JPS587804B2 - タ−ビンロ−タのタ−ニング装置 - Google Patents

タ−ビンロ−タのタ−ニング装置

Info

Publication number
JPS587804B2
JPS587804B2 JP13951779A JP13951779A JPS587804B2 JP S587804 B2 JPS587804 B2 JP S587804B2 JP 13951779 A JP13951779 A JP 13951779A JP 13951779 A JP13951779 A JP 13951779A JP S587804 B2 JPS587804 B2 JP S587804B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
turbine rotor
turning
shaft
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13951779A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5664108A (en
Inventor
吉沢秀悟
小野繁利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP13951779A priority Critical patent/JPS587804B2/ja
Publication of JPS5664108A publication Critical patent/JPS5664108A/ja
Publication of JPS587804B2 publication Critical patent/JPS587804B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原子力発電所等に使用されるタービンのタービ
ンロータを始動時に静止状態から一定回転速度まで回転
駆動するタービンロータのターニング装置に関する。
この種の従来のターニング装置は、タービンロータに回
転力を付与するターニング用電動機と、このターニング
用電動機の回転を減速してタービンロータに伝達する歯
車群とで構成されている。
この歯車群をターニング用電動機とタービンロータとの
間に介在させたのは、タービンロータを静止状態から徐
々に回転させるようにして、始動時にタービンロータの
回転軸に衝撃応力が作用してその回転軸が破壊するのを
防止するためである。
また、タービンロータを静止状態から一定回転速度まで
回転駆動するターニング運転時においては、タービンロ
ータの回転数が比較的低いので、軸受の油膜確保のため
にジャツキングオイルポンプにてその軸受部に潤滑油を
強制潤滑させるよう構成されている従来装置もある。
ところが、上記従来装置においては歯車群がターニング
運転時にタービンロータの回転軸に固着された歯車と良
好に噛合しないという不都合があった。
即ち、上記歯車群はタービンロータの定常運転時にはタ
ービンロータの回転軸に固着された歯車とは離脱状態に
あり、ターニング運転時にその歯車と噛合されてタービ
ンロータに回転を伝達するよう構成されている。
従ってこの歯車群の最端の出力歯車とタービンロータの
回転軸に固着された歯車とが、双方の歯先面が衝突して
噛合不可能の状態にあったり、一旦噛合してもかみ合率
が小さくて回転途中で離脱することがあり、タービンロ
ータヘ回転が伝達されないことがしばしば生じた。
本発明はこれらの不都合を取除き、上記歯車群の出力歯
車とタービンロータの回転軸に固着した歯車との噛合を
円滑に且つ確実に行うことができタービンロータを良好
に回転駆動することのできるタービンロータのターニン
グ装置を提供することを目白勺とする。
以下本発明を第1〜3図に示す実施例について説明する
図中、符号1はタービンロータの回転軸2へ回転力を付
与するターニング用電動機2で、水平な基礎板3に鉛直
に立てて固定されている。
基礎板3には歯車群4に始動時に回転力を付与するトル
クモータ5が鉛直に立てて固定されている。
上記ターニング用電動機1の出力軸6にはオーバーラン
ニングクラッチ7が取付けられており、このオーバーラ
ンニングクラッチ7とトルクモータ5の出力軸8とがチ
ェーン9により連鎖されている。
このオーバーラン二ングクラッチ7は、ターニング用電
動機1のトルクがトルクモータ5のトルクより小さい間
はトルクモータ5によってクラッチ出力軸10が回転駆
動され、そのトルクが逆転するとチェーン9は空回りし
ターニング用電動機1によりクラッチ出力軸10が回転
駆動されるように作動する。
上記歯車群4はクラッチ出力軸10と回転軸2に固着さ
れた歯車11との間に設けられ、ターニング用電動機1
の回転を回転軸2へ減速して伝達する。
この歯車群4は上記クラッチ出力軸10の先端に固着さ
れた駆動傘歯車12と、この駆動傘歯車12と噛合し水
平軸13に固着された被動傘歯車14と、この被動傘歯
車14と同軸の駆動歯車15と、この駆動歯車15と噛
合し水平軸16に固着された被動歯車17と、この被動
歯車17と同軸の駆動歯車18と、この駆動歯車18と
噛合し水平軸19に固着され上記歯車11と噛合したり
離脱したりする出力歯車20とからなる。
上記の水平軸13と水平軸16とは基礎板3に固着され
た垂直板21,21に回転自在に支承されている(第2
図)。
他の水平軸19は上記水平軸16に第3図矢印方向に揺
動自在に取付けられた揺動枠22に回転自在に支承され
