JP2861566B2 - シールド掘進機およびトンネル掘進方法 - Google Patents
シールド掘進機およびトンネル掘進方法Info
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- JP2861566B2 JP2861566B2 JP35955491A JP35955491A JP2861566B2 JP 2861566 B2 JP2861566 B2 JP 2861566B2 JP 35955491 A JP35955491 A JP 35955491A JP 35955491 A JP35955491 A JP 35955491A JP 2861566 B2 JP2861566 B2 JP 2861566B2
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
トンネル掘進方法に関するものである。
進する場合に、図4の平面図に示すように通常の線路部
分では円形のトンネル1を掘進し、停車場部分では幅広
のトンネル2を掘進することがある。この場合、円形の
トンネル1と幅広のトンネル2との接続箇所に地上から
竪坑3を設け、竪坑3までは図5の斜視図に示すような
シールド掘進機4で円形のトンネル1を掘進する。シー
ルド掘進機4は図6の横断平面図にも示すように、円筒
形の後胴5と、前面に回転カッタ6を有する前胴7とを
備えていて、後胴5の前端に前胴7の後端が結合部8に
よって結合されている。結合部8は外面が球状面になっ
ていて、中折れジャッキ9を伸縮して前胴7を後胴5に
対して屈折させ、曲線の円形のトンネル1を掘進する場
合に適応できるようになっている。
面に回転カッタ10を有する側部掘進機11をシールド
掘進機4の左右両側面に装着し、中央の回転カッタ6と
両側の回転カッタ10,10で幅広のトンネル2(図4
参照)を掘進する。停車場部分に必要な長さだけ幅広の
トンネル2を掘進した箇所には地上から図示しない竪坑
を設け、その竪坑内でシールド掘進機4から側部掘進機
11を除去し、再びシールド掘進機4によって円形のト
ンネル1を掘進する。
1(図6参照)を掘進する場合に適応できるように前胴
7を後胴5に対して屈折させることができるようにした
シールド掘進機4は、後胴5と前胴7とを結合している
結合部8の外周が図6に示すように前胴7、後胴5の外
周よりも凹んだ形状になっている。このため幅広のトン
ネル2を掘進する際にシールド掘進機4の左右両側面に
側部掘進機11を装着した時には、側部掘進機11と結
合部8との間に隙間が生ずることになる。そして幅広の
トンネル2を掘進している際に幅広のトンネル2の上方
の土砂が水と共に結合部8を通って側部掘進機11内に
流入して掘削されるため、幅広のトンネル2の上方が崩
壊する危険があった。
幅広のトンネルを掘進している際に上方の土砂が側部掘
進機内に流入しないようにして、幅広のトンネル掘進中
の土砂崩壊が発生しないようにしたシールド掘進機およ
びトンネル掘進方法を提供することを目的とするもので
ある。
と、前面に回転カッタを有する円筒形の前胴と、前記後
胴の前端に前記前胴を屈折可能に結合する結合部と、該
結合部の側方に固着される樋と、前面に回転カッタを有
し該樋の外側から前記後胴の側面と前胴の側面とに亘っ
て装着される側部掘進機と、を備えたことを特徴とする
シールド掘進機および円筒形の後胴と、前面に回転カッ
タを有する円筒形の前胴と、前記後胴の前端に前記前胴
を屈折可能に結合する結合部とを備えたシールド掘進機
で竪坑設置箇所まで円形のトンネルを掘進し、前記竪坑
内で前記結合部の側方に樋を固着し、次に前面に回転カ
ッタを有する側部掘進機を前記樋の外側から前記後胴の
側面と前胴の側面とに亘って装着した後、前記全ての回
転カッタで幅広のトンネルを他の竪坑設置箇所まで掘進
し、該他の竪坑内で前記側部掘進機と樋とを除去し、続
いて前記円筒形の後胴と、前面に回転カッタを有する円
筒形の前胴と、前記後胴の前端に前記前胴を屈折可能に
結合する結合部とを備えたシールド掘進機で円形のトン
ネルを掘進することを特徴とするトンネル掘進方法とし
たものである。
に流入した水と土砂とは樋の中を通って幅広のトンネル
底部に達するのみで側部掘進機内に流入しなくなるた
め、幅広のトンネルの上方が崩壊することがなくなる。
る。
の部分横断平面図、図2は図1をII方向から見た側面
図、図3は図2のIII部分の斜視図であって、前述し
た図4ないし図6と同一部分には同一符号を付してあ
る。
て、正面から見た形状が弧状であり、断面がコ字状にな
っているものである。樋12は後胴5の前端に前胴7を
屈折可能に結合している結合部8の側方において後胴5
と前胴7とに溶接等によって固着されるものであり、側
部掘進機11は図1に示すように、後胴5と前胴7とに
固着された樋12の外側から後胴5の側面と前胴7の側
面とに亘って装着するようになっている。
は、樋12を固着しない従来のシールド掘進機4と同じ
状態で竪坑3の設置箇所まで掘進する。
