JPS6029592B2 - 自動二輪車用パイプフレ−ムの製造法 - Google Patents
自動二輪車用パイプフレ−ムの製造法Info
- Publication number
- JPS6029592B2 JPS6029592B2 JP2122978A JP2122978A JPS6029592B2 JP S6029592 B2 JPS6029592 B2 JP S6029592B2 JP 2122978 A JP2122978 A JP 2122978A JP 2122978 A JP2122978 A JP 2122978A JP S6029592 B2 JPS6029592 B2 JP S6029592B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- pipe
- cross
- center member
- cross pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動二輪車用パイプフレームのセンターメンバ
ーと左右のサイドメンバーを接合部に於ける電気抵抗に
よる発熱溶融を利用して仮付溶接とセンターメンバー(
例えばパイプ)の端面の成形を同時に行うようにした自
動二輪車用パイプフレームの製造法に関する。
ーと左右のサイドメンバーを接合部に於ける電気抵抗に
よる発熱溶融を利用して仮付溶接とセンターメンバー(
例えばパイプ)の端面の成形を同時に行うようにした自
動二輪車用パイプフレームの製造法に関する。
一般に自動二輪車用パイプフレームは第1図の如くセン
ターメンバーと左右のサイドメンバーに分割される。
ターメンバーと左右のサイドメンバーに分割される。
センターメンバーはヘッドグループアセンブリーaと複
数個のクロスパイプb〜eで構成され、サイドメンバー
は左側のサプアセンプリーf(半纏立品)と右側のサブ
アセンブリーgで構成される。そして従来、センターメ
ンバーとサイドメンバーの接合は、CQアーク熔接法に
より行うのが普通である。このため溶接を良好に行うべ
く接合部のパイプ端は、相手方パイプの円筒面に確実に
沿うように、予め相手方パイプの形状に合わせてプレス
により塑性加工を行う等の前加工が必要であった。又溶
接治具についてもセンターメンバーとサイドメンバーを
共に確実に組付け固定し、溶接線のズレが生じないよう
に設計しておく必要があった。第2図は上記従来の方法
による溶接前の状態を示しており、図中h‘まサイドメ
ンバーサブアセンブリーf,gを所定位置に固定する治
具、iはクロスパイプbを所定位置に固定する治具、j
はクロスパイプbの両端を相手方パイプf,gの円筒面
に適合させるための切欠である。更に従来のC02アー
ク溶接では、C02供給用ガス配管、ワイヤ−送給用コ
ンジットチューフ、パワーケーブル等の取扱いや、コン
タクトチップの交換、ノズルの清掃、ワイヤ−の交換、
スパッタ除去等の面倒なメインテナンスが必要である。
又ァーク熔接特有の光線、高熱、ヒューム等から作業者
を保護する必要上特殊な作業服を着用しなければならな
いのが現状である。本発明は自動二輪車用パイプフレー
ムの接合に電気抵抗溶接プロジェクション法を適用し、
従来よりも能率的に接合できるようにすることを目的と
しており、第3〜第7図に実施例を示す。
数個のクロスパイプb〜eで構成され、サイドメンバー
は左側のサプアセンプリーf(半纏立品)と右側のサブ
アセンブリーgで構成される。そして従来、センターメ
ンバーとサイドメンバーの接合は、CQアーク熔接法に
より行うのが普通である。このため溶接を良好に行うべ
く接合部のパイプ端は、相手方パイプの円筒面に確実に
沿うように、予め相手方パイプの形状に合わせてプレス
により塑性加工を行う等の前加工が必要であった。又溶
接治具についてもセンターメンバーとサイドメンバーを
共に確実に組付け固定し、溶接線のズレが生じないよう
に設計しておく必要があった。第2図は上記従来の方法
による溶接前の状態を示しており、図中h‘まサイドメ
ンバーサブアセンブリーf,gを所定位置に固定する治
具、iはクロスパイプbを所定位置に固定する治具、j
はクロスパイプbの両端を相手方パイプf,gの円筒面
