JPS6031391Y2 - パイプタイプケ−ブル用スキツドワイヤの引留部 - Google Patents
パイプタイプケ−ブル用スキツドワイヤの引留部Info
- Publication number
- JPS6031391Y2 JPS6031391Y2 JP17532582U JP17532582U JPS6031391Y2 JP S6031391 Y2 JPS6031391 Y2 JP S6031391Y2 JP 17532582 U JP17532582 U JP 17532582U JP 17532582 U JP17532582 U JP 17532582U JP S6031391 Y2 JPS6031391 Y2 JP S6031391Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skid wire
- pipe
- cable
- free end
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は保護パイプ内に収納されたケーブルコアの長手
方向における移動を規制するパイプタイプケーブル用の
スキッドワイヤの引留部に関する。
方向における移動を規制するパイプタイプケーブル用の
スキッドワイヤの引留部に関する。
第1図は従来のスキッドワイヤの引留部を示すもので、
ケーブルコア1が収納された保護パイプ2と、ケーブル
コアの接続部分3が収納された接続管4とはつなぎ管5
を介して相互に連結されており、このつなぎ管5と保護
パイプ2との連結部には、保護パイプ2の外周とつなぎ
管5の内面とに接面する放熱管6が設けられている。
ケーブルコア1が収納された保護パイプ2と、ケーブル
コアの接続部分3が収納された接続管4とはつなぎ管5
を介して相互に連結されており、このつなぎ管5と保護
パイプ2との連結部には、保護パイプ2の外周とつなぎ
管5の内面とに接面する放熱管6が設けられている。
他方ケーブルコア1には、これを保護パイプ2内に円滑
に引入れると共にケーブルコアの損傷を防止するための
スキッドワイヤ7が巻き付けられており、ケーブルコア
の接続部分3に近い側の自由端7aはバインド線8によ
ってケーブルコア1に緊縛された後、上記接続部分3か
ら遠ざかる方向に折り返され、ボルト等の締結具8′を
介して上記放熱管6に固定される。
に引入れると共にケーブルコアの損傷を防止するための
スキッドワイヤ7が巻き付けられており、ケーブルコア
の接続部分3に近い側の自由端7aはバインド線8によ
ってケーブルコア1に緊縛された後、上記接続部分3か
ら遠ざかる方向に折り返され、ボルト等の締結具8′を
介して上記放熱管6に固定される。
したがって同図の矢印A方向にケーブルコア1が移動す
ると、スキッドワイヤ7の自由端7aが張り、ケーブル
コア1は引留められることになる。
ると、スキッドワイヤ7の自由端7aが張り、ケーブル
コア1は引留められることになる。
しかしスキッドワイヤ7の処理作業は容易であるものの
、同ワイヤにケーブルコア引留力が加わった場合、バイ
ンド線8に緊縛された部分が立上ることがあり、引留効
果が減殺されることになる。
、同ワイヤにケーブルコア引留力が加わった場合、バイ
ンド線8に緊縛された部分が立上ることがあり、引留効
果が減殺されることになる。
また上記の如く同ワイヤ7が立上る場合、バインド線8
はケーブルコア接続部3から離れる方向にずれることに
なるが、これによってケーブルコアの絶縁紙または遮蔽
層にギャップ乱れ等が起こり、電気的に不安が生じるこ
とになる。
はケーブルコア接続部3から離れる方向にずれることに
なるが、これによってケーブルコアの絶縁紙または遮蔽
層にギャップ乱れ等が起こり、電気的に不安が生じるこ
とになる。
そこで第2図に示すようにスキッドワイヤ7の自由端7
aを、第1図のように折り返すことなくケーブルコア巻
き方向に引き出し固定することが既に提案されている。
aを、第1図のように折り返すことなくケーブルコア巻
き方向に引き出し固定することが既に提案されている。
即ち保護パイプ2と放熱管6との間に第2のつなぎ管9
を配置するようにし、スキッドワイヤ7をバインド線8
で緊縛した後、第2のつなぎ管9を放熱管6に溶接固着
し、次いでスキッドワイヤを第2のつなぎ管9の先端に
固定した後、保護パイプ2を第2のつなぎ管9に溶接固
定するというものである。
を配置するようにし、スキッドワイヤ7をバインド線8
で緊縛した後、第2のつなぎ管9を放熱管6に溶接固着
し、次いでスキッドワイヤを第2のつなぎ管9の先端に
固定した後、保護パイプ2を第2のつなぎ管9に溶接固
定するというものである。
こうした場合矢印B方向にケーブルコア1が移動しても
スキッドワイヤ7は立上ることがない。
スキッドワイヤ7は立上ることがない。
しかしかかる従来例では、第2のつなぎ管9が必要にな
るがこれは保護パイプ2の分割を意味するものであり、
したがって作業がやりにくく、また接続管4が準油止接
続箱等特殊な接続箱である場合、接続箱の長さが長くな
ることになり不都合が生じる。
るがこれは保護パイプ2の分割を意味するものであり、
したがって作業がやりにくく、また接続管4が準油止接
続箱等特殊な接続箱である場合、接続箱の長さが長くな
ることになり不都合が生じる。
本考案は放熱管に引留金具を固定し、スキッドワイヤの
自由端を同金具に取付は自在とすることによって上記問
