JPS6031745B2 - エレベ−タの非常運転装置 - Google Patents

エレベ−タの非常運転装置

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JPS6031745B2
JPS6031745B2 JP52107552A JP10755277A JPS6031745B2 JP S6031745 B2 JPS6031745 B2 JP S6031745B2 JP 52107552 A JP52107552 A JP 52107552A JP 10755277 A JP10755277 A JP 10755277A JP S6031745 B2 JPS6031745 B2 JP S6031745B2
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JP
Japan
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gear
motor
main motor
energized
output shaft
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JP52107552A
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JPS5442754A (en
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宏 釜池
秀夫 内野
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はェレベータを停電等の非常時に運転する装置
の改良に関するものである。
停電または故障によりェレベータのかごが階と階の中間
で停止し、走行不能に陥ると、かご内に乗客が閉じ込め
られる状態(以下かん詰め状態という。
)が発生する。これを蓄電池と小形の補助電動機を用い
て主電動機を駆動してかごを運転し、かん詰め状態の乗
客を救出することが提案されている。その一例を第1〜
第3図に示す。図中、1はェレべ−タ駆動用主電動機、
2は主電動機1の軸に装着された第1の歯車、3は主電
動機1の外わく上に設置された補助電動機、4は補助電
動機3の軸に装着され第1の歯車の軸方向け移動する第
2の歯車、5は主電動機1によって駆動される出力軸、
6は出力軸5に結合された綱車、7は綱車6に巻き掛け
られた主素、8はかご、9はつり合おもりである。第2
図および第3図中、10は補助電動機3の軸、10aは
軸10に設けられたねじ、11は第2の歯車4に固着さ
れ第2の歯車4とともに軸10‘こ遊嫁された移動子で
、その内側にはねじ10aと係合するつめ11aが、外
側には外方へ張り出したつば11bがそれぞれ形成され
ている。
12は補助電動機3に固定され軸10を松持する支持具
、12aは軸10に遊隊された環状ストッパ、13は支
持臭12に支点13aで枢着され下端は移動子11に遊
鼓された連結ロッド、14は一端が連結ロッド13の上
端に連結され軸10の鞠方向へ移動可能に構成されたプ
ランジャ、15はプランジヤ14を矢印A方向へ付勢す
る押いまね、16は補助電動機3に固定されプランジャ
14を押いまね15の力に抗して矢印B方向へ移動させ
る力を与えるプランジャ用コイルである。
なお、17は第1の歯車2および第2の歯車4の歯の対
向部分にそれぞれ設けられた切欠きである。電源が停電
すると、主電動機1は停止し、かご8も停止する。この
とき、かご8が階と階の間にありプランジャ用コイル1
6が付勢されると、第2の歯車4は回転しながら第1図
の左方へ移動して第1の歯車2と係合する。すなわち、
図の状態でプランジャ用コイル16が付勢されると、プ
ランジヤ14は矢印B方向へ吸引され、連結ロッド13
を時計方向へ回動させる。
そのため、連結ロッド13の下端は第2の歯車4の側面
を押圧する。これにより、移動子11はそのつめ11a
がねじ10aに案内されるため、移動子11すなわち第
2の歯車4は補助電動機3側から見て時計方向に回転し
ながら矢印A方向へ移動する。そして第2の歯車4の歯
と第1の歯車2とはそれらの切欠き17によって案内さ
れ確実に係合する。次の補助電動機3が蓄電池によって
駆動され、第1の歯車2を介して主電動機1を回転させ
る。
すなわち、この係合の完了後は軸10を第2の歯車4の
上記回転方向と逆方向へ回転させれば、環状ストッパー
2aおよび移動子のつめ11aの作用により、補助電動
機3の回転は第1の歯車2に伝達され、これを駆動する
。そして、かご8を運転して最寄り階から乗客を救出す
る。非常運転が終了すると、第2の歯車4は前と逆方向
に回転しながら第1図の位置へ復帰しようとする。すな
わち、上記の状態でプランジャ用コイル16を消勢する
と、押いまね15の力によってプランジャー4は矢印A
方向へ移動し、連結ロッド13の下端はつば11bを押
圧し、移動子11すなわち第2の歯車4には前と逆の方
