JPS6030581B2 - 車両用二系統油圧ブレ−キシステムの圧力制御装置 - Google Patents
車両用二系統油圧ブレ−キシステムの圧力制御装置Info
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- JPS6030581B2 JPS6030581B2 JP52139129A JP13912977A JPS6030581B2 JP S6030581 B2 JPS6030581 B2 JP S6030581B2 JP 52139129 A JP52139129 A JP 52139129A JP 13912977 A JP13912977 A JP 13912977A JP S6030581 B2 JPS6030581 B2 JP S6030581B2
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- pressure
- rear wheel
- pressure control
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/26—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels
- B60T8/262—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels using valves with stepped characteristics
- B60T8/265—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels using valves with stepped characteristics for hydraulic brake systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/24—Single initiating means operating on more than one circuit, e.g. dual circuits
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、互に独立した二つの配管系統を備えた車両用
油圧ブレーキシステムの圧力を制御する袋魔に関するも
のであり、特に車両の後輪ブレーキのアクチユエータで
あるリヤホイールシリンダの圧力を制御する圧力制御装
置に関するものである。
油圧ブレーキシステムの圧力を制御する袋魔に関するも
のであり、特に車両の後輪ブレーキのアクチユエータで
あるリヤホイールシリンダの圧力を制御する圧力制御装
置に関するものである。
従来の技術
車両用二系統ブレーキシステムは、車両の前輪および後
輪にそれぞれ設けられたホイールシリンダに対してマス
タシリンダの互いに独立した二つの加圧室において発生
させられる制動圧力をそれぞれ伝達する二つの互いに独
立した配管系統を備えるように構成される。
輪にそれぞれ設けられたホイールシリンダに対してマス
タシリンダの互いに独立した二つの加圧室において発生
させられる制動圧力をそれぞれ伝達する二つの互いに独
立した配管系統を備えるように構成される。
そして、このようなブレーキシステムにおいてリヤホイ
ールシリンダの圧力をマスタシリンダの圧力の上昇率よ
り低い率で上昇するように制御するプロポーショニング
バルブを用いることが一般的に行われている。しかし、
プロポーショニングバルブを備えた二系統油圧ブレーキ
システムにおいて、そのプロポーショニングバルブによ
って圧力を制御される側とは反対側の系統の圧力が故障
によって上昇しなくなった場合(以下、拳に一系統破損
時という)には車両全体としての制動力が低下するため
、IJャホィールシリンダの圧力を低く抑えてしまうプ
ロポーショニングバルブは無い方がよいこととなる。
ールシリンダの圧力をマスタシリンダの圧力の上昇率よ
り低い率で上昇するように制御するプロポーショニング
バルブを用いることが一般的に行われている。しかし、
プロポーショニングバルブを備えた二系統油圧ブレーキ
システムにおいて、そのプロポーショニングバルブによ
って圧力を制御される側とは反対側の系統の圧力が故障
によって上昇しなくなった場合(以下、拳に一系統破損
時という)には車両全体としての制動力が低下するため
、IJャホィールシリンダの圧力を低く抑えてしまうプ
ロポーショニングバルブは無い方がよいこととなる。
そこで、樽公昭50一17616号公報には、一系統破
損時にプロポーショニングバルプの圧力制御動作を阻止
する装置を設けることが提案されている。
損時にプロポーショニングバルプの圧力制御動作を阻止
する装置を設けることが提案されている。
これは、プロポーシヨニングバルブのリヤホィールシリ
ンダ圧力を制御する動作をなす第一ピストンの圧力制御
