を提供するにある。
以下図面により本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成説明図、第2図は第1
図の要部斜視図である。
第1,2図において、1は測定流体の流れる管路、2は
管礎1に直角に挿入された柱状の渦発生体で、この場合
は両端が管略1に固定された断面三角形状のものを示し
たが、他の形状、例えば断面矩形状等でもよい。
21は渦発生体2に連結された支持部で、この場合は円
筒状に構成されている。
22は支持部21を介して渦発生体2を支持する取付け
フランチ、31は円筒状の検出センサ部で、支持部21
の円筒内に設けられ、せん断応力に対して感度の大きい
性格を有するものが用いられている。
この場合はニオブ酸リチウム(LiNb03)よりなる
圧電素子が使用されている。
32は封着体で、絶縁材よりなり、検出センサ部31を
支持部21の円筒内に周囲より絶縁して封着するもので
、この場合はガラス材が用いられている。而して、検出
センサ部31と封着体32により応力検出部3が構成さ
れる。以上の構成において、管路1内に測定流体が矢印
×の方向に流れ、渦発生体2に流れがあたると、その後
流速に渦が発生する。
この渦により、渦発生体2に生ずる交番の揚力により、
渦発生体2には曲げモーメントMとねじりモーメントQ
が働く。支持部21にはこのねじりモーメントQにより
せん断応力が生じ、検出センサ部31により内部応力の
変化(この場合は電圧の変化)が検出される。この変化
の回数を検出する事により渦発生周波数が検出できる。
今、検出センサ部として圧電素子を使用した場合につい
て、その検出原理を説明すると、圧電素子は応力〇,を
受けると圧電効果により電圧△V,を発生する。
式で示すと次の如くなる。△V,=d・〇.・t
{1}F
‘2,〇・=nl太ここで、d:圧電定数 t:電極間距離 n,:定数 A,:センサ部の剛性 F:渦放出による交番力 本発明の内部応力検出方式では渦発生体内に生じる応力
を直接検出するものであり、小さな応力でも充分な出力
が得られる。
この結果、センサ部の剛性を大きくするこができる。従
来より一般に用いられて来た歪ゲージを使用した歪検出
方式では、渦発生体内に生じた応力を物体の表面上の歪
みに変換し、これを検出するもので、その発生電圧△V
2はブリッヂ回路に組み込まれた、歪ゲージ一個当りで
は、△V2=基子二=K;・青 ‘31F
‘4,02=−・勾ここで
、K:ゲージフアクタ e:印加電圧 ご:歪 ひ2:応力 E:ヤング率 山:定数 ん:センサ部の剛性 で表わされる。
充分な検出感度を得るためには、物体表面上の歪の大き
いことが必要であり、センサ部の剛性を小さくしなけれ
ばならない。歪検出素子として圧電素子を用いた場合に
おいても、物体表面に生じた歪により圧電素子が応力う
け、電気的出力が得られる。この場合においても、大き
な出力を得るためには大きな歪を物体表面上に生じさせ
る必要がある。以上の如く、歪検出方式では本質的に堅
牢なセンサを作るのが難かしい。更に具体例をあげて説
明すると、渦発生体に作用する交番力は測定流体の流速
の2案に比例する。したがって、歪も流速の2黍に比例
する。カルマン渦を利用した流速流量測定数量の特徴の
1つにはしンジアビリテイが広いことにある。今、たと
えば0.3〜1仇h/sの流速範囲を測定しようとする
と歪は約100の音の変化範囲となる。金属の場合、繰
返し歪に耐え得る安全使用限界は100〜200マイク
ロストレイン程度である。これを技大流速側h/sに対
応させると、最小流速0.3m/sに対して発生する歪
は0.1〜0.2マイクロストレィン程度となり歪の検
出が困難となる。半導体ストレンゲージ又は圧電素子を
使用しても、堅牢な構造での歪の検出は困難である。測
定範囲をたとえばlm/s〜8h/sのように小さな幅
に分けるとよいが、1つのセンサでカバーできるレンジ
幅が狭くなる欠点を有する。以上説明したように、歪検
出方式では感度をあげるためには剛性を小さくしなけれ
ばならず、堅牢にできない本質的な欠点を有し、而も、
剛性を小さくするにも限界がある。
これに比して、内部応力検出方式ではセンサ部の剛性は
大でよいので堅牢にできる。
この場合、カルマン渦の放出により生ずる交番力により
、渦発生体2には第1図に示すように曲げモーメントM
とねじりモーメントQが働き、曲げモーメントMにより
伸縮応力。
oが、ねじりモーメントQによりせん断応力。oが渦発
生体に生じ、内部応力となる。前述【1}式の応力り,
はこの伸縮応力。o あるいはせん断応力7oである。
本発明装置においては、せん断応力に対して感度の大き
い特性を有する応力検出素子が用いられているのでせん
断応力7oを検出する事になる。したがって、応力検出
素子の装贋位置はせん断応力が発生する個所であれば、
いずこでもよい。第3図は本発明の他の実施例の要部構
