JPS6032638B2 - 3−アミノピラゾロ〔3,4−d〕ピリミジン誘導体 - Google Patents

3−アミノピラゾロ〔3,4−d〕ピリミジン誘導体

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JPS6032638B2
JPS6032638B2 JP10519176A JP10519176A JPS6032638B2 JP S6032638 B2 JPS6032638 B2 JP S6032638B2 JP 10519176 A JP10519176 A JP 10519176A JP 10519176 A JP10519176 A JP 10519176A JP S6032638 B2 JPS6032638 B2 JP S6032638B2
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hydrogen atom
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建彦 仲
純康 古川
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は医薬として有用な新規3−アミノピラゾロ〔3
,4一d〕ピリミジン誘導体に関する。
さらに詳しくは、本発明は一般式〔式中、R1、R2お
よびR4はそれぞれ水素原子またはアルキル基を、R3
は水素原子、アルキル基、ハロゲン原子で置換されてい
てもよいァリ−ル基、アラルキル基またはアシル基を、
R5は水素原子、アシル基、アルキルカルバモィル基ま
たはアルキルチオカルバモィル基を示し、R5が水素原
子のときR3はアルキル基、ハロゲン原子で置換されて
いてもよいアリール基、アラルキル基またはアシル基を
、R5がアシル基、アルキルカルバモィル基またはアル
キルチオカルバモィル基のときRIおよびR2はアルキ
ル基を表わす〕で表わされる3−アミノピラゾロ〔3,
4一d〕ピリミジン誘導体およびその塩に関する。
上記一般式(1)に関し、R1、R2、R3およびR4
で示されるアルキル基としては、好ましくは低級アルキ
ル基、なかでも炭素数6以下のアルキル基(例、メチル
、エチル、n−プロピル、iープロピル、nーブチル、
i−ブチル、sec−ブチル、tーブチル、n−ペンチ
ル、i−ペンチル、nーヘキシル、i−へキシル基)が
あげられ、とりわけ炭素数4以下のアルキル基が好まし
い。
R3で示されるハロゲン原子で置換されていてもよいア
リール基におけるアリール基としては、フエニル基、ナ
フチル基などがあげられ、なかでもフェニル基が好まし
い。かかるアリール基の置換分としてのハロゲン原子と
しては、たとえば塩素、フッ素、臭素、ヨウ素があげら
れる。R3で示されるァラルキル基としては、アルキル
部分の炭素数3以下のアラルキル基が好ましく、たとえ
ばペンジル基、フヱネチル基などがあげられる。R3お
よびR5でR5で示されるアシル基としては、たとえば
低級ァルカノィル基、置換されてもよいペンゾイル基な
どがあげられ、とりわけアルキル基部分の炭素数4以下
の低級アルカノィル基(例、アセチル、ブロピオニル、
nーブチリル「i−ブチリル基)、ベンゾィル基が好ま
しい。R5で示されるアルキルカルバモィル基およびア
ルキルチオカルバモィル基におけるアルキル基は、前記
したRIなどにおけるアルキル基と同様に例示される。
上記一般式(1)において、R5が水素原子のときはR
3はァルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい
アリール基、アラルキル基またはアシル基を、R5がア
シル基、アルキルカルバモィル基またはアルキルチオカ
ルバモィル基のときはRIおよびR2はアルキル基を表
わすものとし、R4がアルキル基のときはR3はアルキ
ル基であることが好ましい。
上記一般式(1)の化合物としては、RIおよびR2が
低級アルキル基、R3が低級アルキル基または低級アル
カノィル基、R4が水素原子、R5が水素原子またはア
シル基である化合物が好ましい。
上記一般式(1)の化合物は、たとえば以下に示すよう
な各種の方法によって製造することができる。
〔式中、RIおよびR2は前記と同意菱、R3′はアル
キル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいアリール
基、アラルキル基またはアシル基を示す〕〔式中、RI
′およびR2′はそれぞれアルキル基を、R3″はァル
キル基またはアシル基を、R5′は水素原子または−C
SNHR3″(R″は前記と同意義)を示す〕〔式中、
RI′、R2′およびR3″は前記と同意義〕〔式中、
RI′、R2′、R3およびR4は前記と同意義、R6
はアルキル基を、R5″はアシル基または一CONHR