動作に要する移動量よりも大きい間隙を隔てて第一ピス
トンに対向する小蓬部と、その小径部に連続して形成さ
れ、小径都側の第一受圧面とその反対側に形成された第
一受圧面より面積の大なる第二受圧面とを備えた大蓬部
とを有する第二ピストンを設け、その第二ピストンをス
プリングによって常時前記第一ピストンから離隔する方
向に付勢するとともに、前記第二受圧面には前記プロポ
ーショニングバルブによって圧力を制御される配管系統
のマスタシリンダ圧力を、また前記第一受圧面には別の
配管系統の圧力をそれぞれ作用させ、二つの配管系統が
共に正常である状態では第二ピストンが作動せず、一系
統破損時には第二ピストンが第一ピストンの制御動作開
始圧力より低い圧力で作動して第一ピストンに当俵する
ように、前記スプリングの弾性力と第一ピストンの第一
および第二受圧面との大きさを選定したものである。こ
のようにすれば、一系統破損時には第二ピストンが第一
ピストンに当綾してその圧力制御動作を阻止するため、
正常な側の系統のリャホィールシリンダにはマスタシリ
ンダ圧力がそのまま伝達されることとなり、一系統破損
による制動力の低下が補われることとなる。
ンダ圧力を制御する動作をなす第一ピストンの圧力制御
動作に要する移動量よりも大きい間隙を隔てて第一ピス
トンに対向する小蓬部と、その小径部に連続して形成さ
れ、小径都側の第一受圧面とその反対側に形成された第
一受圧面より面積の大なる第二受圧面とを備えた大蓬部
とを有する第二ピストンを設け、その第二ピストンをス
プリングによって常時前記第一ピストンから離隔する方
向に付勢するとともに、前記第二受圧面には前記プロポ
ーショニングバルブによって圧力を制御される配管系統
のマスタシリンダ圧力を、また前記第一受圧面には別の
配管系統の圧力をそれぞれ作用させ、二つの配管系統が
共に正常である状態では第二ピストンが作動せず、一系
統破損時には第二ピストンが第一ピストンの制御動作開
始圧力より低い圧力で作動して第一ピストンに当俵する
ように、前記スプリングの弾性力と第一ピストンの第一
および第二受圧面との大きさを選定したものである。こ
のようにすれば、一系統破損時には第二ピストンが第一
ピストンに当綾してその圧力制御動作を阻止するため、
正常な側の系統のリャホィールシリンダにはマスタシリ
ンダ圧力がそのまま伝達されることとなり、一系統破損
による制動力の低下が補われることとなる。
また、実公昭49−29181号公報には、マスタシリ
ンダとりヤホイールシリンダとを繋ぐ油通路を開閉する
開閉弁を第一ピストンが内蔵したタイプのプロポーショ
ニングバルブに第二ピストンを付加し、この第二ピスト
ンをスプリングによって、第二ピストンのピン部が上記
開閉弁の弁子に当接して開閉弁が閉じることを阻止する
向きに付勢し、二系統が共に正常である場合にはそのプ
ロポーショニングバルブによって圧力を制御される系統
とは別の系統の圧力を第二ピストンに作用させて上記開
閉弁が閉じることを許容する位置へ第二ピストンを後退
させるようにした圧力制御装置が記載されている。
ンダとりヤホイールシリンダとを繋ぐ油通路を開閉する
開閉弁を第一ピストンが内蔵したタイプのプロポーショ
ニングバルブに第二ピストンを付加し、この第二ピスト
ンをスプリングによって、第二ピストンのピン部が上記
開閉弁の弁子に当接して開閉弁が閉じることを阻止する
向きに付勢し、二系統が共に正常である場合にはそのプ
ロポーショニングバルブによって圧力を制御される系統
とは別の系統の圧力を第二ピストンに作用させて上記開
閉弁が閉じることを許容する位置へ第二ピストンを後退
させるようにした圧力制御装置が記載されている。
このようにしても、一系統破損時にはプロポーショニン
グバルブが本来の圧力制御動作を行わないようにするこ
とができるのである。
グバルブが本来の圧力制御動作を行わないようにするこ
とができるのである。
発明が解決しようとする問題点
しかし、上記の第二ピストンはいずれも万一一系統が破
損した場合にのみ有効な作用をなすものであって、実際
には殆ん機能することがない。
損した場合にのみ有効な作用をなすものであって、実際
には殆ん機能することがない。
これはもったいないことであるため、二系統が共に正常
である状態においても第二ピストンが何らかの目的に有
効利用できれば好都合である。しかも、前記二公報に記
載された圧力制御装涜はいずれも二系統が共に正常な状
態においては通常のプロポーショニングバルブと同様の
作用をなすものであり、圧力制御特性線図が一度折れ曲
がるのみのものであるために、常用圧力範囲における制
動力を十分高めようとすると高い圧力範囲において後輪
ロックが生じ易くなる問題があった。
である状態においても第二ピストンが何らかの目的に有
効利用できれば好都合である。しかも、前記二公報に記
載された圧力制御装涜はいずれも二系統が共に正常な状
態においては通常のプロポーショニングバルブと同様の
作用をなすものであり、圧力制御特性線図が一度折れ曲