向に回転しながら矢EOB方向へ移動して、図の位置ま
で復帰しようとする。そして、停電が回復すると、以後
電動機1による平常運転に移行する。
ところが、主電動機1は最寄り階でブレーキによって拘
束されているので、第2の歯車4が回転しながら復帰し
ようとしても、両方の歯車2,4の歯が互いに接触する
ことにより、係合が外れない。
この状態で平常運転を行った場合、第2の歯車4の復帰
時の回転方向と逆方向へ第1の歯車2が回転するような
方向へ運転されれば係合が外れるが、同鰻向の場合は、
ますます第2の歯車4が第1の歯車2にかみ込む方向に
力が加わることになる。その結果、係合が外れないまま
補助電動機3は主電動機1によって駆動されることにな
る。一般に、救出運転時のかご8の速度は低速であり、
補助電動機3側からの減速比を大にしているので、主電
動機1側から補助電動機3が駆動さると、その回転数は
補助電動機3の定格回転数の5〜1ぴ昔の回転数で回転
することになり、補助電動機3は軸受部分で破壊するお
それがある。この発明は上記欠点を改良するもので、非
常運転終了時、第2の歯車と第1の歯車の係合を容易に
解除し、補助電動機の損傷を防止するようにしたェレベ
ータの非常運転装置を提供することを目的とする。
以下、第1図〜第4図によりこの発明の一実施例を説明
する。
第4図中、Po,S,Tは三相交流電源、20‘ま整流
回路、21は停電検出リレーで、21a〜21cはその
常開接点、21d,21eは同じく常閉接点、22は電
源回復検出リレ−で、2a,22bはその常開接点、2
2c,22dは同じく常閉接点、23は付勢されると直
ちに動作し消勢されると一定時間経過後復帰する限時復
帰形の時限リレーで、23a,23bはその常開接点、
24は蓄電池等の非常電源、25は交流電源R,S,T
の停電時に救出運転を指令する停電救出運転回路、26
は時限リレー23と同様の時限リレーで、停電救出運転
終了時に付勢され、復帰時限は時限リレー23よりも短
く設定されている。
26aはその常開接点、27は平常時は閉成し停電救出
運転中開放する停電救出運転検出リレー接点、28は電
磁ブレーキコイルで、付勢されると主電動機1を解放し
、消勢されるとばね力で主電動機1は拘束される。
29は主電動機用接触器で、29a,29bはその常開
接点、30は平常運転時のみ有効なブレーキ開放磁接触
器の接点群、31は同じく走行用電磁接触器の接点群、
32は同じく制御回路である。
次に、この実施例の動作を説明する。
電源R,S,Tの正常時は、停電検出リレー21は付勢
され、接点21a〜21cは閉成し、接点21d,24
eは開放している。
回路は図示してないが、これでェレベータの平常運転が
行われる。さて、電源R,S,Tが停電すると、停電検
出リレー21は消勢され、接点21a〜21cは開放し
、接点21d,21eは開成する。
これで、停電救出運転回路25は動作し、救出運転の指
令が発せられる。そして、プランジャコイル16が付勢
されると、既述のように第2の歯車4が移動して第1の
歯車2に係合する。この係合が終了すると、補助電動機
3が付勢され、同時に停電救出運転回路25の出力によ
りブレーキコイル28は付勢された主電動機1は解放さ
れる。そのため、歯車4,2の係合によって主電動機1
は駆動され救出運転が行われる。救出運転中は停電救出
運転検出リレー接点27は開放しているので、救出運転
中に電源R,S,Tが回復しても停電検出リレー21は
付勢されない。したがって、救出運転が中止されること
はない。救出運転が終了すると、補助電動機3およびプ
ランジャ用コイル16は消勢されるが、前述のように歯
車2および歯車4の係合は外れない。また時限リレー2
6は付勢されて動作し、接点26aは閉成する。また接
点27は閉成する。ここで、電源R,S,Tが回復する
と、時限リレー23は動作し、接点23a,23bは閉
成する。
停電検出リレー21は再び付勢され、接点21a〜21
cは閉成し、接点21d,21eは開放する。20−2
1a−21c−26a−22一21d一20の回路によ
り、電源回路復検出リレー22は付勢され、接点22a
,22bは閉成し、接点22cは開放する。
これで、電源回復検出リレー22は時限リレー23が復
帰して接点23aが開放するまで、20−21a−23
a−22a−22−21b−20の回路により保持され
る。20一21a一22b一23b一29−21b−2
0の回路により、主電動機用接触器29は付勢され、接
点29aは閉成し主電動機1に電圧がE肋ロされる。
同時に、接点29bも閉成し、ブレーキコイル28は付
勢されるため、主電動機1は解放されて回転し、第1の
歯車2も回転する。一方、停電救出運転回路25の消勢
により、時限リレー26は消勢される。プランジャ用コ
イル16は消勢されており、既述のように第2の歯車4
は押いまね15の力によって回転しながら矢印B方向へ
移動する。このとき主電動機1すなわち第1の歯車2の
回転方向は、第2の歯車4の復帰時の回転方向と逆の方
