JPS6031787Y2 - 粉砕機用分級機 - Google Patents

粉砕機用分級機

Info

Publication number
JPS6031787Y2
JPS6031787Y2 JP17467481U JP17467481U JPS6031787Y2 JP S6031787 Y2 JPS6031787 Y2 JP S6031787Y2 JP 17467481 U JP17467481 U JP 17467481U JP 17467481 U JP17467481 U JP 17467481U JP S6031787 Y2 JPS6031787 Y2 JP S6031787Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
crusher
suction hood
gas suction
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17467481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5882856U (ja
Inventor
忠之 古閑
Original Assignee
宇部興産株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 宇部興産株式会社 filed Critical 宇部興産株式会社
Priority to JP17467481U priority Critical patent/JPS6031787Y2/ja
Publication of JPS5882856U publication Critical patent/JPS5882856U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6031787Y2 publication Critical patent/JPS6031787Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は粉砕機に組合せて使用される製品粒度調節用の
分級機に関するものである。
従来、粉砕機に組合せて使用する分級機は非常に複雑な
機械の構成を必要としていた。
すなわち、通常エヤーセパレータと呼ばれるものは回転
ロータの円周に羽根を取り付け、ロータの回転数を変化
させ、遠心力を調節することにより分級粒度の調節を行
なうので当然回転ロータ、羽根からならる回転機構、こ
れらを支持する軸、軸受等の支持機構および減速機、軸
継手、可変速電動機からなる駆動機構等の複雑な機構の
組合せて構成されていた。
本考案はこれらの欠点をなくすためのものであり、粉砕
機ケーシングの上部に上下方向へ移動可能なガス吸引用
フードを粉砕機出口ダクトの外周に設置させることによ
り、機械の構成を簡潔にして、しかも、ガス吸引用フー
ドの位置を変化させるだけで製品の分級が容易に行なえ
る分級機を提供するものである。
次に、第1図に示した1実施例に基づき、本考案の構成
をさらに詳細に説明する。
本実施例に示した粉砕機はエアースエプトタイプの竪型
粉砕機であり、その主要部は粉砕機ケーシング3の内部
に具備され、粉砕機の下部に位置する竪型減速機16お
よび図示していない電動機等からなる駆動部、竪型減速
機16の出力軸に回転自在に取付けられた粉砕テーブル
13および粉砕テーブル13の上方に位置させた複数個
の粉砕ローラ等からなる粉砕部、および、粉砕機の最上
部に位置している本考案に係る分級機構から構成されて
いる。
粉砕テーブル13の外周には連続してガス整流板18が
取付けられ、その下方には、ガス入口部15が位置して
いる。
また、粉砕機ケーシング3のやや上部には原料投入シュ
ート17が固着されている。
粉砕機ケーシング3の最上部には粉砕機出口ダクト2が
取付けられており、出口ダクト2は、ブラケット23を
介して建家側基礎19にに支持、固定されている。
出口ダクト2の粉砕機出口付近のダクト2は直線部20
を有しており、直線部20は粉砕機の中心に設置されて
いる。
ダクト2の直線部20の外周にはガス吸引用フード1が
ケーシング3を貫通して上下方向へ移動自在に取付けら
れている。
すなわち、ガス吸引用フード1は、ガス吸引用フード1
の上部に設けられたフランジ21の周囲方向に配設され
、かつ、ケーシング3に下部を固着された高さ調節ねじ
11により支持されており、ナツト12によりその位置
を変えうるように構成されている。
これによりガス整流板18とガス吸引用フード1の入口
までの距離Hを変化させることが可能である。
ガス吸引用フード1とケーシング3との間にはパツキン
8がガス吸引用フード1の周囲に沿って取付けられ、ガ
ス漏れを防止している。
また、パツキン8はケーシング3の1部より下部を受は
止められており、さらに、パツキン押え9を介して調整
ボルト10により締付けられている。
調整ボルト10は、コーン1の上部フランジにねじ込ま
れている。
また、ガス吸引用フード1と出口ダクト2の直線部20
の間には、同様に、ガス漏れ防止用のパツキン7が取付
けられており、下部は出口ダクト2に固着したパッキン
受22により受は止められており、さらにパツキン押え
4を介して調整ボルト6により締付けられている。
なお、調整ボルト6は出口ダクト2に固着されたブラケ
ット5にねじ込まれている。
なお、ダクト2およびガス吸引用フード1の横断面は円
形、角形どちらでもよい。
また、ガス吸引用フード1の下部はガスの吸込みを容易
にさせるため末広り型としたが、これは直線状であって
もよい。
次に以上のように構成された本考案の作動を説明する。
原料投入シュート17から供給される原料は粉砕テーブ
ル13の中心部に落下し、粉砕テーブル13の回転によ
る遠心力により粉砕テーブル13の外周に押し出される
こうして押し出された原料は粉砕ローラ14に噛み込ま
れ粉砕テーブル13との間で粉砕される。
粉砕された原料は、ガス入口部15から導入され、ガス
整流板18を通過してくるガスにより搬送されて粉砕機
の上部の分級機に至り、微粉粒子はガスと共にガス吸引
用フード1に吸引され、さらにダクト2の内部を通過し
、図示していないサイクロン等の製品捕集装置によりガ
スと製品が分離されて、分離された製品は製品ホッパへ
貯蔵され、ガスは空気中へ排出される。
さらに、下記に説明する理由によりガス吸引用フード2
の下端位置まで上昇できなかった粗粒粒子は再び粉砕テ
ーブル13上に落下し、粉砕ローラ14との間に噛込ま
れて再粉砕される。
このようにして、所定の粒度に粉砕された原料は粉砕機
の外へ排出され、ガス吸引用フード1、ダクト2を通過
して製品として回収される。
なお、前記したガス入口部15から導入され、粉砕機内
部を通過するガスは、−前記サイクロン等の捕取装置以
降に設置された図示していないガス吸引ファンにより発
生芝せられる。
粉砕テーブル13および粉砕ローラ14により粉砕され
た粒子の浮遊粒子径は、iヤースエプト型の粉砕機にお
いては、粉砕機内部のガス吹き上げ速度■および搬送高
さHにより影響される。
例えば、搬送高さHを一定にした時、ガス吹き上げ速度
■を大きくすれば、より大きい粒子径の粒子を吹き上げ
ることが可能であり、逆にガス吹き上げ速度Vを小さく
すれば、より小さい粒子径の粒子でないと吹き上げるこ
とができない。
また、粉砕機内部のガス吹き上げ速度■が一定と仮定し
た場合、粒子の搬送高さHは、粒子径が大きい程、低く
なる。
ガス吹き上げ速度■は、実際は、一定の風量が粉砕機に
供給された場合でも、粉砕機内部の高さ′により変化す
る。
すなわち、粉砕機の構造上、ガス整流板18のガス通過
面積は、粉砕機ケーシング3のガス通過面積よりもかな
り小さくなっており、また、ガス整流板18上部には粉
砕ローラ等があり、この部分はケーシングの断面積より
は小さくなっている。
したがって、ガス吹き上げ速度■は粉砕機の上方に行く
に従って小さくなる。
なお、図中の矢印はガスおよび原料の流れ方向を示して
いる。
以上の説明から、ガス吸引用フード1を上下方向へ移動
させて、ガス整流板18からガス吸引用フード1の高さ
Hを調節することにより、ガス整流板18からガス吸引
用フード1の間におけるガス吹き上げ速度■を浮遊粒子
径に見合った速度に調節することができ、製品の分級状
態を調節することができる。
すなわち、ガス吸引用フード1を上げると粒径の小ささ
い製品が得られ、また、逆に、ガス吸引用フード1を下
げると粒径の大きい製品が得られる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、粉砕
機ケーシング3の上部に上下方向に移動可能なガス吸引
用フード1を粉砕機出口ダクト2の外周に設置した分級
機としたので次のような優れた効果がある。
(1)調整ねじ11のナツト12を調整して、ガス吸引
用フード1の高さを変化させるだけで、過大なガス風量
を必要とすることなく、ガス吸引用フード1に吸引され
る製品の粒径の調節が容易にでき、従来の分級機のよう
な回転ロータ、羽根等の回転機構、軸、軸受等の支持機
構および減速機、電動機等の駆動機構等からなる複雑な
機械構成を必要とせず、簡単な分級機ができる。
(2)従来の分級機のように、機械の回転部分がなく、
また、電動機等の電気品も必要でないので運転保守が極
めて容易になり、安定した運転が行なえる。
(3)エヤースエプト方式の粉砕機に設置し、ガス源と
して熱風を使用すれば、粉砕と分級の過程で原料の乾燥
も同時にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のl実施例を示す縦断面図である。 1・・・・・・ガス吸引用フード、2・・・・・・粉砕
機出口ダクト、3・・・・・・粉砕機ケーシング、4,
9・・・・・・パツキン押え、7,8・・・・・・パツ
キン、6,10・・・・・・調整ボルト、11・・・・
・・調整ねじ、13・・・・・・粉砕テーブル、14・
・・・・・粉砕ローラ、16・・・・・・竪型減速機、
17・・・・・・原料投入シュート、18・・・・・・
ガス整流板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉砕機ケーシングの上部において、粉砕機出口ダクトの
    外周にガス吸引用フードを移動可能に設けたことを特徴
    とする粉砕機用分級機。
JP17467481U 1981-11-26 1981-11-26 粉砕機用分級機 Expired JPS6031787Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17467481U JPS6031787Y2 (ja) 1981-11-26 1981-11-26 粉砕機用分級機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17467481U JPS6031787Y2 (ja) 1981-11-26 1981-11-26 粉砕機用分級機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5882856U JPS5882856U (ja) 1983-06-04
JPS6031787Y2 true JPS6031787Y2 (ja) 1985-09-24