がるのみのものであるために、常用圧力範囲における制
動力を十分高めようとすると高い圧力範囲において後輪
ロックが生じ易くなる問題があった。
問題点を解決するための手段本発明は、このような事情
に鑑みて、従来は一系統破損時にのみ機能するようにさ
れていた第二ピストンを、二系統が共に正常である状態
においては後輪ロックを良好に回避しつつ常用圧力範囲
における制動力を十分に高めるために利用したものであ
る。
に鑑みて、従来は一系統破損時にのみ機能するようにさ
れていた第二ピストンを、二系統が共に正常である状態
においては後輪ロックを良好に回避しつつ常用圧力範囲
における制動力を十分に高めるために利用したものであ
る。
すなわち、二系統油圧ブレーキシステムに設けられたプ
ロポーショニングバルブのリヤホイールシリンダ圧力を
制動する動作をなす第一ピストンに対向させて、4・蓬
部と大蓬部とを有する第二ピストンを、その小径部が第
→ピストンにその第一ピストンが圧力制御動作をなすに
必要な移動距離より小さい間隙を隔てて近接しもしくは
接触する状態で配設し、その第二ピストンの大陸部の小
径部側端面に上記プロポーショニングバルブが設けられ
た側の配管系統とは別の配管系統の圧力を作用させる一
方、他端面は空気室に臨ませ、かつ第一ピストンをスプ
リングによって常時第一ピストンに向う方向に付勢する
とともに、そのスプリングの弾性力を、第一ピストンが
圧力制御動作を開始する圧力より一定値だけ高い圧力が
前記小蓬部側端面に作用したとき第二ピストンが第一ピ
ストンから離れて後退することを許容する大きさに設定
したものである。
ロポーショニングバルブのリヤホイールシリンダ圧力を
制動する動作をなす第一ピストンに対向させて、4・蓬
部と大蓬部とを有する第二ピストンを、その小径部が第
→ピストンにその第一ピストンが圧力制御動作をなすに
必要な移動距離より小さい間隙を隔てて近接しもしくは
接触する状態で配設し、その第二ピストンの大陸部の小
径部側端面に上記プロポーショニングバルブが設けられ
た側の配管系統とは別の配管系統の圧力を作用させる一
方、他端面は空気室に臨ませ、かつ第一ピストンをスプ
リングによって常時第一ピストンに向う方向に付勢する
とともに、そのスプリングの弾性力を、第一ピストンが
圧力制御動作を開始する圧力より一定値だけ高い圧力が
前記小蓬部側端面に作用したとき第二ピストンが第一ピ
ストンから離れて後退することを許容する大きさに設定
したものである。
作用および効果
このようにすれば、一系統破損時において第二ピストン
が第一ピストンの圧力制御動作を抑制するのみならず、
二系統が共に正常な状態においても有効に機能する。
が第一ピストンの圧力制御動作を抑制するのみならず、
二系統が共に正常な状態においても有効に機能する。
すなわち、第一ピストンが圧力制御動作を開始する圧力
においては、第二ピストンがまだ第一ピストンの圧力制
御動作を抑制する位置にあるため第一ピストンは第二ピ
ストンと共に移動しつつ圧力制御を行うこととなり、当
初はリャホイールシリンダ圧力が比較的低い上昇率で上
昇し、第二ピストンが小径都側端面に加えられる別の系
統の圧力によって第一ピストンから離れさせられた後は
リヤホイールシリンダの圧力がそれまでより高い上昇率
で上昇させられることとなるのである。つまり、本発明
にかかる圧力制御装置においては、圧力制御特性線図が
二箇所において折れ曲がることとなり、この折曲がりの
位置を選定することによって後輪ロックを良好に回避し
つつ常用圧力範囲における制動力を十分に高めることが
できるのである。実施例 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
においては、第二ピストンがまだ第一ピストンの圧力制
御動作を抑制する位置にあるため第一ピストンは第二ピ
ストンと共に移動しつつ圧力制御を行うこととなり、当
初はリャホイールシリンダ圧力が比較的低い上昇率で上
昇し、第二ピストンが小径都側端面に加えられる別の系
統の圧力によって第一ピストンから離れさせられた後は
リヤホイールシリンダの圧力がそれまでより高い上昇率
で上昇させられることとなるのである。つまり、本発明
にかかる圧力制御装置においては、圧力制御特性線図が
二箇所において折れ曲がることとなり、この折曲がりの
位置を選定することによって後輪ロックを良好に回避し
つつ常用圧力範囲における制動力を十分に高めることが
できるのである。実施例 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図において、1‘まタンデム形のマスタシリンダで
あり、フロント加圧室laとリヤ加圧室lbとの二つの
加圧室を有し、ブレーキペダル2が踏み込まれるときそ
れら加圧室la,lbに実質的に等しい制動圧力を発生
する。フロント加圧室laの圧力は管賂3によって左の
前輪に設けられたフロントホイールシリンダ4に導かれ
