JPS6030304B2 - アントラキノン系中間物の製造法 - Google Patents
アントラキノン系中間物の製造法Info
- Publication number
- JPS6030304B2 JPS6030304B2 JP52048839A JP4883977A JPS6030304B2 JP S6030304 B2 JPS6030304 B2 JP S6030304B2 JP 52048839 A JP52048839 A JP 52048839A JP 4883977 A JP4883977 A JP 4883977A JP S6030304 B2 JPS6030304 B2 JP S6030304B2
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- Japan
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- amino
- sulfuric acid
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- acid
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は特に染料工業上有用なアントラキノン系中間物
の製法に関し、更に詳しくは、本発明は、1一アミノア
ントラキノンを85%を越え、100%以下の硫酸中で
加熱下にジブロム化して1−アミノー2・4−ジブロム
アントラキノンとした後、この化合物を単離しないで、
必要により硫酸濃度を上げて、棚酸の存在下に加水分解
させて1ーアミノー2−フロム−4−ヒドロキシアント
ラキノンとすることを特徴とするアントラキノン系中間
物の製造法である。
の製法に関し、更に詳しくは、本発明は、1一アミノア
ントラキノンを85%を越え、100%以下の硫酸中で
加熱下にジブロム化して1−アミノー2・4−ジブロム
アントラキノンとした後、この化合物を単離しないで、
必要により硫酸濃度を上げて、棚酸の存在下に加水分解
させて1ーアミノー2−フロム−4−ヒドロキシアント
ラキノンとすることを特徴とするアントラキノン系中間
物の製造法である。
従来、1ーアミノ−2ーブロムー4ーヒドロキシアント
ラキノンの製造方法としては、1−アミノー2・4ージ
ブロムアントラキノンを棚酸存在下、濃硫酸あるいは発
煙硫酸中で加水分解する方法(PBレポートNo.86
139P.5、USP2604480など)、1−アミ
ノー4一ヒドロキシアントラキ/ンをプロム化する方法
(有機合成化学協会誌17、P.140)、3′−ニト
ロ−4′−ブロムベンゾィル安息香酸を閉環させる方法
(特関昭48−磯626号)などが公知である。
ラキノンの製造方法としては、1−アミノー2・4ージ
ブロムアントラキノンを棚酸存在下、濃硫酸あるいは発
煙硫酸中で加水分解する方法(PBレポートNo.86
139P.5、USP2604480など)、1−アミ
ノー4一ヒドロキシアントラキ/ンをプロム化する方法
(有機合成化学協会誌17、P.140)、3′−ニト
ロ−4′−ブロムベンゾィル安息香酸を閉環させる方法
(特関昭48−磯626号)などが公知である。
第二、第三の方法は第一の方法に比べ前駆物質の合成が
容易でなく、工業的に有利な方法ではない。また、第一
の方法の原料の1ーアミノー2・4ージブロムアントラ
キノンの製造方法としては、1−アミ/アントラキノン
−2ースルホン酸を水性溶媒中でジブロム化する方法(
J.C.S.1939、P.810USP216919
6)、1ーアミノアントラキ/ンを不活性有機溶媒中で
ジブロム化する方法(技r.49 2165、BP12
39778)、1‐アミノアントラキノンを硫酸に溶解
した後、水に排出して微粒化し、その水分散液中でジブ
ロム化する方法(PBレポート No.86139 P
.6 UI1mannsEncyclopadie
der technischen chemie 4A
ufl.母nd7、P.597)が公知である。
容易でなく、工業的に有利な方法ではない。また、第一
の方法の原料の1ーアミノー2・4ージブロムアントラ
キノンの製造方法としては、1−アミ/アントラキノン
−2ースルホン酸を水性溶媒中でジブロム化する方法(
J.C.S.1939、P.810USP216919
6)、1ーアミノアントラキ/ンを不活性有機溶媒中で
ジブロム化する方法(技r.49 2165、BP12
39778)、1‐アミノアントラキノンを硫酸に溶解
した後、水に排出して微粒化し、その水分散液中でジブ
ロム化する方法(PBレポート No.86139 P