Family

ID=29966738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17467481U Expired JPS6031787Y2 (ja) 1981-11-26 1981-11-26 粉砕機用分級機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6031787Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5882856U (ja) 1983-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3155326A (en) Ore pulverizer and sizing device
JPS6031787Y2 (ja) 粉砕機用分級機
JP2002519175A (ja) 石炭粉砕機用の内蔵式空気密封装置
JP2823099B2 (ja) 微粉砕設備
JPH02293584A (ja) 湿潤原料の乾燥粉砕装置
JP2882132B2 (ja) 竪型粉砕機
JPS6224131B2 (ja)
JPH0344817B2 (ja)
JP2526166B2 (ja) 竪型粉砕機
JPS6377554A (ja) 竪型粉砕機
JPH0319968Y2 (ja)
JPS6326186Y2 (ja)
JPS6031829Y2 (ja) 竪型ミルの分級装置
KR870002126B1 (ko) 고형물질의 분쇄 방법
JP2681839B2 (ja) 竪型粉砕機
JPH0131422B2 (ja)
JPH0239567Y2 (ja)
JPH11276920A (ja) 竪型ミルによる粒状原料の粉砕・分級方法および装置
JPH0362462B2 (ja)
JPH0560535U (ja) 竪形ミル
JPH0128825Y2 (ja)
JPS6362558A (ja) 竪型粉砕機
JPH0319969Y2 (ja)
JPH0677864U (ja) 三方向分級機及び該分級機を用いた粉砕設備
JPH04317749A (ja) 竪型粉砕機