JPS6032477Y2 - 防食鉄管 - Google Patents
防食鉄管Info
- Publication number
- JPS6032477Y2 JPS6032477Y2 JP1979158678U JP15867879U JPS6032477Y2 JP S6032477 Y2 JPS6032477 Y2 JP S6032477Y2 JP 1979158678 U JP1979158678 U JP 1979158678U JP 15867879 U JP15867879 U JP 15867879U JP S6032477 Y2 JPS6032477 Y2 JP S6032477Y2
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- Japan
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- iron pipe
- zinc
- corrosion
- rich paint
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- Expired
Links
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Landscapes
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は防食鉄管の改良に関するものである。
鋳鉄管においては、Ｇａ１ｖａｎｉｃ ｐｒｏｔｅｃｔ
ｉｏｎによる防食を行うために、管外面にジンクリッチ
ペイントを塗布することが知られている。
ｉｏｎによる防食を行うために、管外面にジンクリッチ
ペイントを塗布することが知られている。
このジンクリッチペイントは、プラスチック等のビヒク
ルに亜鉛粉末を混入し、ビヒクルに応じて溶剤又は水で
稀釈した組成である。
ルに亜鉛粉末を混入し、ビヒクルに応じて溶剤又は水で
稀釈した組成である。
而して、亜鉛粉末の含有量力状であるために、通常の塗
料に較べ、被膜の密着性は低い。
料に較べ、被膜の密着性は低い。
ところで、鋳鉄管は、布設時にワイヤー又はスリング吊
により移動されるが、このときに、上記ジンクリッチペ
イント塗布層がワイヤーの接触圧力のために破損したり
、鋳鉄管から部分的に剥離したりすることがある。
により移動されるが、このときに、上記ジンクリッチペ
イント塗布層がワイヤーの接触圧力のために破損したり
、鋳鉄管から部分的に剥離したりすることがある。
か）る鋳鉄管を地中に埋設すると、ジンクリッチペイン
ト塗布層の破損箇所において、埋設直後からＧａ１ｖａ
ｎｉｃ電池が形成され、その箇所での亜鉛粉末が電気化
学的に早期に消耗してしまい、鉄管の早期局部的腐食が
惹起される。
ト塗布層の破損箇所において、埋設直後からＧａ１ｖａ
ｎｉｃ電池が形成され、その箇所での亜鉛粉末が電気化
学的に早期に消耗してしまい、鉄管の早期局部的腐食が
惹起される。
又、ジンクリッチペイント塗布層の上記局部的剥離箇所
においても、やがては水が貯った状態となるから、上記
破損箇所とは程度の差こそあれ、鉄管の早期局部的腐食
が避けられない。
においても、やがては水が貯った状態となるから、上記
破損箇所とは程度の差こそあれ、鉄管の早期局部的腐食
が避けられない。
本考案に係る防食鉄管は、上述の点に鑑みて案出された
ものであり、鉄管外表面に、Ｆｅ２５１０．鉄撤攬石を
含む酸化被膜を生成させ、該酸化被膜上にジンクリッチ
ペイントを塗装し、該塗装膜を熱収縮プラスチックチュ
ーブで被覆したことを特徴とする構成である。
ものであり、鉄管外表面に、Ｆｅ２５１０．鉄撤攬石を
含む酸化被膜を生成させ、該酸化被膜上にジンクリッチ
ペイントを塗装し、該塗装膜を熱収縮プラスチックチュ
ーブで被覆したことを特徴とする構成である。
以下、図面により本考案を説明する。
図において、１は鋳鉄管である。
２は鋳鉄管１の表面に生皮させた、Ｆｅ２５ｉｎ、鉄撤
攬石を含む酸化被覆である。
攬石を含む酸化被覆である。
３は酸化被覆２上に設けたジンクリッチペイント塗布層
である。
である。
４はジンクリッチペイント塗布層３上に被覆した熱収縮
プラスチックチューブ、例えば、熱収縮ポリエチレンチ
ューブである。
プラスチックチューブ、例えば、熱収縮ポリエチレンチ
ューブである。
上記において、Ｆｅ２ＳｉＯ４鉄撤攬石を含む酸化被覆
２は、鋳鉄管表面の地肌と一体化しており、かつ鉄撤攬
石が非常に安定であるため、酸化被覆２と鋳鉄管１との
密着性は極めて優秀である。
２は、鋳鉄管表面の地肌と一体化しており、かつ鉄撤攬
石が非常に安定であるため、酸化被覆２と鋳鉄管１との
密着性は極めて優秀である。
又、熱収縮チューブ４は、ワイヤー吊りにより鋳鉄管を
移送する場合に、ワイヤー掛けが、移送の安定バランス
上、行われない受口並びに挿口には被覆されていないが
、受口上にまで被覆しても、管の接合には何ら支障には
