JPS6029403A - 自動巻腕時計用回転重錘 - Google Patents
自動巻腕時計用回転重錘Info
- Publication number
- JPS6029403A JPS6029403A JP13805883A JP13805883A JPS6029403A JP S6029403 A JPS6029403 A JP S6029403A JP 13805883 A JP13805883 A JP 13805883A JP 13805883 A JP13805883 A JP 13805883A JP S6029403 A JPS6029403 A JP S6029403A
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- JP
- Japan
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- weight
- powder
- self
- dimensional accuracy
- treated
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高比重金属粉末を圧縮成形して成る自動巻腕
時計用回転重錘に関する。
時計用回転重錘に関する。
従来、自動巻に使用される回転重錘け、タングステンの
ような高比重の金属品が多い。銅、ニア1ケル等の′金
属粉末を結合媒体として重比重金属粉末を、高温で焼結
される際に、大きな焼結収縮が生じるので成形し焼結さ
れた回転重錘の寸法精度は全く期待できず、その表面状
態も悪いので、所要の寸法、形状にするためKl−t、
困難な切削や研磨加工等をせざるを得す、高価なものに
なっている。又、自動巻腕時計用回転重錘として使用で
き製造法が、高比重金属粉末を圧縮成形してできる回転
重錘としては、一般に■充分な重さがあると/ ( と、■衝撃強度が大きいこと、■寸法精度が良いこと、
などがあげられる。
ような高比重の金属品が多い。銅、ニア1ケル等の′金
属粉末を結合媒体として重比重金属粉末を、高温で焼結
される際に、大きな焼結収縮が生じるので成形し焼結さ
れた回転重錘の寸法精度は全く期待できず、その表面状
態も悪いので、所要の寸法、形状にするためKl−t、
困難な切削や研磨加工等をせざるを得す、高価なものに
なっている。又、自動巻腕時計用回転重錘として使用で
き製造法が、高比重金属粉末を圧縮成形してできる回転
重錘としては、一般に■充分な重さがあると/ ( と、■衝撃強度が大きいこと、■寸法精度が良いこと、
などがあげられる。
これらに対して、実公昭55−26859は、重金属粉
末を加熱加工後成形品表面に金属被覆している。しかし
これは、現状の回転重錘の重さに比べ軽いほか、金属被
覆により寸法精度が厳しく実現できない、更にハブ部や
中心部にも余分に被覆してしまう欠点がある。
末を加熱加工後成形品表面に金属被覆している。しかし
これは、現状の回転重錘の重さに比べ軽いほか、金属被
覆により寸法精度が厳しく実現できない、更にハブ部や
中心部にも余分に被覆してしまう欠点がある。
又、実公昭51−61862は、タングステン粉末を、
回転重錘形状にした容器に充填してつくられている。こ
れは、容器内の空隙率が多く、実用上充分な重さは得る
のけ困難と思われる。
回転重錘形状にした容器に充填してつくられている。こ
れは、容器内の空隙率が多く、実用上充分な重さは得る
のけ困難と思われる。
本発明は、上記欠点を解決すぺ〈努力した結果タングス
テン粉末のような高比重金属粉末の粒子径1〜30μの
ものを、シラン系カンプリング剤01〜10重量係で処
理し、粘度100〜20000 cpの液状合成樹脂と
混合比率70〜90容量係で混練し、加圧成形、加熱硬
化することで、金属粒子が高密度になり、実用に耐えう
る機械的強度を有し、かつ寸法精度の高く1表面状態が
平滑な回転重錘を得て提案に至ったのである。
テン粉末のような高比重金属粉末の粒子径1〜30μの
ものを、シラン系カンプリング剤01〜10重量係で処
理し、粘度100〜20000 cpの液状合成樹脂と
混合比率70〜90容量係で混練し、加圧成形、加熱硬
化することで、金属粒子が高密度になり、実用に耐えう
る機械的強度を有し、かつ寸法精度の高く1表面状態が
平滑な回転重錘を得て提案に至ったのである。
つまり、圧縮成形上りの回転重錘として、重さ強度、寸
法精度を向上するため、高比重金属粉末の微細粒子を最
密充填状態に持って行き、力・つ粒□ 子間の接着力を強める要求が提出される。
法精度を向上するため、高比重金属粉末の微細粒子を最
密充填状態に持って行き、力・つ粒□ 子間の接着力を強める要求が提出される。
本発明はこれに対し、タングステンなど高比重金属粉末
を寸法精度向上のため粒子径1〜30μが良くて、バイ
ンダーとして使用される液状熱硬化性樹脂は100〜2
0000 cpが適当であることを見い出した。金属粉
末と混線時、粘度が20000C7+以下、好ましくは
800cp以下でないと士1分に含浸、コーティングで
きず、中、心細に含浸残りや気泡が発しやすい。又粘度
100Cp以下でけ、金属粉末と混線後、所定の型で加
圧すると、樹脂の絞り出し現象が見られ、加熱硬化後の
強度が不充分であった。精密部品として腕時計回転重錘
の必要される寸法精度を満たすためには、金属粒子径を
30μ以下が望ましく、平均粒子径5μの成形品では表
面凹凸麿ハ±1μで、粒子径30μでは±10〜30μ
で使用限界に思われる。又粒子径が1μ以下の成形品は
実質上表面積が無限大に近づき、加工性や1度の面で困
難を伴う。
を寸法精度向上のため粒子径1〜30μが良くて、バイ
ンダーとして使用される液状熱硬化性樹脂は100〜2
0000 cpが適当であることを見い出した。金属粉
末と混線時、粘度が20000C7+以下、好ましくは
800cp以下でないと士1分に含浸、コーティングで
きず、中、心細に含浸残りや気泡が発しやすい。又粘度
