JPS6030432Y2 - 車両用冷房装置駆動用エンジンの回転制御装置 - Google Patents

車両用冷房装置駆動用エンジンの回転制御装置

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Publication number
JPS6030432Y2
JPS6030432Y2 JP7694180U JP7694180U JPS6030432Y2 JP S6030432 Y2 JPS6030432 Y2 JP S6030432Y2 JP 7694180 U JP7694180 U JP 7694180U JP 7694180 U JP7694180 U JP 7694180U JP S6030432 Y2 JPS6030432 Y2 JP S6030432Y2
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JP
Japan
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throttle lever
engine
electromagnets
control device
spring
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Expired
Application number
JP7694180U
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English (en)
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JPS572224U (ja
Inventor
晋 金敷
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
Priority to JP7694180U priority Critical patent/JPS6030432Y2/ja
Publication of JPS572224U publication Critical patent/JPS572224U/ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は補助エンジンを動力源とした車両用冷房装置の
エンジン回転制御装置に関するものである。
バス等の冷房装置として、車両走行用のメインエンジン
とは別に補助エンジンを例えば車両床下に搭載し、該補
助エンジンにて冷房装置を駆動するようにした補助エン
ジン駆動式冷房装置を用いたものにおいては、該補助エ
ンジンは高速回転と低速回転の2段階に自動制御され、
車室内温度が高い例えば予冷時等は高速回転、車室内が
冷えた後は低速回転とするのが普通である。
このようなエンジン回転制御は、一般に第6図に示すよ
うに電磁ソレノイド30、該電磁ソレノイド30の移動
子31先端にピン着され該移動子31の軸方向移動によ
り揺動作動するアーム32及び該アーム32とスロット
ルレバー9に両端ヲピン着されるロフト33等よりなる
装置によって行なわれ、電磁ソレノイド30への通電時
は移動子31は吸引されて吸込み例えばスロットルレバ
ー9をスロットルバルブ開方向に回動させてエンジンを
高速回転させ、電磁ソレノイド30への通電が絶たれる
と図示しないスプリングにて移動子31は突出しスロッ
トルレバー9をスロットルバルブ閉方向に回動させてエ
ンジンを低速回転とするようになっている。
このような従来一般に用いられているエンジン回転制御
装置は、電磁ソレノイドの作動をリンク機構を介してス
ロットルレバーに伝達する構造トなっているので、振動
等によりガタ音が発生し騒音の面で好ましくなく、又リ
ンク機構の各ピン着部等の磨耗が起き易いという欠点を
有しており、更にエンジン回転数が2段切換えとなって
いるので、冷房装置の性能はこの2段階の回転数により
定まり、広範囲な外気温度条件9乗客数の変化等に的確
に応じた冷房制御を行なうことが困難であると言う問題
を有している。
本考案は上記のような問題を解消し得る装置を提供する
ことを目的とするものである。
第1図は本考案を適用すべき車両冷房装置の補助エンジ
ン搭載部を説明する図で、補助エンジン1は結合フラン
ジ4を介してコンプレッサ5と一体に構成され、フレー
ム6に防振ゴム6′で防振的に装着される。
フレーム6には図示は省略しているがエバポレータ、エ
バポレータファン等のクーリングユニット及びコンデン
サ等のコンデンシングユニット等が装着され、これらは
一体となって車体床下に装着される。
2は吸気マニホルド、3はベンチュリである。
ベンチュリ3の空気通路3′には第2図に示すようにス
ロットルバルブ8が軸7を中心として回転し得るよう取
付けられ、該軸7は空気通路3′の壁面を貫通し外部に
おいて第3図に示すようにスロットルレバー9が固着さ
れ、該スロットルレバー9を回転させることによりスロ
ットルバルブ8を回転できるようになっている。
スロットルレバー9の先端部にはローラ10が軸11に
より回転可能に取付けられ、一端をブラケット17のピ
ン18に支持された棒状のばね16が上記ローラ10の
溝10′に嵌り、該ばね16がローラ10に弾接した構
造となっている。
該ばね16のローラ弾接部は第3図示のように両側に向
ってせり上る傾斜部16b、16C及び中央の凹み部1
6aをもつほぼくの字形状に形成されており、ばね16
はスロットルレバー9を常時第3図示の如くローラ10
が凹み部16aに位置する中立位置となるよう附勢して
いる。
スロットルレバー9の左右に対向するよう電磁石25.
26が取付アーム24.27により取付けられ、該電磁
石25.26のいずれか一方に通電されると、スロット
ルレバー9はその吸引力にて前記ばね16の附勢力に抗
しばね16を下方にたわませつつ左右いずれかに回動し
、スロットルバルブ8を閉方向又は開方向に回動させ得
るようになっている。
12.14はスロットルレバー9のストッパ、13.1
5は該ストッパ12.14のロックナツトを示す。
23はベンチュリ本体に固定されたベースで、該ベース
23に電磁石25.26を支持する取付アーム24.2
7がスクリュー28.28にて取付けられ、又前記ばね
16を支持するブラケット17はそのベース23への接