に適合させるための切欠である。更に従来のC02アー
ク溶接では、C02供給用ガス配管、ワイヤ−送給用コ
ンジットチューフ、パワーケーブル等の取扱いや、コン
タクトチップの交換、ノズルの清掃、ワイヤ−の交換、
スパッタ除去等の面倒なメインテナンスが必要である。
又ァーク熔接特有の光線、高熱、ヒューム等から作業者
を保護する必要上特殊な作業服を着用しなければならな
いのが現状である。本発明は自動二輪車用パイプフレー
ムの接合に電気抵抗溶接プロジェクション法を適用し、
従来よりも能率的に接合できるようにすることを目的と
しており、第3〜第7図に実施例を示す。
第3、第4図は溶接直前の組付完了時の状態を示してお
り、1はセンターメンバー中の1本のクロスパイプ、2
,3は左右サイドメンバー中の概ね水平かつ平行なパイ
プである。クロスパイプーはフレーム完成時の所定の寸
法よりも左右端部の溶接代L,の合計量(Z」)だけ長
く切断してあり、その端面はクロスパイプ1の長手方向
に対し直交している。即ちクロスパイプ1の両端には従
釆のようなプレス加工等による切欠(第2図中の切欠i
)は不要である。このクロスパィプーを左右の治具4,
4′の樋形支持面上に置き、上下位置を定める。5,5
′は二つ割の第1、第2の通電促進用電極で、拾具4,
4′間のできるだけ長い区間をカバーするようにクロス
パイプ1上に固定される。
り、1はセンターメンバー中の1本のクロスパイプ、2
,3は左右サイドメンバー中の概ね水平かつ平行なパイ
プである。クロスパイプーはフレーム完成時の所定の寸
法よりも左右端部の溶接代L,の合計量(Z」)だけ長
く切断してあり、その端面はクロスパイプ1の長手方向
に対し直交している。即ちクロスパイプ1の両端には従
釆のようなプレス加工等による切欠(第2図中の切欠i
)は不要である。このクロスパィプーを左右の治具4,
4′の樋形支持面上に置き、上下位置を定める。5,5
′は二つ割の第1、第2の通電促進用電極で、拾具4,
4′間のできるだけ長い区間をカバーするようにクロス
パイプ1上に固定される。
6,6′,7,7′はそれぞれL形断面の拾具で、パイ
プ2,3を支持してそれらの上下高さを定めると共に、
溶接終了時のパイプ2,3の間隔及び姿勢を定めるスト
ッパーの役割を果す。
プ2,3を支持してそれらの上下高さを定めると共に、
溶接終了時のパイプ2,3の間隔及び姿勢を定めるスト
ッパーの役割を果す。
8,8′は加圧部材を兼ねる左右電極で、この電極8,
8′に後述するエアーシリンダ等により矢印方向の加圧
力を加え、パイプ2,3をクロスパィプーに対し接合部
9,9′で圧接すると、パイプ2と治具6,7の間及び
パイプ3と治具6′,7′の間に溶接代Lに相当する隙
間が生ずる。
8′に後述するエアーシリンダ等により矢印方向の加圧
力を加え、パイプ2,3をクロスパィプーに対し接合部
9,9′で圧接すると、パイプ2と治具6,7の間及び
パイプ3と治具6′,7′の間に溶接代Lに相当する隙
間が生ずる。
第3、第4図に於て、電極8,8′によりパイプ2,3
からクロスパィプーに加圧力を加え、た状態で、電極8
〜5間及び電極5′〜8′間に接合部9,9′の電気抵
抗溶接に適した電流・電圧を所定時間通電すると、発熱
溶融により接合部9,9′が溶接される。通電はパイプ
2,3と治具6,6′,7,7′間の隙間(溶接代)が
なくなるまで続ける。溶接前の接合部9,9′は第3、
第4図のようにパイプ2,3が平行の場合は、各溶接部
共パイプの円周面とクロスパイプ1の端面エッジとの2
点であるため、通電時には電流密度が高くなり、効果的
な発熱が得られる。長ち接合部9,9′はプロジェクシ
ョン溶接に適した形状である。溶後の進行と共にクロス
パィブーの端面は溶接代Lだけ押し込まれ、相手方パイ
プ2,3の円筒面に沿うように成形され、後工程の本付
け溶接に適した溶接部構造となる。この結果第2図に示
す従来の接合部に近い形状が得られる。第5図のように
左右のパイプ2,3が互に傾斜した部分に於ては、クロ
スパイプ11の左右端面がそれぞれ1点に於てパイプ2
又は3の円筒面に圧接した形になるため、通電開始時の
電流密度は一層高くなり、効果的な発熱溶融が可能とな
る。センターメンバーと左右のサイドメンバーとの間に