6(R6は前記と同意義)を示す〕〔式中、RI′、R
2′およびR3′は前記と同意義、R5川はアシル基を
示す〕〔式中、RIおよびR2は前記と同意義、R3川
およびR4′はそれぞれアルキル基を示す〕上記各一般
式において、RI′、R2′およびR4′で示されるア
ルキル基は前記R1、R2およびR4におけるアルキル
基に、R3′、R3″およびR3′′′で示される各基
は前記R3における各対応基に、R5′、R5″および
R5川で示される各基は前記R5における各対応基にそ
れぞれ相当する。
R6で示されるアルキル基は前記RI等におけるアルキ
ル基と同様に例示される。前記‘a}の反応は、化合物
(ロ)を加熱することによって目的化合物(la)を得
るものである。本反応は、通常、適当な溶媒(例、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルフオキシドなど)の存
在下、加熱することによって進行させられる。加熱温度
は約80o 〜150oo程度で反応時間は約1〜3時
間程度が好ましい。また溶媒を用いないで化合物(0)
の融点またはそれ以上の温度で加熱溶融することによっ
ても進行させられる。加熱温度は約180〜2600C
程度で反応時間は約0.5−1時間程度が好ましい。前
記‘bーの反応は、化合物(m)に化合物(W)を反応
させることによって目的化合物(lb)を得るものであ
る。
本反応は、通常、適当な溶媒(例、ピリジン、ジメチル
ホルムアミドなど)の存在下、加熱することによって進
行させられる。加熱温度は、通常約80〜150午○程
度、反応時間は約3〜1脚時間程度が好ましい。この時
Ry=日のものは主生成物として、R5′=−CSNH
R3″のものは副生成物として生成し、通常の分離精製
の手段(例、溶媒からの再結晶)によってそれぞれ得る
ことが出来る。前記‘c}の反応は、化合物(V)を加
熱することによって目的化合物(lc)を得るものであ
る。
本反応は、通常、適当な溶媒(例、ピリジン、ジメチル
ホルムアミドなど)中、反応温度約80〜14000程
度で約3〜1餌時間程度反応させるのが好ましい。前記
{dーの反応は、化合物(W)にアシル化剤または化合
物(血)を反応させることによって目的化合物(ld)
を得るものである。
かかるアシル化剤としては、通常用いられるアシル化剤
、たとえば酸無水物、酸ハロゲン化物、活性ェステル、
混酸無水物などを適宜使用することができる。化合物(
W)とアシル化剤又はィソシアネート類(肌)との反応
は、通常、適当な溶媒(例、ピリジンジオキサンなどの
存在下、約40〜8ぴ0程度の反応温度で約1〜3時間
程度反応させるのが好都合である。前認dの反応は、化
合物(W)と酸化剤とを反応させることによって目的化
合物(le)を得るものである。
かかる酸化剤としては、たとえばNCS(N−ク口口コ
ハク酸ィミド)、N茂(N−ブロモコハク酸ィミド)、
NBA(Nーブロモアセトアミド)などのような酸化剤
があげられる。反応は、通常、室温で約1〜3時間程度
行なうのが好都合である。前記‘f’の反応は、化合物
(K)と化合物(X)とを反応させることによって目的
化合物(lf)を得るものである。
本反応は、通常、適当な溶媒(例、ジクロルメタン、ク
ロロホルムなど)の存在下、室温で約1〜3時間程度行
なうのが好都合である。かくして生成する目的化合物(
1)は、通常の分離精製手段(例、溶媒からの結晶化な
ど)を用いて反応混合物から単離することができる。
この場合、目的化合物(1)は、塩たとえば酸付加塩(
例、塩酸塩など)として単離してもよい。本発明の3ー
アミノピラゾロ〔3,4一d〕ピリミジン誘導体(1)
およびその塩は、c−AMP(サイクリツクデノシンモ
ノフオスフエート)ホスホジェステラーゼ阻害作用およ
び動物とりわけ幡乳動物(例、ヒト、ィヌ、ウサギ、マ
ウス、ラット)に対して、利尿、降圧、鎮痛、抗炎症作
用を示し、たとえば高血圧症、浮種、神経痛などの疾病
に対する利尿、降圧、鎮痛、抗炎症剤として有用である
ばかりでなく、生物化学試験のための試薬としても有用
である。本発明の化合物(1)およびその塩をかかる医
薬として用いる場合、それ自体あるいは適宜の薬理的に
許容される担体、賦形剤、希釈剤と混合し、粉末、顎粒
、錠剤、カプセル剤、注射剤、座剤、塗布剤などの形態
で経口的または非経口的に安全に投与することができる
投与量は対象疾患、症状、投与対象、投与方法等によっ
ても異なるが、たとえば成人の浮腫に対する利尿剤とし
て投与する場合、潔口投与では1回あたり約0.3〜1
のo/k9(体重)程度、1日量として約1〜4のタノ
k9(体重)程度がそれぞれ好ましい投与量である。前
記【aー〜【0の各方法に使用される原料化合物のうち
、化合物(m)または(K)は、たとえばアンナーレン
・デア・ヒエミー(Ann.Chem.).612藍.
