JPS6031966B2 - 覆工板用パツキン - Google Patents
覆工板用パツキンInfo
- Publication number
- JPS6031966B2 JPS6031966B2 JP3165678A JP3165678A JPS6031966B2 JP S6031966 B2 JPS6031966 B2 JP S6031966B2 JP 3165678 A JP3165678 A JP 3165678A JP 3165678 A JP3165678 A JP 3165678A JP S6031966 B2 JPS6031966 B2 JP S6031966B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lining
- main body
- packing
- lining board
- lining plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Road Paving Structures (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主として土木工事に使用する覆工板の裏面に当
てて使用するパッキンに関するものである。
てて使用するパッキンに関するものである。
地下鉄その他の地下道、或は上下水道、ガス等の配管工
事など地面を掘り下げる土建工事特に既設道路面に沿っ
て行われる場合、路面の交通機能を妨げずに地下作業を
安全に遂行するために、路面にいわゆる覆工板が敷設さ
れる。
事など地面を掘り下げる土建工事特に既設道路面に沿っ
て行われる場合、路面の交通機能を妨げずに地下作業を
安全に遂行するために、路面にいわゆる覆工板が敷設さ
れる。
通常掘削された穴内にH鋼や1型鋼等により枠組を作り
、これに覆工板を平坦に敷設して交通可能な路面を形成
するが、この際覆工板とH鋼との間にゴムパッキンを介
在させH鋼と覆工板の間のなじみを良くし、かつ車両等
の通行により生ずる騒音や振動を吸収するようにしてい
る。従来のパッキンはたべ単に鳥平なゴム材を接着剤で
覆工板の裏面の四隅に接着して施工していたが覆工板の
重圧と振動や動きにより、両者の硬度、弾力の差等のた
め剥離して離脱し易い欠点があった。
、これに覆工板を平坦に敷設して交通可能な路面を形成
するが、この際覆工板とH鋼との間にゴムパッキンを介
在させH鋼と覆工板の間のなじみを良くし、かつ車両等
の通行により生ずる騒音や振動を吸収するようにしてい
る。従来のパッキンはたべ単に鳥平なゴム材を接着剤で
覆工板の裏面の四隅に接着して施工していたが覆工板の
重圧と振動や動きにより、両者の硬度、弾力の差等のた
め剥離して離脱し易い欠点があった。
そこでパッキン材の両端部付近に突起を設けこの突起で
覆工板に穿設した孔に係合させるようにし、かつその長
手方向に直角に複数個の突条を設けたものが提案された
が、これにもなお次のような欠点があり、未だ満足すべ
きものではない。すなわち、覆工板の敷設は道路に対し
ていわゆるタテ敷に施工することが望ましいとされてお
り、したがって覆工板は通常夕テ敷に用いられる。
覆工板に穿設した孔に係合させるようにし、かつその長
手方向に直角に複数個の突条を設けたものが提案された
が、これにもなお次のような欠点があり、未だ満足すべ
きものではない。すなわち、覆工板の敷設は道路に対し
ていわゆるタテ敷に施工することが望ましいとされてお
り、したがって覆工板は通常夕テ敷に用いられる。
ところが前記のパッキンはその長手方向に対し直角方向
に凸条が形成されているため、これを覆工板に装着した
時凸条は道路方向に沿うことになり、自動車など頻繁な
タテ方向の走行による覆工板の動きや振動に対しては極
めて抵抗が少く、したがって騒音や振動を吸収し‘こく
いばかりでなく、枠組日鋼に対するすべり止め効果がほ
とんど損われてしまう。また覆工板は通常5〜6本のH
鋼その他の単位鋼材を平行に並べて相互に点溶接して構
成されているものであり、前記のようなパッキンによる
とその両側に位置する単位鋼材の端部のみに施される結
果、覆工板の中方向に対する保護、補強は全然考慮され
ていないことになり、覆工板を構成する各単位鋼材間の
接合部にか)る通行車両等の荷重のため該部の分離又は
破損を生じ易く、危険をまねくおそれがある。本発明は
このような従来の欠点を改良し、車両等の通行による覆
工板の前後及び上下運動に対するすべり止め効果を著し