は(第1図から容易に理解される如く)第3、第5図の
ような左右一対の接合部9,9′,12,12′が複数
対あるが、すべての接合部を同時に溶接することは、溶
接機の電気容量及び仕上り品質の面から問題になりやす
いため(特に溶接箇所が多くなると問題である)、左右
一対の接合部毎に溶接を行う。このように、溶接代L,
が比較的大きく、1回の溶接毎に各溶接部分の溶接代L
を0にすることがパイプ2,3の剛性の面から見て無理
な場合は、各接合部の溶接を複数工程に分け、溶接場所
を順次移動し、各接合部の最終工程が完了した時全体の
溶接が終了するようにする。上記の方法による自動二輪
車用パイプフレ−ムの製造装置の概略図を第6、第7図
に示す。
からクロスパィプーに加圧力を加え、た状態で、電極8
〜5間及び電極5′〜8′間に接合部9,9′の電気抵
抗溶接に適した電流・電圧を所定時間通電すると、発熱
溶融により接合部9,9′が溶接される。通電はパイプ
2,3と治具6,6′,7,7′間の隙間(溶接代)が
なくなるまで続ける。溶接前の接合部9,9′は第3、
第4図のようにパイプ2,3が平行の場合は、各溶接部
共パイプの円周面とクロスパイプ1の端面エッジとの2
点であるため、通電時には電流密度が高くなり、効果的
な発熱が得られる。長ち接合部9,9′はプロジェクシ
ョン溶接に適した形状である。溶後の進行と共にクロス
パィブーの端面は溶接代Lだけ押し込まれ、相手方パイ
プ2,3の円筒面に沿うように成形され、後工程の本付
け溶接に適した溶接部構造となる。この結果第2図に示
す従来の接合部に近い形状が得られる。第5図のように
左右のパイプ2,3が互に傾斜した部分に於ては、クロ
スパイプ11の左右端面がそれぞれ1点に於てパイプ2
又は3の円筒面に圧接した形になるため、通電開始時の
電流密度は一層高くなり、効果的な発熱溶融が可能とな
る。センターメンバーと左右のサイドメンバーとの間に
は(第1図から容易に理解される如く)第3、第5図の
ような左右一対の接合部9,9′,12,12′が複数
対あるが、すべての接合部を同時に溶接することは、溶
接機の電気容量及び仕上り品質の面から問題になりやす
いため(特に溶接箇所が多くなると問題である)、左右
一対の接合部毎に溶接を行う。このように、溶接代L,
が比較的大きく、1回の溶接毎に各溶接部分の溶接代L
を0にすることがパイプ2,3の剛性の面から見て無理
な場合は、各接合部の溶接を複数工程に分け、溶接場所
を順次移動し、各接合部の最終工程が完了した時全体の
溶接が終了するようにする。上記の方法による自動二輪
車用パイプフレ−ムの製造装置の概略図を第6、第7図
に示す。
図中14は装置のベース、15はベース14上に固定し
た溶接治具、Fは第3〜第5図のように治具15上に絹
付けた溶接工程直前のパイプフレーム、16はベース1
4上に起立したポール、17はポール16の上端に固定
したェアシリンダ、18はェアシリンダ17から突出す
るロッドに固定した加圧ヘッド、19はェアシリンダ1
7に対する加圧ェアの供聯合、排出を司る電磁弁である
。第6図中のクロスパイプ1,11等は第3〜第5図の
ようにセットされる。作業者はセンターメンバーと左右
のサイドメンバーを溶接治具15上に組付け、起動釦(
図示せず)を押す。
た溶接治具、Fは第3〜第5図のように治具15上に絹
付けた溶接工程直前のパイプフレーム、16はベース1
4上に起立したポール、17はポール16の上端に固定
したェアシリンダ、18はェアシリンダ17から突出す
るロッドに固定した加圧ヘッド、19はェアシリンダ1
7に対する加圧ェアの供聯合、排出を司る電磁弁である
。第6図中のクロスパイプ1,11等は第3〜第5図の
ようにセットされる。作業者はセンターメンバーと左右
のサイドメンバーを溶接治具15上に組付け、起動釦(
図示せず)を押す。
そうすると各接合部9,9′,12,12′,20,2
0′,21,21′等の加圧−通電−保持−解放の溶接
サイクルが自動で行われる。溶接場所の移動シ−ケンス
及びサイクルタイムは、タイマーやミリットスィッチ等
を組合わせた電気回路により定められる。以上説明した
ように本発明によると、センターメンバーの左右端部が
、プロジェクション溶接の要領で、相手のパイプ外筒面