.6 UI1mannsEncyclopadie
der technischen chemie 4A
ufl.母nd7、P.597)が公知である。
しかしながら1−アミノアントラキノン一2ースルホン
酸をジブロム化する方法は、1ーアミノーアントラキノ
ンを原料にするとスルホン化工程が一工程長くなり、ま
た、水落煤で合成するために次の加水分解工程へ持って
いく場合、ジブロム化物を単離するための炉過乾燥が必
要となる欠点を有する。また、1一アミノァントラキノ
ンを不活性溶媒中でジプロム化する方法の場合、加水分
解工程と溶媒が異なるために、炉過してジブロム化物を
単離するかもしくは不活性溶媒中から、ジブロム化物を
硫酸で抽出する工程が必要で操作が煩雑となる欠点を有
している。
酸をジブロム化する方法は、1ーアミノーアントラキノ
ンを原料にするとスルホン化工程が一工程長くなり、ま
た、水落煤で合成するために次の加水分解工程へ持って
いく場合、ジブロム化物を単離するための炉過乾燥が必
要となる欠点を有する。また、1一アミノァントラキノ
ンを不活性溶媒中でジプロム化する方法の場合、加水分
解工程と溶媒が異なるために、炉過してジブロム化物を
単離するかもしくは不活性溶媒中から、ジブロム化物を
硫酸で抽出する工程が必要で操作が煩雑となる欠点を有
している。
また、水分散液中で臭素化する方法は、1−アミノアン
トラキノンを硫酸に溶解して水に排出する工程と臭素化
する工程の二工程が必要である上、次の加水分解工程へ
もっていくためにはジブロム化物を単離する必要があり
、従って炉週、乾燥の工程も必要である。
トラキノンを硫酸に溶解して水に排出する工程と臭素化
する工程の二工程が必要である上、次の加水分解工程へ
もっていくためにはジブロム化物を単離する必要があり
、従って炉週、乾燥の工程も必要である。
また、1−アミノアントラキノンは、前記水分散液に溶
解せずにけん濁状態で臭素と反応させるため未反応物で
あるモノブロム体の1−アミノ−2−フロムアントラキ
ノンが生成物中に2〜4%も含まれ、これは次の加水分
解での生成物の不純物となるので好ましくないなどの欠
点を有している。このように、第一の1ーアミノー2・
4ージブロムアントラキノンを加水分解する方法が他の
二つの方法に比べて前駆物質の合成が容易であるとして
も、従来知られる1−アミノ−2・4−ジブロムアント
ラキノンの製法もまた前記した理由から、特に加水分解
工程との関連でみた場合、工業的には決して満足できる
状態ではなかった。
解せずにけん濁状態で臭素と反応させるため未反応物で
あるモノブロム体の1−アミノ−2−フロムアントラキ
ノンが生成物中に2〜4%も含まれ、これは次の加水分
解での生成物の不純物となるので好ましくないなどの欠
点を有している。このように、第一の1ーアミノー2・
4ージブロムアントラキノンを加水分解する方法が他の
二つの方法に比べて前駆物質の合成が容易であるとして
も、従来知られる1−アミノ−2・4−ジブロムアント
ラキノンの製法もまた前記した理由から、特に加水分解
工程との関連でみた場合、工業的には決して満足できる
状態ではなかった。
本発明者らは、1ーアミノ−2ーフロム−4ーヒドロキ
シアントラキノンを一貫した製法で工業的に有利に得る
方法について鋭意検討した結果、1−ァミノァントラキ
ノンを85%を越え、100%以下の硫酸中でジブロム
化した後、反応生成物を単離せず棚酸を加え、そのまま
あるいは必要により発煙硫酸無水流酸またはクロルスル
ホン酸も加えて硫酸濃度を上げて、加水分解させること
により、ジブロム化物を単離するという繁雑な工程を経
ずして高収率で1−アミノ−2ーフロムー4ーヒドロキ
シアントラキノンを得ることができることを見し、出し
た。また本発明方法は、前記水分液中でジブロム化する
方法に比べて、1ーアミノ−2・4−ジブロムアントラ
キノンの収率の点でもすぐれており、このことは、1ー
アミノー2ープロムー4−ヒドロキシアントラキノンの
収率、品質の向上に寄与している。本発明において、ジ
ブロム化の際使用する硫酸の濃度は85%を越え、10
0%以下の範囲のものであるが、好ましくは86〜10
0%である。
シアントラキノンを一貫した製法で工業的に有利に得る
方法について鋭意検討した結果、1−ァミノァントラキ
ノンを85%を越え、100%以下の硫酸中でジブロム
化した後、反応生成物を単離せず棚酸を加え、そのまま
あるいは必要により発煙硫酸無水流酸またはクロルスル
ホン酸も加えて硫酸濃度を上げて、加水分解させること
により、ジブロム化物を単離するという繁雑な工程を経
ずして高収率で1−アミノ−2ーフロムー4ーヒドロキ
シアントラキノンを得ることができることを見し、出し
