JPS6032612Y2 - 魚群探知装置 - Google Patents
魚群探知装置Info
- Publication number
- JPS6032612Y2 JPS6032612Y2 JP2773078U JP2773078U JPS6032612Y2 JP S6032612 Y2 JPS6032612 Y2 JP S6032612Y2 JP 2773078 U JP2773078 U JP 2773078U JP 2773078 U JP2773078 U JP 2773078U JP S6032612 Y2 JPS6032612 Y2 JP S6032612Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish
- speed
- recording paper
- recording
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、魚群操短装置の改良に関する。
従来の魚群探知装置は、時間軸に対して記録ペンを記録
紙に対して直角に掃引するとともに、記録紙をモータに
て一定の速度で移動させる手段をとっており、また時間
軸にはタイムマークが単位時間(分)毎に出るようにな
っている。
紙に対して直角に掃引するとともに、記録紙をモータに
て一定の速度で移動させる手段をとっており、また時間
軸にはタイムマークが単位時間(分)毎に出るようにな
っている。
漁船、特に底曳船にとって曳網中の魚探記録は、入網量
を判断する上で重要なことである。
を判断する上で重要なことである。
即ち、揚網のタイミングを決めるのに入網量の判断を誤
まれば、漁獲が少なく曳網回数が多くなったり、また、
漁獲が多過ぎて破網したりして操業能率が悪くなったり
することがある。
まれば、漁獲が少なく曳網回数が多くなったり、また、
漁獲が多過ぎて破網したりして操業能率が悪くなったり
することがある。
第1図について従来の魚群探知記録を説明すると、この
図では、タイムマークで5分間の魚群が続いている。
図では、タイムマークで5分間の魚群が続いている。
この記録がυノットで曳かれた場合と、2υノツトで曳
かれた場合では魚群量に2倍の違いが生ずる。
かれた場合では魚群量に2倍の違いが生ずる。
即ち、曳網時間は同じであるが、曳網距離は2倍違うこ
とになる。
とになる。
実際の操業では魚群水深が変ったり、また、海底の凹凸
により曳網速度を変える場合がある。
により曳網速度を変える場合がある。
従来の魚群探知装置では、曳網速度の変化と魚探記録に
は何ら関係がないため、この魚探記録で魚群量を判断す
ることが困難であったし、このため上述のような操業に
おいての不都合があった。
は何ら関係がないため、この魚探記録で魚群量を判断す
ることが困難であったし、このため上述のような操業に
おいての不都合があった。
本考案は、このような実情に鑑みなされたもので、簡単
な構成によって従来の欠点を除去せしめ、記録紙の紙送
り速度を曳網船速に同期させることにより、魚探記録を
より正確な魚群量としてとらえ、延いては曳網操業のロ
スをなくし、漁獲効率の向上を計らんとするものである
。
な構成によって従来の欠点を除去せしめ、記録紙の紙送
り速度を曳網船速に同期させることにより、魚探記録を
より正確な魚群量としてとらえ、延いては曳網操業のロ
スをなくし、漁獲効率の向上を計らんとするものである
。
次に第2図について実施例の詳細を説明すると、1は計
器ハウジング内に装置された巻取式の記録紙であって、
該記録紙1の紙送り軸2には紙送り用の同期モータ3が
連結されている。
器ハウジング内に装置された巻取式の記録紙であって、
該記録紙1の紙送り軸2には紙送り用の同期モータ3が
連結されている。
4は給電棒5を備えた記録ペン6を記録紙1の進行方向
と直交するように移動させるベルトで、これはモータ7
によって記録紙の送り方向と直角方向に移動される。
と直交するように移動させるベルトで、これはモータ7
によって記録紙の送り方向と直角方向に移動される。
また上記給電棒5には、超音波受信器8、送受切換器9
を介して送受波器10が接続され、また上記送受切換器
9には超音波発信器11が接続されている。
を介して送受波器10が接続され、また上記送受切換器
9には超音波発信器11が接続されている。
以上は従来の魚探装置と変りないが、本考案は上記同期
モータに船速比例周波数発信器12を介して船速測定器
13が接続されており、該船速測定器13よりの信号で
船速に比例した周波数を船速比例周波数発信器12より
発信し、この出力で同期モータ3を駆動するようにした
ところに、本考案の骨子が存在するものである。
モータに船速比例周波数発信器12を介して船速測定器
13が接続されており、該船速測定器13よりの信号で
船速に比例した周波数を船速比例周波数発信器12より
発信し、この出力で同期モータ3を駆動するようにした
ところに、本考案の骨子が存在するものである。
図中14は船内電源、15は切換スイッチであり、従来
方式の低速紙送り方法での使用も可能をなっている。
方式の低速紙送り方法での使用も可能をなっている。
次に第3,4図について従来の魚探記録と本考案のそれ