100Cp以下でけ、金属粉末と混線後、所定の型で加
圧すると、樹脂の絞り出し現象が見られ、加熱硬化後の
強度が不充分であった。精密部品として腕時計回転重錘
の必要される寸法精度を満たすためには、金属粒子径を
30μ以下が望ましく、平均粒子径5μの成形品では表
面凹凸麿ハ±1μで、粒子径30μでは±10〜30μ
で使用限界に思われる。又粒子径が1μ以下の成形品は
実質上表面積が無限大に近づき、加工性や1度の面で困
難を伴う。
そして金属粉末の樹脂との混合比率は70〜90容積係
、好ましくは80〜85容積チが、成形加工性、強度、
表面状態の点でよい。それ以上樹脂量を少なくすると強
度低下し、多過ぎると加工困難ばかりか寸法精度が悪く
なる。
、好ましくは80〜85容積チが、成形加工性、強度、
表面状態の点でよい。それ以上樹脂量を少なくすると強
度低下し、多過ぎると加工困難ばかりか寸法精度が悪く
なる。
以下実施例を参照して本発明を説明する。使用した高比
重金属はタングステン粉末(5μ)で単独使用した。他
高比重金属と複合化しても、有効である。あらかじめ、
r−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランを1〜
5重量係、水溶媒に溶解加水分解し、タングステン粉末
を浸し、120〜130℃で乾燥処理しておく。−力源
状合成樹脂として熱硬化性エポキシ樹脂を、金属粉末と
の混合比率を85容量係になるよう計量し、処理したタ
ングステン粉末と一緒に乳鉢で混練する。混”練時間は
長いほど良く、オ弁械的方法も可能である。
重金属はタングステン粉末(5μ)で単独使用した。他
高比重金属と複合化しても、有効である。あらかじめ、
r−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランを1〜
5重量係、水溶媒に溶解加水分解し、タングステン粉末
を浸し、120〜130℃で乾燥処理しておく。−力源
状合成樹脂として熱硬化性エポキシ樹脂を、金属粉末と
の混合比率を85容量係になるよう計量し、処理したタ
ングステン粉末と一緒に乳鉢で混練する。混”練時間は
長いほど良く、オ弁械的方法も可能である。
圧縮成形条件は、5 TOn X 4回でプレスしたが
、上5e組成でけ3〜10 Tonでも可能である。成
形品の硬化条件は、150℃オープン中で1時であった
。比重測定は、水中での簡易法を用い、衝撃強度けI
zod衝撃強度測定機を使用した。又、寸法精度はノギ
スを使用した。測定結果を、添付別表Kまとめた。
、上5e組成でけ3〜10 Tonでも可能である。成
形品の硬化条件は、150℃オープン中で1時であった
。比重測定は、水中での簡易法を用い、衝撃強度けI
zod衝撃強度測定機を使用した。又、寸法精度はノギ
スを使用した。測定結果を、添付別表Kまとめた。
以上のことから、上記組成の自動巻腕時計用回転重錘は
、重さ、強度、寸法精度、更に成形加工性など総合的に
判断して、従来法にないすぐれた成果であり、工業上き
わめて有益である。
、重さ、強度、寸法精度、更に成形加工性など総合的に
判断して、従来法にないすぐれた成果であり、工業上き
わめて有益である。
以 上
出願人 株式会社諏訪精工舎
Claims (1)
- 粉末粒子の表面1ciIA硬化性合成樹脂をコーティン
グした比重8〜20の金属粉末を加圧し、成形品とする
自動巻腕時計用回転重錘において、その粒子径が1〜3
0μで、液状合成樹脂との混合比率が70〜90容量係
で、液状合成樹脂の粘度が100〜20000 cp
で、金属粉末の表面処理剤が、xす5i(oR)sで表
わされるシランカップリング剤(Xはアミノ基、ビニル
基、エポキシ基、メルヵフト基、クロル基等、ヌR1d
メトキシ基、エトキシ基等)を01〜10重量係の組成
からなることを特徴とする自動巻腕時計用回転重錘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13805883A JPS6029403A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 自動巻腕時計用回転重錘 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13805883A JPS6029403A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 自動巻腕時計用回転重錘 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6029403A true JPS6029403A (ja) | 1985-02-14 |
Family
ID=15212994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13805883A Pending JPS6029403A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 自動巻腕時計用回転重錘 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029403A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH680251GA3 (ja) * | 1990-10-10 | 1992-07-31 |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP13805883A patent/JPS6029403A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH680251GA3 (ja) * | 1990-10-10 | 1992-07-31 |
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