た。また本発明方法は、前記水分液中でジブロム化する
方法に比べて、1ーアミノ−2・4−ジブロムアントラ
キノンの収率の点でもすぐれており、このことは、1ー
アミノー2ープロムー4−ヒドロキシアントラキノンの
収率、品質の向上に寄与している。本発明において、ジ
ブロム化の際使用する硫酸の濃度は85%を越え、10
0%以下の範囲のものであるが、好ましくは86〜10
0%である。
85%より低いとジブロム化は可能であるが、次工程で
硫酸濃度を上げなければならないため多量の発煙硫酸あ
るいは無水硫酸等が必要となる。
硫酸濃度を上げなければならないため多量の発煙硫酸あ
るいは無水硫酸等が必要となる。
また98%より高いと反応速度が遅くなると共に創生物
が増える傾向にある。ブロム化剤としては好ましくは臭
素が用いられ、その使用量は1−アミノアントラキノン
に対し、1.5モル比ないし3モル比の範囲がよく、3
モル比以上使用することは経済的に有利でない。ジブロ
ム化は通常5000なし、し150qoで進行するが工
業的には特に8000なし、し130℃で反応させるの
が好ましい。反応時間は硫酸濃度、反応温度により異な
るが、通常4時間ないし1曲時間である。反応に際して
は通常のブロム化に使用される触媒、たとえばヨウ素、
ョウ化カリウム、塩化亜鉛等を添加してもよい。
が増える傾向にある。ブロム化剤としては好ましくは臭
素が用いられ、その使用量は1−アミノアントラキノン
に対し、1.5モル比ないし3モル比の範囲がよく、3
モル比以上使用することは経済的に有利でない。ジブロ
ム化は通常5000なし、し150qoで進行するが工
業的には特に8000なし、し130℃で反応させるの
が好ましい。反応時間は硫酸濃度、反応温度により異な
るが、通常4時間ないし1曲時間である。反応に際して
は通常のブロム化に使用される触媒、たとえばヨウ素、
ョウ化カリウム、塩化亜鉛等を添加してもよい。
また臭素の溶解度を増加させるため、酢酸、プロピオン
酸等の有機酸、あるいはニトロベンゼンなどの不活性溶
剤を添加してもよい。前記水分散液中において、1一ア
ミノアントラキノンをジブロム化する場合、1−アミノ
ー2一フロムアントラキノンを経て1−アミノ−2・4
−ジブロムアントラキノンになる割合が、圧倒的に多い
ことが見出されているが、本発明におけるジブロム化の
場合は、1ーアミノ−4一フロムアントラキノンを経て
ジブロム化させる割合がかかなり多いのは特筆すべき事
である。その違いを図1,2で示す。図から明らかな様
に、前記水分散液中におけるジブロム化と濃硫酸中にお
けるジブロム化は反応機構が異なっていると考えられ、
これは予想しなかったことである。本発明の特徴は、上
の様にして合成した1−アミノー2・4−ジブロムアン
トラキノンを単離することなく、そのまま加水分解させ
て、1−アミノー2−ブロムー4−ヒドロキシアントラ
キノンを得ることにあるが、加水分解は、濃硫酸中、好
ましくは95%以上の硫酸中で行なわれる。
酸等の有機酸、あるいはニトロベンゼンなどの不活性溶
剤を添加してもよい。前記水分散液中において、1一ア
ミノアントラキノンをジブロム化する場合、1−アミノ
ー2一フロムアントラキノンを経て1−アミノ−2・4
−ジブロムアントラキノンになる割合が、圧倒的に多い
ことが見出されているが、本発明におけるジブロム化の
場合は、1ーアミノ−4一フロムアントラキノンを経て
ジブロム化させる割合がかかなり多いのは特筆すべき事
である。その違いを図1,2で示す。図から明らかな様
に、前記水分散液中におけるジブロム化と濃硫酸中にお
けるジブロム化は反応機構が異なっていると考えられ、
これは予想しなかったことである。本発明の特徴は、上
の様にして合成した1−アミノー2・4−ジブロムアン
トラキノンを単離することなく、そのまま加水分解させ
て、1−アミノー2−ブロムー4−ヒドロキシアントラ
キノンを得ることにあるが、加水分解は、濃硫酸中、好
ましくは95%以上の硫酸中で行なわれる。
従って、前段のジブロム化を例えば95%以下の濃硫酸
中で行なわれた場合には、加水分解に先立って硫酸、発
煙硫酸またはクロルスルホン酸を添加することにより硫
酸濃度を上げるのがよい。また反応温度は100〜14
0qoの範囲が好ましい。なお、硫酸濃度が低い場合に
は加水分解速度が遅いので高温、長時間の反応が必要で
あり、また発煙硫酸の濃度があまり高くても副生物は増
加する傾向にある。使用する棚酸の量は、アントラキノ
ン化合物に対して約1モル比ないし3モル比が適当であ
る。
中で行なわれた場合には、加水分解に先立って硫酸、発
煙硫酸またはクロルスルホン酸を添加することにより硫