合面に長孔17′を有しており、該ブラケット17に設
けた長孔17′よりスクリュー29をベース23にねじ
込むことにより該長孔17′の範囲内で取付位置を調整
し得るようベース23に取付けられている。
22は調整ねじ、21はロックナツトを示す。
ばね16は第5図に示すようにブラケット17に設けた
ピン18に巻付けた上でその端部をブラケット17の係
止部17″に掛止され、ワッシャ20及び止ピン19に
てピン18からの脱落を防止されている。
上記ストッパ12.14は第4図に示すようにベンチュ
リ本体に設けたアーム部3″にねじ込まれ、電磁石25
.26によるスロットルレバー9の回動角を規制してい
る。
上記の構成において、車室内の温度又は冷房装置の冷風
吹出温度が宿定値以上の場合は図示しないサーモスタッ
トが作動して一方の電磁石26への通電回路をオンとし
スロットルレバー9は該電磁石26に吸引さればね16
をたわませて回動して第2図Aの位置となり、スロット
ルバルブ8は第2図aの如く開き、補助エンジン1は高
速回転状態となり、冷房性能は強となる。
温度が下り上記所定値以下となると上記電磁石26への
通電がオフとなる。
するとスロットルレバー9はばね16のばね力により第
3図示の中立位置即ち第2図のB位置に戻り、スロット
ルバルブ8は第2図すのように中間位置となり、補助エ
ンジン1は中速回転状態となる。
室内温度或は冷風吹出温度がある値以下となるとサーモ
スタットが働らいて他方の電磁石25に通電する。
するとスロットルレバー9はばね16をたわませつつ回
動し第2図Cの位置となりスロットルバルブ8は第2図
Cのように閉じ、補助エンジン1は低速回転状態となる
温度が上ると電磁石25への通電がオフどなり、ばね1
6によりスロットルレバー9は中立位置に戻り、補助エ
ンジン1は中速回転状態となる。
このようにして車室内温度は快適なる状態に制御される
以上のように本考案によればリンク機構等を必要としな
い極めて簡単なる構成において、エンジン回転数を高速
、中速及び低速の3段階に制御することができ、広範囲
な外気温度条件及び乗客数の変化等に対応して車室内を
最適な温度状態に保持することができると共に、従来の
ものにくらべ不必要な高回転を使用しないですむので燃
料費の低減及び各構成部品の単純化、それに伴うコスト
ダウン等をはかることができるものである。
又リンク機構等は一切使用していないので、ガタ音の発
生等はなく、騒音及び部品磨耗等は著しく低減され得る
等、実用上番犬の効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用すべき車両用冷房装置の補助エン
ジン部を示す正面図、第2図はベンチュリの断面図で本
考案によるスロットルバルブ制御態様例を示している。 第3図は本考案による制御装置の構造例を示す正面図、
第4図及び第5図は第3図のY−Y及びX−X矢視図、
第6図は従来のエンジン回転制御装置の正面説明図であ
る。 1・・・・・・補助エンジン、3・・・・・・ベンチュ
リ、8・・・・・・スロットルバルブ、9・・・・・・
スロットルレバー、10・・・・・・ローラ、16・・
・・・・ばね、25,26・・・・・・電磁石。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)補助エンジンを動力源とする車両用冷房装置にお
    いて、該補助エンジンの吸入空気を制御するスロットル
    バルブと一体に回転するスロットルレバーの左右に対向
    するよう左右2個の電磁石を設け、該電磁石の通電によ
    りスロットルレバーが左右いずれかに吸引されて補助エ
    ンジンが高速回転状態及び低速回転状態となるよう構成
    すると共に、両電磁石共非通電状態にあるとき上記スロ
    ットルレバーを補助エンジンが中速回転状態となるべき
    中立位置に保持するばね装置を設けたことを特徴とする
    車両用冷房装置駆動用エンジンの回転制御装置。
  2. (2) ばね装置は、スロットルレバー先端に回転可
    能に設けた溝付ローラの該溝内に嵌る棒状ばねより構成
    され、該棒状ばねのローラへの弾接部は中央部に凹み部
    が形成され、スロットルレバーをローラが該凹み部に位
    置する中立位置に回転するよう附勢する構造となってい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の車両用冷房装置駆動用エンジンの回転制御装置。
JP7694180U 1980-06-03 1980-06-03 車両用冷房装置駆動用エンジンの回転制御装置 Expired JPS6030432Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7694180U JPS6030432Y2 (ja) 1980-06-03 1980-06-03 車両用冷房装置駆動用エンジンの回転制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7694180U JPS6030432Y2 (ja) 1980-06-03 1980-06-03 車両用冷房装置駆動用エンジンの回転制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS572224U JPS572224U (ja) 1982-01-07
JPS6030432Y2 true JPS6030432Y2 (ja) 1985-09-12

Family

ID=29439547

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JP7694180U Expired JPS6030432Y2 (ja) 1980-06-03 1980-06-03 車両用冷房装置駆動用エンジンの回転制御装置

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JP (1) JPS6030432Y2 (ja)

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JPS572224U (ja) 1982-01-07

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