ている(第2〜3図)。
従って歯車群4の出力歯車20は上記揺動枠22と一緒
に第3図矢印方向に揺動して、回転軸2に固着された歯
車11と噛合したら、離脱したりする。
この揺動枠22の揺動は第3図に示されたトグル装置2
3によって行なわれる。
このトグル装置23において符号24はトグル軸で、こ
のトグル軸24には3本のトグルレバー25,26,2
7がそれぞれので端部を第3図の関係位置を保持するよ
うにして固着されている。
トグルレバ−25の他端にはエアシリンダ28のプラン
ジャ29と回転自在に結合されており、このエアシリン
ダ280基端部は固定部30に回転自在に結合されてい
る。
また他のトグルレバー26の他端はトグルレバ−31の
一端と回転自在に結合されており、このトグルレバ−3
1の他端は揺動枠22に固着されている。
また他のトグルレバー27の他端は伸縮杆32の一端と
回転自在に結合されており、この伸縮杆32の他端は基
礎板3に固定された支柱33に回転自在に結合されてい
る。
伸縮杆32にはバネ34が添設されている。次に本発明
の作用を説明する。
タービンのタービンロータが定常運転状態にあるときは
、第3図に示すように歯車群4の出力歯車20は回転軸
2に固着された歯車11と離脱状態にある。
静止状態にあるタービンロータを一定回転速度まで回転
させるターニング運転は次のようにして行なわれる。
先ず歯車11と歯車20とが第3図に示すように離脱状
態にあるから、エアシリンダ28を作動させてプランジ
ャ29を突出させ揺動枠22を第3図において時計方向
に回動させる。
これと同時にトルクモータ5を回転させてチェン9、オ
ーバーランニングクラッチ7を介して歯車群4の各歯車
を回転させる。
従って、出力歯車20は低速回転しつつ揺動枠22の回
動に伴って歯車11に徐徐に接近して行き、その歯車1
1の歯先面と自己の歯先面とが衝突することなく歯車1
1と円滑に噛合して行き、その噛合状態が途中で離脱す
ることのない充分な状態まで進む。
そして理想的噛合状態になるとエアシリンダ28のプラ
ンジャ29の突出が止められる。
その後ターニング用電動機1を回転させてトルクモータ
5を歯車群4と切離し、ターニング用電動機1によって
歯車群4を回転させ、回転軸2を静止状態から徐々に回
転駆動する。
その後回転軸2即ちタービンロータが一定回転速度に達
するとエアシリンダ28を作動させてプランジャ29を
引込め、揺動枠22を第3図において反時計方向に回動
させ歯車20を歯車11から離脱させる。
この歯車20が歯車11から離脱した後更に揺動枠22
を回動させた後にプランジャ29を停止させ、ターニン
グ装置をタービンロータから切離す。
これによりタービンロータの定常運転が行なわれる。
このように本発明のタービンロータのターニング装置は
、歯車群の出力歯車とタービンロータの回転軸に固着さ
れた歯車との噛合時にその出力歯車を回転させるための
トルクモータな設けたから、上記双方の歯車の噛合が円
滑に且つ確実に行なわれ、タービンロータを良好に回転
駆動することができ、しかも構造が簡単である等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明のタービンロータのターニング装置
の一実施例を示し、第1図は一部切断側面図、第2図は
第1図の■−■断面図、第3図は揺動枠とその揺動枠を
揺動させる装置の側面図である。 1・・・・・・ターニング用電動機、2・・・・・・回
転軸、4・・・・・・歯車群、5・・・・・・トルクモ
ータ、6・・・・・・出力軸、7・・・・・・オーバー
ランニングクラッチ、8・・・・・・出力軸、9・・・
・・・チェーン、11・・・・・・歯車、20・・・・
・・出力歯車。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 タービンロータに回転力を付与するターニング用電
    動機と、このターニング用電動機の回転を減速してター
    ビンロータの軸に固着された歯車に伝達する歯車群とを
    有し、上記歯車群の出力歯車は上記タービンロータの軸
    に固着された歯車と噛合したり離脱したりできるように
    されているタービンロータのターニング装置において、
    上記歯車群に回転力を付与するトルクモータを設け、上
    記ターニング電動機の出力軸にオーバーラン二ングクラ
    ッチを設け、このオーバーランニングクラッチと上記ト
    ルクモータの出力軸とを連結する連鎖装置を設けたこと
    を特徴とするタービンロータのターニング装置。
JP13951779A 1979-10-29 1979-10-29 タ−ビンロ−タのタ−ニング装置 Expired JPS587804B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13951779A JPS587804B2 (ja) 1979-10-29 1979-10-29 タ−ビンロ−タのタ−ニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13951779A JPS587804B2 (ja) 1979-10-29 1979-10-29 タ−ビンロ−タのタ−ニング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5664108A JPS5664108A (en) 1981-06-01
JPS587804B2 true JPS587804B2 (ja) 1983-02-12

