JPS6031433A

JPS6031433A - 部品給送装置

Info

Publication number: JPS6031433A
Application number: JP13686783A
Authority: JP
Inventors: Kazuo Kondo; 和夫近藤
Original assignee: Mamiya Camera Co Ltd
Current assignee: Mamiya Camera Co Ltd
Priority date: 1983-07-28
Filing date: 1983-07-28
Publication date: 1985-02-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、ホッパから部品給送用レール上に供給され
た部品をレールの振動により順次給送する部品給送装置
に関する。

例えば、種々のチップ形電子部品をプリント基板上の所
定位置に装着する自動チップ部品装着装置等に用いられ
る部品給送装置として、ホッパから供給されるチップ部
品を、振動台上に固定した部品給送用レール上に落下さ
せ、このレールを振動させることにより、順次レール先
端部へ給送するようにしたものがある。

このような部品給送装置における従来の部品補給用のホ
ッパとしては、常時入量の部品を貯留し、必要に応じて
その一部をレールに供給するボールブイーダ等の貯留型
と、下部に部品を収納したホッパケースが必要に応じて
回転し、部品をレール上に落下供給する回転型とが用い
られているが、前者は多大のスペースを必要とするため
、装置をコンパクトにすることができず、後者は縦形に
できるので狭小な場所に多くのレールを設けることがで
きるが、ホッパケースを回転させるための駆動機構が必
要となるため、構造が複雑イヒし、高価になる等の難点
を有していた。

この発明は上記の点に鑑みてなされたもので、構造が簡
単でコンパクトに構成でき、多数のレールにそれぞれ異
なる部品を供給するのに適した部品補給装置を有する部
品給送装置を安価に提供することを目的とするものであ
る。

そのため、この発明による部品給送装置は、ホラハラレ
ールの後端部を嵌入させる中空で底面が傾斜したケース
にして、その底部に貯留された部品を、そのケースの底
面最下部に設けた小孔からエアを吹き込むことにより上
方に吹上げ、吹上げ後落下する部品を部品給送用レール
の部品整列口に導くようにしたものである。

以下、添付図面を参照してこの発明の詳細な説明する。

第１図はこの発明による部品給送装置の概略を示すもの
で、部品給送用レール１は、図示しない振動装置によっ
て矢示Ａ方向に微振動される振動台２にレールホルダ３
を介して固設され、振動台２は傾斜した板スプリング４
を介してベース５に装着されている。

レール１の後端には部品補給用のホッパケース６が付設
され、ホッパケース６の内部に貯えられた部品が、エア
噴出装置７の操作により吹き上げられてレール１上に落
下して整列し、レール１の振動により順次先端方向に供
給される。

第２図は、部品給送用レール１に部品を供給するための
ホッパケース６の内部構造を示すもので、上部に部品投
入口６１が開口し、この部品投入口６１を開閉するＭ６
２の基部がホッパケース６のモールド成形部６ａに挿入
固定されている。

この蓋体６２は、弾性合成樹脂材のモールド成形品から
なり、中間部に設けたＵ字状部６２．で弾性を持たせ、
常時は図示の状態で部品投入口６１を閉鎖し、ボタンＥ
１２ｂを下方に押圧することにより、部品投入口６１を
開閉して部品を投入または除去することができる。また
、開閉部にはエア流通用の複数の小透孔６２Ｃが設けら
れている。

ホッパケース６の底面６３は、部品投入口６１から投入
された部品が溜りすぎないような適度の傾斜面をなし、
その最下部にエア吹き込み用の小孔６４が開口し、図示
しないが網等が張装されて部品の落下を防止している。

小孔６４の上方には、この小孔６４から吹き込まれるエ
ア噴流により部品を矢示Ａの経路を通って上方に導く吹
上通路６５が設けられ、この通路を通して吹き上げられ
た部品が落下する部分に、挿入口６７を通ってホッパケ
ース６内に嵌入して係止部６８に後端を保持されるレー
ル１の部品整烈口１ａに部品を導く傾斜誘導部６日が設
けられている。

この傾斜誘導部６日の最下部には、部品落下口６９ａ及
びこの部品落下口６９ａから落下する部品が部品給送用
レール１の部品整列口１ａまで緩速度で滑り落ちてレー
ル１に乗りやすくするための傾斜ガイド片が６９ｂが設
けられている。

レール１には、部品整列口１ａに整列した部品を給送す
る給送用溝１ｂが設けられ、ホッパケース６に挿脱自在
であり、レール装着時には、ホッパケース６の側面に設
けた突起部Ｐにその側面が圧接して両者間の遊びを無く
すると共に、摩擦力を与えてレール１がホッパケース６
から不用意に脱落しないようになっている。

そして、レール１を振動台２に固定したままでホッパケ
ース６だけを取り換えることもできる。

なお、ホッパケース６は透明合成樹脂のモールド成形品
として、貯留されている部品の量が外部から容易に判る
ようにすることが望ましく、また、蓋体６２を色分けし
、この色をホッパケース６内の部品の種類に対応させる
ようにすれば作業性が一段と向上する。

さらに、このように構成されたホッパケース６を装着し
たレール１を必要に応じて第１図に示すように複数組並
列に設ける。

そして、このホッパケース６の小孔６４の下方にエア吹
出ロア１を備えたエア噴出装置７を、第３図に示すよう
に、ベース５に固設したブラケット８，８間に横架され
た案内軸９ａ、９ｂによ・つてホッパケース６の配列方
向に摺動可能に設けている。