を対比すると、第3図a1第4図aで示されるように、
従来の装置によると船速とは全く無関係に、時間と記録
紙の一定した巻取り速度に対応した魚群しか表現できな
い。
を対比すると、第3図a1第4図aで示されるように、
従来の装置によると船速とは全く無関係に、時間と記録
紙の一定した巻取り速度に対応した魚群しか表現できな
い。
そのため、一見して同じように見える魚影記録の第3図
a1第4図aの魚群であっても、本考案の魚群探知装置
では魚群分布に比例した記録長さの第3図b1第4図す
のような魚影記録となり、第3図の方の魚群範囲が広い
ことが容易に判断できる。
a1第4図aの魚群であっても、本考案の魚群探知装置
では魚群分布に比例した記録長さの第3図b1第4図す
のような魚影記録となり、第3図の方の魚群範囲が広い
ことが容易に判断できる。
上述のように本考案は、魚探記録紙の紙送り速度を曳網
船速に同期させことにより魚群分布及びその量を正確に
記録紙上に表示することができ、従って、従来のように
記録の誤表示により曳網回数を多くしたり、あるいは、
過剰漁獲により網漁具を破損したりすることが未然に防
止され、効率のよい漁獲作業が高能率的になしうるなと
、実用上の効果大である。
船速に同期させことにより魚群分布及びその量を正確に
記録紙上に表示することができ、従って、従来のように
記録の誤表示により曳網回数を多くしたり、あるいは、
過剰漁獲により網漁具を破損したりすることが未然に防
止され、効率のよい漁獲作業が高能率的になしうるなと
、実用上の効果大である。
尚、本考案は魚群探知のみでなく、ネットゾンデ、遠隔
魚群探知装置などにも利用できる。
魚群探知装置などにも利用できる。
第1図は従来の魚探記録を示す説明図、第2図は本考案
装置のブロック図、第3図a、 b及び第4図al b
は夫々従来と本考案の魚探記録の比較説明図である。 1・・・・・・記録紙、2・・・・・・紙送り軸、3・
・・・・・同期モータ、4・・・・・・ベルト、5・・
・・・・給電棒、6・・・・・・記録ペン、7・・・・
・・モータ、8・・・・・・超音波受信器、9・・・・
・・送受切換器、10・・・・・・送受波器、11・・
・・・・超音波発信器、12・・・・・・船速比例周波
数発信器、13・・・・・・船速測定器、14・・・・
・・船内電源、15・・・・・・切換スイッチ。
装置のブロック図、第3図a、 b及び第4図al b
は夫々従来と本考案の魚探記録の比較説明図である。 1・・・・・・記録紙、2・・・・・・紙送り軸、3・
・・・・・同期モータ、4・・・・・・ベルト、5・・
・・・・給電棒、6・・・・・・記録ペン、7・・・・
・・モータ、8・・・・・・超音波受信器、9・・・・
・・送受切換器、10・・・・・・送受波器、11・・
・・・・超音波発信器、12・・・・・・船速比例周波
数発信器、13・・・・・・船速測定器、14・・・・
・・船内電源、15・・・・・・切換スイッチ。
Claims (1)
- 超音波を海底に向は連続的に発信しながら航行し、これ
に反射波受信信号出力を記録紙上に記録ペンによって魚
群分布を記録するようにした装置においで、上記記録紙
の紙送り軸に接続した同期モータに、船速比例周波数発
信器を介して船速測定器を接続せしめたことを特徴とし
てなる魚群探知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2773078U JPS6032612Y2 (ja) | 1978-03-03 | 1978-03-03 | 魚群探知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2773078U JPS6032612Y2 (ja) | 1978-03-03 | 1978-03-03 | 魚群探知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54131859U JPS54131859U (ja) | 1979-09-12 |
JPS6032612Y2 true JPS6032612Y2 (ja) | 1985-09-28 |
Family
ID=28872391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2773078U Expired JPS6032612Y2 (ja) | 1978-03-03 | 1978-03-03 | 魚群探知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032612Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH037825Y2 (ja) * | 1989-08-16 | 1991-02-26 |
-
1978
- 1978-03-03 JP JP2773078U patent/JPS6032612Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54131859U (ja) | 1979-09-12 |
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