題を解決しようというもので、これを図面に示す実施例
を参照しながら説明すると、第3図に示すようにつなぎ
管5と保護パイプ2との連結部に設けられた放熱管6の
円筒状の引留金具10を固定する。
自由端を同金具に取付は自在とすることによって上記問
題を解決しようというもので、これを図面に示す実施例
を参照しながら説明すると、第3図に示すようにつなぎ
管5と保護パイプ2との連結部に設けられた放熱管6の
円筒状の引留金具10を固定する。
即ち同金具10の基端側端面には取付面部10aが形成
されており、この取付面部10aを、ボルト等の締結具
11によって放熱管6に取付けることにより、引留金具
10は固定される。
されており、この取付面部10aを、ボルト等の締結具
11によって放熱管6に取付けることにより、引留金具
10は固定される。
引留金具10の先端部には、第4図に示すように先端部
端面から切り込んだ複数の取付は溝12.12・・・・
・・が形成されており、間溝には後述の如くスキッドワ
イヤ7の自由端部7aが挿入自在となっている。
端面から切り込んだ複数の取付は溝12.12・・・・
・・が形成されており、間溝には後述の如くスキッドワ
イヤ7の自由端部7aが挿入自在となっている。
かかる引留金具ねわにスキッドワイヤ7を取り付けるに
は、同ワイヤの自由端7aにおける基端部7bをバイン
ド線8によって緊縛した後、自由端7aをケーブルの接
続部分3から遠ざかる方向に引張り、引留金具10の取
付けi12,12・・・・・・に挿入する。
は、同ワイヤの自由端7aにおける基端部7bをバイン
ド線8によって緊縛した後、自由端7aをケーブルの接
続部分3から遠ざかる方向に引張り、引留金具10の取
付けi12,12・・・・・・に挿入する。
したがって、自由端7aが折り返し状態にならないよう
に間溝の底部12a、12a・・・・・・はスキッドワ
イヤ7の自由端7aの基端部7bよりもケーブルコア接
続部分3から離れた側になくてはならない。
に間溝の底部12a、12a・・・・・・はスキッドワ
イヤ7の自由端7aの基端部7bよりもケーブルコア接
続部分3から離れた側になくてはならない。
このようにして同ワイヤの自由端7aを挿入し、引留金
具10の外周に引き出したならば、その自由端7aの長
さを調整した後、その先端部に抜は止め具13,13・
・・・・・を取り付ける。
具10の外周に引き出したならば、その自由端7aの長
さを調整した後、その先端部に抜は止め具13,13・
・・・・・を取り付ける。
間抜は止め具は取付は溝12.12・・・・・・の軸よ
りも大であるため、自由端7aは間溝から抜けることが
なく、シたがってケーブルコア1の矢印B方向への移動
が引留められることになる。
りも大であるため、自由端7aは間溝から抜けることが
なく、シたがってケーブルコア1の矢印B方向への移動
が引留められることになる。
ところで取付は溝12,12・・・・・・の長さが短い
場合には、同ワイヤの自由端7aが引留金具10の先端
部端面側から抜は出ることがある。
場合には、同ワイヤの自由端7aが引留金具10の先端
部端面側から抜は出ることがある。
そこでこれを防止するため、取付は溝12,12・・・
・・・の端面側に環状の溝閉塞具14を取り付ける。
・・・の端面側に環状の溝閉塞具14を取り付ける。
図中15は溝閉塞具14の取り付けを容易にするための
フランジ部である。
フランジ部である。
上記において取付は溝12,12・・・・・・は、ケー
ブルコア1の長手力向沿いに形成されており、またスキ
ッドワイヤ7の自由端7aも同方向沿いに引張られるが
、第5図に示すように、取付は溝12.12・・・・・
・をスキッドワイヤ7の撚り合せ方向に切り、自由端7
aを同ワイヤの撚り合せ方向に引張り、対応する取付は
溝12,12・・・・・・に挿入するようにすれば、ケ
ーブルコア1の引留効果がさらに増すことになる。
ブルコア1の長手力向沿いに形成されており、またスキ
ッドワイヤ7の自由端7aも同方向沿いに引張られるが
、第5図に示すように、取付は溝12.12・・・・・
・をスキッドワイヤ7の撚り合せ方向に切り、自由端7
aを同ワイヤの撚り合せ方向に引張り、対応する取付は
溝12,12・・・・・・に挿入するようにすれば、ケ
ーブルコア1の引留効果がさらに増すことになる。
ところでスキッドワイヤ自由端7aの基端部7bの取付
は状態であるが、第6図及び第7図に示すようにするの
が好ましい。
は状態であるが、第6図及び第7図に示すようにするの
が好ましい。
即ち、スキッドワイヤ7の自由端7aにおける基端部7
bが当てかわれる部分のケーブルコア1外周に弾性部材
16を巻き、同部材16上に上記基端部7bを当てがう
。
bが当てかわれる部分のケーブルコア1外周に弾性部材
16を巻き、同部材16上に上記基端部7bを当てがう
。
この際同基端部7bがケーブルコア1の長手方向と平行
状になるようにする。
状になるようにする。
こうして基端部7bを弾性部材16に添設したならば、
次にバインド線8を基端部7bの上から巻き付け、同基
端部7bをケーブルコア1に緊縛する。
次にバインド線8を基端部7bの上から巻き付け、同基
端部7bをケーブルコア1に緊縛する。
次いで弾性部材16、基端部7b及びバインド線8上を
ガラステープとエポキシ樹脂17により被覆する。
ガラステープとエポキシ樹脂17により被覆する。
このようにガラステープとエポキシ樹脂17を用いるこ