このエア噴出装置７は、押ボタン７！１を押すことによ
り、内部のバルブを開いてエア吹出ロア１からエアを高
速で吹き出すようになっている。

また、一方の案内軸９ｂに位置決め溝Ｓを各ホッパケー
ス６の位置に対応して形成してあり、エア噴出装置７に
設けたボールとクリック結合させることにより、エア噴
出装置７を移動させる時にエア吹出ロア１を所要のホッ
パケース６の小孔６４に対向させる位置決めを容易にし
ている。

このように構成した本実施例によれば、ホッパケース６
の第２図に示す部品投入口６１からチップ状の部品を投
入すると、傾斜誘導部６日の落下口６９ａから傾斜ガイ
ド片６９ｂに沿ってレール１の部品整列口１ａ上に落下
し、給送用溝１ｂに整列して供給されるが、余分な部品
はレール１の側方を通ってさらに落下して底部に貯留さ
れ、底面６３の傾斜により小孔６４を形成されている部
分に多く集まる。

このようにして、各ホッパケース６に適量の部品を貯留
させておき、各レール′１上を給送されている部品の量
を見て、部品が少なくなったレール１に装着されている
ホッパケース６の下にエア噴出装置７を移動させて、そ
のエア吹出ロア１を小孔６４に対向させ、押ボタン７３
を押せば、部品が補給される。

すなわち、エア噴出装置７のエア吹出ロア１から吹き出
したエアが、小孔６４からホッパケース６内に吹き込ま
れ、そこに貯留されている部品を通路６５を通して吹き
上げる。

その吹き上げられた部品が落下する時に、傾斜誘導部６
日によってレール１の部品整列口１ａに導かれて補給さ
れ、余分な部品は再び底部に落下する。

１回の抑圧ボタン操作では部品の補給量が足りない場合
にぼ、何回か押ボタン７３を押せばよい。

第４図は、部品を自動的に補給できるようにしたこの発
明の他の実施例を示す。この実施例において、第１図に
示した部分と同一の部分には同一の符号を付してその部
分の説明を省略する。

この実施例では、各レール１の中間部をまたぐようにセ
ンサ取付枠１０を振動台２に取付け１．各レールの給送
用溝１ａの真上にそれぞれ反射形光型センサ等の部品検
知用のセンサを配設している。

そして、この各センサの信号を検知回路１１に入力し、
各レール１のこのセンサ取付位置における部品の有無を
検知する。

一方、エア噴出装置７は、ステッピングモータ１３とベ
ルト１４により移動させ得るようにし、エアチューブ７
２の途中に挿入した電磁バルブ１５を開くことによって
エアを吹き出すようにしである。

そして、このステッピングモータ１３と電磁バルブ１５
は検知回路１１からの信号によって作動するコン１−ロ
ール回路１２によって制御される。

すなわち、検知回路１１によっていずれかのレールに部
品が無くなったことが検知されると、その検知信号によ
りコントロール回路１２がステッピングモータ１３を駆
動してそのレールに装着されているホッパケースの下に
エア噴出装置７を移動させた後、電磁弁１５を所定時間
開いてエア吹出口からエアを吹き出させる。

それによって、前述の実施例で説明したように部品の補
給が行なわれる。

なお、以上いずれの実施例の場合も、エア噴出装置７に
よって吹き出すエアに帯電防止剤を混入しておけば、部
品の吹き上げ及び落下中の摩擦による帯電を防止するこ
とができる。

以上述べたように、この発明による部品給送装置は、部
品給送用レール上に部品を供給するホッパをレールの後
端部を嵌入させる中空のケースにして、傾斜した底面上
に貯留された部品を、エアによって上方に吹き上げ、落
下する部品をレールの部品整列口に導くようにしたので
、ホッパケースを縦形に形成することができ、狭小なス
ペースに多くの部品給送レール用のホッパケースを隣接
して設けることが可能になる。そして、回転形ホッパケ
ースのようにホッパケースを回転させるための駆動装置
を必要とせず、構造が簡単になると共に操作も簡単にな
る。

また１部品給送に使用するエア源は、通常この部品給送
装置と併用される部品自動装着装置等のヘッド部の駆動
等に用いられる高圧エア供給用のエア源を共用すること
が可能なため、を別にエア源を設ける必要はなく、きわ
めて好都合である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示す全体斜視図、第２
図は、同じくそのホッパケースの内部構造を示す縦断面
図、第６図は、同じくそのエア噴出装置取付部を示す斜視図
。第４図は、この発明の他の実施例を示す全体視斜図であ
る。１・・部品給送用レール　２・・・振動台３・・レール
ホルダ　４・・板スプリング５・・ベース　６・・・ホ
ッパケース７・・・エア噴出装置ｆ　９ａ、９ｂ・・・案内軸１０
・・・センサ取付枠　１１・・・検出回路１２・・・コ
ントロール回路１３・・・ステッピングモータ　１５・・電磁弁６１・
・・部品投入口　６２・・・蓋体６３・・・ホッパケー
ス底面　６４・・・小孔６５・・・吹上通路　６日・・
・傾斜誘導部７１・・・エア吹出口　７３・・・押ボタ
ン第１図第２図１；第３図

Claims

【特許請求の範囲】

１　ホッパから部品給送用レール上に供給された部品を
、レールの振動により順次給送するようにした部品給送
装置に′おいて、前記ホッパが前記レールの後端部を直
入させる中空で底面が傾斜したケースであって、上部に
部品投入口を、前記底面の最下部にエア吹込み用の小孔
をそれぞれ有し、さらにこの小孔から吹き込まれるエア
によって吹き上げられた部品を上方に導く吹上通路と、
該通路を通って吹き上げられた部品が落下する時に該部
品を前記レールに設けられた部品整列口に導く傾斜誘導
部とを有すると共に、このケースの前記小孔からエアを
噴き込むためのエア噴出装置を設けたことを特徴とする
部品給送装置。