JPS602903Y2 - インサ−ト部材 - Google Patents

インサ−ト部材

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Publication number
JPS602903Y2
JPS602903Y2 JP3816279U JP3816279U JPS602903Y2 JP S602903 Y2 JPS602903 Y2 JP S602903Y2 JP 3816279 U JP3816279 U JP 3816279U JP 3816279 U JP3816279 U JP 3816279U JP S602903 Y2 JPS602903 Y2 JP S602903Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insert member
fin
member according
utility
molded product
Prior art date
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Expired
Application number
JP3816279U
Other languages
English (en)
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JPS55137778U (ja
Inventor
薫 林
浩二 佐藤
勝彦 多田
Original Assignee
出光石油化学株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 出光石油化学株式会社 filed Critical 出光石油化学株式会社
Priority to JP3816279U priority Critical patent/JPS602903Y2/ja
Publication of JPS55137778U publication Critical patent/JPS55137778U/ja
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Publication of JPS602903Y2 publication Critical patent/JPS602903Y2/ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液体タンクの応用部品等として使用されるニッ
プル等のインサート部材に関する。
一般に成形品本体にニップル等の接続部品を付設する方
法としては、成形品本体に直接ネジ切り等の二次加工を
施して接続する方法または予めネジ部等を形成したニッ
プル等のインサート部材の一部を成形品本体の器壁中1
こ埋設する方法の2種類がある。
上記2種類の方法のうち、工事作業性が良好で目的製品
が容易に得られるのは後者である。
しかしながら、後者の方法によるとインサート部材と成
形品本体の融着性が悪く、インサート部材および/また
は成形品本体の接続部付近に集中応力クラックが生じ易
い等の欠点があった。
本考案は上記の欠点を解消することにより工事作業性が
良好で目的製品が容易に得られる等の構造上の利点を有
する接続部品用インサート部材を提供するものである。
次に図面について本考案を説明すると、本考案は筒状の
中空部材よりなるプラスチック製のインサート部材であ
って、成形品本体2の器壁中に埋設される部分1aの一
部を突状のフィン構造とするとともに、該埋設部分1a
の内面の筒状中空部11に節状隔壁12を設けたことを
特徴とするインサート部材である。
なお、図中3は平板フィン、4はテーパーフィン、5は
異形フィンであり、6は凹凸切欠部、7は花弁状フィン
の構成片、8は小孔、9は凹凸状面、10は鈍化状形態
、11は筒状中空部、12は節状隔壁、14は本体側器
壁肉盛部分である。
本考案は上記の構成にか)す、インサート部材1は、成
形品本体2とインサート部材1における融着性を考える
とプラスチックが最適である。
ところで本考案は、インサート部材と成形品本体との融
着性(投錨効果)を向上させるため、インサート部材の
うち成形品本体の器壁中に埋設する部分1aを突状のフ
ィン構造とするものでありこのフィン構造としては、例
えば第1図に示す平板フィン3.第2図a、bに示すテ
ーパーフィン4および第3図に示す異形フィン5などの
各種実施態様が考えられ、その他これら実施態様と同等
の効果を発揮する類似の構成を採用してもよいことは当
然である。
本考案におけるフィン外周の横断面形状を検討すると、
その形状は円形、楕円形、卵形、多角形、これらの擬似
形、その他任意の閉曲線形の如くいずれの形状であって
も良い。
これら各形状のフィンと成形品本体との融着性を高め、
集中応力の排除効果を高めるには、例えばフィン周縁に
凹凸切欠部6を多数配列すること(第4図)または花弁
状片7より形威されたフィンを採用すること(第5図)
などが考えられ、同様に融着性を高めるという観点より
、フィン面に小孔8を穿設すること(第6図)やフィン
上下面の少なくとも一方に凹凸形態面9を形威すること
(第7図)などが考えられる。
さらにフィンに発生する集中応力を排除するためには、
フィン周縁の尖鋭端部を裁端、熔端その他の方法で鈍化
状形態10とするとよい(第8図a、 b)。
フィンの枚数は必要に応じて単数でも複数でも任意に選
定することができる。
また、インサート部材を形威する際、インサート部材の
筒状中空部11に節状隔壁12を設けておくと偏肉防止
および完成品の精度が向上するなどの効果が遠戚できる
この場合、インサート部材を成形品本体に付設した後は
、節状隔壁をその背後にある本体側壁の一部と共割りし
て中空部の連通状態を確保することとなる。
すなわち第9図について述べると、まず第9図aに示す
通り、成形品本体2にインサート部材1の先端部分1a
が埋設されるように目的器物を底形し、節状隔壁背部の
纏着樹脂層2aと共に中割り後、打抜き機。
ドリル、リーマ−13等を用いて節状隔壁12を切除す
るものである(第9図b)。
ここで節状隔壁12は成形中纏着樹脂2aがインサート
部材の中空部へ進入するのを防止する効果を有し、増設
部周辺の薄肉化現象などの不良品生成原因が除去される