成説明図である。図において、検出センサ部31は支持
部21の円筒内に固着33されている。
この場合は接着剤により接着されている。固着方法とし
ては、たとえば接着、溶接、圧入等を用いることができ
る。第4図は本発明の別の実施例の構成説明図である。
図において、31は円筒状の検出センサ部で支持部21
の円筒内に着脱自由に挿入されている。
5は鍔を有する円柱状の固定体で、ボルト51を締めて
支持部21の内筒内に挿入された検出センサ部31を支
持部21内に押圧固定するように構成されている。
このように構成すれば保守時等には渦発生体2は管路1
に取付けたまま、検出センサ部31を渦発生体2により
取りはずすことができるので、測定流体の流れをとめる
ことなく検出部センサ部31の保守点検が容易にできる
。第5図A,B,Cは本発明の他の実施例の要部構成説
明図である。図において、6は検出センサ部で、支持部
21の円筒内に挿入され、封着体32により支持部21
の円筒内に封着されているもので、検出センサ部6を渦
発生体2と別個にあらかじめ作るこをができて製作が容
易となる。
Aは検出センサ部6を底を有する円筒状の容器61と、
該容器61内に着脱自由に挿入されたニオブ酸リチウム
よりなる円板状の圧電素子部62と該圧電素子部62を
容器611こボルト631を用いて押圧固定する鍔部6
32を有する円柱状の固定体63とで構成したもの。
Bは検出センサ部6を容器61と、該容器61内に挿入
固着64された円板状の圧電素子部62で構成したもの
で、固着方法としてはたとえば接着、溶接、圧入等を用
いることができる。Cは検出センサ部6を容器61と、
該容器61内に挿入された円板上の圧電素子部62と、
該圧電素子部62を容器61内に封着するガラス材より
なる封着体65で構成したものである。第6図は本発明
の別の実施例の要部構成説明図、第7図は第6図の要部
の構成説明図である。
第6,7図において、圧電素子部62は第7図に示すよ
うに円板状をなし、その中心は渦発生体2の中心軸上に
ある。而して、圧電素子部62は円板状の素子本体62
1と電極622,623,624よりなる。電極622
は薄円板状をなし、素子本体621の一面側に設けられ
ている。−方、電極623,624はほぼ弓形をなし、
素子本体621の他面側に素子本体621の中心を挟ん
で、対称形に設けられている。このように構成すると、
電極622一電極623、電極622一電極624間に
検出される渦信号は第8図A,Bに示すように逆位相に
なり、この出力を差動的に取り出すと第8図Cの如く、
第8図A,Bに比して2倍の出力が得られる。この場合
、検出素子は1個で良いのでコストダウンが計れ、小さ
なスペースにまとめられるので、コンパクトなものが得
られる。なお、第7図に示した圧電素子部62は第9図
Aに示す如く円筒形状、第9図Bのような長万体状或は
第9図Cの如きドーナツ盤状に構成されてもよい。
なお、前記封着体32,65としてガラスを使用すれば
、‘11 内部応力を確実に素子に伝えられる。
■ イヒ学的に安定であり、耐食性があり蓬年変化が少
し、o‘31 樹脂系の接着剤を使用した場合に比して
、耐熱性が高くなる(ガラスの熔融温度500qo以上
)。
{41 素子の固定と電気的な絶縁を同時に達成するこ
とができる。
等の利点が得られる。
なお、前述の実施例においては、渦発生体2の両端は管
略1に固定されていると説明したが、固定端一目由端、
或は、固定端−支持端の組み合せであってもよい。
また、渦発生体2の固定方法は溶接、ねじ締め、ボルト
締め等のいずれでもよいことは勿論である。
また、応力検出部3は前述の実施例においては、渦発生
体2の取付けフランヂ22側の支持部21内に取付けら
れていると説明したが、渦発生体の他端側に取付けられ
てもよく、要するに内部応力の検出できる個所であれば
いずれの個所に取付けられてもよい。
検出センサ部31或は圧電素子部62は前述の実施例に
おいては、ニオブ酸リチウムよりなる圧電素子と説明し
たが、ニオブ酸リチウムや水晶等の圧電性結晶、或はジ
ルコン・チタン酸鉛(PZT)やチタン酸鉛等のセラミ
ック系圧電磁器でもよく、要するに内部応力を検知でき
るものであればよい。
また、封着体32,65はガラスでなく、たとえばセラ
ミック系あるいはセメント系の封着村でもよく、要する
に渦発生体2に生ずる内部応力が応力検出素子に確実に
感度よく伝達され、電気的に絶縁され、化学的に安定な
ものであればよい。
また、本発明装置においては、測定流体との接液部を全
て耐蝕材料に選ぶこともできる。又薮液部を耐食材でコ
ーティングした場合においても、従来装置のダイヤフラ
ムや感V熱素子等を用いた場合に如く感度の低下の恐れ
はないので高腐蝕性の測定流体に使用することができ、
耐蝕性のすぐれた装置が得られる。以上説明したように
