JPS603195Y2 - シ−ルド掘進機のカツタ−装置 - Google Patents
シ−ルド掘進機のカツタ−装置Info
- Publication number
- JPS603195Y2 JPS603195Y2 JP13211680U JP13211680U JPS603195Y2 JP S603195 Y2 JPS603195 Y2 JP S603195Y2 JP 13211680 U JP13211680 U JP 13211680U JP 13211680 U JP13211680 U JP 13211680U JP S603195 Y2 JPS603195 Y2 JP S603195Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- bit
- fixing piece
- cutter head
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシールド掘進機のカッタービットに関する。
第１図ａ、ｂはシールド掘進機の構成を示し、１はシー
ルド本体、２はカッターヘッド、３はカッターヘッド２
の板面４に配設されたカッタービットで、前記カッター
ヘッド２はシールド本体１内部に収容された駆動装置〔
図示せず〕によって矢印Ａ方向〔又は矢印Ａ′方向〕に
回転駆動され、カッタービット３で掘削した土砂はカッ
ターヘッド２の土砂受入口５からシールド本体１内へ入
る。
ルド本体、２はカッターヘッド、３はカッターヘッド２
の板面４に配設されたカッタービットで、前記カッター
ヘッド２はシールド本体１内部に収容された駆動装置〔
図示せず〕によって矢印Ａ方向〔又は矢印Ａ′方向〕に
回転駆動され、カッタービット３で掘削した土砂はカッ
ターヘッド２の土砂受入口５からシールド本体１内へ入
る。
このようなシールド掘進機はカッターヘッド２を周速度
ＶＣで回転させると共にシールド本体１を矢印Ｂ方向に
速度■５で前進させて掘削する。
ＶＣで回転させると共にシールド本体１を矢印Ｂ方向に
速度■５で前進させて掘削する。
すなわち第２図に示すように、カッタービット３は前記
周速度■。
周速度■。
と速度■５で決まるリード角αで掘削する。
この場合、切削はカッタービット３のうちカッターヘッ
ド２の回転方向上手側のカッタービット３によって行わ
れる。
ド２の回転方向上手側のカッタービット３によって行わ
れる。
カッターヘッド２の回転方向下手側のカッタービット３
は非切削ビットで掘削地山６の土砂とのグラインダ作用
によりハンチングで示すＣ部分に激しい摺動研摩耗を生
じるのが現状である。
は非切削ビットで掘削地山６の土砂とのグラインダ作用
によりハンチングで示すＣ部分に激しい摺動研摩耗を生
じるのが現状である。
そこで本考案は上記従来の問題点を回避すべく威された
ものであって、非切削側ビットの摩耗を防止し、かつカ
ッタービットの取付けを容易に安全固定することができ
るカッター装置を提供するものである。
ものであって、非切削側ビットの摩耗を防止し、かつカ
ッタービットの取付けを容易に安全固定することができ
るカッター装置を提供するものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第３図ａはカッタービット３，３が取付けられたカッタ
ーヘッド２の土砂受入口５付近の断面図を示し、第３図
すは第３図ａのＸ−ｘ矢視図を示す。
ーヘッド２の土砂受入口５付近の断面図を示し、第３図
すは第３図ａのＸ−ｘ矢視図を示す。
７，８は板面４上に溶接固定されたビット固定片で、共
に高さ〔板面４からの突出量〕ｈがカッタービット３，
３の前記板面４からの突出量にほぼ等しく、ビット固定
片７〔第４図参照〕は板面４への取付側端部から他方に
向って先広がりの形状をした一方のカッタービット３の
前記取付側端部に位置し、前記一方のカッタービット３
を受入れる部分の両側面７ａ、７ｂがテーパー面に形成
されており、ビット固定片７は両側面７ａ、７ｂでカッ
タービット３を両側から挾持している。
に高さ〔板面４からの突出量〕ｈがカッタービット３，
３の前記板面４からの突出量にほぼ等しく、ビット固定
片７〔第４図参照〕は板面４への取付側端部から他方に
向って先広がりの形状をした一方のカッタービット３の
前記取付側端部に位置し、前記一方のカッタービット３
を受入れる部分の両側面７ａ、７ｂがテーパー面に形成
されており、ビット固定片７は両側面７ａ、７ｂでカッ
タービット３を両側から挾持している。
またビット固定片８〔第５図参照〕は他方のカッタービ
ット３の前記取付側端部の係合部８ａ、８ｂおよび後端
面８ｃに当接している。
ット３の前記取付側端部の係合部８ａ、８ｂおよび後端
面８ｃに当接している。
なおビット固定片７，８の土砂によって研摩される先端
面９には予め硬化肉盛が施されている。
面９には予め硬化肉盛が施されている。
このようにビット固定片７，８はカッタービツト３，３
の少なくとも一面に接触してカッタービット３，３に作
用するせん断力を防止し、更にカッタービット３，３の
高さｈとほぼ等しくすることにより、非切削ビットとし
て作用する方のカッタービット３の面が研摩耗すること
を防止できる。
の少なくとも一面に接触してカッタービット３，３に作
用するせん断力を防止し、更にカッタービット３，３の
高さｈとほぼ等しくすることにより、非切削ビットとし
て作用する方のカッタービット３の面が研摩耗すること
を防止できる。
すなわちビット固定片７，８の先端面９が掘削地山の土
砂を掘削または崩して溝状の空隙をつくり、その後に通
過するカッタービット３が掘削地山の土砂に接触しない
ようにすることができる。
砂を掘削または崩して溝状の空隙をつくり、その後に通
過するカッタービット３が掘削地山の土砂に接触しない
ようにすることができる。
またカッターヘッド２は正逆回転するため両力ツタ−ビ
ット３，３の後端に設けたビット固定片７，８が非切削
ビットの研摩耗防止に有効である。
ット３，３の後端に設けたビット固定片７，８が非切削
ビットの研摩耗防止に有効である。
なお上記実施例では両力ツタ−ビット３，３の後端に形
状の異なったビット固定片７と８を配設したが、これは
カッタービット３，３の形状に応じて同じ形状ビット固
