JPS6032665Y2 - バウンド吸収装置 - Google Patents
バウンド吸収装置Info
- Publication number
- JPS6032665Y2 JPS6032665Y2 JP11211077U JP11211077U JPS6032665Y2 JP S6032665 Y2 JPS6032665 Y2 JP S6032665Y2 JP 11211077 U JP11211077 U JP 11211077U JP 11211077 U JP11211077 U JP 11211077U JP S6032665 Y2 JPS6032665 Y2 JP S6032665Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- contact piece
- lever
- pin
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Shutters For Cameras (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、所定の運動をする部材が停止位置においてバ
ウンドするのを防止するためのバウンド吸収装置に関す
る。
ウンドするのを防止するためのバウンド吸収装置に関す
る。
例えばカメラにおいて、シャッタ羽根等を駆動するため
のピンは正確な露光をなすためには停止位置においてバ
ウンドすることなく停止されねばならない。
のピンは正確な露光をなすためには停止位置においてバ
ウンドすることなく停止されねばならない。
本考案は、このような点に鑑み、所定の運動をする部材
が停止位置においてバウンドすることなく停止するよう
にしたバウンド吸収装置を提供することを目的とする。
が停止位置においてバウンドすることなく停止するよう
にしたバウンド吸収装置を提供することを目的とする。
以下、本考案を図面に示す実施例により説明する。
図は本考案に係るバウンド吸収装置をカメラに適用した
ものを示しており、支軸1に一端部が回動自在に枢着さ
れたレバー2にはピン3が植設されている。
ものを示しており、支軸1に一端部が回動自在に枢着さ
れたレバー2にはピン3が植設されている。
このピン3は、レバー2の回動に伴ない基板4に形成さ
れた円弧状溝5に沿って移動するようになっており、図
において時計方向に移動する際にシャッタ羽根(図示せ
ず)等を駆動し、露光がなされるようになっている。
れた円弧状溝5に沿って移動するようになっており、図
において時計方向に移動する際にシャッタ羽根(図示せ
ず)等を駆動し、露光がなされるようになっている。
前記支軸1には駆動アーム6の基部が前記レバー2とは
独立的に回動自在に枢着されており、この基部には部分
歯車7が形成されている。
独立的に回動自在に枢着されており、この基部には部分
歯車7が形成されている。
なお、前記駆動アーム6の先端部は係合部8とされ、前
記円弧状溝5を越えて延在している。
記円弧状溝5を越えて延在している。
前記部分歯車7には、支軸9を中心として揺動自在な扇
形歯車10が噛合しており、この扇形歯車10は図示し
ない固定部材との間に介装されたコイルばね11により
反時計方向に付勢されている。
形歯車10が噛合しており、この扇形歯車10は図示し
ない固定部材との間に介装されたコイルばね11により
反時計方向に付勢されている。
なお、前記扇形歯車10の一側面12に当接し得るよう
なストッパ13が設けられており、両歯車7,13が噛
合している範囲外まで扇形歯車10がばね11により反
時計方向に回動されないようになっている。
なストッパ13が設けられており、両歯車7,13が噛
合している範囲外まで扇形歯車10がばね11により反
時計方向に回動されないようになっている。
前記扇形歯車10は図示しない巻上げレバーと接続され
ており、巻上げレバーを操作すると一度第2図の状態か
ら時計方向に回動した後、反時計方向に回動して図の状
態に復するようになっている。
ており、巻上げレバーを操作すると一度第2図の状態か
ら時計方向に回動した後、反時計方向に回動して図の状
態に復するようになっている。
つぎに、前記レバー2は図示しない固定部材との間に介
装されたコイルばね14により時計方向に付勢されてお
り、またピン3が円弧状溝5のチャージ端部15(第1
図に示す位置)に位置するときに、支軸16を中心とし
て回動自在な係合片17に先端部18が係合し、ばね1
4の力に抗してこの位置に拘束されるようになっている
。
装されたコイルばね14により時計方向に付勢されてお
り、またピン3が円弧状溝5のチャージ端部15(第1
図に示す位置)に位置するときに、支軸16を中心とし
て回動自在な係合片17に先端部18が係合し、ばね1
4の力に抗してこの位置に拘束されるようになっている
。
前記保合片17は図示しないレリーズボタンと接続され
ており、このレリーズボタン押すと、係合片17は反時
計方向に回動し、前記レバー2を解放するようになって
いる。
ており、このレリーズボタン押すと、係合片17は反時