るとともに、管路5、圧力制御装置10および管路6を
経て右の後輪に設けられたりヤホィールシリンダ7′に
導かれる。この配管系統を第一系統と称することとする
。一方、リャ加圧室lbの圧力は、図示はしないがもう
一個の別な圧力制御袋魔を備えて上記第一系統と対称の
関係にある第二系統の配管系統によって、右の前輪に設
けたホイールシリンダ4′と左の後輪に設けたホイール
シリンダ7とに供給される。すなわち本実施例のブレー
キシステムはダイアゴナル式の二系統配管となっている
。圧力制御装置1川ま一個のハウジング11内に組み込
まれたプロポーショニングバルブ部10aとその制御部
10bとから成っている。
あり、フロント加圧室laとリヤ加圧室lbとの二つの
加圧室を有し、ブレーキペダル2が踏み込まれるときそ
れら加圧室la,lbに実質的に等しい制動圧力を発生
する。フロント加圧室laの圧力は管賂3によって左の
前輪に設けられたフロントホイールシリンダ4に導かれ
るとともに、管路5、圧力制御装置10および管路6を
経て右の後輪に設けられたりヤホィールシリンダ7′に
導かれる。この配管系統を第一系統と称することとする
。一方、リャ加圧室lbの圧力は、図示はしないがもう
一個の別な圧力制御袋魔を備えて上記第一系統と対称の
関係にある第二系統の配管系統によって、右の前輪に設
けたホイールシリンダ4′と左の後輪に設けたホイール
シリンダ7とに供給される。すなわち本実施例のブレー
キシステムはダイアゴナル式の二系統配管となっている
。圧力制御装置1川ま一個のハウジング11内に組み込
まれたプロポーショニングバルブ部10aとその制御部
10bとから成っている。
プロポ−ショニングバルブ部10aは、第一ピストンI
2、スプリング13、バルブシート14等を有する通常
のプ。ポーショニングバルブである。すなわち、第一ピ
ストン12は、ハウジング11内に形成された第一油室
15および第二油室16の圧力とスプリング13の弾性
力との釣合いによって軸○方向に移動し、第一ピストン
12の一部に形成された弁子12aとバルブシート14
とによって管賂5と管賂6とを運通または遮断させるの
である。一方、制御部10bは第二ピストン17とスプ
リング18とを有している。
2、スプリング13、バルブシート14等を有する通常
のプ。ポーショニングバルブである。すなわち、第一ピ
ストン12は、ハウジング11内に形成された第一油室
15および第二油室16の圧力とスプリング13の弾性
力との釣合いによって軸○方向に移動し、第一ピストン
12の一部に形成された弁子12aとバルブシート14
とによって管賂5と管賂6とを運通または遮断させるの
である。一方、制御部10bは第二ピストン17とスプ
リング18とを有している。
第二ピストン17は、小軽部17a、大軽部17bおよ
びストツバ部17cから成る段付ピストンであって、小
径部端面17dがハウジング1 1内に形成された空気
室19内において前記第一ピストン12の端面12bと
対向する状態に配段されている。また、第一ピストン大
蓬部17bの小径部側端面17eには、管路8によって
導かれたリャ加圧室lbの圧力が作用させられており、
大蚤部17bの反対側の端面17fは空気室21に臨ま
されている。第一ピストン17はスプリング18の弾性
力によって常時第一ピストン12に向う方向に付勢され
ており、この状態では4・蓬部端面17dが第一ピスト
ン12の端面12bに接触するかまたは、第一ピストン
12の圧力制御のための移動距離Qより小さい間隔6だ
け隔てて対向した状態となるように構成されている。第
二ピストン17はリャ加圧室lbの圧力が一定値を超え
たとき、スプリング18の弾性力に抗して後退させられ
るが、この後退距離8は、ストツパ部17cが、ハウジ
ング11に螺合されているプラグ22の内面に当接する
ことによって規制される。この後退腹国燈8は、前記第
一ピストン12の圧力制御のための移動距離はから間隙
6を差引し、た値より僅かに大きくなるように決定され
ているため、第二ピストン17が後退位置にあるときに
は、第一ピストン12は自由に圧力制御動作を行うこと
ができ、しかも第二ピストン17を作動させるための制
動油量は必要技4・限に節減されるのである。なお、2
3,24,25はシールリング、26はパツキン、27
はプラグである。
びストツバ部17cから成る段付ピストンであって、小
径部端面17dがハウジング1 1内に形成された空気
室19内において前記第一ピストン12の端面12bと
対向する状態に配段されている。また、第一ピストン大
蓬部17bの小径部側端面17eには、管路8によって
導かれたリャ加圧室lbの圧力が作用させられており、
大蚤部17bの反対側の端面17fは空気室21に臨ま
されている。第一ピストン17はスプリング18の弾性
力によって常時第一ピストン12に向う方向に付勢され
ており、この状態では4・蓬部端面17dが第一ピスト
ン12の端面12bに接触するかまたは、第一ピストン