1斑頁(19$年)などに記載された方法またはそれに
準じて合成することができる。
化合物(ロ),(V)および(肌)は、たとえば下記に
示す反応により合成することができる(昭和51年8月
25日付出願の同一出願人、同一発明者による特*許出
願「ピリミド〔4,5一e〕〔1,3,4〕チアジアジ
ン誘導体およびその製造方法」参照)。〔式中、R1、
R2、RI′、R2′、R3′およびR5川は前記と同
意義、NCSはNークロロコハク酸ィミドを示す〕前記
化合物(V′)は化合物(K)とィソチオシアネート(
R3′NOS)とを反応させることによって得られる。
本反応は通常適当な溶媒(たとえば、ピリジン、ジメチ
ルホルムアミドなど)中、化合物(K)とィソチオシア
ネート類とを、反応温度50〜80こ0、反応時間1〜
4時間程度で反応させることが好ましい。前記化合物(
ロ)は化合物(V′)と酸化剤(例、NCS、N斑、N
BAなど)とを適当な溶媒(例、クロロホルム、塩化メ
チレンなど)中、好ましくは反応温度20〜35qC、
反応時間1〜3時間程度で反応させることによって得ら
れる。
実施例 1 1,3−ジエチル−6ーヒドラジノウラシル(6.0夕
)をジメチルホルムアミド(60の【)に溶解させ、メ
チルイソチオシアネート(6.0の【)を加え、100
0 〜11000で8時間加熱反応させる。
反応後溶媒を半分まで濃縮しメタノール(10肌)を加
え冷却放置すると3ーメチルアミノー5,7−ジエチル
ピラゾロ〔3,4−d〕ピリミジソー4,6(虫,7H
)−ジオンの無色結晶3,5夕を得る。融点280qo
以上(昇華)紫外部吸収スペクトル: ^可&夕/ール274,246nm 質量スペクトル:m/e237(分子イオンピーク)元
素分析値計算値 C,虹,5N502として C(%) 日(%) N(%) 50.34 5.84 29.72実
測値 50.29 6.35 29.9
0実施例 2一9実施例1の方法に準じて、下記の反応
により第1表に示す化合物が得られる。
第1表 実施例 10 1,3一ジエチルー6一(4ーヱチルチオセミカルバジ
ド)ウラシル(2.0夕)をジメチルホルムアミド(1
0肌【)に溶解し、1100 −120午○で8時間加
熱反応させる。
反応溶媒を半分濃縮し冷却放置すると3−エチルアミノ
−5,7−ジェチルピラゾロ〔3,4一d〕ピリミジン
ー4,6(斑,7H)−ジオンの無色結晶1.0夕を得
る。
融点261一26が0紫外部吸収スペクトル:^*&夕
/ール274,246nm元素分析値 計算値 C,.AH,7N502としてC(%) 日
(%) N(%) 52.57 6.82 27.87実測
値 52.51 6.77 27.93
実施例 111,3−ジメチルー6−ヒドラジノウラシ
ル(7夕)をジメチルホルムアミド(40の‘)に懸濁
させ、エチルイソチオシアネート(10の‘)を加えて
50一60qCで3時間燈梓する。
反応液を濃縮し、得られるシラップに水を加え、析出物
をメタノール(140凧【)から再結して、1,3ージ
メチルー6一(4−エチルチオセミカルバジド)ウラシ
ルの無色結晶8.5夕を得る融点 204一20げ0 紫外部吸収スペクトル: 入メタノール 267,24軌血 元素分析値 計算値 C9日,5N502Sとして C(%)日(%) N(%) 42.01 5.88 27.22実測
値 41.66 5.77 27.18実
施例 12一松実施例11の方法に準じて、下記の反応
により第2表に示す化合物が得られる。
第2表 実施例 23 1,3ージエチルー6−(4−エチルチオセミカルバジ
ド)ウラシル(4.0夕)をクロ。
ホルム(40私)に懸濁し燈辞しながらN−クロロコハ
ク酸ィミド(2.0夕)を少量ずつ約2時間にわたって
加える。さらに1時間反応させた後、淡緑色反応液を濃
縮しメタノール(10叫)に溶解させ、水を加えると黄
色結晶を得る。メタノールから再結すると2ーエチルア
ミノ−5,7ージェチルピリミド〔4,5一e〕〔1,
3,4〕チアジアジン‐6,8(斑,7H)‐ジオンの
黄色結晶(2.5夕)を得る。融点 190一200P