とにより基端部7bのケーブルコア1周方向沿いの動き
を規制することができる。
とにより基端部7bのケーブルコア1周方向沿いの動き
を規制することができる。
第2図に示すようにガラステープとエポキシ樹脂17は
弾性部材16上に密着するが、基端部7bを平行状にし
ない場合には、基端部7b間に空間部が生じる。
弾性部材16上に密着するが、基端部7bを平行状にし
ない場合には、基端部7b間に空間部が生じる。
以上のように本考案においては、放熱管に引留金具を固
定し、これにスキッドワイヤを取り付けるようにしたの
で、従来の如く保護パイプを分割する必要がなく、した
がって作業が容易となる。
定し、これにスキッドワイヤを取り付けるようにしたの
で、従来の如く保護パイプを分割する必要がなく、した
がって作業が容易となる。
またスキッドワイヤの端部はケーブルコア接続部と反対
方向に取り出されるので、ケーブルコア移動時同ワイヤ
が立上るということがなく、シたがって引留効果が減殺
されるというようなことがない。
方向に取り出されるので、ケーブルコア移動時同ワイヤ
が立上るということがなく、シたがって引留効果が減殺
されるというようなことがない。
第1図及び第2図は従来の引留部を示す断面図、第3図
は本考案に係る引留部の断面図、第4図は同引留部を構
成する引留金具の斜視図、第5図は引留金具の異種例を
示す正面図、第6図は基端部の取付は状態を示す側面図
、第7図は同基端部の被覆状態を示す略示図である。 1・・・・・・ケーブルコア、2・・・・・・保護パイ
プ、3・・・・・・ケーブルコアの接続部分、4・・・
・・・接続管、6・・・・・・放熱管、7・・・・・・
スキッドワイヤ、7a・・・・・・自由端、10・・・
・・・引留金具、12a・・・・・・取付溝の底部。
は本考案に係る引留部の断面図、第4図は同引留部を構
成する引留金具の斜視図、第5図は引留金具の異種例を
示す正面図、第6図は基端部の取付は状態を示す側面図
、第7図は同基端部の被覆状態を示す略示図である。 1・・・・・・ケーブルコア、2・・・・・・保護パイ
プ、3・・・・・・ケーブルコアの接続部分、4・・・
・・・接続管、6・・・・・・放熱管、7・・・・・・
スキッドワイヤ、7a・・・・・・自由端、10・・・
・・・引留金具、12a・・・・・・取付溝の底部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ケーブル部が収納された保護パイプと、上記ケーブ
ル部の接続部分が収納された接続管との連結個所に設け
られた接続管用の放熱管に固定されかつケーブル部に巻
かれたスキッドワイヤの上記ケーブル接続部から遠い方
の側の自由端が挿入自在であってかつケーブル部の長手
力向沿いに伸長する取付溝を備えた引留金具を有してお
り、上記放熱管側に位置する当該取付溝の底部は上記ス
キッドワイヤの自由端における基端よりも上記ケーブル
部の接続部から離れた側に位置してなるパイプタイプケ
ーブル用スキッドワイヤの引留部。 2 引留金具におけるスキッドワイヤの自由端の取付は
個所には、スキッドワイヤの撚り方向に沿う取付は荷が
形成されており、上記自由端は該取付は溝に挿入自在で
ある実用新案登録請求の範囲第1項記載のパイプタイプ
ケーブル用のスキッドワイヤの引留部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17532582U JPS6031391Y2 (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | パイプタイプケ−ブル用スキツドワイヤの引留部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17532582U JPS6031391Y2 (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | パイプタイプケ−ブル用スキツドワイヤの引留部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5978836U JPS5978836U (ja) | 1984-05-28 |
JPS6031391Y2 true JPS6031391Y2 (ja) | 1985-09-19 |
Family
ID=30381467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17532582U Expired JPS6031391Y2 (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | パイプタイプケ−ブル用スキツドワイヤの引留部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031391Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-11-19 JP JP17532582U patent/JPS6031391Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5978836U (ja) | 1984-05-28 |
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