12の圧力制御のための移動距離Qより小さい間隔6だ
け隔てて対向した状態となるように構成されている。第
二ピストン17はリャ加圧室lbの圧力が一定値を超え
たとき、スプリング18の弾性力に抗して後退させられ
るが、この後退距離8は、ストツパ部17cが、ハウジ
ング11に螺合されているプラグ22の内面に当接する
ことによって規制される。この後退腹国燈8は、前記第
一ピストン12の圧力制御のための移動距離はから間隙
6を差引し、た値より僅かに大きくなるように決定され
ているため、第二ピストン17が後退位置にあるときに
は、第一ピストン12は自由に圧力制御動作を行うこと
ができ、しかも第二ピストン17を作動させるための制
動油量は必要技4・限に節減されるのである。なお、2
3,24,25はシールリング、26はパツキン、27
はプラグである。
プラグ27はハウジング11に螺合されて第一油室15
および第二油室16を形成するとともに、第一ピストン
12のストッパを兼ねており、また管路6の接続ボート
を有している。以上詳記した構成の圧力制御装置10は
、次のように作動する。
および第二油室16を形成するとともに、第一ピストン
12のストッパを兼ねており、また管路6の接続ボート
を有している。以上詳記した構成の圧力制御装置10は
、次のように作動する。
ただし次の説明において、各記号はそれぞれ次のものを
示すものとする。S,:弁子12aの横断面積 S2:第一ピストン12の横断面積 S3:第二ピストン小径部17aの隙断面穣S4:第二
ピストン大蓬部17bの横断面積F,:スプリング13
のセット荷重F2:スプリング18のセット荷重 Pm:マスタシリンダの圧力 P…:リヤホイールシリンダの圧力 Po:プロポーショニングバルブ部1 0a単独の氏力
制御動作開始圧力本庄力制御装置101こおいては、プ
ロポーショニングバルブ部10aが圧力制御動作を開始
した後に、制御部10bの第二ピストン17が第一ピス
トン12から離れて後退するように、すなわち、Po(
S4−S3)<F2 を満足するように、スプリング18のセット荷重F2が
定められている。
示すものとする。S,:弁子12aの横断面積 S2:第一ピストン12の横断面積 S3:第二ピストン小径部17aの隙断面穣S4:第二
ピストン大蓬部17bの横断面積F,:スプリング13
のセット荷重F2:スプリング18のセット荷重 Pm:マスタシリンダの圧力 P…:リヤホイールシリンダの圧力 Po:プロポーショニングバルブ部1 0a単独の氏力
制御動作開始圧力本庄力制御装置101こおいては、プ
ロポーショニングバルブ部10aが圧力制御動作を開始
した後に、制御部10bの第二ピストン17が第一ピス
トン12から離れて後退するように、すなわち、Po(
S4−S3)<F2 を満足するように、スプリング18のセット荷重F2が
定められている。
そのため、第一ピストン12が圧力制御動作を開始した
当初における釣合し、が次式F,十Pm(S,一S2)
−PrWS,十F2−Pm(S4一S6):0で表され
、従ってリャホィールシリンダ圧力Mwは次式PM={
(S,一S2−S4十S3)ノS,}・Pm+(F,十
F2)/S,で表される第2図の直線EE′に沿って変
化することとなる。
当初における釣合し、が次式F,十Pm(S,一S2)
−PrWS,十F2−Pm(S4一S6):0で表され
、従ってリャホィールシリンダ圧力Mwは次式PM={
(S,一S2−S4十S3)ノS,}・Pm+(F,十
F2)/S,で表される第2図の直線EE′に沿って変
化することとなる。
そして点Fに達した後は第二ピストン17が第一ピスト
ン12から離れて後退し、プロポーショニングバルブ部
10aが単独で作動してリャホィールシリンダ圧力PM
は次式PM={(S,一も)/S,}・Pm+F,/S
,で表される直線AA′に沿って変化するのである。
ン12から離れて後退し、プロポーショニングバルブ部
10aが単独で作動してリャホィールシリンダ圧力PM
は次式PM={(S,一も)/S,}・Pm+F,/S
,で表される直線AA′に沿って変化するのである。
したがって、当初からプロポーショニングバルプ部10
aが単独で作動する作動態様に比較して、第2図におい
て斜線を施した三角形の分だけ後輪ブレーキが直効に作
用することとなり、点Fより左方の常用圧力範囲におけ
る制動性能を改善することができる。しかもこの常用圧
力範囲内の制動操作は全制動操作の80%以上を占める
のであるから、この効果は実用的意義の高いものである
。なお、このようにして後輪ブレーキの効きを良くする
ことによって、後輪が一時的にロック気味になっても、
更に制動圧力が上昇すれば、勾配の緩やかな直線EE′
に沿って上昇するりャホイールシリンダ圧力PMは再び
理想曲線Qの下になり、従って後輪が実際にロックする
ことは回避されるのである。しかも後輪ロックが回避さ
れた後はリャホィールシリンダ圧力Prw‘ま再び勾配
の急な直線AA′に沿って上昇するため、高い制動圧力
