JPS6030274Y2 - 自動巻取機用スピンドル反転機構 - Google Patents

自動巻取機用スピンドル反転機構

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Publication number
JPS6030274Y2
JPS6030274Y2 JP10576578U JP10576578U JPS6030274Y2 JP S6030274 Y2 JPS6030274 Y2 JP S6030274Y2 JP 10576578 U JP10576578 U JP 10576578U JP 10576578 U JP10576578 U JP 10576578U JP S6030274 Y2 JPS6030274 Y2 JP S6030274Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attached
base
lever
prime mover
winding machine
Prior art date
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Expired
Application number
JP10576578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5523357U (ja
Inventor
栄三 出野
慎一 福士
雅彦 田井
Original Assignee
株式会社島津製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社島津製作所 filed Critical 株式会社島津製作所
Priority to JP10576578U priority Critical patent/JPS6030274Y2/ja
Publication of JPS5523357U publication Critical patent/JPS5523357U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数の巻取りスピンドルを備えた基盤を回転さ
せ、満巻ボビンと空ボビンとの位置の反転変換を行って
糸を切換えるようにした自動巻取機用反転機構に関する
ものであって、以下実施例で本考案の要旨を説明する。
1.1′は基盤2の前面に備えた巻取り用スピンドルで
あって、一方のスピンドル1に装着した満巻ボビンと他
方のスピンドル1′に装着した空ボビンは、基盤2の1
80度回紙回転い位置を反転変換させて糸の切換えを行
う。
基盤2には親歯車3を一体的に組込むと共に、該基盤自
体は受台4にて回転可能に支持されている。
親歯車3に噛合う小歯車8は、これを一端に取付けた支
軸5を介し軸受6,6′で支えられると共に、該支軸5
の他端にはワンウェイクラッチ7を介し被動スプロケッ
ト9を装着する。
この被動スプロケット9に懸架するチェノ11は駆動軸
12の端部に装着の原動スプロケット10に懸架して伝
動をなし、且つこの駆動軸には減速機13を設けると共
に、軸接手14を介し原動機15の原動軸12と連結し
ている。
上記構成に於て、原動機15の動力により且つ上記伝動
機構を経て基盤2が回転させられるが、これが180度
寸前(約170度〜175度の回転角度)まで主回転し
た際、該基盤に装着の検知片16がリミットスイッチ1
7の押爪8を蹴ることになり、これの作動により原動機
15の駆動は停止し、同時に基盤2の回転は停止するよ
うになっている。
次いで残りの回転角度(約5度〜10度の回転角度)は
流体圧シリンダ(例えば空気圧シリンダ)の作動により
補足するようになっている。
即ち第2図、第3図に於て、流体圧シリンダ20は機枠
に装着されると共に、ピストンロッド21は支軸22を
介し支持される可動リンク23とピン24に連結し、ピ
ストンロッド21の出没に伴い可動リンク23の他端に
装着の加圧ローラ25を矢a、 b方向に偏位させ、基
盤2から突出して装着したレバー19が押圧されて該基
盤が小角度回転し、機枠装着のストッパ26に当接して
停止する。
このストッパは基盤2が180度主回転して正規位置と
なるような位置にセットする。
又レバー19は基盤2上にピン27を介し回転可能に装
着し、常時蔓巻ばね28の弾力により起立状態に在り、
流体圧シリンダ20の作動により可動リンク23が回動
すると、加圧ローラ25がレバー19の前面に当接して
これを押圧し、小角度の回転をさせるが、原動機15に
よる回動をさせる際は、可動リンク23は流体圧シリン
ダ20の作動によりレバー19の前面より離れた位置に
後退した状態に在り、且つ原動機により基盤2が矢C方
向へ回動するに伴い、レバー19はストッパ26若くは
タレットロータ受け(図示せず)に当り、背面から叩か
れて自らは蔓巻ばね28の弾力に抗し矢d方向に倒れて
ブラケット29.29間に沈み、且つこのストッパ26
を通過後は、蔓巻ばね28の弾力により図の状態に起立
した状態となる。
尚上記流体圧シリンダ20の作動により且つ可動リンク
23を介しレバー19を加圧して、基盤2に小角度の回
転を与える際、支軸5の回転はワンウェイクラッチ7に
より全回転するので、この回転力は原動機15へは伝動
しないようになついる。
尚又本願スピンドル反転機構は、180度回転してこれ
を行うのであるから、リミットスイッチ検知片16及び
レバー19機構は基盤2の反対側にも設けて上と同じ作
用をさせるようになっている。
本考案は上述のように、複数の巻取りスピンドル1,1
′を備えた基盤2に、該基盤2が180度寸前まで主回
転した際に、リミットスイッチ17の押爪18を蹴って
その作動により原動機15の停止を行うような検知片1
6を装着し、原動機15の停止後は、機枠に装着の流体
圧シリンダ20の作動により可動りンク23を回動し、