Family

ID=15247130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13951779A Expired JPS587804B2 (ja) 1979-10-29 1979-10-29 タ−ビンロ−タのタ−ニング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS587804B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4430575A (en) * 1982-03-30 1984-02-07 General Electric Company Turbine turning gear with hydraulic overspeed drive
CN104265790B (zh) * 2014-10-09 2016-07-06 毕玉玲 一种链传动离合器
CN104265789B (zh) * 2014-10-09 2016-08-24 毕玉玲 一种具有过载保护功能的链传动离合器
CN113738459B (zh) * 2020-05-29 2024-07-19 上海梅山钢铁股份有限公司 一种智能型盘车控制装置及控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5664108A (en) 1981-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS587804B2 (ja) タ−ビンロ−タのタ−ニング装置
JPS5970497A (ja) プレス変速駆動装置
KR900014815A (ko) 요동을 이용한 구동장치
JPS584223B2 (ja) 始動速度を制御された減速機
US2179405A (en) Power transmission mechanism
JPH0587037A (ja) 可変ピツチプロペラ駆動装置
JP2005140331A5 (ja)
US2739488A (en) Driving devices for rollers such as printing cylinders
WO1994015114A1 (en) Compact gear
JP4229764B2 (ja) 風車ブレードのピッチ角制御装置
JPH06190600A (ja) 機械プレスの駆動力伝達装置
JPS6030504Y2 (ja) クラツチ機構
JP2519899B2 (ja) 風力回転駆動機構
US3589211A (en) Automatic transmission
US837125A (en) Gearing.
JP3520360B2 (ja) 倍力装置
JPH0349319Y2 (ja)
KR200227479Y1 (ko) 래칫감속기
JPH026673B2 (ja)
JPS63295806A (ja) タ−ビンタ−ニング装置
SU1282425A1 (ru) Барабанные летучие ножницы
JPS6145391Y2 (ja)
JPS6275152A (ja) 差動遊星歯車装置
JP2516740Y2 (ja) 中空モータを備えた高低速切り換え駆動装置
SU810522A1 (ru) Механический пресс