の範囲においても後輪ブレーキの効果が削減されること
はないのである。以上、二系統が共に正常である場合に
本発明に係る圧力制御装置10が優れた作動をなすこと
を説明したが、次に第二系統が破損した場合について説
明する。
aが単独で作動する作動態様に比較して、第2図におい
て斜線を施した三角形の分だけ後輪ブレーキが直効に作
用することとなり、点Fより左方の常用圧力範囲におけ
る制動性能を改善することができる。しかもこの常用圧
力範囲内の制動操作は全制動操作の80%以上を占める
のであるから、この効果は実用的意義の高いものである
。なお、このようにして後輪ブレーキの効きを良くする
ことによって、後輪が一時的にロック気味になっても、
更に制動圧力が上昇すれば、勾配の緩やかな直線EE′
に沿って上昇するりャホイールシリンダ圧力PMは再び
理想曲線Qの下になり、従って後輪が実際にロックする
ことは回避されるのである。しかも後輪ロックが回避さ
れた後はリャホィールシリンダ圧力Prw‘ま再び勾配
の急な直線AA′に沿って上昇するため、高い制動圧力
の範囲においても後輪ブレーキの効果が削減されること
はないのである。以上、二系統が共に正常である場合に
本発明に係る圧力制御装置10が優れた作動をなすこと
を説明したが、次に第二系統が破損した場合について説
明する。
この場合には、マスタシリンダ圧力PmがPoを超えて
第一ピストン12が作動を開始する時点になっても、第
二ピストン17は第1図に示す位置にあり、第一ピスト
ン12が圧力制御動作を行うためには、スプリング13
の弾性力に打ち勝つのみならず、スプリング18の弾性
力にも打ち勝って第二ピストン17をも共に移動させる
ことが必要となる。
第一ピストン12が作動を開始する時点になっても、第
二ピストン17は第1図に示す位置にあり、第一ピスト
ン12が圧力制御動作を行うためには、スプリング13
の弾性力に打ち勝つのみならず、スプリング18の弾性
力にも打ち勝って第二ピストン17をも共に移動させる
ことが必要となる。
この時の力の釣合し、条件は次式Pm・(S,一S2)
十F,十F2−P肌・S,=0で表され、従ってリャホ
イールシリンダ圧力Prwは第2図において次式PM=
{(S,一S2)/S,}・Pm十(F,十F2)/S
,で表される直線BBに沿って変化することとなる。
十F,十F2−P肌・S,=0で表され、従ってリャホ
イールシリンダ圧力Prwは第2図において次式PM=
{(S,一S2)/S,}・Pm十(F,十F2)/S
,で表される直線BBに沿って変化することとなる。
二系統油圧ブレーキシステムにおいて第一系統が破損し
た場合は、ブレーキシステム全体としての制動力が低下
し、車両の減速度が低くなるため制動力にも後輪荷重は
二系統正常時ほど減少せず、従ってリヤホィールシリン
ダ圧力PMは第2図における曲線Rで示すように、二系
統正常時の理想曲線Qより急激に立ち上がる曲線に沿っ
て上昇することが望ましいのであるが、本庄力制御装置
10‘こよればリャホイールシリンダ圧力Prwを理想
曲線Rに極めて近い特性線OBB′に沿って制御し得る
のである。
た場合は、ブレーキシステム全体としての制動力が低下
し、車両の減速度が低くなるため制動力にも後輪荷重は
二系統正常時ほど減少せず、従ってリヤホィールシリン
ダ圧力PMは第2図における曲線Rで示すように、二系
統正常時の理想曲線Qより急激に立ち上がる曲線に沿っ
て上昇することが望ましいのであるが、本庄力制御装置
10‘こよればリャホイールシリンダ圧力Prwを理想
曲線Rに極めて近い特性線OBB′に沿って制御し得る
のである。
以上の説明から明らかなように、本庄力制御菱鷹10に
よれば、二系統正常時および−系統破損時の両方におい
てブレーキシステムの制動性能を改善し得るのである。
よれば、二系統正常時および−系統破損時の両方におい
てブレーキシステムの制動性能を改善し得るのである。
以上詳記した実施例は本発明の例示であってト本発明は
これに限定されるものではなく、種々の変形が可能であ
る。例えば本発明は前述のダイアゴナル式二系統のブレ
ーキシステムのみならず、第3図に示すように二つの配
管系統が四輪全部にそれぞれ独立に制動油圧を伝達する
完全二系統と呼ばれるブレーキシステム、第4図に示す
ように二つの配管系統がそれぞれ前二輪と後一輪とに制
動油圧を伝達するブレーキシステム、および第5図に示
すように一系統が前二輪に、別の系統が後二輪にそれぞ
れ制動油圧を伝達する前後二系統と呼ばれるブレーキシ
ステム等にも適用することが可能であり、ダイアゴナル
式二系統の場合とほぼ同機の効果を得ることができる。
これに限定されるものではなく、種々の変形が可能であ
る。例えば本発明は前述のダイアゴナル式二系統のブレ
ーキシステムのみならず、第3図に示すように二つの配
管系統が四輪全部にそれぞれ独立に制動油圧を伝達する
完全二系統と呼ばれるブレーキシステム、第4図に示す
ように二つの配管系統がそれぞれ前二輪と後一輪とに制