向に選んであるので、第2の歯車4は第1の歯車2に防
害されることなく脱出し、これらの係合は外れる。接点
22cが開放してから一定時限経過後に時限リレー23
が復帰すると、接点23bは開放し、接触器29は消勢
され、接点29aは開放して主電動機1は断電される。
同時に、接点29bは開放するので、ブレーキコイル2
8は消勢され、主電動機1は拘束される。また、接点2
3aも開放して電源回復検出リレー22は消勢され、初
期状態に戻り、以後平常運転が行われる。上記実施例は
、停電の場合の救出運転について説明したが、ェレベー
タの故障時乗客がかん詰め状態になったのを救出する場
合も、停電検出リレー21をかん詰め検出リレーに置き
換えれば、同様に適用可能である。
また、第1の歯車2と第2の歯車4の係合を外すため主
電動機1を回転させたが、これを主電動機用接触器29
の接点により、補助電動機3を押いまね15による第2
の歯車4の復帰時の回転方向と逆方向に回転させるよう
にしても、両歯車2,4の係合を容易に外すことができ
る。
以上説明したとおりこの発明では、補助電動機による運
転終了後、補助電動機に設けられた第2の歯車と、主電
動機に設けられた第1の歯車の係合力を弱める方向へ主
電動機を回転させて上記係合を外した後、平常運転に移
行するようにしたので、平常運転に移行したときは確実
に係合は外れており、補助電動機の損傷を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるェレベータの非常運転装置の一
実施例を示す全体構成図、第2図は第1図の補助電動機
部分の一部断面正面図、第3図は第2図の第2の歯車部
分の一部断面詳細図、第4図は制御回路図である。 1・・…・ェレベータ駆動用主電動機、2・・・・・・
第1の歯車、3・…・・補助電動機、4・・・・・・第
2の歯車、10・・・・・・補助電動機軸、10a・・
・・・・ねじ、11・・・・・・移動子、11a・・・
・・・つめ、11b・・・・・・つば、13・・・・・
・連結ロッド、14…・・・プランジヤ、15……押い
まね、16……プランジャ用コイル、21・…・・停電
検出リレー、22・・・・・・電源回復検出リレー、2
3・・・・・・限時復帰形時限リレー、24…・・・非
常電源、25・…・・停電救出運転回路、26・・・・
・・限時復帰形時限リレー、27・・・・・・停電救出
運転検出リレー接点、28・・・・・・電磁ブレーキコ
イル、29・…・・主電動機用接触器。 なお、図中同一部分は同一符号により示す。多l図 多2図 篭3図 多ム図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 かごを駆動する主電動機の駆動軸に装着された第1
    の歯車、出力軸が上記駆動軸と平行に配置され要時に付
    勢されて上記第1の歯車を介して上記かごを運転しかつ
    上記出力軸にはねじが設けられた補助電動機、上記ねじ
    にねじ込まれて上記出力軸の長手方向に移動可能に装着
    された第2の歯車、この第2の歯車に係合されて故障又
    は停電時に付勢されて上記第2の歯車を上記出力軸の長
    手方向に摺動変位させかつ上記ねじによる回転変位を生
    じさせて上記第1の歯車に対して係合動作させ係合状態
    に保持するとともに消勢されることにより上記第2の歯
    車を上記係合動作時とは逆方向へ上記摺動変位及び回転
    変位させて上記第1の歯車から離脱し復帰動作させるプ
    ランジヤ装置、及び上記第2の歯車の復帰動作時に上記
    ねじと上記プランジヤ装置動作による上記第2の歯車の
    回転変位方向とは逆方向へ上記主電動機を回転させる制
    御回路を備え、上記制御回路の動作後上記主電動機を平
    常運転させるようにしたエレベータの非常運転装置。
JP52107552A 1977-09-07 1977-09-07 エレベ−タの非常運転装置 Expired JPS6031745B2 (ja)

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JPS5442754A JPS5442754A (en) 1979-04-04
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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59105267U (ja) * 1982-12-29 1984-07-16 横浜エレベ−タ株式会社 停電時におけるエレベ−タの最寄階着床装置
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TWI398398B (zh) * 2010-11-04 2013-06-11 Lift Technology Co Ltd 電梯輔助逃生裝置

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