に適合するように成形加工されながら溶接されるため、
センターメンバーの左右端面を相手方パイプに沿うよう
にあらかじめ加工する必要がなくなり、又C02アーク
溶接も一部あるいは不要となる。
0′,21,21′等の加圧−通電−保持−解放の溶接
サイクルが自動で行われる。溶接場所の移動シ−ケンス
及びサイクルタイムは、タイマーやミリットスィッチ等
を組合わせた電気回路により定められる。以上説明した
ように本発明によると、センターメンバーの左右端部が
、プロジェクション溶接の要領で、相手のパイプ外筒面
に適合するように成形加工されながら溶接されるため、
センターメンバーの左右端面を相手方パイプに沿うよう
にあらかじめ加工する必要がなくなり、又C02アーク
溶接も一部あるいは不要となる。
このため自動二輪車用パイプフレームを簡単かつ安価に
製造することができる。多点同時熔接も可能で、溶接速
度が遠くなり、能率的である。電極は比較的大型の面当
り電極が利用できるため、電極のメインテナンスも容易
で、寿命が長い。又本発明においては、自動二輪車用パ
イプフレームのクロスパイプ1(センターメンバー)と
して両端にクロスパイプーの長手方向と直交する端面(
接合部9,9′)を有するものを採用しているので、ク
ロスパイプーを作り易いばかりでなく、各溶接部共、当
初はパイプの円周面とクロスパイプ1の端面エッジとの
点接触となり、通電当初には電流密度が高くなり、効果
的な発熱が得られる。又本発明においては、クロスパイ
プ1の中央部を第1、第2電極5,5′で挟持すると共
に、クロスパイプーをサイドメンバーのパイプ2,3を
介して左右電極8,8′で挟持し、センターメンバーに
対しサイドメンバーを加圧しながら第1電極5と左電極
8間及び第2電極5′と右電極8′間に通電を行うよう
にしたので、各接合部9,9′における溶接が確実にな
り、溶後強度が向上する利点がある。又本発明において
は、クロスパイプ1を第1、第2電極5,5′で挟持す
る様にしたので、クロスパィプーの固定用治具が不要に
なるか、又は大幅に簡素化する利点がある。更に本発明
においてはセンタ−メンバーとなる複数個のクロスパイ
プ1,11としてパイプの両端をパイプの長手方向と直
角に切断した直交端面付の物を採用しているので、接合
部9,9′を電気抵抗による発熱溶融を利用してクロス
パイプ端面の成形加工と仮付溶接とを同時に行う際に溶
接代LIが大きくなる。即ちクロスパイプ1の両端面を
従来のように相手パイプの円筒面に沿うように予め切欠
き成形している場合に比べて溶接時におけるクロスパイ
プ1の両端接合部9,9′の変形量が大きくなる。従っ
てセンターメンバーを構成する複数個のクロスパイプ部
分において同時にクロスパイプ端面の成形加工と仮付溶
接を行うと溶接機の電気容量が不足し、仕上り品質が低
下しやすい。この点、本発明においては、各クロスパイ
プ部分を順番にかつ複数工程に分けて通電溶融するよう
にしたので、クロスパイプが近接していてしかもパイプ
2,3の剛性が比較的大きい場合にも、溶接場所が順次
移動し、各溶接部の最終工程が完了したとき全体の溶接
が終了し、各部に応力が残らず、安定した品質のフレー
ムが得られる利点がある。なお小型の自動二輪車用パイ
プフレームには本付溶接を省略しても差支えない。
製造することができる。多点同時熔接も可能で、溶接速
度が遠くなり、能率的である。電極は比較的大型の面当
り電極が利用できるため、電極のメインテナンスも容易
で、寿命が長い。又本発明においては、自動二輪車用パ
イプフレームのクロスパイプ1(センターメンバー)と
して両端にクロスパイプーの長手方向と直交する端面(
接合部9,9′)を有するものを採用しているので、ク
ロスパイプーを作り易いばかりでなく、各溶接部共、当
初はパイプの円周面とクロスパイプ1の端面エッジとの
点接触となり、通電当初には電流密度が高くなり、効果
的な発熱が得られる。又本発明においては、クロスパイ
プ1の中央部を第1、第2電極5,5′で挟持すると共
に、クロスパイプーをサイドメンバーのパイプ2,3を
介して左右電極8,8′で挟持し、センターメンバーに
対しサイドメンバーを加圧しながら第1電極5と左電極