ならないから、受口上にまで熱収縮チューブを被覆する
ことも可能である。
移送する場合に、ワイヤー掛けが、移送の安定バランス
上、行われない受口並びに挿口には被覆されていないが
、受口上にまで被覆しても、管の接合には何ら支障には
ならないから、受口上にまで熱収縮チューブを被覆する
ことも可能である。
本考案に係る防食鉄管は、上述した通り、ジンクリッチ
ペイント塗布層上に熱収縮プラスチックチューブが被覆
されているから、ワイヤー吊り時、ジンクリッチペイン
ト塗布層を熱収縮プラスチックチューブでワイヤーの接
触圧力から保護できる。
ペイント塗布層上に熱収縮プラスチックチューブが被覆
されているから、ワイヤー吊り時、ジンクリッチペイン
ト塗布層を熱収縮プラスチックチューブでワイヤーの接
触圧力から保護できる。
たとえ、ジンクリッチペイント塗布層が破損されても、
露出する肌が、Ｆｅ２５ｉｎ、鉄撤攬石を含む酸化被膜
であり、この酸化被膜と、ジンクリッチペイント塗布層
中の亜鉛粉末との電極電位差が、亜鉛と鋳鉄母材との電
極電位差に較べて著しく小さいから、ジンクリッチペイ
ント塗布層中の亜鉛粉末の電気化学的消耗を僅かにとど
め得る。
露出する肌が、Ｆｅ２５ｉｎ、鉄撤攬石を含む酸化被膜
であり、この酸化被膜と、ジンクリッチペイント塗布層
中の亜鉛粉末との電極電位差が、亜鉛と鋳鉄母材との電
極電位差に較べて著しく小さいから、ジンクリッチペイ
ント塗布層中の亜鉛粉末の電気化学的消耗を僅かにとど
め得る。
更に、Ｆｅ２５ｉｎ、鉄撤攬石を含む酸化被膜と鋳鉄管
母材との間の密着性は頗る優秀であり、上記ワイヤー吊
りにもか）わらず、酸化被覆の密着性を安定に維持でき
、ワイヤー吊り時に鋳鉄管の地肌が露出するに至ること
も防止できる。
母材との間の密着性は頗る優秀であり、上記ワイヤー吊
りにもか）わらず、酸化被覆の密着性を安定に維持でき
、ワイヤー吊り時に鋳鉄管の地肌が露出するに至ること
も防止できる。
従って、管路の防食としては配管後プラスチックチュー
ブの被覆されていない受挿部をポリエチレンスリーブ等
で被覆すれば管路全体の防食が可能となり、従来の如く
、ポリエチレンスリーブを配管後被せ、しかる後受挿部
にも被覆する如き手間も一掃できる。
ブの被覆されていない受挿部をポリエチレンスリーブ等
で被覆すれば管路全体の防食が可能となり、従来の如く
、ポリエチレンスリーブを配管後被せ、しかる後受挿部
にも被覆する如き手間も一掃できる。
図面は本考案に係る防食鉄管を示す縦断面説明図である
。 図において、１は鋳鉄管、２は酸化被膜、３はジンクリ
ッチペイント塗装膜、４は熱収縮プラスチックチューブ
である。
。 図において、１は鋳鉄管、２は酸化被膜、３はジンクリ
ッチペイント塗装膜、４は熱収縮プラスチックチューブ
である。
Claims (1)
- 鉄管外表面に、Ｆｅ２５ｉＯ１鉄撤攬石を含む酸化被膜
を生成させ、該酸化被膜上にジンクリッチペイントを塗
装し、該塗装膜を熱収縮プラスチックチューブで被覆し
たことを特徴とする防食鉄管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979158678U JPS6032477Y2 (ja) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | 防食鉄管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979158678U JPS6032477Y2 (ja) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | 防食鉄管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5675391U JPS5675391U (ja) | 1981-06-19 |
| JPS6032477Y2 true JPS6032477Y2 (ja) | 1985-09-27 |
Family
ID=29669912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979158678U Expired JPS6032477Y2 (ja) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | 防食鉄管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6032477Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-14 JP JP1979158678U patent/JPS6032477Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5675391U (ja) | 1981-06-19 |
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