計方向に回動し、前記レバー2を解放するようになって
いる。
前記円弧状溝5のピン3の走行端部19の上部には接触
片20の先端部21が臨んでいる。
片20の先端部21が臨んでいる。
この接触片20は支軸22を中心として揺動自在に配設
されており、ばね23により時計方向に付勢されている
。
されており、ばね23により時計方向に付勢されている
。
一方、前記接触片20の近傍には、支軸24を中心とし
て揺動自在とされたバウンド片25が配設されており、
このバウンド片25はばね26により反時計方向に付勢
されている。
て揺動自在とされたバウンド片25が配設されており、
このバウンド片25はばね26により反時計方向に付勢
されている。
しかして、このバウンド片25の基部には段部27が形
成されており、この段部27には前記接触片20に突設
された突部28が係合し得るようになっている。
成されており、この段部27には前記接触片20に突設
された突部28が係合し得るようになっている。
よって、接触片20およびバウンド片25がそれぞれば
ね23.26により回動しである位置まで達すると、前
記突部28が前記段部27に係合し、両片20,25の
それ以上の回動は拘束される。
ね23.26により回動しである位置まで達すると、前
記突部28が前記段部27に係合し、両片20,25の
それ以上の回動は拘束される。
前記バウンド片25の先端部29は、前記接触片20の
突部28による拘束を越えて時計方向に回動したときに
、前記円弧状溝5の上方に臨むようになっている。
突部28による拘束を越えて時計方向に回動したときに
、前記円弧状溝5の上方に臨むようになっている。
なお、前記レバー2は前記駆動アーム6、接触片20お
よびバウンド片25のいずれとも当接しない位置にある
。
よびバウンド片25のいずれとも当接しない位置にある
。
また、接触片20の先端部21はバウンド片25の先端
部29と当接しないように途中に屈曲部30が形成され
ており、他方、前記駆動アーム6の先端部8はバウンド
片25の先端部29に当接するようにされている。
部29と当接しないように途中に屈曲部30が形成され
ており、他方、前記駆動アーム6の先端部8はバウンド
片25の先端部29に当接するようにされている。
つぎに、前述した実施例の作用を説明する。
第1図はレバー2がチャージ状態にあることを示してい
るが、この状態において、レリーズボタン(図示せず)
を手で押すと係合片17が反時計方向に回動し、レバー
2を解放する。
るが、この状態において、レリーズボタン(図示せず)
を手で押すと係合片17が反時計方向に回動し、レバー
2を解放する。
すると、レバー2はばね14に引張られ時計方向に回動
し、このレバー2に植設されたピン3もレバー2ととも
に円弧状溝5に沿って回動する。
し、このレバー2に植設されたピン3もレバー2ととも
に円弧状溝5に沿って回動する。
このピン3はその回動中に接触片20の先端部21を蹴
り、接触片20をばね23の力に抗して反時計方向に回
動させる。
り、接触片20をばね23の力に抗して反時計方向に回
動させる。
この結果、接触片20の突部28はバウンド片25の段
部27との係合を解かれ、バウンド片25はばね26に
より反時計方向へ回動する。
部27との係合を解かれ、バウンド片25はばね26に
より反時計方向へ回動する。
したがって、このバウンド片25の先端部29はピン3
を追うように回動し円弧状溝5の走行端部19に衝突し
たピン3がバウンドしようとする際にこのピン3に衝突
する。
を追うように回動し円弧状溝5の走行端部19に衝突し
たピン3がバウンドしようとする際にこのピン3に衝突
する。
衝突する原理により、ピン3は停止し、バウンド片25
がこのピン3のバウンドを肩替りしてバウンドし、最終
的にばばね26の力により第2図に示す状態で停止する
。
がこのピン3のバウンドを肩替りしてバウンドし、最終
的にばばね26の力により第2図に示す状態で停止する
。
したがって、ピン3はバウンドすることなく停止するの
で、正確な露光が得られる。
で、正確な露光が得られる。
この第2図に示す状態から第1図に示すチャージ状態に
戻すためには、巻上げレバー(図示せず)を操作する。
戻すためには、巻上げレバー(図示せず)を操作する。
この結果、扇形歯車10がばね11の力に抗して時計方
向に回動し、この扇形歯車10と噛合している駆動アー
ム6を反時計方向に揺動せしめる。
向に回動し、この扇形歯車10と噛合している駆動アー
ム6を反時計方向に揺動せしめる。
すると、この駆動アーム6がピン3およびバウンド片2
5をそれぞればね14゜26の力に抗して反時計方向に
回動せしめ、ピン3の拘束から解放された接触片20も
ばね23の力により時計方向に回動する。
5をそれぞればね14゜26の力に抗して反時計方向に
回動せしめ、ピン3の拘束から解放された接触片20も
ばね23の力により時計方向に回動する。
よって、接触片20の突部28がバウンド片25の段部
27と係合し、第1図に示す状態に復する。
27と係合し、第1図に示す状態に復する。