く発揮し、隣接(前後、左右)覆工板や、アングルに対
する当り騒音の発生を確実に防止し、しかも覆工板の中
方向の強度を保全し、耐用年数を増加せしめるパツキン
を提供するものである。
に凸条が形成されているため、これを覆工板に装着した
時凸条は道路方向に沿うことになり、自動車など頻繁な
タテ方向の走行による覆工板の動きや振動に対しては極
めて抵抗が少く、したがって騒音や振動を吸収し‘こく
いばかりでなく、枠組日鋼に対するすべり止め効果がほ
とんど損われてしまう。また覆工板は通常5〜6本のH
鋼その他の単位鋼材を平行に並べて相互に点溶接して構
成されているものであり、前記のようなパッキンによる
とその両側に位置する単位鋼材の端部のみに施される結
果、覆工板の中方向に対する保護、補強は全然考慮され
ていないことになり、覆工板を構成する各単位鋼材間の
接合部にか)る通行車両等の荷重のため該部の分離又は
破損を生じ易く、危険をまねくおそれがある。本発明は
このような従来の欠点を改良し、車両等の通行による覆
工板の前後及び上下運動に対するすべり止め効果を著し
く発揮し、隣接(前後、左右)覆工板や、アングルに対
する当り騒音の発生を確実に防止し、しかも覆工板の中
方向の強度を保全し、耐用年数を増加せしめるパツキン
を提供するものである。
以下図面に実施態様の一例を具体的に示して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図であり、第2図
は正面図、第3図は平面図である。1は硬質ゴム材料よ
りなるほぼ平板状の細長いパッキン本体であり、内層に
補強用帆布等があってもよいが、本発明においては特に
その必要はない。
は正面図、第3図は平面図である。1は硬質ゴム材料よ
りなるほぼ平板状の細長いパッキン本体であり、内層に
補強用帆布等があってもよいが、本発明においては特に
その必要はない。
2は礎工板に穿設された孔に鉄入して固着せしめる突起
であり、頂部に帽子状の係止部3が形成されている(第
5図参照)。
であり、頂部に帽子状の係止部3が形成されている(第
5図参照)。
既製の覆工板にも適用できるように通常2個設けられる
が、必ずしも限定されるものではない。このような突起
は本体と一体に成形されており、本発明においては本体
1の一方の端部に片寄せて設けられている。
が、必ずしも限定されるものではない。このような突起
は本体と一体に成形されており、本発明においては本体
1の一方の端部に片寄せて設けられている。
しかして本発明においては本体1の長さは少くとも覆工
板を構成する一本の単位鋼材の中より長いことが肝要で
ある。すなわち少くとも前記固着用の突起2により固着
される単位鋼材に隣接する単位鋼材に亘り、或は必要に
応じ更にそれより先の単位鋼材にまで及ぶ長さを有する
ものである。これによって単位鋼材同士の接触面下部に
もパッキン材が存在することになる。4は本体1の表面
に設けられた突条で本体の長手方向に沿って設けられる
ことが重要である。
板を構成する一本の単位鋼材の中より長いことが肝要で
ある。すなわち少くとも前記固着用の突起2により固着
される単位鋼材に隣接する単位鋼材に亘り、或は必要に
応じ更にそれより先の単位鋼材にまで及ぶ長さを有する
ものである。これによって単位鋼材同士の接触面下部に
もパッキン材が存在することになる。4は本体1の表面
に設けられた突条で本体の長手方向に沿って設けられる
ことが重要である。
これによって前述のとおり、覆工板の防振、防音はもと
よりタテ方向に対するすべり止め効果を増強し、かつ細
長い本体の水平方向への轡曲や変形を防止し常に覆工板
の所定位置に当接維持せしめることができる。5は本体
1の裏面に設けられた凹溝で、これも長手方向に沿って
、かつ前記突条4に対応する位置に設けられており、突
条4と同様の効果を奏し、またそれを助長する作用を有
する。
よりタテ方向に対するすべり止め効果を増強し、かつ細
長い本体の水平方向への轡曲や変形を防止し常に覆工板
の所定位置に当接維持せしめることができる。5は本体
1の裏面に設けられた凹溝で、これも長手方向に沿って
、かつ前記突条4に対応する位置に設けられており、突
条4と同様の効果を奏し、またそれを助長する作用を有
する。
通常本体は第4図に明らかなとおりの断面形状をなす。
しかしながら本体の一端すなわち6で示される部分は覆
工板の角部に位置し損傷されやすいので、この部分は表
面が突条4の高さと同一になるように埋込んで肉厚に形
成することが望ましい。7はこれと反対の端部に向って