動油圧を伝達するブレーキシステム、および第5図に示
すように一系統が前二輪に、別の系統が後二輪にそれぞ
れ制動油圧を伝達する前後二系統と呼ばれるブレーキシ
ステム等にも適用することが可能であり、ダイアゴナル
式二系統の場合とほぼ同機の効果を得ることができる。
また、圧力制御装置10を二個使用するブレーキシステ
ムにおいては、第6図に示すように二個の圧力制御装置
を制御部10′b部において結合し、空気室21′およ
びスプリング18′を共用にすることも可能である。
ムにおいては、第6図に示すように二個の圧力制御装置
を制御部10′b部において結合し、空気室21′およ
びスプリング18′を共用にすることも可能である。
なお本実施例においては、ハウジング11′は制御部側
様部において、第6図の紙面に直角な方向に突穀された
フランジ部をボルト締めすることによって結合されてお
り、また第二ピストン17′の移動距離はストッパポル
ト28によって規制されている。
様部において、第6図の紙面に直角な方向に突穀された
フランジ部をボルト締めすることによって結合されてお
り、また第二ピストン17′の移動距離はストッパポル
ト28によって規制されている。
第1図は本発明の一実施例を示す正面断面図である。
第2図は第1図に示した装置の圧力制御特性を示すグラ
フである。第3図、第4図および第5図は、それぞれ本
発明の別の実施例を略図的に示す平面図である。第6図
は本発明の更に別の実施例を示す正面断面図である。1
:マスタシリンダ、2:ブレーキペダル、4,4′:フ
ロントホイールシリング、7:リヤホイールシリンダ、
17三圧力制御装置、10a:プロポーショニングバル
ブ部、10b,10′b:制御部、11,11′:ハウ
ジング、12:第一ピストン、13:スプリング、14
:バルブシート、15:第一油室「 16:第二油室、
17,17′:第二ピストン、17a:第二ピストンの
小軽部、17b:第二ピストンの大蓬部、18,18′
:スプリング、19,21,21′:空気室。 第2図 第5図 第1図 第3図 第4図 第6図
フである。第3図、第4図および第5図は、それぞれ本
発明の別の実施例を略図的に示す平面図である。第6図
は本発明の更に別の実施例を示す正面断面図である。1
:マスタシリンダ、2:ブレーキペダル、4,4′:フ
ロントホイールシリング、7:リヤホイールシリンダ、
17三圧力制御装置、10a:プロポーショニングバル
ブ部、10b,10′b:制御部、11,11′:ハウ
ジング、12:第一ピストン、13:スプリング、14
:バルブシート、15:第一油室「 16:第二油室、
17,17′:第二ピストン、17a:第二ピストンの
小軽部、17b:第二ピストンの大蓬部、18,18′
:スプリング、19,21,21′:空気室。 第2図 第5図 第1図 第3図 第4図 第6図
Claims (1)
- 1 車両の前輪および後輪にそれぞれ設けられたホイー
ルシリンダに対して、マスタシリンダの二つの加圧室に
おいて発生させられる制動圧力をそれぞれ伝達する二つ
の互いに独立した配管系統と、該配管系統の少なくとも
一方に設けられ、かつ前記マスタシリンダの圧力が所定
値を超えて上昇するとき前記後輪に設けられたリヤホイ
ールシリンダの圧力を該マスタシリンダの圧力の上昇率
より低い上昇率で上昇するように制御するプロポーシヨ
ニングバルブとを備えた車両用二系統油圧ブレーキシス
テムにおいて、 前記プロポーシヨニングバルブの前記
リヤホイールシリンダ圧力を制御する動作をなす第一ピ
ストンの端面に対向させて、小径部と大径部とを有する
第二ピストンを、該小径部が前記第一ピストンに該第一
ピストンが前記圧力制御動作をなすに必要な移動距離よ
り小さい間隙を隔てて近接しもしくは接触する状態で配
設し、該第二ピストン大径部の該小径部側端面に当該プ
ロポーシヨニングバルブが設けられた側の配管系統とは
別の配管系統の圧力を作用させる一方、他端面は空気室
に臨ませ、かつ該第二ピストンをスプリングによつて常
時前記第一ピストンに向う方向に付勢するとともに、該
スプリングの弾性力を、該第一ピストンが前記圧力制御
動作を開始する圧力より一定値だけ高い圧力が前記小径
部側端面に作用したとき該第二ピストンが該第一ピスト
ンから離れて後退することを許容する大きさに設定した
ことを特徴とする車両用二系統油圧ブレーキシステムの
圧力制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52139129A JPS6030581B2 (ja) | 1977-11-19 | 1977-11-19 | 車両用二系統油圧ブレ−キシステムの圧力制御装置 |
DE2815337A DE2815337C2 (de) | 1977-11-19 | 1978-04-10 | Hydraulisches Zweikreis-Bremssystem für ein Kraftfahrzeug |