一方、ピン3は駆動アーム6により円弧状溝5のチャー
ジ端部15に達するまで回動され、この位置で係合片1
7にレバー2の先端部18が係合し、レバー2はこの位
置に拘束される。
ジ端部15に達するまで回動され、この位置で係合片1
7にレバー2の先端部18が係合し、レバー2はこの位
置に拘束される。
なお、巻上げレバーの操作により回動された駆動アーム
6および扇形歯車10は、巻上げレバーから手を離すと
ばね11の力により第1図に示す状態に復する。
6および扇形歯車10は、巻上げレバーから手を離すと
ばね11の力により第1図に示す状態に復する。
本考案に係るバウンド吸収装置は、前述したように、運
動体がその停止端部において接触片と接触することによ
り、この接触片に回動を拘束されていたバウンド片が運
動体に対し追従移動し、運動体の移動端のバウンドを肩
替りするので、運動体は所定の移動経過に沿って予定の
移動をしたのち、速やかに停止する。
動体がその停止端部において接触片と接触することによ
り、この接触片に回動を拘束されていたバウンド片が運
動体に対し追従移動し、運動体の移動端のバウンドを肩
替りするので、運動体は所定の移動経過に沿って予定の
移動をしたのち、速やかに停止する。
したがって、この運動体を例えばカメラのシャッタ羽根
を駆動する部材とした場合には極めて正確な露光が得ら
れるといる優れた効果を奏する。
を駆動する部材とした場合には極めて正確な露光が得ら
れるといる優れた効果を奏する。
第1図は本考案に係るバウンド吸収装置をカメラに適用
した実施例を示す平面図で、チャージされた状態を示す
平面図、第2図は第1図の作動完了状態を示す一部省略
平面図、第3図は第1図のチャージ途中の状態を示す一
部省略平面図である。 2・・・・・・レバー、3・・・・・ゼン、5・・・・
・・円弧状溝、6・・・・・・駆動アーム、10・・・
・・・扇形歯車、17・・・・・・係合片、20・・・
・・・接触片、25・・・・・・バウンド片。
した実施例を示す平面図で、チャージされた状態を示す
平面図、第2図は第1図の作動完了状態を示す一部省略
平面図、第3図は第1図のチャージ途中の状態を示す一
部省略平面図である。 2・・・・・・レバー、3・・・・・ゼン、5・・・・
・・円弧状溝、6・・・・・・駆動アーム、10・・・
・・・扇形歯車、17・・・・・・係合片、20・・・
・・・接触片、25・・・・・・バウンド片。
Claims (1)
- 運動体の移動方向と反対方向にばね付勢され、運動体の
停止端部の移動経過上に臨み得るように回動自在とされ
た接触片と、前記運動体の移動方向にばね付勢され、運
動体の移動端部の移動経過上に臨み得るように回動自在
とされたバウンド片とを有し、前記接触片およびバウン
ド片は、接触片のみが前記移動経過上に臨む位置におい
て相互に回動を拘束する係合部を備えており、前記接触
片に運動体が当接してこの拘束を解放することにより前
記バウンド片が運動体に追従して移動し、この運動体の
バウンドを肩替りするようにしたことを特徴とするバウ
ンド吸収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11211077U JPS6032665Y2 (ja) | 1977-08-22 | 1977-08-22 | バウンド吸収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11211077U JPS6032665Y2 (ja) | 1977-08-22 | 1977-08-22 | バウンド吸収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5438040U JPS5438040U (ja) | 1979-03-13 |
JPS6032665Y2 true JPS6032665Y2 (ja) | 1985-09-30 |
Family
ID=29060608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11211077U Expired JPS6032665Y2 (ja) | 1977-08-22 | 1977-08-22 | バウンド吸収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032665Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835973U (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-09 | トヨタ自動車株式会社 | 塗装ブ−ス |
-
1977
- 1977-08-22 JP JP11211077U patent/JPS6032665Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5438040U (ja) | 1979-03-13 |
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