定片７，７あるいは８，８を用いても同様である。
状の異なったビット固定片７と８を配設したが、これは
カッタービット３，３の形状に応じて同じ形状ビット固
定片７，７あるいは８，８を用いても同様である。
第６図と第７図は前記ビット固定片７，８のその他の形
状を示し、第８図ａ、 ｂは第６図と第７図で示される
ビット固定片１０．１１のカッターヘッド２への取付状
態を示す。
状を示し、第８図ａ、 ｂは第６図と第７図で示される
ビット固定片１０．１１のカッターヘッド２への取付状
態を示す。
なお１２はピン挿入口１３に嵌入されたピンで、ピン１
２はカッタービット３の後端部に係合している。
２はカッタービット３の後端部に係合している。
またビット固定片１０．１１の先端面９，９には耐摩耗
のために同様に硬化肉盛などが施こされている。
のために同様に硬化肉盛などが施こされている。
上記各実施例においてビット固定片？、８，１０．１１
はカッタービット３が取付けられたカッターヘッド２の
板面４の表面に配設されたが、前記板面４の裏面にビッ
ト固定片を取付けても同様である。
はカッタービット３が取付けられたカッターヘッド２の
板面４の表面に配設されたが、前記板面４の裏面にビッ
ト固定片を取付けても同様である。
第９図ａ、 ｂはこの場合の実施例を示し、第９図ａは
カッタービット３とカッターヘッド２とビット固定片１
４との取付説明図、第９図すはカッターヘッド２へのビ
ット固定片１４の取付状態を示す側面図である。
カッタービット３とカッターヘッド２とビット固定片１
４との取付説明図、第９図すはカッターヘッド２へのビ
ット固定片１４の取付状態を示す側面図である。
以上説明のように本考案によると、カッタービットが取
付けられたカッターヘッドの板面に、板面からの突出量
が前記カッタービットの前記板面からの突出量にほぼ等
しく前記カッタービットのカッターヘッドへの取付側端
部の少なくとも一面に接触するカッタービット固定片を
配設したため、シールド掘進機のカッタービットの土砂
との摺動研摩耗を防止できると共にカッタービットのカ
ッターヘッドへの取付構造を容易に安全固定できるもの
である。
付けられたカッターヘッドの板面に、板面からの突出量
が前記カッタービットの前記板面からの突出量にほぼ等
しく前記カッタービットのカッターヘッドへの取付側端
部の少なくとも一面に接触するカッタービット固定片を
配設したため、シールド掘進機のカッタービットの土砂
との摺動研摩耗を防止できると共にカッタービットのカ
ッターヘッドへの取付構造を容易に安全固定できるもの
である。
第１図ａ、 ｂはシールド掘進機の正面図と側面図、第
２図は非切削ビットの説明図、第３図〜第９図は本考案
の実施例を示し、第３図ａはカッターヘッドの要部断面
図、第３図すは第３図ａのＸ−Ｘ矢視図、第４図と第５
図はビット固定片の外観斜視図、第６図と第７図はビッ
ト固定片のその他の実施例を示す外観斜視図、第８図ａ
、 ｂは第６図第７図のビット固定片の取付説明図、第
９図ａ、 ｂはビット固定片のその他の実施例の説明図
である。 １・・・・・・シールド本体、２・・・・・・カッター
ヘッド、３・・・・・・カッタービット、４・・・・・
・板面、？、 ８． １０．１１，１４・・・・・・
ビット固定片。
２図は非切削ビットの説明図、第３図〜第９図は本考案
の実施例を示し、第３図ａはカッターヘッドの要部断面
図、第３図すは第３図ａのＸ−Ｘ矢視図、第４図と第５
図はビット固定片の外観斜視図、第６図と第７図はビッ
ト固定片のその他の実施例を示す外観斜視図、第８図ａ
、 ｂは第６図第７図のビット固定片の取付説明図、第
９図ａ、 ｂはビット固定片のその他の実施例の説明図
である。 １・・・・・・シールド本体、２・・・・・・カッター
ヘッド、３・・・・・・カッタービット、４・・・・・
・板面、？、 ８． １０．１１，１４・・・・・・
ビット固定片。
Claims (1)
- カッタービットが取付けられたカッターヘッドの板面に
カッタービット固定片を前記カッタービットの前記板面
からの突出量にほぼ等しくかつカッタービットのカッタ
ーヘッドへの取付側端部の少なくとも一面に接触して取
付けたことを特徴とするシールド掘進機のカッター装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13211680U JPS603195Y2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | シ−ルド掘進機のカツタ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13211680U JPS603195Y2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | シ−ルド掘進機のカツタ−装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5756889U JPS5756889U (ja) | 1982-04-03 |
| JPS603195Y2 true JPS603195Y2 (ja) | 1985-01-29 |
Family
ID=29492372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13211680U Expired JPS603195Y2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | シ−ルド掘進機のカツタ−装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603195Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-16 JP JP13211680U patent/JPS603195Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5756889U (ja) | 1982-04-03 |
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