JPS6031987Y2 - プラント台船の取水路構造 - Google Patents

プラント台船の取水路構造

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JPS6031987Y2
JPS6031987Y2 JP2469281U JP2469281U JPS6031987Y2 JP S6031987 Y2 JPS6031987 Y2 JP S6031987Y2 JP 2469281 U JP2469281 U JP 2469281U JP 2469281 U JP2469281 U JP 2469281U JP S6031987 Y2 JPS6031987 Y2 JP S6031987Y2
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JP
Japan
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intake channel
girder
barge
bottom plate
wall
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JP2469281U
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JPS57137589U (ja
Inventor
清 井上
喜一郎 恩地
雄一 光木
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日立造船株式会社
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【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば造水台船、発電プラント台船等のプ
ラント台船の取水路構造に関する。
例えば造水台船では海水を淡水化して清水を生産するの
で、きわめて大量の海水を休むことなく取水する必要が
あり、このための取水口は台船側部の最下部に開口し、
取水路は台船の底部に沿って設けられる。
そして、このように大量の海水が流れる取水路の横断面
は大寸法のものとなるので、とくに取水路の底板は骨材
によって補強される。
例えば第1図に示すように、底板内壁1には取水路の長
さ方向に沿って大きな桁2が設けられるとともに、底板
内壁1および桁2の片面に桁2と直交するように防撓材
3,4が設けられ、さらに底板の防撓材3と桁2の防撓
材4の間に倒れ止めブラケット5が設けられている。
取水に際しては海氷に混じって海藻等が流入するので、
取水路から機器に至るまでにフィルタを設けてこれを除
去しているが、取水路の内側に突出した骨材に海藻等が
引掛って停滞することがある。
取水路の途中の骨材に引掛った海藻等は運転を休止して
潜水夫を使用する以外に除去の方法がないので、骨材に
海藻等の異物が引掛らないようにするのがきわめて重要
なことである。
この考案は、上記の問題を解決し、海藻等の遺物の停滞
を防止できるプラント台船の取水路構造を提供すること
を目的とする。
この考案によるプラント台船の取水路構造は、プラント
台船の底部に沿って構成された取水路の底板の内壁に取
水路の長さ方向に沿って桁が設けられるとともに、底板
の内壁および桁に桁と直交するように防撓材が設けられ
ており、防撓材相互間にプラスチックよりなる充填材が
充填され、充填材の頂部が平坦に形成されているもので
ある。
以下、図面を参照して、この考案の実施例を説明する。
第2図および第3図において、プラント台船10の後端
底部に沿って、複数の板11,12,13.14.15
により区画された取水路16が設けられている。
取水路16の後端板14の両側部に2個の取水口17が
設けられている。
また、取水路16内には、頂板11から底板12に至り
、かつ取水路16の前寄りの部分から後端板14に至る
複数の垂直仕切板18が設けられている。
そして、仕切板18に挾まれた部分の後端部に吸水口1
9がそれぞれ設けられている。
第4図に示すように、取水路底板12の内壁20には、
取水路16の長さ方向に沿って桁21が設けられるとと
もに、底板12の内壁20および桁21の片面に桁21
と直交するように防撓材22.23が設けられ、さらに
底板12の防撓材22と桁21の防撓材23の間にパイ
プよりなる倒れ止め材24が設けられている。
そして、内壁20の防撓材22相互間および桁21の防
撓材23相互間にそれぞれプラスチックよりなる充填材
25が充填されて、これらの頂部が平坦になっている(
第5図参照)。
取水路16の周囲の他の板11.13,14.15の内
壁にも、必要箇所に上記同様の骨材および充填材25が
設けられている。
台船10の取水口17から取入れられた水は、第2図に
矢印で示すように取水路16内を流れ、吸水口19から
台船10内に吸上げられるが、上記のように取水路内壁
20の防撓材22および桁21の防撓材23の部分が充
填材25により平坦にされ、かつ桁21の倒れ止め材2
4がパイプよりなるため、水流に対する抵抗が小さく、
不規則な流れによる気抱の巻込み等の悪影響を最小限に
することができる。
また、これらの骨材に海藻などの異物が引掛って停滞す
るようなこともない。
以上のように、この考案の取水路構造によれば、取水路
16の底板12の内壁20と桁21の防撓材22,23
相互間に充填材25が充填されて平坦になっているので
、取水路の横断面を狭小化せずに海藻等の異物の停滞を
防止できる。
そして、プラスチックよりなる流動性のある固化済を充
填するので、作業性が良く、さらに表面がきわめて平滑
になるので、異物の停滞防止効果は一層高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の取水路底板の一部を示す斜視図、第2
図〜第5図はこの考案の実施例を示し、第2図はプラン
ト台船後端部の取水路の部分を示す水平断面図、第3図
は同横断面図、第4図は取水路底板の一部を示す斜視図
、第5図は第4図■−■線の断面図である。 10・・・・・・プラント台船、12・・・・・・取水
路底板、16・・・・・・取水路、20・・・・・・底
板内壁、21・・・・・・桁、22,23・・・・・・
防撓材、25・・・・・・充填材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラント台船10の底部に沿って構成された取水路16
    の底板12の内壁20に取水路16の長さ方向に沿って
    桁21が設けられるとともに、底板12の内壁20およ
    び桁21に桁21と直交するように防撓材22.23が
    設けられており、防撓材22.23相互間にプラスチッ
    クよりなる充填材25が充填され、充填材25の頂部が
    平坦に形成されているプラント台船の取水路構造。
JP2469281U 1981-02-23 1981-02-23 プラント台船の取水路構造 Expired JPS6031987Y2 (ja)

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JPS57137589U JPS57137589U (ja) 1982-08-27
JPS6031987Y2 true JPS6031987Y2 (ja) 1985-09-25

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