JPS6030155Y2 - コンテナ船 - Google Patents

コンテナ船

Info

Publication number
JPS6030155Y2
JPS6030155Y2 JP3642981U JP3642981U JPS6030155Y2 JP S6030155 Y2 JPS6030155 Y2 JP S6030155Y2 JP 3642981 U JP3642981 U JP 3642981U JP 3642981 U JP3642981 U JP 3642981U JP S6030155 Y2 JPS6030155 Y2 JP S6030155Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
container
ship
shaped steel
double bottom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3642981U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57150095U (ja
Inventor
剛 大石
啓二朗 川端
尚基 小倉
Original Assignee
三井造船株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三井造船株式会社 filed Critical 三井造船株式会社
Priority to JP3642981U priority Critical patent/JPS6030155Y2/ja
Publication of JPS57150095U publication Critical patent/JPS57150095U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6030155Y2 publication Critical patent/JPS6030155Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Revetment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンテナ船の二重底の改良に関する。
コンテナ船ではコンテナ荷重がコンテナ四隅の脚部から
集中力としてコンテナ船の二重底に作用することは周知
である。
そこで従来、このコンテナ荷重による集中力を二重底構
造に分散して伝えるために、第1図から第3図に示すよ
うにコンテナ船10の二重底1の内底板1a上にコンテ
ナ荷重を受けてこれを分散する厚鋼板2をコンテナ5の
脚部の位置に配置し、さらに内底板1aの裏側の前記脚
部の真下の二重底内部1bには側桁板1Cの両側に逆り
字状又はこれと同等の補強材3を溶接して取り付け、内
底板1aを補強していた。
そして前記厚鋼板2には垂直板2a、2bを突設して、
これに船の高さ方向に設けたコンテナ固定用案内部材で
あるセルガイドアングル4の下部を溶接して取り付けて
いた。
2cは垂直板2aの補強材である。
しかしながら、このような構造であると、補強材3は二
重底内部の厚鋼板の位置毎に取り付けねばならず、二重
底の重量が増加すると共にこの補強材を二重底内部で側
桁板に溶接する作業は狭所作業であるため作業が困難で
作業時間の増加をきたし、製造コストが高くなるという
欠点がある。
また、厚鋼板2は1枚1穂独立して配置されるために、
厚鋼板上に固定されたセルガイドアングル間の距離の精
度を出すのが難しいという欠点もある。
本考案は前記のような欠点を解消するためになされたも
のであって、その目的は設置するのが容易で作業時間が
短かく、さらにセルガイドアングルの取付精度をだすこ
とのできる重量の軽減された優れた二重底を有するコン
テナ船を提供することである。
前記目的を遠戚する本考案のコンテナ船は、コンテナ船
の二重底の内底板上に、コンテナ荷重を二重底構造に分
散して伝える連続する荷重分散部材を船の幅方向に設け
、この荷重分散部材はコンテナを載置する厚鋼板、厚鋼
板に垂直に突設されかつ船の幅方向に連続するL型鋼、
前記厚鋼板およびL型鋼に共に垂直な垂直板、前記り型
鋼と内底板間に設けられた補強板から構成し、前記り型
鋼と垂直板に船の高さ方向に設けたコンテナ固定用のセ
ルガイドアングルの下部を固定したことを特徴とするも
のである。
以下図面を用いて本考案の実施例を説明するが、第1図
から第3図で示した従来例と同じ部材は同じ番号で説明
する。
第4図は本考案の実施例であるコンテナ船の二重底を示
す部分図であり、第5図は第4図C部の部分拡大図。
第6図は第5図のA−A線における断面図である。
本考案ではコンテナ船10の二重底1の内底板1aの上
に船の幅方向に連続する長い荷重分散部材である板付型
鋼6をコンテナ5の船長方向の長さLだけ離して布設す
る。
本実施例の板付型鋼6は厚鋼板6aの端部にL型鋼6b
の一端を第6図のように取り付け、さらに垂直板6Cを
コンテナ5の両側に前記り型鋼6bとは直角に突設した
ものである。
そして前記の背面と垂直板の側面にはやはりL型鋼であ
るコンテナ固定用のセルガイドアングル4の下部を溶接
等によって取り付けている。
また、板付型鋼6のコンテナと反対側にはところどころ
に補強材6dを取り付けて補強を行なっている。
本考案ではコンテナ船10の二重底を前記のように構威
したので、コンテナ荷重は船の幅方向に連続する板付型
#146により分散されて内底板1aに伝えられ、集中
力として二重底構造に作用することはない。
しかも、本考案の板付型鋼6によるコンテナ荷重の分散
度は従来のコンテナの脚部に個々に設けられていた厚鋼
板2による分散度に比べて大きいので、従来のように二
重底内部1bの側桁板1cに補強材3を取り付けて内底
板1aを内部から支える必要はな。
そして本考案では板付型鋼6を平行に布設することによ
り、従来のように厚鋼板2を独立に布設する場合に比べ
てコンテナ固定用のセルガイドアングル4の位置ぎめお
よびその位置精度が高い。
なお、本考案の荷重分散部材である板付型鋼6は、これ
を構成する厚鋼板6aおよびL型鋼6bがともに幅方向
に連続する方が強度があるが、少なくともL型鋼6bが
連続していれば厚鋼板6aは必ずしも連続していなくて
もコンテナ荷重の分散度および前記セルガイドアングル
4の取付位置精度は確保される。
以上説明したように本考案は、コンテナ船の二重底の内
底板上にコンテナ荷重を二重底構造に分散して伝える連
続する荷重分散部材を船の幅方向に設け、この荷重分散
部材はコンテナを載置する厚鋼板、厚鋼板に垂直に突設
されかつ船の幅方向に連続するL型鋼、前記厚鋼板およ
びL型鋼に共に垂直な垂直板、前記り型鋼と内底板間に
設けられた補強板から構威し、前記り型鋼と垂直板に船
の高さ方向に設けたコンテナ固定用のセルガイドアング
ルの下部に固定したことにより、従来コンテナ船の二重
底内部の側桁板に多数取り付けて内底板を内部から支え
ていた補強材を除くことができ、二重底の重量軽減が達
成できると共に二重底製造工程における前記補強材を取
に付ける工程およびその取り付は作業工数がなくなって
製造コストが安くなるという効果がある。
さらに本考案ではコンテナ固定用の案内部材であるセル
ガイドアングルの下部を、平行に布設した荷重分散部材
である板付型鋼から上方に突出するL型鋼と垂直板に固
定できることにより、従来のように独立に固定する場合
に比べて固定精度の確保が容易になるという利点がある
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンテナ船の二重底にコンテナの最下層
のみを固定した状態を示す部分断面図、第2図は第1図
B部の部分拡大図、第3図は第2図Cの矢視図、第4図
は本考案の実施例のコンテナ船の二重底にコンテナの最
下層のみを固定した状態を示す部分断面図、第5図は第
4図C部の部分拡大図、第6図は第4図A−A線におけ
る断面図である。 1・・・・・・二重底、1a・・・・・・内底板、1c
・・・・・・側桁板、2・・・・・・厚鋼板、3・・・
・・・補強材、4・・・・・・セルガイドアングル、5
・・・・・・コンテナ、6・・・・・・板付型鋼。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンテナ船の二重底の内底板上に、コンテナ荷重を二重
    底構造に分散して伝える連続する荷重分散部材を船の幅
    方向に設け、この荷重分散部材はコンテナを載置する厚
    鋼板、厚鋼板に垂直に突設されかつ船の幅方向に連続す
    、るL型鋼、前記厚鋼板およびL型鋼に共に垂直な垂直
    板、前EL型鋼と内底板間に設けられた補強板から構威
    し、前記り型鋼と垂直板に船の高さ方向に設けたコンテ
    ナ固定用のセルガイドアングルの下部を固定したことを
    特徴とするコンテナ船。
JP3642981U 1981-03-17 1981-03-17 コンテナ船 Expired JPS6030155Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3642981U JPS6030155Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17 コンテナ船