○(分解) 紫外部吸収スペクトル: ^乙ムタノール350 26かm 元素分析値 計算値 C,.日,7N502Sとして C(%)日(%)N(%) S(%) 46.68 6.05 24.72 11
.31実測値 46.30 6.03 24.5
7 11.46実施例 24一35実施例23の方法
に準じて、下記の反応により第3表に示す化合物が得ら
れる。
NCS:N−クロロコハク酸ィミド 第3表 実施例 36 2ーアミノ−5,7ージメチルピリミド〔4,5−e〕
〔1,3,4〕チアジアジン−6,8(9日,7H)−
ジオン(1.0夕)をジメチルホルムアミド(15の【
)に懸濁し1000 −110℃、3時間加熱反応させ
る。
溶媒を濃縮した後エタノール−水から再結すると3−ア
ミノ−5,7−ジメチルピラゾロ〔3,4一d〕ピリミ
ジンー4,6(胡,7H)−ジオンの結晶を500mo
得る。
融点 30000以上紫外吸収スペクトル:入れクノー
ル272,248,216nm元素分析 計算値 C74N502として C(%) 日(%) N(%) 43.07 4.65 35.89実測値
42.69 4.39 36.12実施
例 372一(pークロロフエニル)アミノー5,7−
ジメチルピリミド〔4,5一e〕〔1,3,4〕チアジ
アジンー6,8 (9日,7H)ージオン(1.5夕)
を2400〜250qoに加熱すると黄色結晶は短時間
に腿色し無色結晶を得る。
ジメチルホルムアミド一水から再結すると、3−(pー
クロロフェニル)アミノー5,7−ジメチルピラゾロ〔
3,4‐d〕ピリミジン‐4,6(班,7H)−ジオン
の無色結晶を1.0タ得る。融点 274−27が○ 紫外部吸収スペクトル:^柊クノール293,260,
247.22かm元素分析 計算値 C,3日,2N502CIとしてC(%)
日(%) N(%) 51.07 3.96 22.91実測値
51.18 4.21 23.03実施例
38−50実施例3637の方法に準じて下記の反応
により第4表に示す化合物が得られる。
第4表 実施例 51 実施例5で得られた3−エチルアミノ−5,7−ジエチ
ルピラゾロ〔3,4一d〕ピリミジンー4,6(斑,7
H)−ジオン(1.5のをピリジン(10w上)に懸濁
し、無水酢酸(3.0の【)を加え、50〜60oo、
1時間反応させる。
濃縮後残笹をメタノールから再結すると2ーアセチルー
3−エチルアミノ−5,7ージエチルピラゾロ〔3,4
−d〕ピリミジン‐4,6(粥,7H)−ジオンの無色
結晶を1.2タ得る。融点 138−139午○ 紫外吸収スペクトル:入れクノール316262,24
則m元素分析 計算値 C,3日,ぶ503 C(%) 日(%) N(%) 53.23 6.53 23.88
・実測値 53.12 6.55 23
.79実施例 52一58実施例51の方法に準じて、
下記の反応により第5表に示す化合物が得られる。
第5表 実施例 59 実施例1で3−メチルアミノー5,7−ジヱチルピラゾ
ロ〔3,4,一d〕ピリミジンー4,6(印,7H)−
ジオンの無色結晶を炉足りした母液を冷却放置すると淡
褐色結晶が得られ、さらにメタノールから再結すると無
色結晶の2ーメチルチオカルバモイルー3ーメチルアミ
ノー5,7−ジエチルピラゾロ〔3,4.d〕ピリミジ
ンー4,6(印,7H)−ジオンが1.2タ得られる。
融点 160−1620紫外部吸収スペクトル:入柊ク
ノール320,278.25仇m元素分析 計算値 C,2日,8N502Sとして C(%)日(%)N(%) S(%) 46.43 5.85 27.08 10.3
3実測値 46.43 5.75 27.03
10.31実施例 60実施例59の方法に準じて
、1,3ージェチル−6−ヒドラジノウラシル(3.0
夕)から2ーヱチルチオカルバモイルー3−エチルアミ
ノー5,7ージエチルピラゾロ〔3,4一d〕ピリミジ
ンー4,6(斑,7H)−ジオンの無色結晶0.3夕を
得る。
融点 114−115C0 ’実施例 61 1,3−ジエチルー6一(4−エチルチオセミカルバジ