、本発明はカルマン渦の放出により渦発生体に使用する
交番のねじりモーメントにより渦発生体に生ずる内部せ
ん断応力を応力検出部により検出し、この内部せん断応
力の交番の回数を渦発生周波数を検出して測定流体の流
速或は流量を測定するようにした。この結果、管略や測
定流体を伝幡してくる、例えばポンプ、コンブレッサー
、ダンパーの開閉等による流体振動ノイズ、(主として
管略の麹方向或は管路の軸と直角方向に微小変動するも
のが殆んどで伸縮応力。oに影響を及ぼす。)による影
響を受けることながく、測定流体の流速或は流量が微小
な値になってもS/N比が低下することがない。したが
って測定流体の流速または流量を広い範囲に亘つて高精
度で測定を行うことができる。また、応力検出部は渦発
生体と一体的に構成され、可動部、導圧孔等がなく構造
がきわめて簡単となり、堅牢で、かつ感度のよく、渦発
生体等にゴミが付着しても感度が低下しないものが得ら
れる。
また、測定流体との薮液部分には耐食材料が自由に選べ
、しかも、コーティングに対する制約もないので高腐蝕
性の測定流体にも使用することができる。特に、応力検
出素子の渦発生体への封着体に耐熱性の高い、たとえば
ガラス等を使用すれば、更に耐熱性の良いものが得られ
る。
したがって、従来装置の使用が困難であった、高温高腐
蝕性の測定流体領域の測定をも可能となる。また管路振
動によるノイズ等も容易に取り除くこができる流速流量
測定装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成説明図、第2図は第1
図の要部斜視図、第3図〜第6図は本発明の他の実施例
の構成説明図、第7図は第6図の要部構成説明図、第8
図は差動出力の説明図、第9図は本発明の別の実施例の
構成説明図である。 1・・・・・・管路、2・・・・・・渦発生体、3・・
・・・・応力検出部、31……検出部センサ部、32…
…封着体、5・・・・・・固定体、51・・・・・・ボ
ルト、6・・・・・・検出センサ部、61・・・・・・
容器、62・・・・・・圧電素子部、65・・・・・・
封着体。 次 ′ 図 〆2図 〆J図 〆4図 〆J図 久ク図 オ7図 〆8図 〆?図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カルマン渦により渦発生体に作用する交番力を検出
    して流速流量を測定する流速流量測定装置において、測
    定流体の流れる管路に直角に挿入された渦発生体と、該
    渦発生体に生ずる内部せん断応力を検出する応力検出部
    とを具備してなる流速流量測定装置。
JP52063123A 1977-05-30 1977-05-30 流速流量測定装置 Expired JPS6032808B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52063123A JPS6032808B2 (ja) 1977-05-30 1977-05-30 流速流量測定装置

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JP52063123A JPS6032808B2 (ja) 1977-05-30 1977-05-30 流速流量測定装置

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Publication Number Publication Date
JPS53148470A JPS53148470A (en) 1978-12-25
JPS6032808B2 true JPS6032808B2 (ja) 1985-07-30

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ID=13220178

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JP52063123A Expired JPS6032808B2 (ja) 1977-05-30 1977-05-30 流速流量測定装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55108919U (ja) * 1979-01-26 1980-07-30
JPS57147721U (ja) * 1981-03-12 1982-09-17
JPS60158117U (ja) * 1984-03-30 1985-10-21 横河電機株式会社 渦流量計

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JPS53148470A (en) 1978-12-25

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