酸濃度を上げるのがよい。また反応温度は100〜14
0qoの範囲が好ましい。なお、硫酸濃度が低い場合に
は加水分解速度が遅いので高温、長時間の反応が必要で
あり、また発煙硫酸の濃度があまり高くても副生物は増
加する傾向にある。使用する棚酸の量は、アントラキノ
ン化合物に対して約1モル比ないし3モル比が適当であ
る。
このようにして得られた1−アミノ−2ーフロムー4−
ヒドロキシアントラキノンは、染料中間体として極めて
価値あるものであり、本発明の工業的価値は極めて大き
い。次に実施例をあげて、本発明を説明するが、本発明
はその要旨をこえない限り以下の実施例に限定されるも
のではない。
ヒドロキシアントラキノンは、染料中間体として極めて
価値あるものであり、本発明の工業的価値は極めて大き
い。次に実施例をあげて、本発明を説明するが、本発明
はその要旨をこえない限り以下の実施例に限定されるも
のではない。
以下の実施例中「部」とあるのは重量部を意味する。
実施例 1
94%硫酸10坊柚こ1−アミノアントラキノン20部
を加え、100qoに昇温する。
を加え、100qoに昇温する。
同温で臭素28.7部を5時間で滴下する。さらに同温
で5時間保温した後、室温に冷却する。柳酸11部と2
8%発煙硫酸10曙Bを加え、12000に昇温する。
同温度で禾反応の1−アミノ−2.4ージプロムアント
ラキノンが消失するまで約5時間保温する。反応終了後
、室温まで冷却して水100礎部‘こ排出する。析出し
た結晶を炉過、洗浄、乾燥して融点228〜232℃の
ケーキ28.5部を得た。これは1−アミノ−2−フロ
ムー4−ヒドロキシアントラキノンの文献値の融点23
1〜23が○とほぼ一致した。また、元素分析値も下記
の通り計算値とほぼ一致した。実施例 2 90%硫酸10礎部‘こ1一アミノアントラキノン20
部とョゥ化カリウム0.1部を加え、120qoに昇温
する。
で5時間保温した後、室温に冷却する。柳酸11部と2
8%発煙硫酸10曙Bを加え、12000に昇温する。
同温度で禾反応の1−アミノ−2.4ージプロムアント
ラキノンが消失するまで約5時間保温する。反応終了後
、室温まで冷却して水100礎部‘こ排出する。析出し
た結晶を炉過、洗浄、乾燥して融点228〜232℃の
ケーキ28.5部を得た。これは1−アミノ−2−フロ
ムー4−ヒドロキシアントラキノンの文献値の融点23
1〜23が○とほぼ一致した。また、元素分析値も下記
の通り計算値とほぼ一致した。実施例 2 90%硫酸10礎部‘こ1一アミノアントラキノン20
部とョゥ化カリウム0.1部を加え、120qoに昇温
する。
同温で臭素3碇郡を6時間で滴下する。さらに同温で2
時間保温した後、室温に冷却する。無水側酸7部と65
%発煙硫酸7碇郡を加え、120ooに昇塩し、同温度
で6時間保温する。反応終了後、90℃に冷却し、90
〜10000で水115部を2時間で滴下した後、55
00で炉過する。60%硫酸10碇部で洗浄し、水洗、
乾燥して1−アミノー2−フロムー4ーヒドロキシアン
トラキノン(融点231〜23y0)のケーキ27部を
得た。
時間保温した後、室温に冷却する。無水側酸7部と65
%発煙硫酸7碇郡を加え、120ooに昇塩し、同温度
で6時間保温する。反応終了後、90℃に冷却し、90
〜10000で水115部を2時間で滴下した後、55
00で炉過する。60%硫酸10碇部で洗浄し、水洗、
乾燥して1−アミノー2−フロムー4ーヒドロキシアン
トラキノン(融点231〜23y0)のケーキ27部を
得た。
実施例 396%硫酸16の織こ1−アミノアントラキ
ノン20部を加え、80ooに昇温する。同温で臭素2
の部と酢酸5部の混合物を3時間で滴下した後、3時間
保温する。次いで臭素15部と酢酸4部の混合物を2時
間で滴下した後、2時間保温する。こらに100℃で3
時間保温し、室温に冷却し、棚酸1碇都を加え130o
oで8時間保温する。次いで、90〜100qCで水8
碇部を2時間で滴下し、55ooに冷却して炉過する。
60%硫酸10碇部で洗浄し、水洗、乾燥して実施例1
と同様な1ーアミノ−2ーフロム−4ーヒ0ドロキシァ
ントラキノンのケーキ25.5部を得た。
ノン20部を加え、80ooに昇温する。同温で臭素2
の部と酢酸5部の混合物を3時間で滴下した後、3時間
保温する。次いで臭素15部と酢酸4部の混合物を2時
間で滴下した後、2時間保温する。こらに100℃で3
時間保温し、室温に冷却し、棚酸1碇都を加え130o
oで8時間保温する。次いで、90〜100qCで水8
碇部を2時間で滴下し、55ooに冷却して炉過する。
60%硫酸10碇部で洗浄し、水洗、乾燥して実施例1