掘進すると、竪坑3内で結合部8の側方において樋12
を後胴5と前胴7とに溶接等によって固着する。樋12
の固着により前胴7は後胴5に対して屈折不能の固定状
態となるが、地下鉄の停車場部分となる幅広のトンネル
2は直線で掘進することが多いので、掘進作業に支障を
与えることは殆んどない。
した後、同じ竪坑3内で図1の上方部分に示すように樋
12の外側から、回転カッタ10を有する側部掘進機1
1を後胴5の側面と前胴7の側面とに亘って装着する。
側部掘進機11が装着されている箇所の結合部8は樋1
2によって遮蔽されているため、従来のように結合部8
と側部掘進機11の内部とが連通せずに、遮断されるこ
とになる。
の装着とを完了した後、図4に示す幅広のトンネル2を
掘進する。この際上方から結合部8(図2、図3参照)
の外周に流入した水と土砂とは樋12の中を通って幅広
のトンネル2の底部に達するのみで、側部掘進機11の
中に入って側部掘進機11により掘削されなくなるた
め、幅広のトンネル2の上方が崩壊することがなくな
る。
には図示しない竪坑を設け、その竪坑内で側部掘進機1
1と樋12とをシールド掘進機4から除去し、再びシー
ルド掘進機4のみで円形のトンネル1を掘進する。
とが遮断されるため、結合部に流入した水や土砂が側部
掘進機内に流入されることがなく、従って幅広のトンネ
ルの上方が崩壊することがなくなる。
平面図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒形の後胴と、前面に回転カッタを有
する円筒形の前胴と、前記後胴の前端に前記前胴を屈折
可能に結合する結合部と、該結合部の側方に固着される
樋と、前面に回転カッタを有し該樋の外側から前記後胴
の側面と前胴の側面とに亘って装着される側部掘進機
と、を備えたことを特徴とするシールド掘進機。 - 【請求項2】 円筒形の後胴と、前面に回転カッタを有
する円筒形の前胴と、前記後胴の前端に前記前胴を屈折
可能に結合する結合部とを備えたシールド掘進機で竪坑
設置箇所まで円形のトンネルを掘進し、前記竪坑内で前
記結合部の側方に樋を固着し、次に前面に回転カッタを
有する側部掘進機を前記樋の外側から前記後胴の側面と
前胴の側面とに亘って装着した後、前記全ての回転カッ
タで幅広のトンネルを他の竪坑設置箇所まで掘進し、該
他の竪坑内で前記側部掘進機と樋とを除去し、続いて前
記円筒形の後胴と、前面に回転カッタを有する円筒形の
前胴と、前記後胴の前端に前記前胴を屈折可能に結合す
る結合部とを備えたシールド掘進機で円形のトンネルを
掘進することを特徴とするトンネル掘進方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35955491A JP2861566B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | シールド掘進機およびトンネル掘進方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35955491A JP2861566B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | シールド掘進機およびトンネル掘進方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05179887A JPH05179887A (ja) | 1993-07-20 |
JP2861566B2 true JP2861566B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=18465102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35955491A Expired - Fee Related JP2861566B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | シールド掘進機およびトンネル掘進方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2861566B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113338981B (zh) * | 2021-07-14 | 2024-04-05 | 成都未来智隧科技有限公司 | 掘进机开挖刀盘和掘进机 |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP35955491A patent/JP2861566B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05179887A (ja) | 1993-07-20 |
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