8間及び第2電極5′と右電極8′間に通電を行うよう
にしたので、各接合部9,9′における溶接が確実にな
り、溶後強度が向上する利点がある。又本発明において
は、クロスパイプ1を第1、第2電極5,5′で挟持す
る様にしたので、クロスパィプーの固定用治具が不要に
なるか、又は大幅に簡素化する利点がある。更に本発明
においてはセンタ−メンバーとなる複数個のクロスパイ
プ1,11としてパイプの両端をパイプの長手方向と直
角に切断した直交端面付の物を採用しているので、接合
部9,9′を電気抵抗による発熱溶融を利用してクロス
パイプ端面の成形加工と仮付溶接とを同時に行う際に溶
接代LIが大きくなる。即ちクロスパイプ1の両端面を
従来のように相手パイプの円筒面に沿うように予め切欠
き成形している場合に比べて溶接時におけるクロスパイ
プ1の両端接合部9,9′の変形量が大きくなる。従っ
てセンターメンバーを構成する複数個のクロスパイプ部
分において同時にクロスパイプ端面の成形加工と仮付溶
接を行うと溶接機の電気容量が不足し、仕上り品質が低
下しやすい。この点、本発明においては、各クロスパイ
プ部分を順番にかつ複数工程に分けて通電溶融するよう
にしたので、クロスパイプが近接していてしかもパイプ
2,3の剛性が比較的大きい場合にも、溶接場所が順次
移動し、各溶接部の最終工程が完了したとき全体の溶接
が終了し、各部に応力が残らず、安定した品質のフレー
ムが得られる利点がある。なお小型の自動二輪車用パイ
プフレームには本付溶接を省略しても差支えない。
第1図は一般的な自動二輪車用パイプフレームの分解図
、第2図は従来の製造方法を示すための一部切欠平面部
分図、第3図は本発明を説明するための一部切欠平面部
分図、第4図は第3図のN−N断面図、第5図は異なる
熔接部分の一部切欠平面部分図、第6図は本発明を実施
するための製造装置の平面略図、第7図は第6図の肌一
肌矢視側面図である。 F・・・・・・パイプフレーム、a〜e・・・…センタ
ーメン/ゞ一、f,g”””サイドメン/ゞ一、6,7
……治具(移動量規制機構)、9,9′・・・・・・接
合部、15・・・・・・溶接治具、17…・・・ェアシ
リンダ(加圧機構)、19・・・・・・電磁弁。第1図
第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
、第2図は従来の製造方法を示すための一部切欠平面部
分図、第3図は本発明を説明するための一部切欠平面部
分図、第4図は第3図のN−N断面図、第5図は異なる
熔接部分の一部切欠平面部分図、第6図は本発明を実施
するための製造装置の平面略図、第7図は第6図の肌一
肌矢視側面図である。 F・・・・・・パイプフレーム、a〜e・・・…センタ
ーメン/ゞ一、f,g”””サイドメン/ゞ一、6,7
……治具(移動量規制機構)、9,9′・・・・・・接
合部、15・・・・・・溶接治具、17…・・・ェアシ
リンダ(加圧機構)、19・・・・・・電磁弁。第1図
第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
Claims (1)
- 1 自動二輪車用のパイプフレームのセンターメンバー
となる複数個の直交端面付クロスパイプと左右各1個の
サイドメンバーとを治具に取付けてサイドメンバーをセ
ンターメンバー側へ溶接代だけ移動可能に支持し、各ク
ロスパイプの中央部を第1、第2電極で挾持すると共に
センターメンバーをサイドメンバーを介して左右電極で
挾持し、センターメンバーに対しサイドメンバーを加圧
しながら各クロスパイプ部分を順番にかつ複数工程に分
け第1電極と左電極間及び第2電極と右電極間に通電を
行い、サイドメンバーとクロスパイプの接合部で電気抵
抗による発熱溶融を利用してクロスパイプ端面の成形加
工と仮付溶接とを同時に行うようにしたことを特徴とす
る自動二輪車用パイプフレームの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2122978A JPS6029592B2 (ja) | 1978-02-24 | 1978-02-24 | 自動二輪車用パイプフレ−ムの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2122978A JPS6029592B2 (ja) | 1978-02-24 | 1978-02-24 | 自動二輪車用パイプフレ−ムの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54113141A JPS54113141A (en) | 1979-09-04 |