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3642981U JPS6030155Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17 コンテナ船

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57150095U JPS57150095U (ja) 1982-09-20
JPS6030155Y2 true JPS6030155Y2 (ja) 1985-09-10

Family

ID=29833670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3642981U Expired JPS6030155Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17 コンテナ船

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6030155Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5967393U (ja) * 1982-10-29 1984-05-07 三菱重工業株式会社 シヨアリングボ−ド取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57150095U (ja) 1982-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6030155Y2 (ja) コンテナ船
JPS62117936A (ja) 金属製フロア−パネル
KR880001503A (ko) 탱크 장치
US4549833A (en) Frame members for supporting covers or gratings
JPS627785Y2 (ja)
JPS5821823Y2 (ja) 貨物自動車用荷台
JPH0644668U (ja) 車両の床構造
JPS626930Y2 (ja)
JPH0613314B2 (ja) 舶用竪置き円筒形タンク支持構造
JPH0319509Y2 (ja)
JPH0665521B2 (ja) けん引用フツク
JP3175108B2 (ja) パンタグラフの受け台の取り付け構造
JPS6165111U (ja)
JPH0723449Y2 (ja) デッキプレートの支持構造
JPH0732683Y2 (ja) 壁面等の補強構造
JPH0724522Y2 (ja) 鉄骨床端部コンクリート打止板
JPS5841197Y2 (ja) コンテナの天井梁取付構造
JPH0449281Y2 (ja)
JPH0745423Y2 (ja) 管の保護構造
JPS6337732U (ja)
JPS5869617U (ja) 合成床版用鉄筋トラス組付けのリブ付き鉄板
JPS591028Y2 (ja) コンテナ固縛用金物の取付構造
JPH0689579B2 (ja) 床構造材
JPS61176308U (ja)
JPS6222568Y2 (ja)