ド)ウラシル(1.0夕)を無水酢酸(10の上)に懸
濁し?0−80ooで2時間加熱反応させる。
濃縮後、残檀をメタノールから再結すると、1,3ージ
エチル−6一(2ーアセチル−4ーエチルチオセミカル
バジド)ウラシルの無色結晶1.0夕を得る。この結晶
をクロロホルム(20肌)に懸濁し燈拝しながらN−ク
ロロサクシニィミド(0.5夕)を少量づつ加え約2時
間反応させる。反応液を濃縮後残造をメタノールから再
結すると実施例51で得られたものと同一のものを得る
。実施例 62 1,3−ジエチル−6ーヒドラジノウラシル(2夕)を
クロロホルム(20の【)に懸濁し櫨拝しながらホスゲ
ンインモニウムクロリド(2.0夕)を加え約1時間反
応させる。
反応液を濃縮し得られる残糟をを希アンモニア水で洗い
含水アルコールから再結すると3ージメチルアミノー5
,7ージエチルピラゾロ〔3,4一d〕ピリミジンー4
,6(粥,7H)−ジオンの無色結晶を2.0タ得る。
融点 203一204q0 紫外部吸収スペクトル:入メタノール2私,253,2
2仇m元素分析 計算値 C,.日,7N502として C(%)日(%) N(%) 52.57 6.82 27.87実
測値 52.54 6.84 27.9
3実施例 63実施例62に準ずる方法にて、1,3ー
ジメチル−6−ヒドラジ/ウラシル(3.0夕)から3
−ジメチルアミノー5,7ージメチルピラゾロ〔3,4
−d〕ピリミジンー4,6(祖,7H)ージオン0.6
夕の無色結晶を得る。
融点 281一283午○ 紫外部吸収スペクトル:入れクノール284’263
22仇m元素分析値 計算値 C9日,3N5Qとして C(%) 日(%) N(%) 48.42 5.87 31.総実測値
48.43 5.91 31.14試
験例 1PDE(ホスホジヱステラーゼ)阻害作用SD
ラット5匹分の大脳粗ミトコンドリア画分から、ロバー
チスの方法〔ジャーナル・オブ・ニューロケミストリー
、9巻、23頁(1962)〕に基づいてM画分を得た
c−AMmを基質として、化合物(1)の代表例につい
て粗M3−PDE‘こ対する50%阻害濃度(15o)
を測定した結果は第6表に示すとおりであった。なお、
比較のため、代表的な公知のPDE阻害剤としてテオフ
ィリンの15oを測定した。試験例 2 利尿作用 代表的な3−アミノピラゾロ〔3,4−d〕ピリミジン
誘導体の利尿作用を下記第7表に示す。
試験方法は、リップシッッ(W.L.Lipschiに
)の方法〔ジアーナル・オブ・ファーマコロジィ・アン
ド・エクスベリメンタル・テラポイテツクス.(J.P
hannacol.Exp.Ther.).79巻、9
7頁、1943年〕に従い、ラットを用いて行なった。
第6表 第7表 そ:P<0.05, 渋*:P<0.01, 渋兼*
:P<〇.〇。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2およびR^4はそれぞれ水素
    原子またはアルキル基を、R^3は水素原子、アルキル
    基、ハロゲン原子で置換されていてもよいアリール基、
    アラルキル基またはアシル基を、R^5は水素原子、ア
    シル基、アルキルカルバモイル基またはアルキルチオカ
    ルバモイル基を示し、R^5が水素原子のときR^3は
    アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいアリ
    ール基、アラルキル基またはアシル基をR^5がアシル
    基、アルキルカルバモイル基またはアルキルチオカルバ
    モイル基のときR^1およびR^2はアルキル基を表わ
    す〕で表わされる3−アミノピラゾロ〔3,4−d〕ピ
    リミジン誘導体またはその塩。
JP10519176A 1976-09-01 1976-09-01 3−アミノピラゾロ〔3,4−d〕ピリミジン誘導体 Expired JPS6032638B2 (ja)

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