JPS6029592B2 true JPS6029592B2 (ja) | 1985-07-11 |
Family
ID=12049186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2122978A Expired JPS6029592B2 (ja) | 1978-02-24 | 1978-02-24 | 自動二輪車用パイプフレ−ムの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029592B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2716053B2 (ja) * | 1987-07-10 | 1998-02-18 | 本田技研工業株式会社 | 二輪車用フレームのブラケット取付方法および装置 |
-
1978
- 1978-02-24 JP JP2122978A patent/JPS6029592B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54113141A (en) | 1979-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN216065894U (zh) | 一种全自动pvc电路板焊线生产系统 | |
JPS6029592B2 (ja) | 自動二輪車用パイプフレ−ムの製造法 | |
JPS59125232A (ja) | パイプフレ−ムの成型装置 | |
US4497428A (en) | Method of braze-jointing metallic profile components | |
JPH09141448A (ja) | エキゾーストマニホールドの製造方法及び製造装置 | |
JP3922730B2 (ja) | ディスクホィールリムのアプセットバット溶接方法 | |
US3061713A (en) | Method and apparatus for making resistance welds in t sections | |
JP2000117450A (ja) | 突き合せ溶接方法および同装置 | |
JP2000254785A (ja) | 複数プレス品の重ね溶接方法と装置 | |
GB2091616A (en) | Method and apparatus for electric flash butt welding | |
KR102063917B1 (ko) | 팁체인저용 용접팁 분리장치 | |
KR101477227B1 (ko) | 전기 압접 장치 및 방법, 그리고 이를 이용한 시스템 | |
JPH0691377A (ja) | 被溶接部材およびその溶接方法 | |
JP2610327B2 (ja) | パイプ材の溶接継手部の成形方法および同装置 | |
JPH08309525A (ja) | 鉄筋の接合方法 | |
JPH0244943Y2 (ja) | ||
JPS6037179Y2 (ja) | スポツト溶接機における有孔部品自動供給装置 | |
JPS6016456Y2 (ja) | 自動溶断装置に於ける吹管の自動位置決め装置 | |
JPS59104277A (ja) | 鋳物の通電加熱接合方法 | |
US1787056A (en) | Welding process | |
JP4265854B2 (ja) | レーザ溶接方法 | |
JPH0239354B2 (ja) | ||
JPH05303Y2 (ja) | ||
JPS6028587B2 (ja) | フラツシユバツト溶接方法 | |
KR200382362Y1 (ko) | 원형 파이프간 용접 전극 구조 및 용접 비드 압착장치 |