と同様な1ーアミノ−2ーフロム−4ーヒ0ドロキシァ
ントラキノンのケーキ25.5部を得た。
参考例 1実施例1において、側酸を加える前の反応液
を重亜硫酸ソーダ4.6部を含む水500部に排出し、
析出した結晶を炉別、洗浄、乾燥して1−ァミノー2・
4−ジブロムアントラキノンのケーキ34部(融点22
4〜22600)を得た。
を重亜硫酸ソーダ4.6部を含む水500部に排出し、
析出した結晶を炉別、洗浄、乾燥して1−ァミノー2・
4−ジブロムアントラキノンのケーキ34部(融点22
4〜22600)を得た。
純度分析の結果、は、1ーアミノ−2・4−ジブロムア
ントラキノン95.0%、1−アミノ−2−ブロムアン
トラキノン0.1%、1−アミノー4−フロムアントラ
キノン0.4%であった。 .参考例 2 (PBレポートNo.86139の水分散液法)1一ア
ミノアントラキノン2碇郭を96%硫酸1筋容量部と、
20%発煙硫酸1群容量部に40qoで完全に熔解させ
た後、25oCに冷却し、水320部中に排出する。
ントラキノン95.0%、1−アミノ−2−ブロムアン
トラキノン0.1%、1−アミノー4−フロムアントラ
キノン0.4%であった。 .参考例 2 (PBレポートNo.86139の水分散液法)1一ア
ミノアントラキノン2碇郭を96%硫酸1筋容量部と、
20%発煙硫酸1群容量部に40qoで完全に熔解させ
た後、25oCに冷却し、水320部中に排出する。
2500で臭素15.9部を滴下し、ついで塩素6.5
部を7時間‐乙導入する。
部を7時間‐乙導入する。
3時間で50℃に昇温し、同温で2時間保温した後、2
時間で70℃に昇温し、更に80qoで1時間保温する
。
時間で70℃に昇温し、更に80qoで1時間保温する
。
重亜硫酸ソーダ溶液1容量部加えたのち、炉過、洗浄、
乾燥して生成物33.2部が得られた。この生成物の純
度分析の結果は、1ーアミノー2・4ージブロムアント
ラキノン92.5%、1ーアミノー2−フロムアントラ
キノン3.0%、1−アミノー4−フロムアントラキノ
ンは痕跡程度であった。
乾燥して生成物33.2部が得られた。この生成物の純
度分析の結果は、1ーアミノー2・4ージブロムアント
ラキノン92.5%、1ーアミノー2−フロムアントラ
キノン3.0%、1−アミノー4−フロムアントラキノ
ンは痕跡程度であった。
図1,2はそれぞれ、本発明の実施例1および参考例2
(PBレポートNo.86139P.6)の1−アミノ
−2・4−ジブロムァントラキノンの合成につき、反応
途中で、サンプリングして取り出したケ−キをガス・ク
ロマトグラフで分析して、面積百分率でそれぞれの成分
の生成割合の時間変化を示したものである。 曲線Aは1ーアミノ−2・4ージブロムアントラキノン
、同Bは1−アミノ−4一ブロムアントラキノン、同C
は1ーアミノ−2−ブロムアントラキノン、同Dは1ー
アミノアントラキノンである。図1 図2
(PBレポートNo.86139P.6)の1−アミノ
−2・4−ジブロムァントラキノンの合成につき、反応
途中で、サンプリングして取り出したケ−キをガス・ク
ロマトグラフで分析して、面積百分率でそれぞれの成分
の生成割合の時間変化を示したものである。 曲線Aは1ーアミノ−2・4ージブロムアントラキノン
、同Bは1−アミノ−4一ブロムアントラキノン、同C
は1ーアミノ−2−ブロムアントラキノン、同Dは1ー
アミノアントラキノンである。図1 図2
Claims (1)
- 1 1−アミノアントラキノンを85%を越え、100
%以下の硫酸中で加熱下にジブロム化して1−アミノ−
2・4−ジブロムアントラキノンとした後、この化合物
を単離しないで、必要により硫酸濃度を上げて、硼酸の
存在下に加水分解させて1−アミノ−2−ブロム−4−
ヒドロキシアントラキノンとすることを特徴とするアン
トラキノン系中間物の製造法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52048839A JPS6030304B2 (ja) | 1977-04-26 | 1977-04-26 | アントラキノン系中間物の製造法 |
US05/898,667 US4292247A (en) | 1977-04-25 | 1978-04-21 | Process for producing anthraquinone intermediates |
CH439778A CH635311A5 (de) | 1977-04-25 | 1978-04-24 | Verfahren zur herstellung von 1-amino-2-brom-4-hydroxyanthrachinon. |