形成された上り傾斜部で、細長い本体1の固着部から離
れた位置における垂れ下りを防止するものであり、これ
により常に覆工板にその上面が均一に密着した状態で施
工することができ作業がし易く、かつ確実に所定位置に
施されパッキン効果を発揮せしめることができる。
しかしながら本体の一端すなわち6で示される部分は覆
工板の角部に位置し損傷されやすいので、この部分は表
面が突条4の高さと同一になるように埋込んで肉厚に形
成することが望ましい。7はこれと反対の端部に向って
形成された上り傾斜部で、細長い本体1の固着部から離
れた位置における垂れ下りを防止するものであり、これ
により常に覆工板にその上面が均一に密着した状態で施
工することができ作業がし易く、かつ確実に所定位置に
施されパッキン効果を発揮せしめることができる。
本発明はこのように構成されているので、防振、防音効
果はもとより、覆工板の振動によるずれが防止され、か
つ覆工板の中方向に対する補強及び保護を確実化してそ
の耐用年数を増加させることができる。
果はもとより、覆工板の振動によるずれが防止され、か
つ覆工板の中方向に対する補強及び保護を確実化してそ
の耐用年数を増加させることができる。
また施工作業も行い易く、従釆の覆工板にそのまま適用
することができるので極めて有利であり、その効果は極
めて大きい。
することができるので極めて有利であり、その効果は極
めて大きい。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は正面図、
第3図は同平面図、第4図は第3図のA−A断面図、第
5図は固着用突起の断面図である。 1・・・・・・パッキン本体、2・…・・固着用突起、
3・・・・・・帽子状係止部、4…・・・突条、5・・
・・・・凹溝、7・・・・・・上り傾斜部。 第2図 第4図 舞ー図 籍3図 第5図
第3図は同平面図、第4図は第3図のA−A断面図、第
5図は固着用突起の断面図である。 1・・・・・・パッキン本体、2・…・・固着用突起、
3・・・・・・帽子状係止部、4…・・・突条、5・・
・・・・凹溝、7・・・・・・上り傾斜部。 第2図 第4図 舞ー図 籍3図 第5図
Claims (1)
- 1 硬質ゴム材料よりなる細長い、ほぼ板状の覆工板用
パツキンにおいて、該パツキン本体1の長さは覆工板を
構成する単位鋼材1個の巾より長く少くとも隣接単位鋼
材に及ぶ長さとし、かつ表面及び裏面には本体1の長手
方向に沿つて複数条の凸条4及び凹溝5を形成し、該本
体1の一方の端部付近には表面に固着用突起2を一体的
に設けると共にこれと反対側の端部にかけて本体1に上
り傾斜勾配7を形成せしめたことを特徴とする覆工板用
パツキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3165678A JPS6031966B2 (ja) | 1978-03-22 | 1978-03-22 | 覆工板用パツキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3165678A JPS6031966B2 (ja) | 1978-03-22 | 1978-03-22 | 覆工板用パツキン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54124529A JPS54124529A (en) | 1979-09-27 |
JPS6031966B2 true JPS6031966B2 (ja) | 1985-07-25 |
Family
ID=12337190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3165678A Expired JPS6031966B2 (ja) | 1978-03-22 | 1978-03-22 | 覆工板用パツキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031966B2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-22 JP JP3165678A patent/JPS6031966B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54124529A (en) | 1979-09-27 |
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