本考案のインサート部材と成形品本体との連結固定に際
しては、第10図a、 bの如く、フィン表面および/
またはフィン表面が接する成形品本体の器壁に接触面積
を増大させるための種々の工夫、例えば粗面15の形成
処理やヒダ状面16の形成加工等を施せば融着性(投錨
効果)がさらに向上し、その他成形品本体の一部に肉盛
部分14を形成すれば、さらに補強効果を得ることがで
きる。
よって本考案によれば、予めネジ部等を形威しであるイ
ンサート部材の一部を成形品本体の器壁中に埋設する場
合に、作業性が良好で目的製品を容易に得ることができ
、しかもインサート部材と成形品本体の融着性が完全で
あり、両者の接続部付近に集中応力クラックが生じ難い
などの実用的効果を有する。
さらに本考案は、接続部の補強状態、密封状態が向上し
、成形後の変形がなく寸法精度の高い成形品が得られる
などのすぐれた特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は平板フィンを有するインサート部材を成形品本
体に付設した状態の縦断面図、第2図a、 bは前図の
平板フィンをテーパーフィンに代えたもの、第3図は同
じく異形フィンに代えたもの(なお、第1図〜第3図に
おいては節状隔壁切除後の状態を示している。 )第4図は凹凸切欠部を有するインサート部材、第5図
は花弁形状フィンを有するインサート部材、第6図はフ
ィン面に小孔を有するインサート部材、第7図はフィン
面を凹凸状形態としたインサート部材であり、第4〜7
図における公国a、 b、 C,dは各インサート部材
のそれぞれ正面図、平面図、底面図、断面図(平面図A
−A’切断)を表わしている。 第8図a、 bはフィン周縁を鈍化状形態としたインサ
ート部材の要部正面図、第9図aはインサート部材を成
形品本体に付設した状態(節状隔壁切除前の状態を示す
)の縦断面図、同すは節状隔壁を切除する状態を説明す
る縦断面図、第10図a、 bはインサート部材と成形
品本体との接触面積を増大したり、成形品本体に肉盛部
分を設けた状態(節状隔壁切除後の状態を示す)の縦断
面図である。 1・・・・・・インサート部材、1a・・・・・・埋設
部分、2・・・・・・成形品本体、11・・・筒状中空
部、12・・・節状隔壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 筒状の中空部材よりなるプラスチック製のインサー
    ト部材であって、成形品本体2の器壁中に埋設される部
    分1aの一部を突状のフィン構造とするとともに、該埋
    設部分1aの内面の筒状中空部11に節状隔壁12を設
    けたことを特徴とするインサート部材。 2 フィン構造を平板フィン3で形成してなる実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のインサート部材。 3 フィン構造をテーパーフィン4で形成してなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のインサート部材。 4 フィン構造を異形フィン5で形成してなる実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のインサート部材。 5 フィン外周の横断面形状を円形、楕円形、卵形、多
    角形、これらの擬似形、任意の閉曲線形のいずれかとす
    る実用新案登録請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
    かに記載のインサート部材。 6 フィンの周縁に凹凸切欠部6を多数配列してなる実
    用新案登録請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに
    記載のインサート部材。 7 多数個の花弁状片7よりなるフィンを有する実用新
    案登録請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載
    のインサート部材。 8 少なくとも1個のフィン面に小孔8を穿設してなる
    実用新案登録請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか
    に記載のインサート部材。 9 フィン上下面の少なくとも一方の面を凹凸状形態9
    としてなる実用新案登録請求の範囲第1項ないし第8項
    のいずれかに記載のインサート部材。 10 フィンの周縁を鈍化状形態10としてなる実用
    新案登録請求の範囲第1項ないし第9項のいずれかに記
    載のインサート部材。
JP3816279U 1979-03-24 1979-03-24 インサ−ト部材 Expired JPS602903Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3816279U JPS602903Y2 (ja) 1979-03-24 1979-03-24 インサ−ト部材

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Publication Number Publication Date
JPS55137778U JPS55137778U (ja) 1980-10-01
JPS602903Y2 true JPS602903Y2 (ja) 1985-01-26

Family

ID=28902597

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JP3816279U Expired JPS602903Y2 (ja) 1979-03-24 1979-03-24 インサ−ト部材

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WO2022018956A1 (ja) * 2020-07-22 2022-01-27 シャープ株式会社 電気機器

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JPS55137778U (ja) 1980-10-01

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