JPS6032558Y2 - 炉殻の断熱パネル - Google Patents

炉殻の断熱パネル

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Publication number
JPS6032558Y2
JPS6032558Y2 JP17014880U JP17014880U JPS6032558Y2 JP S6032558 Y2 JPS6032558 Y2 JP S6032558Y2 JP 17014880 U JP17014880 U JP 17014880U JP 17014880 U JP17014880 U JP 17014880U JP S6032558 Y2 JPS6032558 Y2 JP S6032558Y2
Authority
JP
Japan
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heat insulating
frame
panel
furnace shell
cut
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Expired
Application number
JP17014880U
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JPS5791098U (ja
Inventor
和昭 谷田
Original Assignee
ロザイ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は乾燥炉、焼付炉等の工業用オーブン、低温熱処
理用炉等の炉殻に使用する断熱パネルの改良に関するも
のである。
一般にこれらの工業用炉においては、金属製の枠体の内
部に、岩綿、グラスファイバー或はセラミックウール等
の断熱材を充填し、両面に薄鋼板を張り付けた長さ40
0〜4000m、巾200〜2000mm。
厚さ20〜350WI4の断熱パネルを組合せて炉殻を
構成している。
併しこのような従来の炉殻においては、断熱パネルの枠
体や補強骨材を伝わって熱が外部に放散するために充分
な断熱効果を得ることができない欠点があった。
このため型鋼よりなる枠体及び補強骨材の断熱材に接す
る板面に多数の打抜き孔を穿設して熱伝導面積を減少し
、断熱効率を向上させると共に断熱パネルの軽量化を計
ったものが考案されたが、なお充分な効果を得ることが
できなかった。
本考案はこのような点に鑑みてなされたもので、断熱パ
ネルの熱歪に対する考慮を払うと共に断熱パネルの強度
を保持しつつ放熱量を減少するために、枠体を多数の透
孔を有するメタルラス状に形成すると共に透孔の周縁部
を断熱構造にしてなる断熱パネルを提供するものである
本考案の実施例を図面によって説明すれば、第1図は従
来公知の断熱パネルの斜視図を示し、1はパネル本体で
、周縁部をコ字状断面を有する型鋼よりなる枠体2で形
成すると共に、該枠体2の内部に、岩綿、グラスファイ
バー、セラミックウール等の断熱材3を充填しである。
4は枠体2の両側部を連結した薄鋼板製の補強骨材、5
は枠体2及び補強骨材4の両側面に張り付けた薄鋼板で
、断熱材3を被覆するものである。
第2図及び第3図は本考案の実施例を示すもので、枠体
2及び補強骨材4を形成する型鋼の断熱材3に接する板
面6を多数の透孔10を有するメタルラス状に形成する
と共に、該板面6を形成する透孔10の連結部8の全て
の交叉部を外方に切り起してその切り起し片9,9間に
断熱ブロック7を挟着したものであり、該ブロック7に
よって表裏の薄鋼板5,5間の熱の伝達を遮断しである
上記のように構成した断熱パネルは、薄鋼板5.5を夫
々表裏に向けて複数枚、互いに対向する板面6を接合し
て炉壁を形成するものであるが、枠体2及び補強骨材4
を形成する型鋼の断熱材3に接する板面6がメタルラス
状であるため、その熱伝導面積が極めて少<、シかもメ
タルラス状を形成する透孔連結部8の全ての交叉部を外
方に切り起して該切り起し片9,9間に断熱ブロック7
を挾着させているので、放熱量を著しく減少させること
ができる。
さらに、枠体2及び補強骨材4を形成する型鋼のメタル
ラス状の板面6の網目の連結部8の断面積が小さく、そ
の長さが長いので、炉内温度と炉外温度との温度差によ
る熱歪に対して殆んど自由型となって炉殻に対して殆ん
ど影響を与えないものである。
又、上記実施例においては、枠体2及び補強骨材4に使
用する型鋼をコ型鋼としたが、本考案においてはこれに
限定されることなく、L型鋼、■型鋼、Z型鋼等を使用
することができる。
上述のように本考案は、パネル本体1の周縁部を金属製
の枠体2で形成し、該枠体2の内部に断熱材3を充填し
、両面に薄鋼板5を張り付けた断熱パネルにおいて、枠
体2を多数の透孔10を有するメタルラス状に形成し、
その透孔10の連結部8の全ての交叉部を外方に切り起
して該切り起し片9,9間に断熱ブロック7を挾着させ
てなる炉殻の断熱パネルに係るものであるから、本考案
の断熱パネルを用いて炉殻を構成した場合、パネルの強
度を損うことなく枠体を伝わって外部に放散する熱量を
最小限に加えて熱エネルギーの損失を防止することがで
き、特に、メタルラス状に形成した各透孔10の連結部
8の全ての交叉部を断熱ブロックによって遮断したので
、断熱効果が著しく増大するものであり、又、炉内外の
温度差による枠体及び補強骨材の熱歪を殆んご自由型の
状態として炉殻に対する影響をなくし得るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は一般に使
用されている公知の断熱パネルの一部を切欠した斜視図
、第2図は本考案の枠体及び補強骨材の正面図、第3図
は第2図におけるA−A線切断図である。 1・・・・・・パネル本体、2・・・・・・枠体、3・
・・・・・断熱材、4・・・・・・補強骨材、5・・・
・・・薄鋼板、6・・・・・・メタルラス状板面、7・
・・・・・断熱ブロック、8・・・・・・連結部、9・
・・・・・切り起し片、10・・・・・・断熱ブロック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネル本体1の周縁部を金属製の枠体2で形成し、該枠
    体2の内部に断熱材3を充填し、両面に薄鋼板5を張り
    付けた断熱パネルにおいて、枠体2を多数の透孔10を
    有するメタルラス状に形成し、その透孔10の連結部8
    の全ての交叉部を外方に切り起して該切り起し片9,9
    間に断熱ブロック7を挟着させてなる炉殻の断熱パネル
JP17014880U 1980-11-27 1980-11-27 炉殻の断熱パネル Expired JPS6032558Y2 (ja)

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JPS5791098U JPS5791098U (ja) 1982-06-04
JPS6032558Y2 true JPS6032558Y2 (ja) 1985-09-28

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JP6508903B2 (ja) * 2014-09-30 2019-05-08 ニチアス株式会社 ユニット、連続式加熱炉および連続式加熱炉の製造方法

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