該端部に装着の加圧ローラ25が、基盤2に回動可能に
装着したレバー19の前面を加圧し、残りの小角度の回
転を与えてストッパ26に当て停止させることにより正
規の180度回動した巻取り位置を保つようにしたもの
であるから、機体に衝撃作用を受けることなく回動反転
作用が行われる特徴がある。
これが在来の原動機15のみの動力より基盤2を回転さ
せる場合は、停止時に於て基盤の慣性による衝撃力が機
体に加わり、且つ正規の巻取り位置での停止調整が困難
なる欠陥がある。
又本考案は180度近くまでの回転には原動機15の作
動により行い、且つ正規の180度停止位置の直前に於
ける小角度回転は流体圧シリンダ20により行うから、
回転時間が節約され能率的であるし、更に原動機の停止
位置は悉く検知片16とリミットスイッチ17との作動
により自動的に行うから、人手を煩わさずに流体圧シリ
ンダ20の作動へと切替えられる特徴がある。
在来採用する単一の駆動モータにて回転を与え且つ18
0度位置にて急停止させるストッパピン方式のものでは
、ピンに加わる衝撃力によりピン自体にこじれが起る欠
陥があるが、本考案の場合では、流体圧シリンダにより
且つ小角度の最終回転のみを行わせるから、上述のよう
に衝撃力が加わらず、ピンにこじれ等が現われない効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案自動巻取機用スピンドル反転機構の要部
斜視図、第2図は流体圧シリンダによる基盤の小角度回
転停止機構正面図、第3図は同A、 A断面図。 符号の説明、1,1′・・・・・・巻取りスピンドル、
2・・・・・・基盤、3〜14・・・・・・伝動機構、
15・・・・・・原動機、16・・・・・・検知片、1
7・・・・・・リミットスイッチ、18・・・・・・押
爪、19・・・・・・レバー、20・・・・・・流体圧
シリンダ、21・・・・・ピストンロッド、22・・・
・・・支軸、23・・・・・・可動リンク、24・・・
・・ゼン、25・・・・・・加圧ローラ、26・・・・
・・ストッパ、28・・・・・・蔓巻ばね。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 一方に於て複数の巻取りスピンドル1,1′
    を備え且つ原動機15の動力を得て回転して反転を行う
    基盤2に、該基盤が一定角度回転した位置に於て原動機
    の停止を行う如くセットしたリミットスイッチ17作動
    用の検知片16を装着し、他方に於て機枠に装着して前
    後動する流体圧シリンダ20のピストンロッド21と支
    軸22を介し支持される可動リンク23とをピン24を
    介し連結すると共に、可動リンク23の他端に装着の加
    圧ローラ25を蔓巻ばね28の弾力により常時起立状態
    にして基盤2より突出せるレバー19の前面に当接させ
    、流体圧シリンダ20の作動により且つ上記可動リンク
    23とレバー19の偏位により残余の回転をなす基盤2
    をレバー19を介し正規位置に停止させるようこれと当
    接するストッパ26を機枠に装着して成る自動巻取機用
    スピンドル反転機構。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動巻取機
    用スピンドル反転機構に於て、複数の巻取りスピンドル
    1,1′を備え且つこれに組込んだ親歯車3と噛合う小
    歯車8を介し回転せしめられる基盤2と、原動機15相
    互間に配設した伝動機構に於ける支軸5に、ワンウェイ
    クラッチ7を装着したもの。
JP10576578U 1978-07-31 1978-07-31 自動巻取機用スピンドル反転機構 Expired JPS6030274Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10576578U JPS6030274Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 自動巻取機用スピンドル反転機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10576578U JPS6030274Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 自動巻取機用スピンドル反転機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5523357U JPS5523357U (ja) 1980-02-15
JPS6030274Y2 true JPS6030274Y2 (ja) 1985-09-11

Family

ID=29048332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10576578U Expired JPS6030274Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 自動巻取機用スピンドル反転機構

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JP (1) JPS6030274Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0553496U (ja) * 1991-12-26 1993-07-20 三州産業株式会社 葉たばこ吊込み装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5523357U (ja) 1980-02-15

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