GB16049/78A GB1572977A (en) | 1977-04-25 | 1978-04-24 | Process for producing anthraquinone intermedites |
IT49054/78A IT1105354B (it) | 1977-04-25 | 1978-04-24 | Procedimento per la produzione di antrachinoni sostituiti |
DE2817890A DE2817890C2 (de) | 1977-04-25 | 1978-04-24 | Verfahren zur Herstellung von 1-Amino- 2-brom-4-hydroxy-anthrachinon |
IN444/CAL/78A IN147555B (ja) | 1977-04-25 | 1978-04-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52048839A JPS6030304B2 (ja) | 1977-04-26 | 1977-04-26 | アントラキノン系中間物の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53133231A JPS53133231A (en) | 1978-11-20 |
JPS6030304B2 true JPS6030304B2 (ja) | 1985-07-16 |
Family
ID=12814405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52048839A Expired JPS6030304B2 (ja) | 1977-04-25 | 1977-04-26 | アントラキノン系中間物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030304B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS56108745A (en) * | 1980-01-29 | 1981-08-28 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Preparation of anthraquinone compound |
JPS56167646A (en) * | 1980-05-29 | 1981-12-23 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of anthraquinone intermediate |
JPS58118548A (ja) * | 1982-01-08 | 1983-07-14 | Sumitomo Chem Co Ltd | アントラキノン系中間物の製造方法 |
JPS6110541A (ja) * | 1985-05-21 | 1986-01-18 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 1‐アミノ‐2‐ブロム‐4‐ヒドロキシアントラキノンの製造方法 |
JPH0761435A (ja) * | 1993-08-25 | 1995-03-07 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 包装用容器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53120740A (en) * | 1977-03-28 | 1978-10-21 | Basf Ag | Method of making 11aminoo22bromm44 hydroxyanthraquinone |
-
1977
- 1977-04-26 JP JP52048839A patent/JPS6030304B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53120740A (en) * | 1977-03-28 | 1978-10-21 | Basf Ag | Method of making 11aminoo22bromm44 hydroxyanthraquinone |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS53133231A (en) | 1978-11-20 |
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