US06/114,650 US4302056A (en) | 1977-11-19 | 1980-01-23 | Dual type hydraulic braking system for a vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52139129A JPS6030581B2 (ja) | 1977-11-19 | 1977-11-19 | 車両用二系統油圧ブレ−キシステムの圧力制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5472368A JPS5472368A (en) | 1979-06-09 |
JPS6030581B2 true JPS6030581B2 (ja) | 1985-07-17 |
Family
ID=15238188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52139129A Expired JPS6030581B2 (ja) | 1977-11-19 | 1977-11-19 | 車両用二系統油圧ブレ−キシステムの圧力制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4302056A (ja) |
JP (1) | JPS6030581B2 (ja) |
DE (1) | DE2815337C2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3732647A1 (de) * | 1987-09-28 | 1989-04-20 | Krauss Maffei Ag | Bremssystem fuer ein schleppfahrzeug fuer flugzeuge |
ITBO20000449A1 (it) * | 2000-07-21 | 2002-01-21 | New Holland Italia Spa | Veicolo . |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1430330A1 (de) * | 1960-10-06 | 1968-11-14 | Teves Gmbh Alfred | Bremskraftregler |
DE1655294A1 (de) * | 1966-10-04 | 1970-09-10 | Teves Gmbh Alfred | Druckregelventil |
US3650569A (en) * | 1968-07-05 | 1972-03-21 | Aisin Seiki | Brake regulator for automotive vehicle |
US3804468A (en) * | 1969-10-02 | 1974-04-16 | Toyota Motor Co Ltd | Dual hydraulic braking system |
JPS5142701B1 (ja) * | 1969-10-02 | 1976-11-17 | ||
US3627385A (en) * | 1970-02-04 | 1971-12-14 | Wagner Electric Corp | Control valve |
GB1455826A (en) * | 1972-12-13 | 1976-11-17 | Automotive Prod Co Ltd | Valve devices for use in liquid pressure braking systems |
US3969000A (en) * | 1974-02-05 | 1976-07-13 | Tokico Ltd. | Brake hydraulic pressure control valve |
JPS51120491U (ja) * | 1975-03-28 | 1976-09-30 |
-
1977
- 1977-11-19 JP JP52139129A patent/JPS6030581B2/ja not_active Expired
-
1978
- 1978-04-10 DE DE2815337A patent/DE2815337C2/de not_active Expired
-
1980
- 1980-01-23 US US06/114,650 patent/US4302056A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE2815337A1 (de) | 1979-05-23 |
JPS5472368A (en) | 1979-06-09 |
DE2815337C2 (de) | 1983-10-27 |
US4302056A (en) | 1981-11-24 |
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